From 97e170f50554a9042e94208d1455ce74bd9167ed Mon Sep 17 00:00:00 2001
From: 安竹洋平 <61961825+yasutakeyohei@users.noreply.github.com>
Date: Wed, 22 May 2024 00:52:04 +0900
Subject: build
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build/blog/rss.xml | 136 ++++++++++++++++++++++++++---------------------------
1 file changed, 68 insertions(+), 68 deletions(-)
(limited to 'build/blog/rss.xml')
diff --git a/build/blog/rss.xml b/build/blog/rss.xml
index 725cd153..e04a5584 100644
--- a/build/blog/rss.xml
+++ b/build/blog/rss.xml
@@ -2,7 +2,7 @@
令和6年3月23日(土)午前10時から現地で行われた開園セレモニーに参加しましたので、写真と動画で様子をお知らせします。
-合気公園に関してこれまでの経緯はこちら↓にまとめています。
次のような次第で、約30分間行われました。
↑市長、市議会議長、木村氏、岡江氏により、顕彰碑の除幕が行われました。
次の写真と動画はセレモニー直後と3月28日(木)に撮影したものです。
-
正面出入口
北東側出入口
道場に使われていた屋根瓦(鬼瓦)の一部が埋め込まれています。道場関係の方によるデザインです。
@@ -76,28 +76,28 @@ 円満に滞り無く動じて居るのである-
その調和が合氣なのである
早くも子どもたちが石に上って遊んでいました😍
緑色に舗装された部分が道場跡地です。
佐川幸義氏のご遺族から土地約1,300㎡と現金約3,000万円をご遺贈いただき、さらにふるさと納税で小平市として過去最多の約1,600万円ものご寄附をいただきました。ありがとうございました。それでもなお整備費用として約2千万円が不足しているという理由から、小林洋子市政である小平市は1区画を売却するとしました。
路線価は約21万円/㎡ですので、土地の評価額は約2.7億円となります。合計で優に3億円もの寄附をいただいたことになります。また市民と市が理想的な形での協働ができたり、ふるさと納税で歴代記録を更新している画期的な事業だったわけですから、最後は市に残りの整備費用を出してもらいたかったところです。残念ですがこの1区画は令和6年度中に売却予定です。
-Xに投稿した動画をご覧ください。
@@ -112,72 +112,72 @@順調に進んでいるようですね😊
-合気公園に関してこれまでの経緯はこちら↓にまとめています。
-旧佐川邸の公園化を考える会が市に提出した公園計画案はこちら↓(ランドスケープデザイナー・鈴木綾氏による)
-上記の提案を受けて市が令和5年5月に提示した整備イメージ案がこちら↓
この整備イメージに基づいて整備が進んでいます。
-次の写真と動画は令和6年1月30日(火)に撮影したものです。
-養生されている?道場跡の部分が見えます。
-園名碑が少し写っています。トラックが止まっていて撮影できませんでした。
-道路が拡幅されていることが分かります。
-このあたりは今後手が入るのかもですね。
-奥の砂が盛ってあるところが売却予定地です。
-右下の平らな石が、佐川幸義氏が四股を踏んでいたとされる石です。
-案内板はまだ設置されていません。
-目隠しフェンス上部は人の乗り越えられないような突起が出ています。
-1ヵ月弱使いましたがこのDocusaurus(ドキュサウルス)は数あるCMSの中でも秀逸です。
文書作成と管理が容易で、拡張の自由度も非常に高く、完全なオープンソース。
議員活動に重要な「資料を作成しまとめて公開するツール」として現状の最適解と感じます。
Facebookが母体なのでいろいろと気になるところですが、Reactを初めとして有益なソフトウェアを完全なオープンソースとして提供してくれていることは純粋にありがたいと感じます。
-さてDocusaurusにはAdmonition(注意書きや警告文)を容易にMarkdownで書く方法が用意されています。
たとえばinfoなら、次のようにMarkdownで書けば、
:::info[infoの例]
ここに文章を書く
:::
次のように本文中に見出しを書く方法もありますが
:::info
#### テスト
~文章~
:::
見た目がイマイチになります。
-~文章~
~文章~
ほかのユーザーからの要望も上がっており、私も少し不便に感じていたので、次の仕様になるようカスタマイズしましたのでその方法を解説します。
-後述のカスタマイズをすると、Admonitionのタイトル部に(通常の見出しMarkdownと同様に)#を冒頭に2個以上入れる ことで見出しになります。またTOCにも反映されます。#を2個以上としているのは、H1をAdmonitionには使わないはずのため。#を入れない場合は見出しにならず、TOCにも反映されません。
-:::info[#### 見出しになりTOCに反映されるタイトルの例]
#が4つ分のためH4見出しになります。TOCにも反映されます。
:::
↓
#が4つ分のためH4見出しになります。TOCにも反映されます。
このブログでもTOCに表示されています。
なおマウスカーソルを乗せた際にハッシュリンク(#)が表示されるようにするにはCSSの設定が必要です。
:::info[見出しにならずTOCに反映されないタイトルの例]
#がないため見出しにならず、TOCにも反映されません。
:::
↓
#がないため見出しになりません。
なおタイトル部にHTMLを入れることもできます。TOCにも反映されます。
