質問する理由
社会福祉法人ときわ会における虐待の通報を市長及び担当課が甘く見ていた件について、関係者の方々から詳しくお話を伺う機会があった。
問題は多岐に渡る。小平市は虐待への意識やその根底にある人権意識はもとより、事業者とともに歩むという意識も非常に薄く感じる。改善を求めるため以下質問する。
① 2か月遅れて虐待通報を読み、市長はどう対応した?
前回12月定例会の一般質問で、市長への手紙に寄せられた詳細な虐待通報を市長が2か月放置したと判明している。
その後市長は(その虐待通報)を読んでから、どんな対応を何日で行ったか。
私が手紙を読んだ時点においてすでに担当課に同内容の連絡が入っており、対応中であったことから、その対応を進めるよう指示した。
担当課は、市長へ報告せず対応した?
市長への手紙に来ていた虐待の通報を2か月読まずに放置していた。その2か月後に市長が読んだ。その時点ですでに担当課がやり取りしていて、市長に連絡が入ったと。
では、その対応を始めた時点で市長へ報告がなかったということか。
市長への手紙について、当時は、月ごとにまとめて決裁を上げる制度だった。
今回、2月の初旬と中旬に1回ずつ、本件の市長への手紙が来た。それを市長への手紙の担当課である市民相談課が受け、(内容の)担当課である障がい者支援課に来た。
障がい者支援課がすぐその日のうちに本人と連絡を取り、それまでもやり取りした案件だったので、引き続きその方と対応を調整していた。
その旨をまた市民相談課へ戻した。
市長への手紙の意味がまったくないですね。
当時の市長への手紙のルーチンとしては、月ごとにまとめて市長に決裁を上げるという流れだった。2月分ということで、3月に決裁を上げた。
市長がその件について確認を取ったときは3月下旬。
そのときにまだ継続して2月に障がい者支援課は対応中だったということで、市民相談課には、対応中ということの内容で戻した。
「市長への手紙」を市長が見ていない
要は、市長への手紙が来たけれども市長が認識していない状況で対応を進め、ルーチンがあるので2か月後になったけど市長に見せた、という話だと思う。それは問題。
市長への手紙で手紙を書かれた方々は、すぐにでも市長が対応してほしいという思いでいる。それを担当課が把握しているにもかかわらず、市長にその時点で見せなかったのはすごく大きな問題。
市長への手紙の対応を変え、まず市長が目を通す仕組みに変えるという。しかし、市長と担当部署のコミュニケーションがきちんとできていなければ、また同じようなことが起きる。
そのあたりは本当に改善してもらいたい。
市長は虐待防止法や手引きを読んだ?
しかし、虐待に対する意識がやはり薄過ぎる。
障害者虐待防止法の第5条に次のようにある。
障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律 第五条(国民の責務)
国民は、障害者虐待の防止、養護者に対する支援等の重要性に関する理解を深めるとともに、国又は地方公共団体が講ずる障害者虐待の防止、養護者に対する支援等のための施策に協力するよう努めなければならない。
市区町村だけではなく、国民全員の義務。虐待についての理解を深めなくてはならない。
市長は、この障害者虐待防止法や厚生労働省の手引 は読まれたか。もし読まれたとしたら、どのタイミングで読まれたか。
障害者虐待防止法、国の手引、こちらについては、当然、担当課は日々確認をしている。
その内容について、事細かに報告をしているわけではないが、事案によって市長に報告している。
そういう意味では、市長は把握していると捉えている。
100頁程度の資料を読んでない?
この手引は200ページぐらい。ただ冒頭の基本部分が約40ページで、続く次の3つはだいたい同じ内容。
- 養護者による虐待:約60ページ -- cgit v1.2.3-54-g00ecf