(2)学ぶ機会の喪失をできる限り減らすために
📄会議 録を見るまとめ
令和3年12月2日に行った3件の一般質問のうちの2件目です。
9月定例会において、私が筆頭紹介議員を務めました、情緒固定級*の設置に向けた請願が採択されました。慎重に進めながらも、できるだけ早い対応を願いたいところです。
(*自閉症・情緒障害特別支援学級)
しかし、そうした新しい学びの場ができるまでの間も、サポートが必要な、困難を抱えた子どもたちがたくさんいます。市として、不登校の子どもも含め、そうした子どもたちの学びの機会損失をできる限り減らす手だても同時に進めなければなりません。
そこで、合理的配慮の徹底という観点から、「障害者差別解消支援地域協議会」の設置検討状況や、「こだいらこれだけは」の活用状況について質問しました。
また、オンライン配信を活用し、特別支援教室や別室登校から通常学級の授業に参加できる取組みについて、他市の事例も紹介しながら提案しました。
市からは、さまざま検討するといった前向きな答弁が得られました。実施に向けて継続して提案し、訴えていきます。
質問 | 答弁 |
---|---|
障害者差別解消支援地域協議会の設置検討状況は | 情報収集したが設置検討まだ |
設置に向けての課題は | メンバー選定と、どんなことを協議するか |
設置しなくても対応できている認識か | すべてではないが一定程度はできている |
合理的配慮を進めるための場にしては | 重要な機能。他市の事例も収集している |
こだいらこれだけはの提供形態は | リーフレット(のA4半分未満)と、学校訪問 |
こだいらこれだけはで、合理的配慮の具体的事項を共有しては | 掲載を検討する |
合理的配慮の事例をまとめた冊子のような形で提供しては | 継続し理解していく |
別室登校の状況は | 中学校はおおむね設置、小学校は整っているところから設置 |
別室登校の子に通常学級の授業をオンライン配信しては | 検討進めるべきと認識 |
自宅からオンライン授業参加を出席と認める取組みを | 一定要件で出席扱い可能 |
通告書
主な質疑
以下の質疑は要約です
正確な質疑内容は会議録をご参照ください。
なお実際は理事者側の答弁すべてが敬語表現でなされています。ここでは簡略化のため敬語表現を省いています。