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author安竹洋平 <61961825+yasutakeyohei@users.noreply.github.com>2024-05-22 00:45:03 +0900
committer安竹洋平 <61961825+yasutakeyohei@users.noreply.github.com>2024-05-22 00:45:03 +0900
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--- /dev/null
+++ b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/1-gyakutai-tuuhou-amakumiru-kodaira.mdx
@@ -0,0 +1,736 @@
+---
+first: 2024-05-15
+description: 令和5年度3月定例会における一般質問1件目のまとめ。
+tags:
+ - 一般質問
+ - 障害者虐待
+ - 障害者福祉
+---
+
+# (1)虐待通報を甘く見る小平市に第三者のメスを入れ手引作成を
+
+<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="" dougaHref=""></KaigirokuDougaLink>
+
+## まとめ
+
+令和6年3月1日に行った4件の一般質問のうちの1件目です。
+
+👷‍♂️まとめ作成中です🚧
+
+| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) |
+|---|---|
+
+
+## 通告書
+
+<iframe src={require('./20240301-ippan-situmon-yasutake-1.pdf').default + "#toolbar=1&navpanes=0"}className={"tukokusyo"}> </iframe>
+
+## 主な質疑
+
+import Partial from './../../_partial.mdx';
+
+<Partial />
+
+<div id="situgi">
+
+### 質問する理由{#bold-riyu}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+社会福祉法人ときわ会における虐待の通報を市長及び担当課が甘く見ていた件について、関係者の方々から詳しくお話を伺う機会があった。
+
+問題は多岐に渡る。小平市は虐待への意識やその根底にある人権意識はもとより、事業者とともに歩むという意識も非常に薄く感じる。改善を求めるため以下質問する。
+
+</MessageBubble>
+
+### ① 虐待通報を2か月遅れで読んだ市長はどう対応したか?{#bold-gyakutai-tuuhou-2-kagetu-okurete-yomi-sityou-dou-taiou-sitaka}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+前回12月定例会の一般質問で、市長への手紙に寄せられた詳細な虐待通報を市長が2か月放置したと判明している。
+
+その後市長は(その虐待通報)を読んでから、どんな対応を何日で行ったか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+私が手紙を読んだ時点においてすでに担当課に同内容の連絡が入っており、対応中であったことから、その対応を進めるよう指示した。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 市長へ報告せず対応していたのか?
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+市長への手紙に来ていた虐待の通報を2か月読まずに放置していた。その2か月後に市長が読んだ。その時点ですでに担当課がやり取りしていて、市長に連絡が入ったと。
+
+では、その対応を始めた時点で市長へ報告がなかったということか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井) " align="left">
+
+市長への手紙について、当時は、月ごとにまとめて決裁を上げる制度だった。
+
+今回、2月の初旬と中旬に1回ずつ、本件の市長への手紙が来た。それを市長への手紙の担当課である市民相談課が受け、(内容の)担当課である障がい者支援課に来た。
+
+{/* <!-- textlint-disable --> */}
+
+障がい者支援課がすぐその日のうちに本人と連絡を取り、それまでもやり取りした案件だったので、引き続きその方と対応を調整していた。
+
+{/* <!-- textlint-enable --> */}
+
+その旨をまた市民相談課へ戻した。
+
+:::info 担当課ではダメだから市長へ相談したのに…
+
+市長への手紙の意味がまったくないですね。
+
+:::
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井) " align="left">
+
+当時の市長への手紙のルーチンとしては、月ごとにまとめて市長に決裁を上げるという流れだった。2月分ということで、3月に決裁を上げた。
+
+市長がその件について確認を取ったときは3月下旬。
+
+そのときにまだ継続して2月に障がい者支援課は対応中だったということで、市民相談課には、対応中ということの内容で戻した。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 市長への手紙を市長が見ていない
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+要は、市長への手紙が来たけれども市長が認識していない状況で対応を進め、ルーチンがあるので2か月後になったけど市長に見せた、という話だと思う。それは問題。
+
+市長への手紙で手紙を書かれた方々は、すぐにでも市長が対応してほしいという思いでいる。それを担当課が把握しているにもかかわらず、市長にその時点で見せなかったのはすごく大きな問題。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+市長への手紙の対応を変え、まず市長が目を通す仕組みに変えるという。しかし、市長と担当部署のコミュニケーションがきちんとできていなければ、また同じようなことが起きる。
+
+そのあたりは本当に改善してもらいたい。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 市長は虐待防止法や手引きを読んだ?