タイトル部のmarkdownは次の通りです。
#### テスト<sup>123</sup>テスト<u>下線</u>
カスタマイズは次の機能を活用しました。
-RemarkとRehypeは、MarkdownをHTMLに変換するプロセスにおいて、AST(抽象構文木・Abstract Syntax Tree)に作用するプラグインです。なおASTを操作するオープンソースのエコシステムの中にはもう1つRetextというプラグインもありますが、Docusaurusには実装されていないようです。
-| ........................ process ........................... |
| .......... parse ... | ... run ... | ... stringify ..........|
+--------+ +----------+
Input ->- | Parser | ->- Syntax Tree ->- | Compiler | ->- Output
+--------+ | +----------+
X
|
+--------------+
| Transformers |
+--------------+
| ........................ process ........................... |
| .......... parse ... | ... run ... | ... stringify ..........|
+--------+ +----------+
Input ->- | Parser | ->- Syntax Tree ->- | Compiler | ->- Output
+--------+ | +----------+
X
|
+--------------+
| Transformers |
+--------------+
上図(Unified Overviewより)にTransformersとあるところがRemark/Rehypeの動作するところ。
RemarkはMarkdown形式で、RehypeはHTML形式でASTを扱います。どちらも同じようにASTを操作できますが、データ構造が違うため、目的に応じて選択することになるのかなと思います。
こちらのサイトなどが詳しいです。
-Docusaurusでこれらのプラグインを利用するためにはdocusaurus.config.jsonに設定が必要です。このページによると次の4種類の設定値にてプラグインを登録できます。
デフォルトプラグイン適用前 | デフォルトプラグイン適用後 | |
---|---|---|
Remark Markdown形式 | beforeDefaultRemarkPlugins | remarkPlugins |
Rehype HTML形式 | beforeDefaultRehypePlugins | rehypePlugins |
MarkdownからHTMLへの変換処理のところで、Docusaurusは自前のプラグイン(デフォルトプラグイン)を使い「見出しにidをつける」「ASTからTOCを作成する」などの処理を行っています。そのため今回のように「Amonitionのタイトルを読んでTOCに反映する」ためには、デフォルトプラグイン適用前と適用後の両方のタイミングでの処理が必要になります。
-Swizzlingはこちらに説明があるとおりの機能で、簡単に言うとReactのコンポーネントをカスタマイズできる機能です。
Swizzlingの設定をすると、Docusaurusがデフォルトのコンポーネントの代わりに自動的にカスタマイズしたコンポーネントを使用します。
今回は、デフォルトのAdmonitionにないID属性を持たせるためAdmonitionコンポーネントをカスタマイズしました。Swizzlingの設定をすることにより、デフォルトのAdmonitionの代わりにこのカスタムコンポーネントが使われるようにします。
-TOCは「ASTに含まれているheading要素を単純に配列に入れている」だけですが、この処理はカスタマイズで上書きできません。そこで、カスタマイズできる処理だけでAdmonitionのタイトルをTOCに反映する方法として次を思いつき、実装しました。
まずdocusaurus.config.jsonにimportとplugin設定を記入します(ハイライト部)。
これでDocusaurusデフォルトプラグイン適用の前後にそれぞれ自作のRemark/Rehypeプラグインが実行されることになります。
blogなどを入れている場合は、そのプロパティにも記載します。
import admonitionTitleToHeadingBeforeTOC from './src/remark/admonition-title-to-heading-before-toc.js';
import admonitionTitleToHeadingAfterTOC from './src/rehype/admonition-title-to-heading-after-toc.js';
export default {
// ...
presets: [
[
'classic',
/** @type {import('@docusaurus/preset-classic').Options} */
({
docs: {
// ...
beforeDefaultRemarkPlugins: [admonitionTitleToHeadingBeforeTOC],
rehypePlugins: [admonitionTitleToHeadingAfterTOC],
},
blog: {
// ...
beforeDefaultRemarkPlugins: [admonitionTitleToHeadingBeforeTOC],
rehypePlugins: [admonitionTitleToHeadingAfterTOC],
},
// ...
