From 1ae24935a098a8bc11d51548b7c9560be01d4bc1 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Yasutake Yohei Date: Sun, 31 Dec 2023 01:35:46 +0900 Subject: リンク修正 MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit --- docs/ippan-situmon/index.mdx | 2 +- docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/1-dyslexia-kankyo.mdx | 4 +- .../r2d/3gatu/1-carbon-neutral-giman.mdx | 2 +- .../r2d/9gatu/2-digital-kyoukasyo-isoge.mdx | 2 +- .../r3d/12gatu/1-tokyo-vaction-kenpou-ihan.mdx | 6 +- .../r3d/3gatu/2-ijime-taiou-minaosi.mdx | 4 +- .../r3d/6gatu/4-hitorioya-katei-jittai-chousa.mdx | 4 +- .../r3d/9gatu/1-cashless-point-gamble.mdx | 2 +- .../r4d/12gatu/2-stop-cashless-jirihin.mdx | 2 +- .../r4d/6gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.mdx | 19 +- .../r4d/6gatu/2-hontouno-kyouikuwo.mdx | 4 +- .../r4d/9gatu/1-judai-hitai-kyogi-toben.mdx | 630 --------------------- .../r4d/9gatu/1-judai-jitai-kyogi-toben.mdx | 630 +++++++++++++++++++++ .../r4d/9gatu/2-tokyo-saresio-kaihatu.mdx | 4 +- .../r4d/9gatu/4-daisy-ikkatu-fukudokuhon.mdx | 6 +- .../9gatu/5-guideline-syusei-mokusyoku-owari.mdx | 4 +- 16 files changed, 662 insertions(+), 663 deletions(-) delete mode 100644 docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/1-judai-hitai-kyogi-toben.mdx create mode 100644 docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/1-judai-jitai-kyogi-toben.mdx diff --git a/docs/ippan-situmon/index.mdx b/docs/ippan-situmon/index.mdx index 92d377b7..b148c29a 100644 --- a/docs/ippan-situmon/index.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/index.mdx @@ -29,7 +29,7 @@ sidebar_position: 1 - [(1)市民とともにまちづくりを行う条例を運用に耐えうるものに](/docs/ippan-situmon/r4d/12gatu/1-simin-machizukuri-jourei.mdx) - [(2)市をじり貧にさせるキャッシュレス決済の推進を止めよ](/docs/ippan-situmon/r4d/12gatu/2-stop-cashless-jirihin.mdx) - [**9月定例会** | 令和4年月日](/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu) - - [(1)いじめ重大事態に関しての、事実に反する答弁について](/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/1-judai-hitai-kyogi-toben.mdx) + - [(1)いじめ重大事態に関しての、事実に反する答弁について](/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/1-judai-jitai-kyogi-toben.mdx) - [(2)東京サレジオ学園北側の大規模開発について](/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/2-tokyo-saresio-kaihatu.mdx) - [(3)第四小学校に設置する自閉症・情緒障害特別支援学級に関して、特に全学年で通学バスを](/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/3-joutyo-kotei-school-bus.mdx) - [(4)デイジー教科書の一括申請と、社会科副読本のデイジー化を](/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/4-daisy-ikkatu-fukudokuhon.mdx) diff --git a/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/1-dyslexia-kankyo.mdx b/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/1-dyslexia-kankyo.mdx index 37145b11..ad4430a7 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/1-dyslexia-kankyo.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/1-dyslexia-kankyo.mdx @@ -12,7 +12,7 @@ image: './images/eyecatch-dyslexia.png' 令和2年2月26日に行った2件の一般質問のうちの2件目です。 -保護者の方からご相談をいただいたことからディスレクシアに関して網羅的に質問しました。確率上、小平市立の小・中学校に在学する子どものうち約330人が潜在的に読み書きに著しい困難さを抱えています。しかし判明しているのは56人のみ。この困難さは自分も周囲も気付きにくく、不登校や鬱につながる可能性もあり、早急な対応が必要です。質問に先立って確認したところ、市職員の部課長レベルであっても、障害のことや問題があることを把握している人は少ない状況でした。そこで今回は**職員や議員への周知**をひとつの目的に質問しました。以降の一般質問でも続けて2回([①](http://localhost:3000/ippan/r2/6-gatu/1-giga-school-dyslexia.html)、[②](http://localhost:3000/ippan/r2/9-gatu/2-digital-kyoukasyo-isoge.html))取り上げています。また、その過程で学んできたことを[こちらのページ](https://yasutakeyohei.com/books/dyslexia/)にまとめています。 +保護者の方からご相談をいただいたことからディスレクシアに関して網羅的に質問しました。確率上、小平市立の小・中学校に在学する子どものうち約330人が潜在的に読み書きに著しい困難さを抱えています。しかし判明しているのは56人のみ。この困難さは自分も周囲も気付きにくく、不登校や鬱につながる可能性もあり、早急な対応が必要です。質問に先立って確認したところ、市職員の部課長レベルであっても、障害のことや問題があることを把握している人は少ない状況でした。そこで今回は**職員や議員への周知**をひとつの目的に質問しました。以降の一般質問でも続けて2回([①](../../r2d/6gatu/1-giga-school-dyslexia.mdx)、[②](../../r2d/9gatu/2-digital-kyoukasyo-isoge.mdx))取り上げています。また、その過程で学んできたことを[こちらのページ](https://yasutakeyohei.com/books/dyslexia/)にまとめています。 残念ながら答弁は的を得ていませんでした。障害の発見を教員の気付きだけに頼ろうとする(よくない)方針があることも分かりました。一方で目的のひとつだった周知はある程度達成できたと思います。この一般質問の後、職員の研修に読み書き障害のことを組み込んでもらえることにもなりました。またこれ以降2回続けての一般質問やそれ以外の場面でもテーマとして取り上げているうちに徐々に市側の答弁も変わって来るのを感じています。保護者の方が特別支援推教育進委員会の委員として参加され、積極的に問題を指摘されていることもあり、職員の認識や意識も変わってきているようです。歴史を見ると継続性が重要なことは明らかですので、今後も継続して取り組みます。 @@ -471,7 +471,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; 令和5年12月に、保護者の方々が企画に参加されて「こだいらこどもの発達支援ガイドブック」ができました。 -[https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/109/109939.html](こだいらこどもの発達支援ガイドブック(小平市)) +[こだいらこどもの発達支援ガイドブック(小平市)](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/109/109939.html]) ::: diff --git a/docs/ippan-situmon/r2d/3gatu/1-carbon-neutral-giman.mdx b/docs/ippan-situmon/r2d/3gatu/1-carbon-neutral-giman.mdx index 422f09e8..f245cb11 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r2d/3gatu/1-carbon-neutral-giman.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r2d/3gatu/1-carbon-neutral-giman.mdx @@ -215,7 +215,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; -公開書簡“[There is No Climate Emergency]((https://clintel.org/world-climate-declaration/))”に記された6件の主張のうち、いくつかを紹介する。 +公開書簡“[There is No Climate Emergency](https://clintel.org/world-climate-declaration/)”に記された6件の主張のうち、いくつかを紹介する。 diff --git a/docs/ippan-situmon/r2d/9gatu/2-digital-kyoukasyo-isoge.mdx b/docs/ippan-situmon/r2d/9gatu/2-digital-kyoukasyo-isoge.mdx index bc36a3dc..9dc940d4 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r2d/9gatu/2-digital-kyoukasyo-isoge.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r2d/9gatu/2-digital-kyoukasyo-isoge.mdx @@ -138,7 +138,7 @@ GIGAスクール構想によって、全児童・生徒および教員に1人1 職員の方々も、忙しい中で大変と思います。しかし、臨時交付金は、希有なチャンスです。理想的には、もっと早い段階(GIGAスクール構想の初期)から、小平市でも独自に教育のICT化に向けた検討を進めておくべきでした。そういった準備があれば、最も理想的な形でチャンスを活用できるからです。 -[6月の私の一般質問に対する市長答弁](../6-gatu/2-kinkyu-vision.md#tuiju-suruyo)にて、「国や都に追従する」という趣旨の発言がありました。このときは「大きな自然災害、感染症の問題では」という前置きがありましたが、日常的な場面でも、小平市は同様の姿勢でいます。それは「チャンスを最大限に活用できない姿勢」です。市長のスタンスなので仕方のないところでもありますが、 +[6月の私の一般質問に対する市長答弁](../6gatu/2-kinkyu-vision.mdx#tuiju-suruyo)にて、「国や都に追従する」という趣旨の発言がありました。このときは「大きな自然災害、感染症の問題では」という前置きがありましたが、日常的な場面でも、小平市は同様の姿勢でいます。それは「チャンスを最大限に活用できない姿勢」です。市長のスタンスなので仕方のないところでもありますが、 少なくとも次回のチャンスは無駄にしないでいただきたいと、再質問でも述べました。 diff --git a/docs/ippan-situmon/r3d/12gatu/1-tokyo-vaction-kenpou-ihan.mdx b/docs/ippan-situmon/r3d/12gatu/1-tokyo-vaction-kenpou-ihan.mdx index 5ead5ada..b3de10d9 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r3d/12gatu/1-tokyo-vaction-kenpou-ihan.