小平市の国保から見えた課題
透析はゴールではない。
腎移植という選択肢を。
透析の毎日と、移植で変わる生活。海外の政策から考える。
小平市の人工透析(年間)
延べ1,371人
令和6年度
腎臓移植
2件
令和6年度
※腎移植の対象になるかは年齢や合併症などで異なります。透析の医療費は1人あたり年間約588万円(概算)。
透析は命をつなぐ大切な治療です。しかし、生活上の負担は小さくありません。
人工透析の毎日
週3回・1回4時間の通院
(一般的な血液透析)
食事・水分の制限
穿刺の痛み、疲労、血圧低下など
仕事・旅行・家族の時間に制約
※透析の頻度・時間は患者によって異なります。
腎移植で変わること
透析の時間的・身体的制約から
離れられる可能性
生存率・QOLが高いとされている
仕事・旅行・家族の時間の
選択肢が広がる
※移植後も免疫抑制剤・通院・
感染症対策が必要です。すべての人が
移植を受けられるわけではありません。
海外では、移植を優先する政策が進む
米国
2019年、新規の末期腎不全
患者の80%を在宅透析
または移植へ(2025年目標)
英国
2020年、臓器提供の
みなし同意(opt-out)を
導入
スペイン
みなし同意+移植
コーディネーターで
高い臓器提供率
日本では透析に留まる人が多い。
カナダ・ノバスコシア州やクロアチアなど、海外では移植を後押しする制度が進む。
できること
1. 臓器提供の意思を表示する
マイナンバーカード・運転免許証・資格確認書・インターネット
2. 家族と話す
3. グリーンリボンを知る
データ出典:令和6年度小平市国民健康保険事業特別会計決算特別委員会
参考:日本臓器移植ネットワーク(https://www.jotnw.or.jp/)、各国政府・移植団体資料
作成:安竹洋平(小平市議会議員)/CC BY 4.0/2026年10月