(1)進学先へいじめ情報引き継がれず再発、教育長答弁と真逆だが
ようなことしか書かれてない。ガイドラインには「調査結果が出てからの指導」についてのみ書いてある。
つまり、いじめ重大事態の調査中は、特に指導はできず、できることといったら上記の2点くらいしかないと読める。
しかし、そういう認識ではない、ということでよいか。
そのとおり。
「調査中でも指導できる」は明文化されている?
いじめ重大事態の調査中でも、どんな指導をするといったことは事前に決まっているんか。
先生方は「重大事態の調査中だから、きちんとした指導ができない」と思われているのではないか。
先生方が対応をためらわないような指針等はあるか。
「いじめ重大事態の調査中であっても、いじめの指導は並行して行う」といったことを明文化しておく必要があると思うが、どうか。
調査中であることをもって必要な指導をしないということは決してない。
ただ、それをどこかに明文化すべきというのは、意見として受けたい。
④ いじめ情報引継ぎ時の課題は?
いじめ関連情報の引継ぎをする際の主な課題は何か。個人情報の保護が影響するか。
引き継ぐ側と引継ぎを受ける側の双方が、互いに必要とする情報を理解し、共有することが課題であり、必要に応じて適宜機会を設定しながら丁寧に引継ぎを行うことが重要と捉えている。
なお、事案の内容によっては、個人情報の保護が影響する場合もあるものと認識している。
個人情報審議会への諮問が必要なこともある?
通常は小平市内の学校のことであれば、個人情報の保護の対象外なはずだが、場合によっては小平市情報公開・個人情報保護・公文書管理審議会 への諮問が必要になることもあるということか。
たとえば、加害児童・生徒や保護者が情報を出したくないとしたときには、個人情報を保護するために控えることもある。
⑤ 学校いじめ防止基本方針が改訂されていないが?
小平市立花小金井小学校の学校いじめ防止基本方針で、進学先中学校への情報提供についての記載が消えた理由について、昨年12月に市教育委員会は次のようにも答弁をした。
引継ぎをしていないことでは決してないが、誤解を招くのであれば改めたいとしている。改定の際に見直す予定。
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しかし令和6年4月1日に発行された同基本方針の令和6年度版でも当該部分は見直された形跡がなく、記載がないままだ。見解は。
現在、小平市いじめ防止基本方針の改定に向けて準備を進めており、各校の学校いじめ防止基本方針については、小平市いじめ防止基本方針の改定後に見直しを行う予定。
以上