(1)市長責任でビジョン構築を急げ。ICT整備の好機を逃すな
~ 地域活動を維持するためにオンライン・ハイブリッド開催の推進と、情報格差が広がらないよう市のサポートを ~
📄会議録を見るまとめ
令和2年9月11日に行った2件の一般質問のうちの1件目です。
コロナ禍で市税収入はどれくらい減少するか、その事態にどう対応するか、公共施設の縮小を加速することにならないか、などを確認しました。また地域活動を維持するためのオンライン・ハイブリッド開催の推進、情報格差が広がらないよう市のサポートが必要であることを訴えました。また市長に対し、補正予算4号の内容があまりにもひどかった理由が、職員約千人の知恵が集結する仕組みがないこと、市長が責任を取る態度を見せないことが原因ではと指摘しました。市長はこれに対して「(発言を)撤回していただきたい」という答弁をし、驚きました。
コロナ禍は人々のつながりを分断したり、市民活動を抑制したりする働きがあります。現状ではオンライン化などにより対抗する必要があります。ICT機器が苦手な方も参加できるよう、現地とオンラインの併用でハイブリッド開催にしたり、身近な人にICT機器の使い方を教えてもらうなどの仕組みも必要です。しかし市の動きは遅いです。継続して訴えます。
質問 | 答弁 |
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現時点で、市税歳入の減少見込みは? | 厳しい状況にある |
歳入減少で公共施設の規模縮小を早める? | 当面の対応で早める予定はない |
コロナ禍で公共施設の1日平均利用者数は? | 7月は図書館約2割減、ほかは6~9割大幅減 |
↑ 今後の見込みは? | 感染状況にもよるが図書館以外は急激な回復なしを見込む |
公共施設のWi-Fi設置状況は? | 中央公民館・中央図書館・仲町テラスのみ設置済み |
↑ 今後の整備予定は? | 小川駅西口地区市街地再開発事業の複合施設のみ設置予定 |
市民活動オンライン化の把握は? | オンライン化を開始の団体があるのは把握 |
↑ オンライン化の課題は? | 通信環境等整備やシステムを使いこなせる人員確保等 |
↑ 希望者にタブレット等を貸与しネット併用開催を実験しては? | 貸与は考えてない |
市の委員会等のオンライン開催状況は? | 4つの委員会・審議会で8回開催 |
↑ 課題は? | 職員の習熟度や参加者の通信環境でオンライン参加不能な場合がある |
市民1人1台タブレット完備の小平市を目指しては? | 市民への配布は現在考えていないが経済的理由で情報端末を保有できない方への対応などは今後の課題 |
Web図書館については検討しているか? | 検討はしていないが情報収集に努める |