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r3d/12gatu/1-tokyo-vaction-kenpou-ihan.mdx @@ -11,7 +11,7 @@ description: 小平市議会議員 安竹洋平の令和3年度9月定例会に 令和3年12月2日に行った3件の一般質問のうちの1件目です。 -11月1日に東京都が始めたTOKYOワクションは「ワクチン接種の有無によって待遇上の差別を行うこと」を東京都として許容し推進するものです。[9月定例会の一般質問](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r3/9-gatu/3-vaccine-sabetu-jinkensingai.html)でも指摘しましたが、ワクチン接種有無での差別は基本的人権の侵害という憲法違反の行為ですので、してはならないことです。 +11月1日に東京都が始めたTOKYOワクションは「ワクチン接種の有無によって待遇上の差別を行うこと」を東京都として許容し推進するものです。[9月定例会の一般質問](../9gatu/3-vaccine-sabetu-jinkensingai.mdx)でも指摘しましたが、ワクチン接種有無での差別は基本的人権の侵害という憲法違反の行為ですので、してはならないことです。 このように、ワクチンパスポートなどの方法により差別を行うことについては、埼玉弁護士会や兵庫県弁護士会からも、憲法やその他法律に違反するものであることを指摘する声明が出ています。 @@ -59,7 +59,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; -[9月定例会で指摘した](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r3/9-gatu/3-vaccine-sabetu-jinkensingai.html)ように、ワクチン接種有無での差別は基本的人権の侵害であり、許してはならない。よって、この事業は即刻中止すべきものである。 +[9月定例会で指摘した](../9gatu/3-vaccine-sabetu-jinkensingai.mdx)ように、ワクチン接種有無での差別は基本的人権の侵害であり、許してはならない。よって、この事業は即刻中止すべきものである。 @@ -300,7 +300,7 @@ TOKYOワクションは、LINEを使って接種情報のやり取りする。LI -[9月定例会で一般質問した](http://localhost:3000/ippan/r3/9-gatu/1-cashless-point-gamble.html)ように、東京都はQRコード決済のポイント付与事業についても、ギャンブル性のあることを自治体にさせている。 +[9月定例会で一般質問した](../9gatu/1-cashless-point-gamble.mdx)ように、東京都はQRコード決済のポイント付与事業についても、ギャンブル性のあることを自治体にさせている。 diff --git a/docs/ippan-situmon/r3d/3gatu/2-ijime-taiou-minaosi.mdx b/docs/ippan-situmon/r3d/3gatu/2-ijime-taiou-minaosi.mdx index 5eda3351..128645c8 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r3d/3gatu/2-ijime-taiou-minaosi.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r3d/3gatu/2-ijime-taiou-minaosi.mdx @@ -15,11 +15,11 @@ description: 小平市議会議員 安竹洋平の令和3年度3月定例会に いじめの対策において、「重大事態」という取り扱いがあることも分かりました。重大事態の扱いになると、教職員が個々人で対応するのではなく、第三者で構成される組織が対応することになります。このしくみは、子どもたちを守るだけではなく、保護者、先生方、教育委員会のためでもあると私は考えています。しかし、重大事態について、教育委員会や校長、教員への周知や理解が進んでいません。 -そこで、この質問では、重大事態とは何かを説明しながら、現在の対応の問題点を示し、具体的な改善案を提示しました。質疑の時間が足りなかったため、[次の6月定例会](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/6-gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.html)でも重大事態について取り上げる予定です。 +そこで、この質問では、重大事態とは何かを説明しながら、現在の対応の問題点を示し、具体的な改善案を提示しました。質疑の時間が足りなかったため、[次の6月定例会](../../r4d/6gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.mdx)でも重大事態について取り上げる予定です。 教育委員会全体として、重大事態の重要性を認識していないことが分かる答弁でした。継続して取り上げます。 -- pointer:[令和4年6月定例会で、引き続き追求しました](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/6-gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.html) +- pointer:[令和4年6月定例会で、引き続き追求しました](../../r4d/6gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.mdx) また、重大事態も含めたいじめ対応について、インターネットを検索しても、よいフロー図が見つからなかったので、つくりました。 diff --git a/docs/ippan-situmon/r3d/6gatu/4-hitorioya-katei-jittai-chousa.mdx b/docs/ippan-situmon/r3d/6gatu/4-hitorioya-katei-jittai-chousa.mdx index f44d5f13..1dd232b6 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r3d/6gatu/4-hitorioya-katei-jittai-chousa.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r3d/6gatu/4-hitorioya-katei-jittai-chousa.mdx @@ -11,7 +11,7 @@ description: 小平市議会議員 安竹洋平の令和3年度6月定例会に 令和3年6月10日に行った5件の一般質問のうちの4件目です。 -以前、厚生委員会の政策提言で「[ひとり親家庭の実態調査とホームページの充実を](../../../sonota/kousei/r2/hitorioya.html)」と提案しましたが、特に議論する場もなく終わってしまいました。 +以前、厚生委員会の政策提言で「ひとり親家庭の実態調査とホームページの充実を」と提案しましたが、特に議論する場もなく終わってしまいました。 今回、コロナ禍において、ひとり親家庭には特にしわよせが懸念されるということもあり、提案する意図をもって質問しました。 @@ -24,7 +24,7 @@ description: 小平市議会議員 安竹洋平の令和3年度6月定例会に - 東京都の定期的な調査がある - 母子・父子自立支援員が相談に応じている -[提案レポート](../../../sonota/kousei/r2/hitorioya.html)にもまとめましたが、面接では得られず、匿名でしか得られない情報があります。年に1回の面接のときに用紙を手渡せばよいため、お金もかからず、手間もアンケート項目作成や集計くらいだと思います。社協などに委託してもよいですし、実際一度やってみればよいと思います。 +提案レポートにもまとめましたが、面接では得られず、匿名でしか得られない情報があります。年に1回の面接のときに用紙を手渡せばよいため、お金もかからず、手間もアンケート項目作成や集計くらいだと思います。社協などに委託してもよいですし、実際一度やってみればよいと思います。 また、小平市はコロナ禍に際し、「小平市は国や都が面倒を見られていないところをしっかりサポートできている」とこれまで言ってきました。しかし、その後、国がひとり親家庭に支援金を給付することになりました。つまり、ある見方をすれば、「小平市は、ひとり親で困っている状況が把握できていなかった」ということにもなると思います。その事態をフラットに受け止めているのであれば、けっしてこのような答弁は出てこないと思うのですが…。 diff --git a/docs/ippan-situmon/r3d/9gatu/1-cashless-point-gamble.mdx b/docs/ippan-situmon/r3d/9gatu/1-cashless-point-gamble.mdx index f089d7bc..1a86cac9 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r3d/9gatu/1-cashless-point-gamble.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r3d/9gatu/1-cashless-point-gamble.mdx @@ -374,7 +374,7 @@ QRコード決済に限らず、電子決済が普及すると、一番割を食 -私は[3月の一般質問](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r3/3-gatu/1-carbon-neutral-giman.html)で、再生可能エネルギーのFIT制度による「発電促進賦課金」の話をした。これは、太陽光発電をしている業者に対し、太陽光発電をしていない人たちが払わなくてはいけないお金のことだ。 +私は[3月の一般質問](../../r2d/3gatu/1-carbon-neutral-giman.mdx)で、再生可能エネルギーのFIT制度による「発電促進賦課金」の話をした。これは、太陽光発電をしている業者に対し、太陽光発電をしていない人たちが払わなくてはいけないお金のことだ。 diff --git a/docs/ippan-situmon/r4d/12gatu/2-stop-cashless-jirihin.mdx b/docs/ippan-situmon/r4d/12gatu/2-stop-cashless-jirihin.mdx index 73a0ee72..94bd170a 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r4d/12gatu/2-stop-cashless-jirihin.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r4d/12gatu/2-stop-cashless-jirihin.mdx @@ -13,7 +13,7 @@ description: 小平市議会議員 安竹洋平の令和4年度12月定例会に 令和4年12月2日に行った2件の一般質問のうちの2件目です。 -[令和3年9月定例会の一般質問](../../r3/9-gatu/1-cashless-point-gamble.html)でも詳細に渡り指摘しましたが、QRコードを使ったキャッシュレス決済(PayPayやauPay)には、一部の人にしか恩恵がないという公益性の欠陥があります。またポイント還元事業を行う際、還元総額が予算上限に到達してもすぐに止めることができないというギャンブル性を有する面があります。実際に小平市では還元額が予算を超過したため、教育費として確保されていた8千万円分が穴埋めに流用される事態が起きました。このようにQRコード決済は複数の問題を抱える仕組みであり、市がポイント還元事業を行ったり積極的に推進したりしてよいものではないことを指摘し続けてきました。 +[令和3年9月定例会の一般質問](../../r3d/9gatu/1-cashless-point-gamble.mdx)でも詳細に渡り指摘しましたが、QRコードを使ったキャッシュレス決済(PayPayやauPay)には、一部の人にしか恩恵がないという公益性の欠陥があります。またポイント還元事業を行う際、還元総額が予算上限に到達してもすぐに止めることができないというギャンブル性を有する面があります。実際に小平市では還元額が予算を超過したため、教育費として確保されていた8千万円分が穴埋めに流用される事態が起きました。このようにQRコード決済は複数の問題を抱える仕組みであり、市がポイント還元事業を行ったり積極的に推進したりしてよいものではないことを指摘し続けてきました。 さらにキャッシュレス決済には大きな問題があります。決済の度に売り手側に手数料が約3%かかり(いわゆる中抜き)、その分は市外に流出するため、キャッシュレス決済が広まれば広まるほど市は貧しくなるという問題です。 diff --git a/docs/ippan-situmon/r4d/6gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.mdx b/docs/ippan-situmon/r4d/6gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.mdx index eebc5d5b..e2374a3e 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r4d/6gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r4d/6gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.mdx @@ -13,7 +13,7 @@ description: 小平市議会議員 安竹洋平の令和4年度6月定例会に 令和4年6月10日に行った2件の一般質問のうちの1件目です。 -[3月定例会の一般質問](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/3-gatu/2-ijime-taiou-minaosi.html)に引き続き、学校でのいじめ対策について市に問いました。主に、[いじめ防止対策推進法](https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=425AC1000000071)に定められている「[重大事態](https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=425AC1000000071#Mp-Ch_5)」について深掘りして質問しました。 +[3月定例会の一般質問](../../r3d/3gatu/2-ijime-taiou-minaosi.mdx)に引き続き、学校でのいじめ対策について市に問いました。主に、[いじめ防止対策推進法](https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=425AC1000000071)に定められている「[重大事態](https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=425AC1000000071#Mp-Ch_5)」について深掘りして質問しました。 この重大事態は、教職員や保護者に周知するよう国の方針として決められています。しかし、小平市ではほぼまったく周知が行われていません。そのためほとんどの人が重大事態という扱いの存在を知りません。しかし、いじめ対策においてはとても重要な制度だと私は思います。 @@ -37,7 +37,7 @@ description: 小平市議会議員 安竹洋平の令和4年度6月定例会に 次回以降もこの問題を追求し、別のアプローチで周知もしていきます。 -- pointer:[令和4年9月定例会で、引き続き追求しました](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/9-gatu/1-judai-hitai-kyogi-toben.html) +- pointer:[令和4年9月定例会で、引き続き追求しました](../9gatu/1-judai-jitai-kyogi-toben.mdx) また、重大事態も含めたいじめ対応について、インターネットを検索しても、よいフロー図が見つからなかったので、つくりました。 @@ -95,13 +95,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; -本年[3月定例会で行った一般質問](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/3-gatu/2-ijime-taiou-minaosi.html)に引き続き、学校でのいじめ対策について市に問う。 +本年[3月定例会で行った一般質問](../../r3d/3gatu/2-ijime-taiou-minaosi.mdx)に引き続き、学校でのいじめ対策について市に問う。 -[前回解説した](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/3-gatu/2-ijime-taiou-minaosi.html#%E9%87%8D%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E6%85%8B%E3%81%AE%E6%89%B1%E3%81%84%E3%81%8C%E9%87%8D%E8%A6%81)重大事態という扱いは、調べた限り、いじめの当事者である子どもたちのためだけではなく、保護者の方々、担任の先生方、教育委員会職員のためになる制度。 +[前回解説した](../../r3d/3gatu/2-ijime-taiou-minaosi.mdx)重大事態という扱いは、調べた限り、いじめの当事者である子どもたちのためだけではなく、保護者の方々、担任の先生方、教育委員会職員のためになる制度。 @@ -182,7 +182,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; #### 🏛️ さいたま地方裁判所・平成30年(ワ)第1465号の損害賠償請求事件 -この訴訟は、[3月定例会でも取り上げた](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/3-gatu/2-ijime-taiou-minaosi.html#%E3%81%BB%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%92%E9%87%8D%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E6%85%8B%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E6%89%B1%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%96%B9%E3%81%8C%E6%9C%80%E7%B5%82%E7%9A%84%E3%81%AB%E6%95%99%E8%82%B2%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%92%E5%9C%A7%E8%BF%AB%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%AF)、[Protect Children(プロテクトチルドレン)](https://protectchildren-eternity.jimdofree.com/)の代表である森田氏が起こした訴訟です。教諭と教育委員会が、いじめ防止義務や不登校解消義務など職務上の義務に違反したということで起こされたものです。 +この訴訟は、[3月定例会でも取り上げた](../../r3d/3gatu/2-ijime-taiou-minaosi.mdx)、[Protect Children(プロテクトチルドレン)](https://protectchildren-eternity.jimdofree.com/)の代表である森田氏が起こした訴訟です。教諭と教育委員会が、いじめ防止義務や不登校解消義務など職務上の義務に違反したということで起こされたものです。 令和3年12月15日に判決が言い渡され、550万円の請求に対し、55万円と遅延損害金を支払うことが命じられました。 @@ -226,7 +226,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; -[本年3月定例会の答弁](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/3-gatu/2-ijime-taiou-minaosi.html#%E4%BB%8A%E5%9B%9E%E3%81%AE%E8%83%8C%E6%99%AF%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8B%E4%BA%8B%E4%BE%8B%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E9%87%8D%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E6%85%8B%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E5%88%A4%E6%96%AD%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B)で、報告書作成や情報交換等に膨大な時間がかかり、いじめへの対応が遅れることもあるため、重大事態はケースによって判断するとあった。 +[本年3月定例会の答弁](../../r3d/3gatu/2-ijime-taiou-minaosi.mdx)で、報告書作成や情報交換等に膨大な時間がかかり、いじめへの対応が遅れることもあるため、重大事態はケースによって判断するとあった。 @@ -263,7 +263,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; :::info -[前回こちらから詳しく説明していること](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/3-gatu/2-ijime-taiou-minaosi.html#%E9%87%8D%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E6%85%8B%E3%81%AE%E6%89%B1%E3%81%84%E3%81%8C%E9%87%8D%E8%A6%81)を繰り返しているだけの意味のない答弁です。事前の打ち合わせでも、時間をかけて質問の趣旨を伝えています。**こうした時間の無駄はすべて子どもたちにしわ寄せがいく**と、心に刻んでほしいものです。 +[前回こちらから詳しく説明していること](../../r3d/3gatu/2-ijime-taiou-minaosi.mdx)を繰り返しているだけの意味のない答弁です。事前の打ち合わせでも、時間をかけて質問の趣旨を伝えています。**こうした時間の無駄はすべて子どもたちにしわ寄せがいく**と、心に刻んでほしいものです。 ::: @@ -271,8 +271,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; -答弁の担当者が入れ替わっている(国冨氏→岡崎氏)ので、思いが変わっているのか。3月定例会での「今回の事例はなぜ重大事態ではないと判断したのか」という問いに対し、当時の教育指導担当部長は[次のように答弁した](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/3-gatu/2-ijime-taiou-minaosi.html#%E4%BB%8A%E5%9B%9E%E3%81%AE%E8%83%8C%E6%99%AF%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8B%E4%BA%8B%E4%BE%8B%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E9%87%8D%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E6%85%8B%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E5%88%A4%E6%96%AD%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B -)。 +答弁の担当者が入れ替わっている(国冨氏→岡崎氏)ので、思いが変わっているのか。3月定例会での「今回の事例はなぜ重大事態ではないと判断したのか」という問いに対し、当時の教育指導担当部長は[次のように答弁した](../../r3d/3gatu/2-ijime-taiou-minaosi.mdx)。 > 議員が述べた3件の重大事態の要件がまずひとつの判断。 @@ -1426,7 +1425,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; - [児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(文科省)](https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1302902.htm) - [いじめの重大事態の調査に関するガイドライン(文科省・平成29年3月)](https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/06/26/1400030_009.pdf) - 小平市 - - [(2)いじめの対応を見直し、教育長への手紙を設けよう(安竹・令和4年3月定例会一般質問)](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/3-gatu/2-ijime-taiou-minaosi.html) + - [(2)いじめの対応を見直し、教育長への手紙を設けよう(安竹・令和4年3月定例会一般質問)](../../r3d/3gatu/2-ijime-taiou-minaosi.mdx) - [各校の学校いじめ基本方針調査結果(安竹・令和4年6月10日時点)](./20220610-gakko-ijime-taisaku-list.pdf) - [公文書の公開請求](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/000/000104.html) - [保有個人情報開示請求](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/000/000105.html) diff --git a/docs/ippan-situmon/r4d/6gatu/2-hontouno-kyouikuwo.mdx b/docs/ippan-situmon/r4d/6gatu/2-hontouno-kyouikuwo.mdx index d5ef9c3b..626f41ff 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r4d/6gatu/2-hontouno-kyouikuwo.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r4d/6gatu/2-hontouno-kyouikuwo.mdx @@ -11,7 +11,7 @@ description: 小平市議会議員 安竹洋平の令和4年度6月定例会に 令和4年6月10日に行った2件の一般質問のうちの2件目です。 -当初、[(1)のいじめ重大事態について](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/6-gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.html)だけを質問する予定でしたが、夏を目前に、マスク常用による熱中症や酸欠のリスク、そして引き続き心身の発達リスクを心配する保護者の方々からたくさんの声をいただきました。