(1)いじめ重大事態に関しての、事実に反する答弁について
@@ -34,7 +34,7 @@質問 | 答弁概要(クリックで詳細) |
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① 教育委員会の存在意義は? | 管理と事務の執行、各学校の取組を積極的に支援。 |
存在意義に「子ども中心」などは含まれない? | 当然と考えてやっている。 |
② 3要件の掲載に関し事実に反する答弁をしたが? | 学校HPに掲載するよう指示した。 |
③ 専門家助言に関し事実に反する答弁をしたが? | 切り替えていなかった。 |
間違った対応をしたならなぜ謝罪しない? | 当該保護者にどう伝えるかは検討する。 |
④ 保護者会で重大事態を説明していると事実に反する答弁をしたが? | 包含していると考えた。 |
⑤ 3要件等を説明している具体的研修は? | (抽象的答弁のみ) |
⑥ 事実に反する答弁をしても訂正しないことは内部統制の対象? | ひとつのリスクで、対象と考える。 |
⑦ 学校いじめ防止基本方針で重大事態の記載見直しは? | 本年度中に加筆等する。 |
3要件や申し立てのことも含める? | すでに全校HP記載を確認。 |
⑧ 重大事態として対処中は何件? | 4件になった。 |
⑨ ここ数年で重大事態が急増の理由は? | いじめ問題が複雑化し対応困難な事案が増加。 |
通告書
- +主な質疑
正確な質疑内容は会議録をご参照ください。
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私が認識している中では、令和3年度注に発生し、内部統制の試行運用の対象になっていたはずの事案が次の2つあります。聞いてみると、これらの事案は、まだ小平市にはこういった事案に対処する部署がないため、内部統制の検討を進めてきた行政経営課がその一貫として対応してきた、ということだそうです。言ってみれば「試行運用のテスト」として対応していたものなのだそうです。
- 高額介護サービス費の支給誤り(令和3年9月に発生)
- 新型コロナウイルスワクチン副反応の救済申請に関する誤った対応の2つの事案が -
今回の教育委員会による重大事態に関する虚偽の答弁については、起点が令和4年6月(の一般質問)であり、令和4年8月より前のこととなるため、対象にならないそうです。であるならば、「試行運用のテスト」の範疇でもよいので対応してもらいたいところです。
内部統制は市において自浄作用を働かせるための重要な仕組みのひとつになるはずです。注視していきます。
「子ども中心」の思想を教育委員会の仕組みに入れ込んで
教育委員会は、これまでも私たち議員だけではなく、保護者の方々にも事実に反することや事実確認をしないことを自分たちの都合のよいような形で答えているのではないか。そういう疑念が湧いている。
いじめに関してご相談いただく中では、そういう話が必ずと言ってよいほど出てくる。ちゃんとその自浄作用を働かせてもらいたい。
その際、仕組みの問題として、子どもを中心にとか、子どもたちのためにといったところを何らかの形で入れ込んでもらいたい。
⑦ 学校いじめ防止基本方針で重大事態の記載見直しは?
学校いじめ防止基本方針において、重大事態の記載を見直す予定はあるか。
あれば、対象となる学校の範囲はどこで、どのような内容を想定し、いつ改訂する予定か。
本年度中の改定に向け、すべての市立学校において、いじめの重大事態の定義や調査を実施する要件の加筆等を中心に見直していく。
3要件や申し立てのことも含める?
3要件のことや、特に本人や保護者からの申し立てでも重大事態の扱いが始まるということはちゃんと含めてもらえるか。
そのことは、すでに学校のホームページに全校が記載していることを確認した。
⑧ 重大事態として対処中は何件?
本年7月(と8月)の教育委員会定例会で、新たな重大事態が報告されている。これで市として重大事態扱いの累計は何件になったか。
教育委員会としていじめの重大事態として扱っている累計件数は4件。
⑨ ここ数年で重大事態が急増の理由は?
ここ数年で重大事態の扱いが急増している理由は。
いじめの問題が複雑化し、対応の困難な事案が増えているものと認識している。
以上