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title: textlintで文章校正する方法
description: 日本語の文章をリアルタイムで校正するtextlintを、Zedエディタで使う方法。自作LSPサーバーの導入からルール設定、自動修正、無効化までを解説します。
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import WhisperStyles from '@/components/WhisperStyles.astro';
## textlintとは
[textlint](https://textlint.github.io/) は、JavaScriptで書かれた文章校正ツールです。校正ルールをプラグインで自由に追加・設定できます。日本語に限らず、あらゆる言語のテキストを校正できます。
- 誤字脱字や表記ゆれを自動検出
- 「例えば」→「たとえば」のような表記統一
- ら抜き言葉・い抜き言葉のチェック
- 一文の長さや句読点の数をチェック
## Zed用がなかったのでつくりました
VSCode用の拡張機能はありましたが、私が最近愛用している[Zed](https://zed.dev/) にはなかったため、LSPサーバを自作しました(Powered by DeepSeek V4 Pro)。試していませんが、VS Code, Neovim, Emacsなどでも使えるものと思います。
## 2つのプログラム
| 名前 | 役割 | 状態 |
|---|---|---|
| `textlint-lsp` | LSPサーバー本体。Node.jsで動作 | [npmで公開済み](https://www.npmjs.com/package/textlint-lsp) |
| `zed-textlint` | Zed拡張機能。`textlint-lsp` を起動 | [PR提出済み](https://github.com/zed-industries/extensions/pull/6693) |
## できること
- 文字入力のたびに自動校正(同じ文章を再チェックしないので2回目以降は一瞬)
- 波線で問題箇所を表示
- `Ctrl+.`(または⚡アイコンをクリック)で修正候補を表示・適用
- ルール単位の無効化(行単位/全ルール)
- `prh.yml` による独自の表記ルール定義
## 導入方法
### 1. textlint-lsp をインストール
```bash
npm install -g textlint-lsp
```
### 2. プロジェクトにtextlintをセットアップ
```bash
npm install --save-dev textlint @textlint/markdown
npm install --save-dev @textlint-ja/no-synonyms prh
```
`.textlintrc.json` を作成:
```json
{
"plugins": { "@textlint/markdown": true },
"rules": {
"@textlint-ja/no-synonyms": true,
"prh": { "rulePaths": ["prh.yml"] }
}
}
```
### 3. Zed拡張機能をインストール
#### 方法A:Zed拡張機能一覧から(現在PRマージ中ですので、それが終わってから)
Zedの拡張機能一覧に「textlint」が表示されたら、ワンクリックでインストールできます。
#### 方法B:Dev Extension として手動インストール
1. [zed-textlint.zip](/zed-textlint.zip) をダウンロードして展開
2. Zedで `Ctrl+Shift+P` → `zed: install dev extension` を実行
3. 展開した `zed-textlint` フォルダを指定
導入後、`.md` または `.mdx` ファイルを開くと自動的にlintが走ります。
## コードアクション(自動修正)
波線の上で `Ctrl+.` を押す(または⚡アイコンをクリックする)と、次の操作が選べます。
| アクション | 内容 |
|---|---|
| 修正を適用 | textlintの自動修正候補を適用 |
| 無効化:(ルール名) | その行だけ指定ルールを無効化 |
| 無効化: すべてのルール | その行以降の全ルールを無効化 |
## 無効化コメント
`.md` ファイルではHTMLコメント形式で記述します。
- `` で無効化
- `` で再有効化
`.mdx` ファイル(Starlight / Astro)では、MDXの構文制約のため、`{/* */}` で囲みます。
- `{/* */}` で無効化
- `{/* */}` で再有効化
:::note
##### 📝 MDXでの注意点
Zedのコードアクションから自動挿入されるので、普段は手動で書く必要はありません。
:::
## 公開について
### `textlint-lsp`(LSPサーバー)
[npmで公開済み](https://www.npmjs.com/package/textlint-lsp)です。`npm install -g textlint-lsp` で誰でもインストールできます。
### `zed-textlint`(Zed拡張機能)
[Zed拡張機能リポジトリにPR提出済み](https://github.com/zed-industries/extensions/pull/6693)です。マージまでは [zed-textlint.zip](/zed-textlint.zip) をDev Extensionとしてインストールしてください。
## トラブルシューティング
### MDXファイルで `{ }` がエラーになる
Mermaid図の `{{ }}` がMDXパーサにJSX式と誤認されることがあります。`{{` を `(` に置き換えてください。
### lintが遅い
初回のlintには数秒かかります。2回目以降は前回と同じ文章なら再チェックしないため、すぐに結果が表示されます。