また、私も、市内を移動中に、子どもたちの心身が心配になるような光景を何度も目の当たりにし、質問をすることにしました。 +当初、[(1)のいじめ重大事態について](./1-judai-jitai-kodomo-chusin.mdx)だけを質問する予定でしたが、夏を目前に、マスク常用による熱中症や酸欠のリスク、そして引き続き心身の発達リスクを心配する保護者の方々からたくさんの声をいただきました。また、私も、市内を移動中に、子どもたちの心身が心配になるような光景を何度も目の当たりにし、質問をすることにしました。 ただ、(1)の方でほぼすべての時間を費やすことを予想していましたので、再質問はせず、通告書を壇上で読み上げる際に問題点を指摘する形にしました。 @@ -569,7 +569,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; :::info -今回は、1件目の[重大事態の質問](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/6-gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.html)を中心に時間を使う予定でしたので、こちらは指摘にとどめ、再質問は行いませんでした。 +今回は、1件目の[重大事態の質問](./1-judai-jitai-kodomo-chusin.mdx)を中心に時間を使う予定でしたので、こちらは指摘にとどめ、再質問は行いませんでした。 別途時間を取って担当職員に詳しく指摘したガイドラインの誤りなども、このまとめを書いている7月末下旬まで、修正するなど一切の対応がないとは思いませんでした。 diff --git a/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/1-judai-hitai-kyogi-toben.mdx b/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/1-judai-hitai-kyogi-toben.mdx deleted file mode 100644 index 5fbd784a..00000000 --- a/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/1-judai-hitai-kyogi-toben.mdx +++ /dev/null @@ -1,630 +0,0 @@ ---- -first: 2022-09-24 -description: 小平市議会議員 安竹洋平の令和4年度9月定例会における一般質問の1件目についてまとめています。 ---- - -# (1)いじめ重大事態に関しての、事実に反する答弁について - -~教育委員会は何のために存在するのでしょうか~ - -📄会議録を見る - -## まとめ - -令和4年9月9日に行った5件の一般質問のうちの1件目です。 - -[3月定例会の一般質問](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/3-gatu/2-ijime-taiou-minaosi.html)と[6月定例会の一般質問](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/6-gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.html)に引き続き、今回も学校でのいじめ対応に不可欠な重大事態について問いました。特に前回6月の一般質問で教育委員会が「事実に反する答弁」や「不誠実な答弁」をしたことは看過してはならないことですので、細かく追求しました。 - -今回も教育委員会は、過去の答弁が誤っていたことに直接言及することもなく、市民や議会への謝罪もしませんでした。しかし、実質的には、誤りを認める内容の答弁でした。内部統制の試験運用も8月から始まっています。今後二度と同様な答弁がないことを願います。そして今後の信用関係のためにも当該市民の方々にはきちんと謝罪をしてほしいと思います。 - -なお、今回、指摘を受け、小平市立の全学校ホームページに重大事態についての情報を新たに掲載してくれたことはひとつ感謝しています。 - -教育委員会の存在意義も問いました。存在意義には「子ども中心」や「人権を大切にする」といった考えがどこにも含まれていません。法に定められた「事務の執行や管理」が中心なのです。これまで不思議でしょうがなかった数々の作為や不作為も、これですべて説明がつきます。 - -であれば、極端なことを言えば、教育委員会はこの時代にはもう必要ないのではないでしょうか。各学校や子どもたちの自主性に任せるような流れを新たにつくる中で、(法改正が必要になりますが)事務の執行や管理も直接それぞれの学校が担うようにすればよいのではないかと思います。そうした方が、虚偽の答弁をしたり、不誠実な態度を取らざるを得ない立場に追い込まれてしまう職員にとっても、よいことになるのではないでしょうか。 - -といってもさまざまな課題があり、すぐには無理でしょうから、少なくとも、教育委員会の存在意義に「子ども中心」だったり「人権を大切にする」といった思想を明文化して含めてほしいと思います。 - -教育委員会は必要ないのでは、という極端な発想は、けっして「職員が悪いやつらだから潰してしまえ」という意味ではありません。教育委員会がなかった方が、子どもたちだけではなく、職員を含めた多くの人の福祉(人生の幸福度)を高めることにつながるように感じるからです。 - -国内や国外の事例も学びつつ、継続して考えます。 - -![教育委員会をなくしたらよいのでは](./images/kyouiku-iinkai-now-flat.png) - - -| 質問 | 答弁 | -|---|---| -| 教育委員会の存在意義は | [管理と事務の執行、各学校の取組を積極的に支援](#教育委員会は何のために存在しているか) | -| 存在意義に「子ども中心」などは含まれないのか | [当然と考えてやっている](#教育委員会の存在意義には子ども中心人権を大切になどは含まれていないでよいか) | -| 前回、3要件の掲載に関し反事実の答弁をしたが | [学校HPに掲載するよう指示した](#前回重大事態の3要件をすべての学校が学校いじめ防止基本方針に記載しているという事実に反する答弁をしたが弁解は) | -| 前回、専門家助言に関し反事実の答弁をしたが | [切り替えていなかった](#前回専門家から重大事態として扱うよう助言を受けながら扱わなかった事例の件数について事実に反する答弁をしたが弁解は) | -| 間違った対応をしたのになぜ謝罪しない | [当該保護者にどう伝えるかは検討する](#間違った対応をしたならなぜ謝罪しないのか) | -| 前回、保護者会で重大事態を説明していると答弁したが | [包含していると考えた](#前回重大事態については保護者会で説明しているという事実に反する答弁をしたが弁解は) | -| 前回、3要件等を説明していると答弁した具体的研修は | [(抽象的答弁のみ)](#前回3要件や重大事態のことを初任者研修等で説明していると答弁したが具体的にどの研修か) | -| 反事実の答弁をして訂正がない場合内部統制の対象か | [ひとつのリスクで対象](#市や市教育委員会が事実に反する答弁を行いその後議会で訂正がなされないケースは内部統制の対象か) | -| 学校いじめ防止基本方針で重大事態の記載見直しは | [本年度中に加筆等する](#学校いじめ防止基本方針で重大事態の記載を見直す予定はあるかあればいつどんな内容か) | -| 3要件や、本人・保護者の申立てで始まることも記載を | [すでに全校HP記載を確認](#市や市教育委員会が事実に反する答弁を行いその後議会で訂正がなされないケースは内部統制の対象か) | -| 重大事態の扱いは累計何件になったか | [4件になった](#市として重大事態扱いの累計は何件になったか) | -| ここ数年で重大事態が増えたのは | [いじめ問題が複雑化し対応困難な事案が増加](#ここ数年で重大事態の扱いが急増している理由は) | - -## 通告書 - - - -## 主な質疑 - -import Partial from './../../_partial.mdx'; - - - -
- -### ①質問する理由{#bold-riyu} - - -#### 前回の一般質問で事実に反する答弁が複数あった - - - -本年6月定例会(以下、前回と呼ぶ)の、いじめ重大事態に関する私の一般質問に対し、事実に基づかない、もしくは事実に反する答弁が複数あった。 - - - -#### 議会軽視、教育委員会の信用を失わせる行為であり、看過できない - - - -これは議会軽視であり、市民に誤った情報を与えることであり、事実が判明した際には教育委員会の信用を失わせることになる行為であり、看過 できない。 - - - -#### しわ寄せは立場の弱い子どもたちに来る - - - -私たち議員が、さまざまな機会に質問する理由は、市や市教育委員会が抱える課題や問題を明らかにし、その解決に向け、市民の協力を得ながら、ともに尽力するためである。 - - - - - -その場しのぎとも捉えられるような、事実に基づかない答弁は、その流れを逆行させる。改善が遅れることで影響を受けるのは市民であり、特に立場の弱い子どもたちだ。 - - - -#### 日本語表現のもつあいまいさを自己保身のために使うな - - - -なお、そのようなことはないことを願うが、仮に、日本語表現のもつあいまいさや解釈の幅を自己保身のために利用するような姿勢があるならば、特に子どもを指導する立場の教育委員会として、あり得ないことと思う。 - - - - - -以上の理由から、重大事態に関して事実確認を再び行うとともに、市教育委員会の姿勢を問う。 - - - -#### ここで正さないと一般質問の仕組みが破綻するので問わざるを得ない - - - -本来、このようなことに時間を費やしたくはないが、ここで正さなければ、答弁が信用できなくなり、一般質問の仕組みが破綻するため、問わざるを得ないものである。 - - - -#### 教育委員会は何のために存在しているか - - - -市長と教育長は、教育委員会が何のために存在していると考えているか。 - - - - - -教育委員会は、地方自治法において、普通地方公共団体に置かなければならないとされている委員会であり、学校その他の教育機関を管理し、学校の組織編制、教育課程、教科書その他の教材の取扱、及び教育職員の身分取扱に関する事務を行い、並びに社会教育その他教育、学術、及び文化に関する事務を管理し、及びこれを執行する機関であると認識している。 - - - - - -また、教育委員会では、いじめの問題の解決に向けて、各学校の実態に応じて、個別案件の支援、効果的な研修の実施、組織体制・相談体制の充実などの、各学校の取組を積極的に支援するものと認識している。 - - - -:::info - -この「~などの各学校の取組を積極的に支援」については見たことがなく、どこかに明文化されたものなのか、何を根拠にしているのか、確認します。 - -::: - - - -教育委員会は、教育の政治的中立性や継続性、安定性の確保、地域住民の意向の反映などを行うため、市長から独立した機関として設置されている。 - - - - - -地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、市の教育に関する事務について、自らの判断と責任において、誠実に管理し、および執行する機関であると認識している。 - - - -##### 教育委員会の存在意義には、子ども中心、人権を大切になどは含まれていない、でよいか - - - -結局、地方自治法等で書かれている教育委員会の存在意義には -- 子どもを大切にしよう -- 子ども中心でいこう -- 人権を大切にしよう - -そういったことは含まれていないということでよいか。 - - - - - -法律に基づいたことを答弁している。子どもたちのことに対し、大切に考えてやっていくというのは当然のことと考えている。 - - - - - -教育委員会がいろんな問題を起こすのはどうしてかと思っていたが、結局、そういったことは明文化されていない。 - - - - - -教育委員会の役割ではないというところがわかった。そこが一番問題と感じる。 - - - -#### 前回、重大事態の3要件をすべての学校が学校いじめ防止基本方針に記載しているという事実に反する答弁をしたが弁解は - - - -前回、重大事態の3要件について、「すべての学校が(学校いじめ防止基本方針に)記載しているはず。ただ、議員はそれを確認しているということなので、改めて確認する必要があると今認識した」という[答弁があった](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/6-gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.html#%E6%94%B9%E3%82%81%E3%81%A6%E8%81%9E%E3%81%8F%E3%81%8C%E9%87%8D%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E6%85%8B%E3%81%AE3%E8%A6%81%E4%BB%B6%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E8%A8%98%E8%BC%89%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7%E3%82%88%E3%81%84%E3%81%8B)。 - - - - - -その確認の結果、答弁どおり、すべての学校の学校いじめ防止基本方針に重大事態の3要件が記載されていたか。 - - - - - - - -すべての学校のいじめ防止基本方針を確認したところ、いじめの重大事態の調査を実施する3つの要件に関する記載が不十分であった学校があったことから、いじめの重大事態の定義や、調査を実施する要件等について、学校ホームページに掲載するよう指示した。 - - - - - -すべての学校が記載しているはずと答弁いただいたが、結局、たったの1校しか3要件について書かれていなかった。つまり、間違えた答弁だったということ。 - - - - - -間違えた答弁でしたということを一切答弁では発言しないが、事実として間違えた答弁だった。 - - - -#### 前回、専門家から重大事態として扱うよう助言を受けながら扱わなかった事例の件数について事実に反する答弁をしたが、弁解は - - - -前回、「専門家や有識者から重大事態として扱うよう助言を受けながら、重大事態として扱わなかった事例の件数は」という質問に対し、「そのような事例はないものと捉えている」という[答弁があった](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/6-gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.html#%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%A7%E8%A6%81%E4%BB%B6%E3%82%92%E6%BA%80%E3%81%9F%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%81%AF%E9%87%8D%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E6%85%8B%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E6%89%B1%E3%81%86%E3%82%88%E3%81%86%E5%B0%82%E9%96%80%E5%AE%B6%E7%AD%89%E3%81%8B%E3%82%89%E5%8A%A9%E8%A8%80%E3%82%92%E5%8F%97%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E9%87%8D%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E6%85%8B%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E6%89%B1%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BA%8B%E4%BE%8B%E3%81%AE%E4%BB%B6%E6%95%B0%E3%81%AF)。 - - - - - -しかし私の認識では少なくとも1件あり、事実に反する答弁だ。 - - - - - -これは「専門家や有識者から助言を受けたからという理由では重大事態として扱わなかった事例はあるが、その後、別の理由により、最終的に重大事態として扱うことになった。そのため、質問に対する答弁としては、事例がないということになる」という趣旨の答弁だったということでよいか。 - - - - - -専門家や有識者からの助言があった時点では、重大事態調査に切り替えず、当該児童・生徒への支援、および加害児童・生徒等への指導を最優先としたのち、いじめ防止対策推進法の規定に基づき、重大事態としての調査を開始したため、そのような事例はないと答弁した。 - - - - - -定例会初日の、教育長任命の議案では、今の答弁とかなり違うような内容で、白倉部長から「誤った対応だった」というふうな発言があった。それをもう一度確認させてもらいたい。 - - - - - -当時そこに私はいなかったということで、指摘された内容からしては、少し認識が甘かったというような形で答弁したと考えている。 - - - -##### 間違った対応をしたなら、なぜ謝罪しないのか - - - -その後、今後二度と起きないようにしますと答弁されたので、間違っていた対応だったということ。間違っていた対応だとしたら、当事者の方に謝罪等しないのか。 - - - - - -専門家からのご指摘は、重く受け止めるべきであったと考えている。ただ、当時は当該児童の支援をまずは優先すべきと考え、支援に注力をしてきた経緯があった。 - - - - - -しかしながら、並行して重大事態として取り扱うべきであったと認識している。 - - - - - -当該の保護者の方へどのようにお伝えするかは検討していく。 - - - - - -普通に謝ればよいだけだと思う。 - - - - - -白倉部長が述べたような、今後二度と置きないようにしますといったことを、そのまま当事者の方に説明すればよい。それだけでずいぶん教育委員会の対応が改善される。 - - - - - -##### 結局、教育委員会は、管理や事務遂行を重視して成り立っている組織 - - - -なぜ今のような答弁になるかというと、先ほどの質問で明らかになったように、教育委員会は、基本的に管理のこと、事務遂行がスムーズにいくことを重視して成り立っている組織なのかなと。 - - - - - -だから、子どもや保護者の心情などは重視していないのかなと。先ほどの答弁で納得できるというか、残念なところと思うが。 - - - - - -##### 「子どもを大事に」、「保護者とのコミュニケーションを大事に」などを明文化し、文化浸透を - - - -小平市はそういった考えを改め、「子どもを大事にする」、「保護者とのコミュニケーションを大事にする」、そういったことを、何らかの形で明文化し、文化を浸透させてもらいたい。 - - - - - -さもなければ、文科省の通達や指導を各学校に浸透させていくだけであれば、教育委員会は、そろそろ時代として不要になる、そういうことになるのではないか。 - - - - - -職員も、事務の遂行が容易になるとか、組織運営上の問題が生じないようにするというところを最重視するがために、そういう答弁になったり、保護者に謝罪しない、というところと思う。 - - - - - -子どもたちのことを中心に考える組織に変われば、多分そういった対応も変わる。 - - - - - -##### いっそのこと教育委員会がなくなれば、みんな開放されるのでは - - - -もしくは、教育委員会がなくなれば、職員もそういったところから解放され、もっと自分たちの思ったように仕事ができるようになるのではないかと思う。 - - - - -#### 前回、重大事態については保護者会で説明しているという事実に反する答弁をしたが、弁解は - - - -前回、重大事態については保護者会で「説明している」と[答弁があった](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/6-gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.html#%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E8%80%85%E4%BC%9A%E3%81%A7%E9%87%8D%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E6%85%8B%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AF%E8%AA%AC%E6%98%8E%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%8B)。 - - - - - -しかし、その後、複数の保護者から、いじめ防止基本方針の説明は受けたが、重大事態の説明は受けていないという証言を得ており、これも事実と反する答弁がなされたことになる。 - - - - - -前回の答弁は、次の1から4のどれに該当するか。 - - - - - -- tips1:「重大事態について、すべての保護者会で説明している」という意味。 -  -この場合、説明されている具体的な保護者会がある事実を把握したうえでの答弁だったか。 - - - - - -- tips2:「重大事態について、すべてかどうかは分からないが、一部の保護者会で説明している」という意味。 -  -この場合、私が前回質問の前置きで「いじめ防止基本方針のことを説明しただけでは重大事態のことを説明したことにはならない」と説明したことを、聞き洩らしたか忘れたための答弁なのか。 - - - - - -- tips3:「保護者会で、いじめ防止基本方針について説明するよう全校に指導している。ただし、重大事態について取り出して説明するよう指導しているわけではないし、実際に重大事態について取り出して説明がなされているかは分からない」という意味。 - - - - - -- tips4:それ以外の意味。 - - - - - -同じ質問を繰り返さずに済む見解を問う。 - - - - - -各学校に対し、学校いじめ防止基本方針について保護者会等で説明するよう周知している。 - - - - - -各学校のいじめ防止基本方針の中に、重大事態の対応について記載されていることから、基本方針についての説明が重大事態の対応についての説明を包含しているとの考えから、保護者会等において説明していると答弁した。 - - - - - -結局、事実として、間違いを認めるということ(けっしてそうは言わないが)。 - - - -#### 前回、3要件や重大事態のことを初任者研修等で説明していると答弁したが、具体的にどの研修か - - - -前回、3要件のことや重大事態のことを初任者研修等で説明していると[答弁した](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/6-gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.html#%E6%95%99%E8%81%B7%E5%93%A1%E3%81%AE%E7%A0%94%E4%BF%AE%E4%BC%9A%E3%81%A7%E3%82%82%E9%87%8D%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E6%85%8B%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E6%AD%A3%E7%A2%BA%E3%81%AB%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%A8%E8%AA%AC%E6%98%8E%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B)が、具体的にどの研修か。 - - - - - -若手教員育成研修会において、研修テキストの内容に基づき、いじめの重大事態に関する理解を深める機会を設けている。 - - - - - -また、生活指導の担当教員を対象とした研修会においても、東京都が作成した資料に基づいた研修を実施している。 - - - - - -初任者研修の資料をもらったが、重大事態のことは項目として書かれているが、本当に3要件のことを説明しているのか、分かりやすく説明しているか、まったく分からない。 - - - - - -結局、そういったことを確認せずに答弁した。これも問題。 - - - -#### 市や市教育委員会が事実に反する答弁を行い、その後議会で訂正がなされないケースは内部統制の対象か - - - -市や市教育委員会の行った答弁が、事実に反することが明らかになり、その後議会で訂正がなされないケースを考える。 - - - - - -答弁の誤りについて追及が行われ、職員がその対応に時間を費やしたり、組織としての信用を失うことで業務遂行に支障が生じたりする可能性がある。 - - - - - -そのようなケースは内部統制の対象になるか。ならない場合、その理由と、自浄作用が働く別の仕組みの有無は。 - - - - - -本市では、地方自治法上の内部統制制度としての取組ではないが、総合的にリスク管理を行っていくための仕組みの構築に向けて、事務処理におけるリスクへの対応として本年8月から試行運用を開始した。 - - - - - -この取組においては、市の行財政運営や行政サービスに支障が生じ、市民からの信頼を損ねることにつながりかねないリスク全般を管理の対象としており、議会における答弁の誤りもひとつのリスクと考えられる。 - - - - - -誤った答弁をしない仕組みは特段ないが、誠実かつ間違えのない答弁を行うことは、説明員としては当然に認識している。 - - - - - -まさに今回のケースが該当する。調べてもらいたい。 - - - -:::info - -#### 🔍 小平市における内部統制の試行運用 - -行政経営課に確認しました。 - -令和2年4月1日から、地方自治法において、都道府県と政令市に「内部統制に関する方針の策定」と「その方針に基づいた必要な体制の整備」が義務付けられています。一方、小平市のような政令市以外の市区町村では、これがいまのところ義務ではなく努力義務とされています。 - 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- -都道府県知事及び(略)指定都市(略)の市長は、その担任する事務のうち次に掲げるものの管理及び執行が法令に適合し、かつ、適正に行われることを確保するための方針を定め、及びこれに基づき必要な体制を整備しなければならない。 - -- tips一:財務に関する事務その他総務省令で定める事務 -- tips二:前号に掲げるもののほか、その管理及び執行が法令に適合し、かつ、適正に行われることを特に確保する必要がある事務として当該都道府県知事又は指定都市の市長が認めるもの - -② 市町村長(指定都市の市長を除く。略)は、その担任する事務のうち次に掲げるものの管理及び執行が法令に適合し、かつ、適正に行われることを確保するための方針を定め、及びこれに基づき必要な体制を整備するよう努めなければならない。 - -- tips一:前項第一号に掲げる事務 -- tips二:前号に掲げるもののほか、その管理及び執行が法令に適合し、かつ、適正に行われることを特に確保する必要がある事務として当該市町村長が認めるもの - -

地方自治法第150条