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+しかし、虐待に対する意識がやはり薄過ぎる。
+
+障害者虐待防止法の第5条に次のようにある。
+
+<BlockQuote refs={"障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律"} href={"https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=423AC1000000079_20230401_504AC0000000076#Mp-At_5"}>
+
+{/* <!-- textlint-disable --> */}
+
+**第五条(国民の責務)**
+<Highlight>国民は、障害者虐待の防止、養護者に対する支援等の重要性に関する理解を深める</Highlight>とともに、国又は地方公共団体が講ずる障害者虐待の防止、養護者に対する支援等のための施策に協力するよう努めなければならない。
+
+{/* <!-- textlint-enable --> */}
+
+</BlockQuote>
+
+市区町村だけではなく、国民全員の義務。虐待についての理解を深めなくてはならない。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+市長は、この障害者虐待防止法や<ExternalLink href="https://www.mhlw.go.jp/content/001126130.pdf">厚生労働省の手引</ExternalLink>は読まれたか。もし読まれたとしたら、どのタイミングで読まれたか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井) " align="left">
+
+障害者虐待防止法、国の手引、こちらについては、当然、担当課は日々確認をしている。
+
+その内容について、事細かに報告をしているわけではないが、事案によって市長に報告している。
+
+そういう意味では、市長は把握していると捉えている。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 100ページ程度の資料を、報道されても読んでない?
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+この手引は200ページぐらい。ただ冒頭の基本部分が約40ページで、続く次の3つはだいたい同じ内容。
+
+1. 養護者による虐待:約60ページ
+1. 障害者福祉施設従事者等による虐待:40ページ(今回のケースに該当)
+1. 使用者による虐待:20ページ
+
+すると、約100ページのボリューム。
+
+ここまで報道される事態になっていながら、市長はこの手引を一切読んでいないのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井) " align="left">
+
+虐待案件に限らず障害者の施設に対する虐待案件等については、一つ一つではないが、全体の中で説明し制度についても説明している。
+
+制度の全体の概要の内容については、市長も把握をしているものと捉えている。
+
+:::info 市長は答弁せず
+
+一応書いておきますが、市長は出席しています😅
+
+部下に答えさせて、まったくやる気ないですね。
+
+:::
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+虐待の手引を読まないと分からない。私も読んで初めて知ったことがいろいろある。
+
+ニュースでも報道され、健康福祉部の職員も大変な思いをしているのに、手引すら読んでいない。
+
+これは大きな問題で、市長の姿勢を本当に疑う。
+
+</MessageBubble>
+
+#### では手引きにある自治体5つの責務とは?
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+では、手引に記されている地方公共団体としての5つの責務を市長は理解しているか。
+
+いまの話だと、市長に重要なところは理解してもらっているという話だった。具体的にどんな責務があるか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井) " align="left">
+
+虐待の対応というところで示されているものとして、まず最初に通報等の受付を市町村で行うと。
+
+その後、市町村による事実確認、そして市町村からの都道府県への報告、ここまでが市町村の役割ということ。
+
+その後、都道府県による事実確認、そして都道府県による社会福祉法及び障害者総合支援法の規定による権限の行使となっている。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+市長がまず答えていないということが問題。
+
+今の答弁も問題があり、5つの責務は冒頭にきちんと書かれている。
+
+1. **関係機関の連携強化、支援等の体制整備**
+2. **人材の確保と資質向上のための研修等**
+3. **通報義務、救済制度に関する広報・啓発**
+4. **障害者虐待の防止等に関する調査研究**
+5. **成年後見制度の利用の促進**
+
+</MessageBubble>
+
+#### 5つの責務について見直したか?