}),
]],
// ...
}
次にプラグインを実装します。
docusaurusのsrcディレクトリ下にrehypeとremarkというディレクトリを作り、次のファイル名と内容で2つのプラグインを作ります。
import {visit} from 'unist-util-visit';
const plugin = (options) => {
const transformer = async (ast) => {
let newBeginningText = "";
const visitor = ((node, index, parent) => {
if (node.type === 'containerDirective') {
// :::infoなどに続くタイトル冒頭Text部(冒頭#を含む(もしくは含まない)部分)を取得(:::info ##** )
// (タイトル全体にはHTML等が含まれる可能性があるため冒頭Text部だけ操作する、残りはシャロ―コピー)
const beginningText = node.children[0].children[0].value;
// タイトル冒頭Text部に#が2つ以上連続しているとき
if(/^##/.test(beginningText)) {
// タイトル冒頭部から#とそれに続く空白を削除
newBeginningText = beginningText.replace(/^#+/, '').trim();
// タイトル部冒頭だけ更新し、残りはシャロ―コピー
// まずタイトル部全体をシャロ―コピー
let titleNodes = [...node.children[0].children];
// 冒頭要素のvalueを更新(ほかはシャロ―コピー)
const newTitleBeginningNode = {
...titleNodes[0],
value: newBeginningText,
}
// タイトルノードの冒頭要素だけ更新(ほかはシャロ―コピー)
const newTitleNodes = [ ...titleNodes ];
newTitleNodes[0] = newTitleBeginningNode;
// visitしているcontainerDirectiveの前にheadingノードを追加
parent.children.splice(index, 0, {
type: 'heading',
depth: (beginningText.match(/^##+/) || [''])[0].length, // #の連続数がheadingの深さ
children: newTitleNodes,
});
// 次に検索するのはindexを2つ分飛ばしたノード
return index + 2;
}
}
});
visit(ast, 'containerDirective', visitor);
};
return transformer;
};
export default plugin;
import {visit} from 'unist-util-visit';
const plugin = (options) => {
const transformer = async (ast) => {
let hId = null;
let hContent = null;
visit(ast, 'element', (node, index, parent) => {
if (/^h[2-6]$/.test(node.tagName) && node.properties && node.properties.id) {
// H要素(h2~h6)を見つけた場合
// IDとタイトルの冒頭Text部を取得する
hId = node.properties.id;
hContent = node.children ? node.children[0].value :
node.children[0].children[0] ? node.children[0].children[0].value : '';
// 続くAdmonitionを探す(docはH要素とadmonitionが連続しているが
// blogではなぜか改行要素{ type:'text', value:'\n' }が間に入っているので念のため隣接3要素を探す
for (let i = index + 1; i < index + 4 && i < parent.children.length; i++) {
if(parent.children[i] && parent.children[i].tagName === 'admonition') {
// admonition(div)を見つけた場合
const admonitionNode = parent.children[i];
// admonitionタイトルの冒頭Text部分を取得(properties.titleもしくはchildren[0].children[0].value)
const admonitionNodeTitle = admonitionNode.properties.title ? admonitionNode.properties.title :
admonitionNode.children[0] && admonitionNode.children[0].children[0] ? admonitionNode.children[0].children[0].value : '';
if(/^##/.test(admonitionNodeTitle) && admonitionNodeTitle.replace(/^#+/, '').trim() === hContent.trim()) {
// #で始まっていて、タイトル冒頭部が同じ場合
// divのidをHタグのidに設定
admonitionNode.properties.id = hId;
// H要素を削除
parent.children.splice(index, 1);
}
}
}
}
});
};
return transformer;
};
export default plugin;
参考までに、Remarkのプラグインから見るとAdmonitionのASTはたとえば次のようになっています。
{
type: 'containerDirective',
name: 'info',
attributes: {},
children: [
{
type: 'paragraph',
data: { directiveLabel: true },
children: [
{
type: 'text',
value: '#### info title もしHTML等が入ると(ここにaタグを入れると)',
position: [Object]
},
{
type: 'mdxJsxTextElement',
name: 'a',
attributes: [],
position: [Object],
data: [Object],
children: [Array]
},
{ type: 'text', value: 'このようにタイトル部が別々の要素として配列に入っている。', position: [Object] }
],
position: {
start: { line: 1347, column: 8, offset: 34053 },
end: { line: 1347, column: 55, offset: 34100 }
}
},
{ type: 'paragraph', children: [Array], position: [Object] },
...