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- -そうした状況の中、小平市では、[第1期経営方針推進プログラムの27項](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/files/91261/091261/att_0000001.pdf#page=23)に、事務処理におけるリスクへの対応として内部統制の検討を含めています。 - -![第1期経営方針推進プログラム27番](./images/keiei-suisin-27.png) - -この検討プログラムは、令和3年度から令和6年度までの4年間実施されます。前半2年間で「実際にどうやっていくか」を検討し、後半2年間で「実施するかどうか」を見極めるのだそうです。 - -令和4年8月には、庁内向けガイドラインがつくられ、市民や市に時間や人的コストが発生するような事案について、課長に報告が上がったものを、課長決裁のうえ、行政経営課に報告してもらう、といった方針を定めているようです。 - -それ以外、ざっくりとですが、次のような状況を確認しました。 - -- 内部統制はきちんとやろうとするとボリュームがあり、簡単にはできない -- コンサルにかなりの委託料を払って内部統制を始めている自治体も多いが、小平市はそういうところにコストをかけるのではなく、できるだけ今ある仕組みを活用しながら、できるだけ市民に迷惑をかけるリスクを減らしていき、実質的に事務ミスをなくしていく方針で始めており、完全なる内部統制ではない -- 試行運用では、これから発生する事務処理のミスなどについて、これまで所管の中で解決していたものを行政経営課に報告してもらう流れにしている -- 行政経営課に報告が上がったものを事細かに共有するのではなく、事案と発生状況などをまとめたものを全庁共有し、各課の自分ごととして、同じことを起こさないようにしてもらうことを目指している -- 過去に起きたことを検討するのではなく、これから起こることに対応する -- 庁内向けガイドラインを庁内に告知した令和4年8月より前を起点とした事案については対象としていない -- [経営方針推進委員会](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/087/087463.html)委員である公認会計士から、内部統制が民間企業で始まった経緯の話もあった。形としてやっているだけだと意味がない。市としてどうやったら効果的にやっていけるかということで試行運用に取り組んでいる - -私が認識している中では、令和3年度注に発生し、内部統制の試行運用の対象になっていたはずの事案が次の2つあります。聞いてみると、これらの事案は、まだ小平市にはこういった事案に対処する部署がないため、内部統制の検討を進めてきた行政経営課がその一貫として対応してきた、ということだそうです。言ってみれば「試行運用のテスト」として対応していたものなのだそうです。 - -- 高額介護サービス費の支給誤り(令和3年9月に発生) -- [新型コロナウイルスワクチン副反応の救済申請に関する誤った対応](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/3-gatu/1-mizukara-rissuru-sikumi.html)の2つの事案が - -今回の教育委員会による重大事態に関する虚偽の答弁については、起点が令和4年6月(の一般質問)であり、令和4年8月より前のこととなるため、対象にならないそうです。であるならば、「試行運用のテスト」の範疇でもよいので対応してもらいたいところです。 - -内部統制は、市において自浄作用を働かせるための重要な仕組みのひとつになるはずです。注視していきます。 - -::: - -##### 「子ども中心」の思想を教育委員会の仕組みに入れ込んで - - - -教育委員会は、これまでも私たち議員だけではなく、保護者の方々にも事実に反することや事実確認をしないことを、自分たちの都合のよいような形で答えているのではないか、そういう疑念が湧いている。 - - - - - -いじめに関してご相談いただく中では、そういう話が、必ずと言ってよいほど出てくる。ちゃんとその自浄作用を働かせてもらいたい。 - - - - - -その際、仕組みの問題として、子どもを中心にとか、子どもたちのためにといったところを、何らかの形で入れ込んでもらいたい。 - - - -#### 学校いじめ防止基本方針で重大事態の記載を見直す予定はあるか。あれば、いつ、どんな内容か - - - -学校いじめ防止基本方針において、重大事態の記載を見直す予定はあるか。あれば、対象となる学校の範囲はどこで、どのような内容を想定し、いつ改訂する予定か。 - - - - - -本年度中の改定に向け、すべての市立学校において、いじめの重大事態の定義や調査を実施する要件の加筆等を中心に見直していく。 - - - -#### 3要件のことや、本人や保護者からの申し立てで重大事態の扱いが始まることもちゃんと含めるか - - - -3要件のことや、特に本人や保護者からの申し立てでも、重大事態の扱いが始まるということはちゃんと含めてもらえるか。 - - - - - -そのことは、すでに学校のホームページに全校が記載していることを確認した。 - - - -#### 市として重大事態扱いの累計は何件になったか - - - -本年7月(と8月)の教育委員会定例会で、新たな重大事態が報告されている。これで市として重大事態扱いの累計は何件になったか。 - - - - - -教育委員会としていじめの重大事態として扱っている累計件数は4件。 - - - -#### ここ数年で重大事態の扱いが急増している理由は - - - -ここ数年で重大事態の扱いが急増している理由は。 - - - - - -重大事態の件数が増えている理由は、いじめの問題が複雑化し、対応が困難な事案が増えているものと認識している。 - - - -

以上

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\ No newline at end of file diff --git a/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/1-judai-jitai-kyogi-toben.mdx b/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/1-judai-jitai-kyogi-toben.mdx new file mode 100644 index 00000000..3ceb443e --- /dev/null +++ b/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/1-judai-jitai-kyogi-toben.mdx @@ -0,0 +1,630 @@ +--- +first: 2022-09-24 +description: 小平市議会議員 安竹洋平の令和4年度9月定例会における一般質問の1件目についてまとめています。 +--- + +# (1)いじめ重大事態に関しての、事実に反する答弁について + +~教育委員会は何のために存在するのでしょうか~ + +📄会議録を見る + +## まとめ + +令和4年9月9日に行った5件の一般質問のうちの1件目です。 + +[3月定例会の一般質問](../../r3d/3gatu/2-ijime-taiou-minaosi.mdx)と[6月定例会の一般質問](../6gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.mdx)に引き続き、今回も学校でのいじめ対応に不可欠な重大事態について問いました。特に前回6月の一般質問で教育委員会が「事実に反する答弁」や「不誠実な答弁」をしたことは看過してはならないことですので、細かく追求しました。 + +今回も教育委員会は、過去の答弁が誤っていたことに直接言及することもなく、市民や議会への謝罪もしませんでした。しかし、実質的には、誤りを認める内容の答弁でした。内部統制の試験運用も8月から始まっています。今後二度と同様な答弁がないことを願います。そして今後の信用関係のためにも当該市民の方々にはきちんと謝罪をしてほしいと思います。 + +なお、今回、指摘を受け、小平市立の全学校ホームページに重大事態についての情報を新たに掲載してくれたことはひとつ感謝しています。 + +教育委員会の存在意義も問いました。存在意義には「子ども中心」や「人権を大切にする」といった考えがどこにも含まれていません。法に定められた「事務の執行や管理」が中心なのです。これまで不思議でしょうがなかった数々の作為や不作為も、これですべて説明がつきます。 + +であれば、極端なことを言えば、教育委員会はこの時代にはもう必要ないのではないでしょうか。各学校や子どもたちの自主性に任せるような流れを新たにつくる中で、(法改正が必要になりますが)事務の執行や管理も直接それぞれの学校が担うようにすればよいのではないかと思います。そうした方が、虚偽の答弁をしたり、不誠実な態度を取らざるを得ない立場に追い込まれてしまう職員にとっても、よいことになるのではないでしょうか。 + +といってもさまざまな課題があり、すぐには無理でしょうから、少なくとも、教育委員会の存在意義に「子ども中心」だったり「人権を大切にする」といった思想を明文化して含めてほしいと思います。 + +教育委員会は必要ないのでは、という極端な発想は、けっして「職員が悪いやつらだから潰してしまえ」という意味ではありません。教育委員会がなかった方が、子どもたちだけではなく、職員を含めた多くの人の福祉(人生の幸福度)を高めることにつながるように感じるからです。 + +国内や国外の事例も学びつつ、継続して考えます。 + +![教育委員会をなくしたらよいのでは](./images/kyouiku-iinkai-now-flat.png) + + +| 質問 | 答弁 | +|---|---| +| 教育委員会の存在意義は | [管理と事務の執行、各学校の取組を積極的に支援](#教育委員会は何のために存在しているか) | +| 存在意義に「子ども中心」などは含まれないのか | [当然と考えてやっている](#教育委員会の存在意義には子ども中心人権を大切になどは含まれていないでよいか) | +| 前回、3要件の掲載に関し反事実の答弁をしたが | [学校HPに掲載するよう指示した](#前回重大事態の3要件をすべての学校が学校いじめ防止基本方針に記載しているという事実に反する答弁をしたが弁解は) | +| 前回、専門家助言に関し反事実の答弁をしたが | [切り替えていなかった](#前回専門家から重大事態として扱うよう助言を受けながら扱わなかった事例の件数について事実に反する答弁をしたが弁解は) | +| 間違った対応をしたのになぜ謝罪しない | [当該保護者にどう伝えるかは検討する](#間違った対応をしたならなぜ謝罪しないのか) | +| 前回、保護者会で重大事態を説明していると答弁したが | [包含していると考えた](#前回重大事態については保護者会で説明しているという事実に反する答弁をしたが弁解は) | +| 前回、3要件等を説明していると答弁した具体的研修は | [(抽象的答弁のみ)](#前回3要件や重大事態のことを初任者研修等で説明していると答弁したが具体的にどの研修か) | +| 反事実の答弁をして訂正がない場合内部統制の対象か | [ひとつのリスクで対象](#市や市教育委員会が事実に反する答弁を行いその後議会で訂正がなされないケースは内部統制の対象か) | +| 学校いじめ防止基本方針で重大事態の記載見直しは | [本年度中に加筆等する](#学校いじめ防止基本方針で重大事態の記載を見直す予定はあるかあればいつどんな内容か) | +| 3要件や、本人・保護者の申立てで始まることも記載を | [すでに全校HP記載を確認](#市や市教育委員会が事実に反する答弁を行いその後議会で訂正がなされないケースは内部統制の対象か) | +| 重大事態の扱いは累計何件になったか | [4件になった](#市として重大事態扱いの累計は何件になったか) | +| ここ数年で重大事態が増えたのは | [いじめ問題が複雑化し対応困難な事案が増加](#ここ数年で重大事態の扱いが急増している理由は) | + +## 通告書 + + + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + + + +
+ +### ①質問する理由{#bold-riyu} + + +#### 前回の一般質問で事実に反する答弁が複数あった + + + +本年6月定例会(以下、前回と呼ぶ)の、いじめ重大事態に関する私の一般質問に対し、事実に基づかない、もしくは事実に反する答弁が複数あった。 + + + +#### 議会軽視、教育委員会の信用を失わせる行為であり、看過できない + + + +これは議会軽視であり、市民に誤った情報を与えることであり、事実が判明した際には教育委員会の信用を失わせることになる行為であり、看過 できない。 + + + +#### しわ寄せは立場の弱い子どもたちに来る + + + +私たち議員が、さまざまな機会に質問する理由は、市や市教育委員会が抱える課題や問題を明らかにし、その解決に向け、市民の協力を得ながら、ともに尽力するためである。 + + + + + +その場しのぎとも捉えられるような、事実に基づかない答弁は、その流れを逆行させる。改善が遅れることで影響を受けるのは市民であり、特に立場の弱い子どもたちだ。 + + + +#### 日本語表現のもつあいまいさを自己保身のために使うな + + + +なお、そのようなことはないことを願うが、仮に、日本語表現のもつあいまいさや解釈の幅を自己保身のために利用するような姿勢があるならば、特に子どもを指導する立場の教育委員会として、あり得ないことと思う。 + + + + + +以上の理由から、重大事態に関して事実確認を再び行うとともに、市教育委員会の姿勢を問う。 + + + +#### ここで正さないと一般質問の仕組みが破綻するので問わざるを得ない + + + +本来、このようなことに時間を費やしたくはないが、ここで正さなければ、答弁が信用できなくなり、一般質問の仕組みが破綻するため、問わざるを得ないものである。 + + + +#### 教育委員会は何のために存在しているか + + + +市長と教育長は、教育委員会が何のために存在していると考えているか。 + + + + + +教育委員会は、地方自治法において、普通地方公共団体に置かなければならないとされている委員会であり、学校その他の教育機関を管理し、学校の組織編制、教育課程、教科書その他の教材の取扱、及び教育職員の身分取扱に関する事務を行い、並びに社会教育その他教育、学術、及び文化に関する事務を管理し、及びこれを執行する機関であると認識している。 + + + + + +また、教育委員会では、いじめの問題の解決に向けて、各学校の実態に応じて、個別案件の支援、効果的な研修の実施、組織体制・相談体制の充実などの、各学校の取組を積極的に支援するものと認識している。 + + + +:::info + +この「~などの各学校の取組を積極的に支援」については見たことがなく、どこかに明文化されたものなのか、何を根拠にしているのか、確認します。 + +::: + + + +教育委員会は、教育の政治的中立性や継続性、安定性の確保、地域住民の意向の反映などを行うため、市長から独立した機関として設置されている。 + + + + + +地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、市の教育に関する事務について、自らの判断と責任において、誠実に管理し、および執行する機関であると認識している。 + + + +##### 教育委員会の存在意義には、子ども中心、人権を大切になどは含まれていない、でよいか + + + +結局、地方自治法等で書かれている教育委員会の存在意義には +- 子どもを大切にしよう +- 子ども中心でいこう +- 人権を大切にしよう + +そういったことは含まれていないということでよいか。 + + + + + +法律に基づいたことを答弁している。子どもたちのことに対し、大切に考えてやっていくというのは当然のことと考えている。 + + + + + +教育委員会がいろんな問題を起こすのはどうしてかと思っていたが、結局、そういったことは明文化されていない。 + + + + + +教育委員会の役割ではないというところがわかった。そこが一番問題と感じる。 + + + +#### 前回、重大事態の3要件をすべての学校が学校いじめ防止基本方針に記載しているという事実に反する答弁をしたが弁解は + + + +前回、重大事態の3要件について、「すべての学校が(学校いじめ防止基本方針に)記載しているはず。ただ、議員はそれを確認しているということなので、改めて確認する必要があると今認識した」という[答弁があった](../6gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.mdx)。 + + + + + +その確認の結果、答弁どおり、すべての学校の学校いじめ防止基本方針に重大事態の3要件が記載されていたか。 + + + + + + + +すべての学校のいじめ防止基本方針を確認したところ、いじめの重大事態の調査を実施する3つの要件に関する記載が不十分であった学校があったことから、いじめの重大事態の定義や、調査を実施する要件等について、学校ホームページに掲載するよう指示した。 + + + + + +すべての学校が記載しているはずと答弁いただいたが、結局、たったの1校しか3要件について書かれていなかった。つまり、間違えた答弁だったということ。 + + + + + +間違えた答弁でしたということを一切答弁では発言しないが、事実として間違えた答弁だった。 + + + +#### 前回、専門家から重大事態として扱うよう助言を受けながら扱わなかった事例の件数について事実に反する答弁をしたが、弁解は + + + +前回、「専門家や有識者から重大事態として扱うよう助言を受けながら、重大事態として扱わなかった事例の件数は」という質問に対し、「そのような事例はないものと捉えている」という[答弁があった](../6gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.mdx)。 + + + + + +しかし私の認識では少なくとも1件あり、事実に反する答弁だ。 + + + + + +これは「専門家や有識者から助言を受けたからという理由では重大事態として扱わなかった事例はあるが、その後、別の理由により、最終的に重大事態として扱うことになった。そのため、質問に対する答弁としては、事例がないということになる」という趣旨の答弁だったということでよいか。 + + + + + +専門家や有識者からの助言があった時点では、重大事態調査に切り替えず、当該児童・生徒への支援、および加害児童・生徒等への指導を最優先としたのち、いじめ防止対策推進法の規定に基づき、重大事態としての調査を開始したため、そのような事例はないと答弁した。 + + + + + +定例会初日の、教育長任命の議案では、今の答弁とかなり違うような内容で、白倉部長から「誤った対応だった」というふうな発言があった。それをもう一度確認させてもらいたい。 + + + + + +当時そこに私はいなかったということで、指摘された内容からしては、少し認識が甘かったというような形で答弁したと考えている。 + + + +##### 間違った対応をしたなら、なぜ謝罪しないのか + + + +その後、今後二度と起きないようにしますと答弁されたので、間違っていた対応だったということ。間違っていた対応だとしたら、当事者の方に謝罪等しないのか。 + + + + + +専門家からのご指摘は、重く受け止めるべきであったと考えている。ただ、当時は当該児童の支援をまずは優先すべきと考え、支援に注力をしてきた経緯があった。 + + + + + +しかしながら、並行して重大事態として取り扱うべきであったと認識している。 + + + + + +当該の保護者の方へどのようにお伝えするかは検討していく。 + + + + + +普通に謝ればよいだけだと思う。 + + + + + +白倉部長が述べたような、今後二度と置きないようにしますといったことを、そのまま当事者の方に説明すればよい。それだけでずいぶん教育委員会の対応が改善される。 + + + + + +##### 結局、教育委員会は、管理や事務遂行を重視して成り立っている組織 + + + +なぜ今のような答弁になるかというと、先ほどの質問で明らかになったように、教育委員会は、基本的に管理のこと、事務遂行がスムーズにいくことを重視して成り立っている組織なのかなと。 + + + + + +だから、子どもや保護者の心情などは重視していないのかなと。先ほどの答弁で納得できるというか、残念なところと思うが。 + + + + + +##### 「子どもを大事に」、「保護者とのコミュニケーションを大事に」などを明文化し、文化浸透を + + + +小平市はそういった考えを改め、「子どもを大事にする」、「保護者とのコミュニケーションを大事にする」、そういったことを、何らかの形で明文化し、文化を浸透させてもらいたい。 + + + + + +さもなければ、文科省の通達や指導を各学校に浸透させていくだけであれば、教育委員会は、そろそろ時代として不要になる、そういうことになるのではないか。 + + + + + +職員も、事務の遂行が容易になるとか、組織運営上の問題が生じないようにするというところを最重視するがために、そういう答弁になったり、保護者に謝罪しない、というところと思う。 + + + + + +子どもたちのことを中心に考える組織に変われば、多分そういった対応も変わる。 + + + + + +##### いっそのこと教育委員会がなくなれば、みんな開放されるのでは + + + +もしくは、教育委員会がなくなれば、職員もそういったところから解放され、もっと自分たちの思ったように仕事ができるようになるのではないかと思う。 + + + + +#### 前回、重大事態については保護者会で説明しているという事実に反する答弁をしたが、弁解は + + + +前回、重大事態については保護者会で「説明している」と[答弁があった](../6gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.mdx)。 + + + + + +しかし、その後、複数の保護者から、いじめ防止基本方針の説明は受けたが、重大事態の説明は受けていないという証言を得ており、これも事実と反する答弁がなされたことになる。 + + + + + +前回の答弁は、次の1から4のどれに該当するか。 + + + + + +- tips1:「重大事態について、すべての保護者会で説明している」という意味。 +  +この場合、説明されている具体的な保護者会がある事実を把握したうえでの答弁だったか。 + + + + + +- tips2:「重大事態について、すべてかどうかは分からないが、一部の保護者会で説明している」という意味。 +  +この場合、私が前回質問の前置きで「いじめ防止基本方針のことを説明しただけでは重大事態のことを説明したことにはならない」と説明したことを、聞き洩らしたか忘れたための答弁なのか。 + + + + + +- tips3:「保護者会で、いじめ防止基本方針について説明するよう全校に指導している。ただし、重大事態について取り出して説明するよう指導しているわけではないし、実際に重大事態について取り出して説明がなされているかは分からない」という意味。 + + + + + +- tips4:それ以外の意味。 + + + + + +同じ質問を繰り返さずに済む見解を問う。 + + + + + +各学校に対し、学校いじめ防止基本方針について保護者会等で説明するよう周知している。 + + + + + +各学校のいじめ防止基本方針の中に、重大事態の対応について記載されていることから、基本方針についての説明が重大事態の対応についての説明を包含しているとの考えから、保護者会等において説明していると答弁した。 + + + + + +結局、事実として、間違いを認めるということ(けっしてそうは言わないが)。 + + + +#### 前回、3要件や重大事態のことを初任者研修等で説明していると答弁したが、具体的にどの研修か + + + +前回、3要件のことや重大事態のことを初任者研修等で説明していると[答弁した](../6gatu/1-judai-jitai-kodomo-chusin.mdx)が、具体的にどの研修か。 + + + + + +若手教員育成研修会において、研修テキストの内容に基づき、いじめの重大事態に関する理解を深める機会を設けている。 + + + + + +また、生活指導の担当教員を対象とした研修会においても、東京都が作成した資料に基づいた研修を実施している。 + + + + + +初任者研修の資料をもらったが、重大事態のことは項目として書かれているが、本当に3要件のことを説明しているのか、分かりやすく説明しているか、まったく分からない。 + + + + + +結局、そういったことを確認せずに答弁した。これも問題。 + + + +#### 市や市教育委員会が事実に反する答弁を行い、その後議会で訂正がなされないケースは内部統制の対象か + + + +市や市教育委員会の行った答弁が、事実に反することが明らかになり、その後議会で訂正がなされないケースを考える。 + + + + + +答弁の誤りについて追及が行われ、職員がその対応に時間を費やしたり、組織としての信用を失うことで業務遂行に支障が生じたりする可能性がある。 + + + + + +そのようなケースは内部統制の対象になるか。ならない場合、その理由と、自浄作用が働く別の仕組みの有無は。 + + + + + +本市では、地方自治法上の内部統制制度としての取組ではないが、総合的にリスク管理を行っていくための仕組みの構築に向けて、事務処理におけるリスクへの対応として本年8月から試行運用を開始した。 + + + + + +この取組においては、市の行財政運営や行政サービスに支障が生じ、市民からの信頼を損ねることにつながりかねないリスク全般を管理の対象としており、議会における答弁の誤りもひとつのリスクと考えられる。 + + + + + +誤った答弁をしない仕組みは特段ないが、誠実かつ間違えのない答弁を行うことは、説明員としては当然に認識している。 + + + + + +まさに今回のケースが該当する。調べてもらいたい。 + + + +:::info + +#### 🔍 小平市における内部統制の試行運用 + +行政経営課に確認しました。 + +令和2年4月1日から、地方自治法において、都道府県と政令市に「内部統制に関する方針の策定」と「その方針に基づいた必要な体制の整備」が義務付けられています。一方、小平市のような政令市以外の市区町村では、これがいまのところ義務ではなく努力義務とされています。 + +
+ +都道府県知事及び(略)指定都市(略)の市長は、その担任する事務のうち次に掲げるものの管理及び執行が法令に適合し、かつ、適正に行われることを確保するための方針を定め、及びこれに基づき必要な体制を整備しなければならない。 + +- tips一:財務に関する事務その他総務省令で定める事務 +- tips二:前号に掲げるもののほか、その管理及び執行が法令に適合し、かつ、適正に行われることを特に確保する必要がある事務として当該都道府県知事又は指定都市の市長が認めるもの + +② 市町村長(指定都市の市長を除く。略)は、その担任する事務のうち次に掲げるものの管理及び執行が法令に適合し、かつ、適正に行われることを確保するための方針を定め、及びこれに基づき必要な体制を整備するよう努めなければならない。 + +- tips一:前項第一号に掲げる事務 +- tips二:前号に掲げるもののほか、その管理及び執行が法令に適合し、かつ、適正に行われることを特に確保する必要がある事務として当該市町村長が認めるもの + +

地方自治法第150条

