--- title: 小平市立合気公園・開園セレモニー description: 小平市上水南町二丁目の佐川幸義邸跡地に新設された合気公園の開園セレモニーに参加しました authors: yohei tags: [合気公園, 佐川幸義氏, 公園, まちづくり] hide_table_of_contents: false img: IMG_1825.jpg --- 小平市上水南町二丁目の佐川幸義邸跡地に新設された小平市立合気公園がついに開園しました! 令和6年3月23日(土)午前10時から現地で行われた開園セレモニーに参加しましたので、写真と動画で様子をお知らせします。 {/* truncate */} ## これまでの経緯 合気公園に関してこれまでの経緯はこちら↓にまとめています。 - [旧佐川邸の公園化を考える会・これまでの経緯(2)](https://sagawa-aiki-park.com/keii-2/) - [請願第5号 旧佐川邸の土地を売らないことも含め、市民の意見を聞きながら公園整備を行うことについて](https://yasutakeyohei.com/books/reiwa3/20210219_teireikai/seigan-5.html) - [(令和6年1月31日の様子)小平市上水南町二丁目の佐川幸義邸跡地に新設される合気公園の整備進捗状況を見てきました](../../../01/31/sagawa-aiki-kouen-seibi-joukyou/index.mdx) ## セレモニーの様子 次のような次第で、約30分間行われました。 1. 開会の辞(水と緑と公園課長) 1. 挨拶 1. 市長 1. 市議会議長 1. 大東流合気佐門会理事長(木村達夫氏) 1. 除幕式 1. 旧佐川邸公園の公園化考える会代表(岡江伸子氏)の挨拶 1. 除幕 1. 閉会の辞(水と緑と公園課長) 1. お知らせ(水と緑と公園課長) 最後のお知らせとしては、2種類の草の種子を植えているので養生中とのことでした。4月中旬ころに様子をみて養生の囲いを外すそうです。 ![挨拶の様子](ceremony-yousu.jpg) ↑たくさんの方が参加されました。 ![除幕直前](kensyouhi-jomaku-1.jpg) ![除幕直後](kensyouhi-jomaku-2.jpg) ↑市長、市議会議長、木村氏、岡江氏により、顕彰碑の除幕が行われました。 ### 式次第(小平市) ## そのほかの写真 次の写真と動画はセレモニー直後と3月28日(木)に撮影したものです。 ### 出入口 ![正面出入口](syoumen-deiriguchi.jpg) 正面出入口 ![北東側出入口](hokutou-deiriguchi.jpg) 北東側出入口 ### 園名碑 ![合気公園・園名碑](aiki-kouen-enmeihi.jpg) 道場に使われていた屋根瓦(鬼瓦)の一部が埋め込まれています。道場関係の方によるデザインです。 ### 顕彰碑 ![合気公園・顕彰碑](kensyouhi.jpg) ![合気公園・顕彰碑詳細](kensyouhi-syousai.jpg) > 合気柔術は それ以前の柔術や柔道とはまったく別系統の柔術で 武田忽角先生によって初めて世に知られるようになった > > 佐川幸義先生は 明治三十五年北海道の湧別に生まれ 十歳より 武田先生から大東流合気柔術を習い 三十歳代には武田先生と二人で各地を教えて廻った > > 昭和三十年 小平市のこの場所に正伝大東流合気武術総本部道場(佐川道場)を開いた > > 平成十年に九十五歳で逝去する前日までこの佐川道場で合気を発展させ続け前人未到の境地に達し人間が年齢を乗り越える可能性を体現した > > 道場訓冒頭 > 合氣は氣を合わす事である > 宇宙天地神羅萬象の総ては融和調和に依て > 円満に滞り無く動じて居るのである > その調和が合氣なのである ### 日本庭園 ![日本庭園(1)](nihon-teien-1.jpg) ![日本庭園(2)](nihon-teien-2.jpg) 早くも子どもたちが石に上って遊んでいました😍 ### 道場跡地横にあるベンチ ![道場跡地横のベンチ](bench.jpg) 緑色に舗装された部分が道場跡地です。 ### テーブル ![ベンチとテーブル](bench-table.jpg) ### パーゴラとベンチ ![パーゴラとベンチ](pergola-bench.jpg) ### 水飲み ![水飲み](mizunomi.jpg) ### 南西出入口への通路 ![南西出入口への通路](nansei-tuuro.jpg) ### 看板 ![公園の立て看板](kanban.jpg) ### 売却予定地 ![売却予定地](urichi.jpg) 佐川幸義氏のご遺族から土地約1,300㎡と現金約3,000万円をご遺贈いただき、さらにふるさと納税で小平市として過去最多の約1,600万円ものご寄附をいただきました。ありがとうございました。それでもなお整備費用として約2千万円が不足しているという理由から、小林洋子市政である小平市は1区画を売却するとしました。 路線価は約21万円/㎡ですので、土地の評価額は約2.7億円となります。合計で優に3億円もの寄附をいただいたことになります。また市民と市が理想的な形での協働ができたり、ふるさと納税で歴代記録を更新している画期的な事業だったわけですから、最後は市に残りの整備費用を出してもらいたかったところです。残念ですがこの1区画は令和6年度中に売却予定です。 ## 動画 Xに投稿した動画をご覧ください。 {/* */} import {Tweet} from 'react-tweet' {/* */}