],
...
}
次にSwizzlingです。
Docusaurusのsrc/themeディレクトリにAdmonitionというディレクトリを作り、次の一例のファイルを格納します。
なおここに説明がある通りSwizzlingにはEjectingとWrappingの方法があります。
WrappingではAdmonitionの内部までカスタマイズできないため「タイトル部分にidプロパティを付ける」といったことができません。そのためEjectingを使います。
Ejectingを使う場合はバージョンアップによってデフォルトのコンポーネントと挙動が変わってくる可能性があるのでアップグレードの際は注意が必要です。
npm run swizzle @docusaurus/theme-classic Admonition -- --eject
Docusaurus V3.1では次のようなメッセージが出ますので、YESを選びます。
? Do you really want to swizzle this unsafe internal component? » - Use arrow-keys. Return to submit.
NO: cancel and stay safe
> YES: I know what I am doing!
Ejectingをすると、実質的にnode_modulesの@docusaurus/theme-classic/lib/themeにあるコンポーネントがsrc/themeディレクトリにコピーされます。
あとはコピーされたコンポーネントをいじるだけです。
-Layoutファイルを次のように変更するのみです。
import React from 'react';
import clsx from 'clsx';
import {ThemeClassNames} from '@docusaurus/theme-common';
import styles from './styles.module.css';
import headingStyles from '@docusaurus/theme-classic/lib/theme/Heading/styles.module.css';
function AdmonitionContainer({type, className, children}) {
return (
<div
className={clsx(
ThemeClassNames.common.admonition,
ThemeClassNames.common.admonitionType(type),
styles.admonition,
className,
)}>
{children}
</div>
);
}
function AdmonitionHeading({icon, title, id}) {
let depth = 0;
let trimmedTitle = title;
// titleにHTML等が含まれている場合は文字列ではなく配列になる
if(typeof title === "string") {
// 文字列冒頭の#の数を数える(
depth = title.match ? (title.toString().match(/^#+/) || [''])[0].length : 0;
// #を省いたタイトルを得る
trimmedTitle = depth > 0 ? title.replace(/^#+/, '').trim() : title;
} else if (typeof title[0] === "string") {
depth = title[0].match ? (title[0].match(/^#+/) || [''])[0].length : 0;
trimmedTitle = depth > 0 ? [title[0].replace(/^#+/, '').trim(), ...title.slice(1)] : title;
}
// スクロール位置調整のcss
const classNames = clsx("anchor", "title", headingStyles.anchorWithStickyNavbar);
// depthに応じて見出しタグをレンダー
return (
<div className={styles.admonitionHeading}>
<span className={styles.admonitionIcon}>{icon}</span>
{(() => {
if (depth == 3) {
return(
<h3
id={id}
className={classNames}
>
{trimmedTitle}
</h3>
)
} else if (depth == 4) {
return(
<h4
id={id}
className={classNames}
>
{trimmedTitle}
</h4>
)
} else if (depth == 5) {
return(
<h5
id={id}
className={classNames}
>
{trimmedTitle}
</h5>
)
} else if (depth == 6) {
return(
<h6
id={id}
className={classNames}
>
{trimmedTitle}
</h6>
)
} else {
return(
<>
{trimmedTitle}
</>
)
}
})()}
</div>
);
}
function AdmonitionContent({children}) {
return children ? (
<div className={styles.admonitionContent}>{children}</div>
) : null;
}
export default function AdmonitionLayout(props) {
const {type, icon, title, children, className, id} = props;
return (
<AdmonitionContainer type={type} className={className}>
<AdmonitionHeading title={title} icon={icon} id={id} />
<AdmonitionContent>{children}</AdmonitionContent>
</AdmonitionContainer>
);
}
上記を設定後、npm start等の再起動が必要です。
@@ -299,8 +299,8 @@