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+これは健康福祉部だけで全部できるわけがない、全庁的な対応が必要なこと。
+
+これら少なくとも5つの責務について、今回の件があり、報道され、大きな問題になってから見直しをしたか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井) " align="left">
+
+今回、報道等もあり、昨年の秋口から、実際のアンケート調査は夏前からしている。この案件に対する対応は1年近くやっている。
+
+その対応をする中で、改めて今回、国や都に対してかなり頻繁に、市町村の役割の部分を確認しながら進めてきている。
+
+その中で、市としてまずやらなければいけないのは、虐待があってはならないということ。
+
+それを防止するためにどういうことが必要なのか、日々業務を行う中でその改善点を図っていく。
+
+:::info つまり
+
+5つの責務について何も答えていないですね。
+
+:::
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+担当部署が答えていることから分かるように、全庁的な対応が必要なことにもかかわらず担当部署が答えている。
+
+そんなことあり得ない。
+
+人材の確保は誰がやるか。通報義務、救済制度に関する広報・啓発は担当部署がやることではない。全庁的にやらなくてはならない。
+
+市長が一切答えず、担当部署に答弁を任せている。
+
+今回の一般質問で3件も質問があるにもかかわらず、手引すら読んでいない。
+
+あり得ないこと。これは軽視どころの話ではない。
+
+</MessageBubble>
+
+### ② 虐待通報を受ける際に録音や会議録作成している?{#bold-gyakutai-tuuhou-ukeru-sai-rokuon-kaigiroku-sakusei-siteru}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+市は市民から虐待の話を受ける際、今回の件も含めて、録音したり会議録を作成したりしているか。
+
+もしくはその場で記録したメモを通報者に確認するなどして、ひとつの事案も漏らさないための方法をもって対応しているか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+通報者から話を受けるに当たり、録音はしていないが、メモを取るとともに、通報者に内容の確認を取りながら受付記録を作成している。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 漏れがないよう記録しているのか?
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+手引にも、通報や相談があったとき、どう受け付けるかといった手順が詳細に書いてある。
+
+それを満たすためには、録音するとか、もしくは一つ一つ確認しながらメモしていくといったことをしなくてはならない。
+
+話を伺ったことについて、一つ一つ確認しながら、漏れがないように記録しているのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井) " align="left">
+
+通報、相談等の問い合わせ、第一報を受けた際は、メモを取る。
+
+{/* <!-- textlint-disable --> */}
+
+ただ単に聞いて、そうですかという形ではなく、その都度、内容について確認をしながら、また最終的にも、こういうことでよいかというような確認をしながら、記録、受付、最終的には受付記録の作成をしている。
+
+{/* <!-- textlint-enable --> */}
+
+</MessageBubble>
+
+#### 録音を
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+しっかり聞いているならよいが。以前から言っているが、聞き漏らさないように録音したほうがよいのでは。
+
+文字起こしは、今はAIの力ですごく簡単にできる。サーバーを経由せずともスタンドアローンでできる。
+
+そういうことを真剣に考えてもらいたい。録音していれば、メディアで報道があった場合も、それは事実と違うならそう言えるという意味もある。
+
+市民の方々にとっては、録音してまでちゃんと聞いてくれているんだ、ちゃんと受け止めてくれているんだ、ということになる。
+
+印象が変わり、行政に対する信頼度が大きく変わってくる。検討してもらいたい。
+
+</MessageBubble>
+
+### ③ なぜ通報と相談を分けている?{#bold-naze-tuuhou-soudan-waketeiru}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+市は市民から虐待の話を受ける際、事案ごとに通報と相談を分けているようだが、本来は目撃事案のすべてを虐待通報として受理すべきと考える。
+
+厚生労働省の市町村・都道府県における障害者虐待の防止と対応の手引きにも「虐待でないことが確認できるまでは虐待事案として対応することが必要」とある。
+
+市が通報と相談を分けている理由は。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+どの事案であっても、最初にお話を伺う段階では、通報または相談といった分類をすることはない。
