--- first: 2023-06-24 description: 令和5年度6月定例会における一般質問3件目のまとめ。 tags: - 一般質問 - 教育委員会 --- # (3)第4次小平市子ども読書活動推進計画に関するパブリックコメントの把握漏れについて ## まとめ 令和5年6月9日に行った3件の一般質問のうちの3件目です。 👷‍♂️まとめ作成中です🚧 ## 通告書 {/* ## 主な質疑 import Partial from './../../_partial.mdx';
### 質問する理由{#bold-riyu} 令和元年11月22日から約1か月間行われた第4次小平市子ども読書活動推進計画に対するパブリックコメントに関して、市ホームページのパブリックコメント機能で寄せられた御意見、御提案に1件の把握漏れがあったことが先日判明した。  いただいた御意見、御提案は、(1)ディスレクシアの当事者の声を聞いてほしい、(2)デイジー図書を利用する際の機器を現状の古くて画面が小さいタブレットではなくデイジー図書の閲覧に適したものにしてほしい、(3)学校での読書習慣などの取組では読むことが困難な子もつらい思いをせず参加できるような配慮をお願いしたいといったものであった。当該計画は確定しており、これらの御意見、御提案については、全て今後の参考意見にするという扱いにされ、次に示す市の考えが付された。  「(計画)のP16「(13)特別な支援を必要とする子どもへの支援」にあるように、ディスレクシアの子どもに向けた読書支援に努めてまいります。デイジー図書の貸出しの際には、デイジー図書音声再生専用機の貸出しも行っていますが、今後ICTを活用した資料の提供も研究してまいります。」。この市の考えは、個別具体に挙げられた課題を抽象的にまとめてしまっている。また、P16の(13)について言及があるが、それはパブリックコメントのために事前に提供されていた計画案にも記載されていたことである。総じて(1)から(3)の提案を真摯に検討したようには感じられない。貴重な御意見、御提案が漏れたまま計画が確定して進んでしまっている現状に問題意識を持っているのか疑問を感じる内容である。  なお、令和5年3月に小平市図書館協議会から提言「デジタル化時代の公共図書館を考える」が出されている。私は、デジタル化で最も恩恵を受けたり被害を被ったりするのは特別な支援を必要とする方だと考えており、デジタル化を考える際には、そういった方々のことを真っ先に考えて計画を立てるべきだと考えている。しかし、この提言の中で、特別な支援を必要とする方への具体的な言及があるのは、「障害者サービス」としてサピエ図書館の紹介程度であり、(1)から(3)の視点が全く欠如している。もしパブリックコメントで(1)から(3)についての把握漏れがなく、計画の中で言及をしてもらえていれば、こういった提言の中にも一つの重要な観点として取り入れられたのではないかと考えると、とても残念である。  そこで、既にパブリックコメントから3年半が経過しているが、これらの御意見、御提案に光を当てるべく質問する。 1、市は、子どもの読書活動に関して、視覚障害者やディスレクシア当事者の声を聞いてほしいという点についてどう考えているか。 2、市は、デイジー図書を利用する際のデイジー図書閲覧に適した機器貸出しについてどう考えているか。 3、市は、学校での読書週間において、読むことが困難な子への配慮はどのように行っているか。

以上

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