(2)いじめ重大事態の調査組織構成はどう適切に判断しているか
@@ -34,7 +34,7 @@次回3月定例会でも追求する予定です。
質問 | 答弁概要(クリックで詳細) |
---|---|
① いじめ重大事態調査組織の構成を適切に判断するタイミングは? | 学校から重大事態発生の報告を受けたとき |
適切に判断するのはその一度だけ? | 保護者等から心配の声があれば、それも踏まえて考える必要がある |
② 対策委員会になぜ市教委職員が多数出席? | 庶務を担うため |
それで第三者性が低下することについては? | 委員ではないため人数により第三者性が低下することはない |
正面から向き合わないと、しっかりしたいじめ対応できないのでは? | これまでの対応も含め反省すべき点はあった |
③ 庶務としての参加は1名でよいのでは? | 庶務が多岐にわたるので一定の人数は必要 |
他市では教委が出席しない等の事例があるが? | 26市すべてで庶務は指導課(室)が担当 |
他市でも第三者委員会に市教委の職員が複数参加している? | 確認していない |
他市がどうあれ第三者性を高めるのが進むべき道では? | うまく機能している地区の事例等を研究して考えていきたい |
通告書
- +主な質疑
正確な質疑内容は会議録をご参照ください。
@@ -51,6 +51,6 @@
教育委員会や学校は子どもたちにそう教えているはずです。
③ 庶務としての参加は1名でよいのでは?
対策委員会において庶務の参加は1人でよく、その庶務は教育委員会とは別の部署が担えばよいと考えるが、見解は。
第2点目で答弁したとおり、小平市いじめ問題対策連絡協議会条例において、当該委員会の庶務は、教育部において処理することとされている。
出席する人数については、庶務の内容が多岐にわたることから、一定数の人数は必要と認識している。
ほかの市でできていることが小平市ではできていない。なぜ小平市はやってくれないのか。
たとえば、小平市では調査報告書の原案を市教委の職員がつくっている。
または、第三者委員会の委員長が何年にもわたり『小平市教育委員会事務の点検及び評価報告書』に学識経験者の意見を寄せ市から報酬を得ている。
つまり第三者委員会と市のつながりが深く、公平、中立な立場での調査ができていないという疑念が生じる。
他市では教委が出席しない等の事例があるが?
他市では第三者委員会には教育委員会等が出席しないという事例もある。庶務も教育委員会事務局が担当するのではなく、ほかの部署、総務課とかそういったところが担当している事例もあるが、どう考えるか。
庶務をどこが担っているかは、以前も指摘があったので、こちらとしても可能な範囲で26市のほうには確認したところ、26市すべてが、担当は指導課、指導室ということで回答を得ている。
全国的に見ると、そうではない地区というのもあると思うが、ほかの地区も、担当としては、やはり学校に一番近い担当課が担当している状況かと思う。
🔍他市では庶務であっても第三者性を重んじているようです
その後調査したところ、小平市を除く多摩25市に調査したところ次のような結果でした(次の3月定例会で指摘する予定です)。
- 第三者委員会の会議に教育委員会は出席しない
- 第三者委員会の指示があれば教育委員会は会議に出席しない -
この結果を見ても小平市の対応は異常ということになります。第三者委員会も機能していないと言わざるを得ません。
他市でも第三者委員会に市教委の職員が複数参加している?
他市も第三者委員会にたとえば教育委員会指導課の職員が複数参加している状況なのか。
委員会の中に事務局職員が入っているかどうかまでは確認していないが、担当しているのは指導課ということでの確認をした。
担当しているという情報だけでは実際にどんなやり方をしているのか分からない。
私が知っている(ほかの自治体で)第三者委員会の委員の方々は「私が担当したところではそんなことはしていない。そんなことがあったら第三者委員会の中で問題にされる。 」と。
他市がどうあれ第三者性を高めるのが進むべき道では?
ほかの25市が、万が一本当に指導課から6人とか複数人第三者委員会に参加している状況だったとしても、小平市はそれをまねして「ほかの市がやっているからよい」という話ではない。
できるだけ理想的な、第三者性を高めていく方向で動いたほうがよいが、どうか。
私どもも、先進的な事例や、うまく機能している地区の事例等を研究して考えていきたい。
せっかくいじめ防止基本方針が先進的にできている。そういう対応のほうも先進的にしてもらい、ほかの市から「参考になる、目指すような形ですね」 と言われるようなやり方を目指してほしい。
以上