+
+{/* <!-- textlint-disable --> */}
+
+なお、聞き取った事案の内容について、課長以下、担当ケースワーカーも含めた複数職員で構成するコアメンバーで対応を協議し、必要な事実確認等を行ったり、必要な機関につなぐなどの対応を図ったりした結果、場合によって相談で終了するものはある。
+
+{/* <!-- textlint-enable --> */}
+
+</MessageBubble>
+
+
+### ④ 虐待通報と言われても相談と判断することがある?{#bold-gyakutai-tuuhou-demo-soudan-nisuru}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+たとえば市民が「この件は虐待通報です」と明示的に伝えた場合でも相談と判断することがあるのか。
+
+</MessageBubble>
+
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+先ほど答弁したとおり、最初にお話を伺う段階では、通報または相談といった分類をせず受付をしている。
+
+</MessageBubble>
+
+### ⑤ 通報、相談、どちらで受け止めたを市民に伝え確認している?{#bold-tuuhou-soudan-dotira-uketome-kakunin-siteru}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+話した市民に対し、事案ごとに、通報の扱いにするか相談の扱いにするかを伝えて確認を取っているか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+先ほど答弁したとおり、最初に話を伺う段階では、通報または相談といった分類をせず受付をしているが、話を伺っていく中で、連絡されてきた方の意向を確認させてもらうことはある。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+たしかに、手引きには、相談と通報というところでフローチャートには書いてあるが、どういった場合は相談かといったことは書かれていない。
+
+通報として話しに来られたのに、結局相談として分類されるようなことがあってはならない。
+
+受け付けた担当課は「これは通報として扱うが、これについては相談として扱う」といったような確認はしているのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井) " align="left">
+
+市民の方が、これは相談、これは通報、そういうことを言われない方もいる。
+
+どんな表記、表現でされたとしても、市としては同じ形で受け付ける。
+
+これは相談、これは通報ということで受け付けるのではなく、すべて同様の形で受け付ける。
+
+国の手引にも書いてあるので、そういう形での対応を常にしている。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井) " align="left">
+
+質問の意図としては、通報者に対し、後日「これは相談として処理したと」いう報告が必要ではないかということかと。
+
+これも、国の手引にはなかなか(書かれていない)。
+
+通報者に守秘義務がない。通報者への報告等は慎重にする必要があるという記述はある。
+
+どこまで意味合いがこの記述に求められているのかというところを、今回、国なり都に確認した。
+
+そうしたところ、たとえば相談として受けたというような報告についても、やはり市町村としてはすべきではないというような答えがあった。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 相談の扱いにしたと報告することは、個人情報の保護と関係ないが?
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+手引を読むと、通報者に情報を提供しないのは、要は個人情報保護の観点からと読める。
+
+相談の扱いにしたと伝えることは、個人情報にまったく関係ないが、なぜ伝えられないのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井) " align="left">
+
+東京都等に確認をしたところ、市町村職員の守秘義務の範囲に該当するため、今言ったような報告等もできないというふうな答えを受けた。
+
+:::info 本当??
+
+よくあることですが、東京都に確認すると「そんなことは言っていない」と言われそうな気がします。後日まとめて確認したいと思います。
+
+:::
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+ちょっと意味が分からない。
+
+通報の扱いにして、虐待通報の扱いのプロセスが走った後の話を通報者に伝えないというのは分かる。個人情報が含まれていくことになるから。
+
+でも相談にしたという話は、要は、虚偽な通報の場合、もしくは事業所への不平不満といった話の場合などは相談として対応されると思うが。
+
+これはまた今後話を聞きに行きたいが、
+
+</MessageBubble>
+
+#### 相談の場合、きちんと機関に橋渡しをしている?
