質問する理由
前回、事実に反する答弁が複数あった
本年6月定例会(以下、前回と呼ぶ)の、いじめ重大事態に関する私の一般質問に対し、事実に基づかない、もしくは事実に反する答弁が複数あった。
議会軽視、教委の信用失墜行為は看過できない
これは議会軽視であり、市民に誤った情報を与えることであり、事実が判明した際には教育委員会の信用を失わせることになる行為であり、看過できない。
しわ寄せは立場の弱い子どもたちへ
私たち議員がさまざまな機会に質問する理由は、市や市教育委員会が抱える課題や問題を明らかにし、その解決に向け市民の協力を得ながら、ともに尽力するためだ。
その場しのぎとも捉えられるような、事実に基づかない答弁は、その流れを逆行させる。改善が遅れることで影響を受けるのは市民であり、特に立場の弱い子どもたちだ。
日本語のあいまいさを保身に利用するな
なお、そのようなことはないことを願うが、仮に日本語表現のもつあいまいさや解釈の幅を自己保身のために利用するような姿勢があるならば、特に子どもを指導する立場の教育委員会としてあり得ないことと思う。
以上の理由から、重大事態に関して事実確認を再び行うとともに、市教育委員会の姿勢を問う。
一般質問が破綻するので問わざるを得ない
本来このようなことに時間を費やしたくはないが、ここで正さなければ答弁が信用できなくなり、一般質問の仕組みが破綻するため問わざるを得ない。
① 教育委員会の存在意義は?
市長と教育長は、教育委員会が何のために存在していると考えているか。
教育委員会は、地方自治法において、普通地方公共団体に置かなければならないとされている委員会であり、学校その他の教育機関を管理し、学校の組織編制、教育課程、教科書その他の教材の取扱、及び教育職員の身分取扱に関する事務を行い、並びに社会教育その他教育、学術、及び文化に関する事務を管理し、及びこれを執行する機関であると認識している。
また教育委員会では、いじめの問題の解決に向けて、各学校の実態に応じて個別案件の支援、効果的な研修の実施、組織体制・相談体制の充実などの各学校の取組を積極的に支援するものと認識している。
この「~などの各学校の取組を積極的に支援」については見たことがなく、どこかに明文化されたものなのか、何を根拠にしているのか、確認します。
教育委員会は、教育の政治的中立性や継続性、安定性の確保、地域住民の意向の反映などを行うため、市長から独立した機関として設置されている。
地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、市の教育に関する事務について、自らの判断と責任において、誠実に管理し、及び執行する機関であると認識している。
存在意義に「子ども中心」などは含まれない?
結局、地方自治法等で書かれている教育委員会の存在意義には
- 子どもを大切にしよう
- 子ども中心でいこう -- cgit v1.2.3-54-g00ecf