(1)ふるさと納税の健全な活用と、指定寄附制度の拡充で市民参加の推進を
まとめ
令和元年11月29日に行った2件の一般質問のうちの1件目です。
小平市はふるさと納税制度を活用せず、そのため市税の流出額は平成30年度までの累計で約6億円に上り、年々流出額は約1億円ずつ増加しています。にもかかわらず「他市の財源を奪う」ため制度を活用しないとしており、その姿勢には大きな問題があります。制度本来の趣旨で活用すれば、よいことばかりなはず。実は流出額の4分の3が交付税として戻されることなど重要な情報も得ました。なおさら活用すべきです。また、上水南町の旧佐川邸公園にもふるさと納税が活用できるような仕組みを設けるよう訴えました。
ここでの答弁も参考になり、旧佐川邸公園の整備にふるさと納税が活用されるという画期的な結末へ進んでいきます😁。
旧佐川邸公園の画期的な整備についての経緯はこちらにまとめています。
質問 | 答弁概要(クリックで詳細) |
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ふるさと納税の大幅流出と増大をどう捉えている? | 市の財政に大きく影響する |
対策は? | 市報や財政白書で、市の歳入が減少していることを伝えている |
市民全員がふるさと納税を最大限使った場合、流出額想定は? | 約28億円 |
東京都知事を通じて要請している具体的内容は? | 制度見直しを行うよう国へ働きかけ |
地方交付税の交付団体にはふるさと納税流出額の4分の3が戻る? | そのとおり |
市民が市にふるさと納税しても交付税で4分の3戻るか? | 戻る、トータルプラスか |
寄附金使途の限定指定が可能な仕組みの導入を? | 管理上の課題が多く難しい |
旧佐川邸公園整備のためふるさと納税制度整備を? | 条件つきなので扱いしない |