(4)事実捏造が起きた件と、改ざんの疑い等について
まとめ
令和6年6月6日に行った4件の一般質問のうちの4件目です。
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質問 | 答弁概要(クリックで詳細) |
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通告書
主な質疑
正確な質疑内容は会議録をご参照ください。なお実際は理事者側の答弁すべてが敬語表現でなされています。ここでは簡略化のため敬語表現を省いています。また、分かりやすくするために、ここではすべて一問一答に見えるよう順番を並べ替えています。実際は、初回質疑は一括質問・一括答弁方式です。
質問する理由
市立学校及び市教育委員会(以下、市教委と呼ぶ)とのやり取りの中で、事実の捏造、歪曲があり、または改ざんを求められたという複数の保護者からご相談を受けた。
それぞれの経緯を次に説明する(特に指定のない主語は保護者とする)。
(1)事実が捏造された
(1)ある保護者が、「小平市立学校版感染症予防ガイドライン」に基づく市立学校の指導に不安を感じたため、令和4年11月9日に当該学校へ相談した。
学校からは「ご指摘の指導内容は調査中」という旨の回答を得、市教委からは同21日に「指導内容は現在確認中、当該学校が指導内容を確認した後に保護者へ説明する」旨の回答を得た。
しかしそれ以降連絡がなかったため、令和5年に入り、市長への手紙も併せて問い合わせた。そこで市教委から「学校はすでに11月9日に説明済み」という旨の回答を得た。
しかし保護者は当該の説明を受けた事実がないため、市教委へ「いつ誰が何を説明したとするのかの報告」を求めた。
具体的回答のないまま時間が過ぎ、同9月に市長と教育長へ再度報告を求めたところ、市教委からメールで事実に反する報告が届いた。11月9日に学校はすでに説明済みとし、説明したとする具体的内容が箇条書きされていた。
しかし保護者はそれらの説明を一切受けていない。「調査中」との説明しか受けていない。
つまり事実が捏造されたことになる。なお保護者側は2人で説明を受けている。冒頭で示したように市教委からの回答メールにも「調査中」と書かれていることから、状況から見ても捏造が起きたと考えられる。
(2)事実が歪曲され庁内を回った
(2)ある保護者が、市立学校の校長に体罰調査を要望した。
後日、市長部局と市教委の連名で「第三者委員会設置の要望は、権限がなく、校長の立場では答えられない」旨の回答が寄せられた。
しかし校長には第三者委員会設置の要望はしていない。事実と異なる要望が庁内を回り、検討に時間が費やされたことになる。校長はそのような報告を市教委へ上げていないとしているため、市教委内部で情報が歪曲したものと考えられる。
(3)公文書改ざんでは
(3)ある保護者が、市に対し保有個人情報の開示請求を行った。
市長部局用の開示請求用紙を用いて、総務部総務課に対して請求したが、開示決定通知は市教委から発送された。
その際、市教委職員から指示を受けて市教委用の開示請求用紙に書き直し、日付をさかのぼって書いて提出した。
これは公文書改ざんではないか。
以上の問題と、また昨年私の一般質問で指摘した件でも同様の問題が残されているため、含めて以下質問する。
① 学校や市教委が意図的に事実を捏造したことへの見解は?
特に(1)に関しては、意図をもって学校や市教委により事実の捏造がなされたものと考えるが、見解は。
当該保護者と学校及び教育委員会の間で、いただいたご要望に対する対応について認識の齟齬があったことにより、教育委員会から事実に反する報告があったと認識されているものと捉えている。
齟齬があったことを認識した後、すぐに当該保護者にお詫びしており、学校及び教育委員会が意図をもって事実を提造したという事実はない。
② 担当が不在だと対応が滞るのか?
(1)は、担当者の体調不良で、市教委へ連絡しても対応のなされない期間が続いた。担当が不在だと対応が滞るのか。見解は。
対応は個人ではなく組織として行っているので、担当者が不在であることをもって対応が滞ることはない。
③ 公文書改ざんでは?
(3)は公文書の改ざんに当たるのではないか。見解は。
当該事案にかかる開示請求書は、開示請求者本人にご記入いただいたものであり、市が作成したものではないため、公文書の改ざんには当たらないものと捉えている。
市の職員が「その日付にして書いてください」と要請して書いたものだが、改ざんに当たらないのか。
市の職員の指示にしたがって書いたものだが、どうか。
今回の事案の詳細のところは確保していないが、教育長答弁のとおり、本人が書いた文については当たらないというところで答弁をした。
職員が請求して書いてくださいと言ったものに関しては改ざんに当たらないということで、分かった。
市民に書いてもらえば改ざんにならないという裏技があるのですね😇
④ 庁内でどう扱われている?
(1)から(3)の件は、すでに保護者と市はやり取りをしている。それぞれ庁内でどのように扱われているか。
それぞれの事案ごとに適切に対処している。
なぜずさんな調査が続いている?
(1)について、市民から不正であるという訴え、いわば告発がされて、昨年10月に市がそれを受理して半年以上が経過する。
事実捏造ということで、職員の処分も検討しなければならない事案だと思うが、なぜこのような杜撰とも言える調査が続いているのか。
また事実を捏造した職員が判明した場合、どのような処分がなされるか。
事実を捏造したという事実はない。
⑤ 対応を漏らさないことが重要では?
これまで市のほかの事業についても指摘をしているが、市民から相談を受けた際には、できれば録音をして、重要なものはAIを活用するなど効率的に文字起こしを行うこと。また記録した相談内容やその後の対応予定を相談者に確認するなどして対応を漏らさないことが重要だと考える。見解は。
AIの活用については、現在のところ、セキュリティ面等での課題について整理が必要であると捉えているが、記録した相談内容雲を相談者に確認することは必要に応じて行うべきであると捉えているので、事案ごとに適切に対応していく。
⑥ 昨年末に指摘した件はどうなっている?
昨年12月定例会の私の一般質問「いじめ対応でほぼまったく資料を作らないことが許されるのか」で最後に触れた、議長が市民へ誤った説明をすることにもつながった件について。
当時の校長・副校長、市教委の担当課長、指導主事、保護者、私が出席した会議の会議録も含む資料を開示請求したところ、作成していないとした問題は、庁内で今どう扱われているか。
教育委員会としては、これまでと同様に、学校には、状況や認識を確認するため、事案に応じて記録の作成を求めてまいります。
また、保護者等が教育委員会事務局に問い合わせやご連絡をいただいた事案についても、必要に応じて記録を作成している。
学校は会議録をつくっていた?
結局、学校で会議録はつくっていたか。
指摘の事案について、今どの事案のことかというふうな認識でおり、ここでの答弁は控える。
時間がないので詳しくできないが、これ、ひどい(件)。やり取りをメールで見せてもらったが、まったく日本語が通じない。
教育委員会から送られてきたメールを読んでも、いったい何のことだか。私は読解力がある程度ある方だと思っているが、わからない。
(ここで時間切れ)。
新入職員の人たちはそういう形に染まらず、頑張ってほしい。(新入職員の方々が傍聴していました)。
以上