--- first: 2022-09-24 description: 令和4年度9月定例会における一般質問4件目のまとめ。 tags: - 一般質問 - 発達障害 - 学習障害 - ディスレクシア - 教育委員会 --- # (4)デイジー教科書の一括申請と、社会科副読本のデイジー化を ## まとめ 令和4年9月9日に行った5件の一般質問のうちの4件目です。 [令和2年6月の一般質問](../../r2d/6gatu/1-giga-school-dyslexia.mdx)で、デイジー教科書の一括ダウンロード申請を提案し、教育委員会から前向きな答弁を得ていました。その後、保護者の方から、まったく動きがないということを伺い今回再度質問しました。 時間がなく再質問はできませんでしたが、初回答弁からは、この2年間で大した検討をしていなかったことが明らかになりました。 {/* */} なお、授業で使われる頻度の高い、小平市小学校社会科副読本の「わたしたちの小平市」は、早期にデイジー化した方がよいと思われます。 {/* */} デイジー化費用も事業者の見積もりでは30万円程度です。しかし、市としては、副読本をデータ化した資料がすでにあり、学習者用端末の読み上げ機能等を活用することで読むこと等の困難さの軽減につながることからデイジー化を行う予定はないと答弁しました。 再質問の時間があれば、次の質問をしたところでした。 - データ化した資料とはどんなものか(単なるPDF、しかも一部では) - タブレットの読み上げ機能が十分使えることを検証したか(していないのでは) 保護者の方と相談しながら、機会を見つけて質問します。 {/* */} | 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | |---|---| | ① デイジー教科書一括ダウンロード申請の状況と課題は? | [手続きを確認中、メリットや活用方法の詳細について情報提供が必要。](#bold-daisy-kyoukasyo-download-sinsei-kentou-joukyou-kadai) | | ② 「わたしたちの小平市」をデイジー化しては? | [端末読み上げ機能を使えばよく、予定なし。](#bold-watasitachi-kodairasi-daisy) | {/* */} ## 通告書 ## 主な質疑 import Partial from './../../_partial.mdx';
### 質問する理由{#bold-riyu} [令和2年6月の一般質問](../../r2d/6gatu/1-giga-school-dyslexia.mdx)で、タブレットの導入に合わせて、デイジー教科書の一括ダウンロード申請し、どの児童・生徒も自由にデイジー教科書を選択できるようにしてはどうかという質問をした。 その答弁では「[情報端末の導入に伴う積極的な活用を検討する](../../r2d/6gatu/1-giga-school-dyslexia.mdx)」とあった。 {/* */} また一括申請のメリットについては、「[今後、GIGAスクール構想で1人1台になった場合ニーズのある子どもがすぐに使えるよさがある。個々それぞれがやっていくと手続的な手間もあり、それぞれ使いたいときに使えないということもある。一括でできる環境を整えていくことが重要](../../r2d/6gatu/1-giga-school-dyslexia.mdx)」と答弁した。 {/* */} デイジー教科書の導入に向けた検討状況について問う。 ### ① デイジー教科書一括ダウンロード申請の状況と課題は?{#bold-daisy-kyoukasyo-download-sinsei-kentou-joukyou-kadai} デイジー教科書の一括ダウンロード申請について、検討状況、課題は。 {/* */} 教育委員会が一括してダウンロード申請することで、学校はデイジー教科書を必要とする児童・生徒に対してアカウント発行するだけで、当該児童・生徒が、その都度使用できることから、教育委員会による一括申請に向けた必要な手続について確認している。 課題は、デイジー教科書の活用について、教職員、保護者、児童・生徒が、メリットや活用方法などの詳細を把握していないことが考えられるためさらなる情報提供の必要があると認識している。 {/* */} {/* */} ### ② 「わたしたちの小平市」をデイジー化しては?{#bold-watasitachi-kodairasi-daisy} 授業で使われる頻度の高い、小平市小学校社会科副読本の「わたしたちの小平市」をデイジー化する費用は、事業者の見積もりでは30万円程度と思われる。 すぐにでもデイジー化してはどうか。課題は。 {/* */} 副読本をデータ化した資料がすでにあることから、学習者用端末の読み上げ機能等を活用することで読むこと等の困難さの軽減につながると捉えており、現時点では副読本のデイジー化を行う予定はない。

以上