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+ +そうした状況の中、小平市では、[第1期経営方針推進プログラムの27項](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/files/91261/091261/att_0000001.pdf#page=23)に、事務処理におけるリスクへの対応として内部統制の検討を含めています。 + +![第1期経営方針推進プログラム27番](./images/keiei-suisin-27.png) + +この検討プログラムは、令和3年度から令和6年度までの4年間実施されます。前半2年間で「実際にどうやっていくか」を検討し、後半2年間で「実施するかどうか」を見極めるのだそうです。 + +令和4年8月には、庁内向けガイドラインがつくられ、市民や市に時間や人的コストが発生するような事案について、課長に報告が上がったものを、課長決裁のうえ、行政経営課に報告してもらう、といった方針を定めているようです。 + +それ以外、ざっくりとですが、次のような状況を確認しました。 + +- 内部統制はきちんとやろうとするとボリュームがあり、簡単にはできない +- コンサルにかなりの委託料を払って内部統制を始めている自治体も多いが、小平市はそういうところにコストをかけるのではなく、できるだけ今ある仕組みを活用しながら、できるだけ市民に迷惑をかけるリスクを減らしていき、実質的に事務ミスをなくしていく方針で始めており、完全なる内部統制ではない +- 試行運用では、これから発生する事務処理のミスなどについて、これまで所管の中で解決していたものを行政経営課に報告してもらう流れにしている +- 行政経営課に報告が上がったものを事細かに共有するのではなく、事案と発生状況などをまとめたものを全庁共有し、各課の自分ごととして、同じことを起こさないようにしてもらうことを目指している +- 過去に起きたことを検討するのではなく、これから起こることに対応する +- 庁内向けガイドラインを庁内に告知した令和4年8月より前を起点とした事案については対象としていない +- [経営方針推進委員会](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/087/087463.html)委員である公認会計士から、内部統制が民間企業で始まった経緯の話もあった。形としてやっているだけだと意味がない。市としてどうやったら効果的にやっていけるかということで試行運用に取り組んでいる + +私が認識している中では、令和3年度注に発生し、内部統制の試行運用の対象になっていたはずの事案が次の2つあります。聞いてみると、これらの事案は、まだ小平市にはこういった事案に対処する部署がないため、内部統制の検討を進めてきた行政経営課がその一貫として対応してきた、ということだそうです。言ってみれば「試行運用のテスト」として対応していたものなのだそうです。 + +- 高額介護サービス費の支給誤り(令和3年9月に発生) +- [新型コロナウイルスワクチン副反応の救済申請に関する誤った対応](../../r3d/3gatu/1-mizukara-rissuru-sikumi.mdx)の2つの事案が + +今回の教育委員会による重大事態に関する虚偽の答弁については、起点が令和4年6月(の一般質問)であり、令和4年8月より前のこととなるため、対象にならないそうです。であるならば、「試行運用のテスト」の範疇でもよいので対応してもらいたいところです。 + +内部統制は、市において自浄作用を働かせるための重要な仕組みのひとつになるはずです。注視していきます。 + +::: + +##### 「子ども中心」の思想を教育委員会の仕組みに入れ込んで + + + +教育委員会は、これまでも私たち議員だけではなく、保護者の方々にも事実に反することや事実確認をしないことを、自分たちの都合のよいような形で答えているのではないか、そういう疑念が湧いている。 + + + + + +いじめに関してご相談いただく中では、そういう話が、必ずと言ってよいほど出てくる。ちゃんとその自浄作用を働かせてもらいたい。 + + + + + +その際、仕組みの問題として、子どもを中心にとか、子どもたちのためにといったところを、何らかの形で入れ込んでもらいたい。 + + + +#### 学校いじめ防止基本方針で重大事態の記載を見直す予定はあるか。あれば、いつ、どんな内容か + + + +学校いじめ防止基本方針において、重大事態の記載を見直す予定はあるか。あれば、対象となる学校の範囲はどこで、どのような内容を想定し、いつ改訂する予定か。 + + + + + +本年度中の改定に向け、すべての市立学校において、いじめの重大事態の定義や調査を実施する要件の加筆等を中心に見直していく。 + + + +#### 3要件のことや、本人や保護者からの申し立てで重大事態の扱いが始まることもちゃんと含めるか + + + +3要件のことや、特に本人や保護者からの申し立てでも、重大事態の扱いが始まるということはちゃんと含めてもらえるか。 + + + + + +そのことは、すでに学校のホームページに全校が記載していることを確認した。 + + + +#### 市として重大事態扱いの累計は何件になったか + + + +本年7月(と8月)の教育委員会定例会で、新たな重大事態が報告されている。これで市として重大事態扱いの累計は何件になったか。 + + + + + +教育委員会としていじめの重大事態として扱っている累計件数は4件。 + + + +#### ここ数年で重大事態の扱いが急増している理由は + + + +ここ数年で重大事態の扱いが急増している理由は。 + + + + + +重大事態の件数が増えている理由は、いじめの問題が複雑化し、対応が困難な事案が増えているものと認識している。 + + + +

以上

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\ No newline at end of file diff --git a/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/2-tokyo-saresio-kaihatu.mdx b/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/2-tokyo-saresio-kaihatu.mdx index c11fba78..424119b0 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/2-tokyo-saresio-kaihatu.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/2-tokyo-saresio-kaihatu.mdx @@ -21,7 +21,7 @@ description: 小平市議会議員 安竹洋平の令和4年度9月定例会に 住民は過剰な要求をしてきたわけではありません。まちづくりには話し合いが不可欠です。その観点から、市に問いました。 -続けて[令和4年12月の一般質問](../12-gatu/1-simin-machizukuri-jourei.md)でも開発条例や運用の不備について提案の形で一般質問しました。 +続けて[令和4年12月の一般質問](../12gatu/1-simin-machizukuri-jourei.mdx)でも開発条例や運用の不備について提案の形で一般質問しました。 | 質問 | 答弁 | |---|---| @@ -758,7 +758,7 @@ L1:60m 以上 ①:5.5m 以上 32.5m 以内 1. 約216m:回田町 1. 約203m:小川町1丁目 -ちなみに、このうち回田町約236mの道路は、[令和元年9月定例会で指摘した開発](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r1/9-gatu/tochi-jourei-keisi.html)に関係した道路です。 +ちなみに、このうち回田町約236mの道路は、[令和元年9月定例会で指摘した開発](../../r1d/9gatu/1-tochi-jourei-keisi.mdx)に関係した道路です。 ::: diff --git a/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/4-daisy-ikkatu-fukudokuhon.mdx b/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/4-daisy-ikkatu-fukudokuhon.mdx index 64af1215..2d2fb301 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/4-daisy-ikkatu-fukudokuhon.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/4-daisy-ikkatu-fukudokuhon.mdx @@ -12,7 +12,7 @@ description: 小平市議会議員 安竹洋平の令和4年度9月定例会に 令和4年9月9日に行った5件の一般質問のうちの4件目です。 -[令和2年6月の一般質問](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r2/6-gatu/1-giga-school-dyslexia.html)で、デイジー教科書の一括ダウンロード申請を提案し、教育委員会から前向きな答弁を得ていました。その後、保護者の方から、まったく動きがないということを伺い、今回再度質問しました。 +[令和2年6月の一般質問](../../r2d/6gatu/1-giga-school-dyslexia.mdx)で、デイジー教科書の一括ダウンロード申請を提案し、教育委員会から前向きな答弁を得ていました。その後、保護者の方から、まったく動きがないということを伺い、今回再度質問しました。 時間がなく再質問はできませんでしたが、初回答弁からは、この2年間で大した検討をしていなかったことが明らかになりました。 @@ -48,13 +48,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; -[令和2年6月の一般質問](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r2/6-gatu/1-giga-school-dyslexia.html)で、タブレットの導入に合わせて、デイジー教科書の一括ダウンロード申請を行い、どの児童・生徒も自由にデイジー教科書を選択できるようにしてはどうか、という質問をした。 +[令和2年6月の一般質問](../../r2d/6gatu/1-giga-school-dyslexia.mdx)で、タブレットの導入に合わせて、デイジー教科書の一括ダウンロード申請を行い、どの児童・生徒も自由にデイジー教科書を選択できるようにしてはどうか、という質問をした。 -その答弁で、「[情報端末の導入に伴う積極的な活用を検討する](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r2/6-gatu/1-giga-school-dyslexia.html#%E3%81%93%E3%82%8C%E3%82%92%E6%A9%9F%E3%81%AB%E3%81%A9%E3%81%AE%E5%85%90%E7%AB%A5%E7%94%9F%E5%BE%92%E3%82%82%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%81%AB%E3%83%87%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%BC%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E3%82%92%E9%81%B8%E6%8A%9E%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%8B)」とあり、また、一括申請のメリットについて、「[今後、GIGAスクール構想で1人1台になった場合、ニーズがある子どもがすぐに使えるよさがある。個々それぞれがやっていくと、手続的な手間もあり、それぞれ使いたいときに使えないということもある。一括でできる環境を整えていくことが重要](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r2/6-gatu/1-giga-school-dyslexia.html#%E3%83%87%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%BC%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%8B%AC%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E7%94%B3%E8%AB%8B%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%86%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AF)」とあった。 +その答弁で、「[情報端末の導入に伴う積極的な活用を検討する](../../r2d/6gatu/1-giga-school-dyslexia.mdx)」とあり、また、一括申請のメリットについて、「[今後、GIGAスクール構想で1人1台になった場合、ニーズがある子どもがすぐに使えるよさがある。個々それぞれがやっていくと、手続的な手間もあり、それぞれ使いたいときに使えないということもある。一括でできる環境を整えていくことが重要](../../r2d/6gatu/1-giga-school-dyslexia.mdx)」とあった。 diff --git a/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/5-guideline-syusei-mokusyoku-owari.mdx b/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/5-guideline-syusei-mokusyoku-owari.mdx index 92824d91..283e9afa 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/5-guideline-syusei-mokusyoku-owari.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r4d/9gatu/5-guideline-syusei-mokusyoku-owari.mdx @@ -84,7 +84,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; -一方で、[本年6月定例会の一般質問](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/6-gatu/2-hontouno-kyouikuwo.html)でも指摘した、小平市立学校版感染症予防ガイドライン令和4年6月7日版の誤りについては修正される様子がなく、またそのときにも指摘した、福岡市ではやめている黙食も、小平市では終わる気配がない。 +一方で、[本年6月定例会の一般質問](../6gatu/2-hontouno-kyouikuwo.mdx)でも指摘した、小平市立学校版感染症予防ガイドライン令和4年6月7日版の誤りについては修正される様子がなく、またそのときにも指摘した、福岡市ではやめている黙食も、小平市では終わる気配がない。 @@ -153,7 +153,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; -[本年6月定例会の一般質問](https://yasutakeyohei.com/books/yasutake/ippan/r4/6-gatu/2-hontouno-kyouikuwo.html)で指摘したように、 +[本年6月定例会の一般質問](../6gatu/2-hontouno-kyouikuwo.mdx)で指摘したように、
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