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+「相談と判断した場合は適切な機関に橋渡しをする」といったことが手引には書いてある。きちんとそのあたりの橋渡しはしたのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井) " align="left">
+
+たとえば苦情だとか、いわゆる虐待にまでは至らないだろうものに対しても、処理の仕方はいくつかあるかなと思っている。
+
+{/* <!-- textlint-disable --> */}
+
+虐待までは判断できないが、施設としてもう少しやり方を変えたほうがよいのではというようなことがある場合は、施設に、いわゆる助言という形で、改善、助言というものはしている。
+
+{/* <!-- textlint-enable --> */}
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+今の発言もなかなか問題だと思ったが、時間がないので次にいく。
+
+</MessageBubble>
+
+### ⑥ 「市の判断は間違いであり、虐待通報としての扱いを求める」と要求されたら?{#bold-si-handan-matigai-gyakutai-tuuhou-atukai-motomeru}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+たとえば市が相談の扱いにすると判断してそれを市民に伝えた時、市民から法やガイドラインを根拠に「市の判断が間違えており虐待通報としての対応を要求する」旨の要望があった場合はどうするか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+先ほど答弁したとおり、連絡されてきた方の意向を確認させてもらうことはあるが、聞き取った事案の内容に応じた対応を図ることが必要と捉えている。
+
+</MessageBubble>
+
+### ⑦ 東村山市も当初から通報と相談を分けているのか?{#bold-higasi-murayama-tousyo-kara-soudan-tuuhou-waketeru}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+今回共同で調査した東村山市も同様に当初から通報と相談を分けるようなやり方をしているのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+基本的には、国の市町村・都道府県における障害者虐待の防止と対応の手引き等に基づく対応を図っており、本市と同様、当初から聞き取った事案の内容を分けるといったことはないものと伺っている。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 見極めがブラックボックスなので不信を招くのでは?
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+ニュースにまでなったのは、コミュニケーションの問題がすごく大きいと思う。
+
+コミュニケーションの問題と、その背景にある考え方が問題。
+
+手引に書かれているフローで、通報か相談かを受け、その後、担当課の中で見極めをすると。
+
+その見極めの部分で、たとえば小平市バージョンと東村山市バージョンといったところがあると思う。
+
+通報された方にとってそこはブラックボックス。ブラックボックスのところで自治体により対応が違うということになると、通報する側にとっては不信を招くことになると思うが、どうか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井) " align="left">
+
+いわゆるコアメンバー会議というところと思っている。国の手引では、最小限のメンバーで行うことというふうな記述がある。ここについても都に確認した。
+
+東京都の考え方として、コアメンバーとは、必要最小限のメンバーで行うところ。市としての判断をそこでするということをメンバーで決めていくというところだと。
+
+そのコアメンバーでやり取りする中、実務上は東京都等との相談のやり取りをすることが間々ある。
+
+その中で「市の判断では駄目だ」というところは、東京都がしっかり見る、というような回答を受けている。
+
+</MessageBubble>
+
+### ⑧ 通報者に、まず法人内の虐待防止委員会に話すよう伝えたのは本当か?{#bold-tuuhousya-ni-houjinnai-gyakutai-bousi-iinkai-tuuhou-to-tutaeta}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+市は、虐待の目撃を連絡した市民に対し、まず法人内の虐待防止委員会に話すよう伝えたことがあったのは事実か。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+どの案件であっても、市に通報があった際に、まず法人内の虐待防止委員会に話をするよう伝えるといったことはない。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+言った言わないの話になるので事実確認しないが、もし法人内の虐待防止委員会に話すよう伝えていたら、問題。
+
+まず、(施設の職員や)国民には通報の義務がある。市町村はそれを受理しないといけない。
+
+もし法人内の虐待防止委員会に話さなければならない状況になったら、働いている方が不利益を受ける可能性も出てくる。
+
+さらに組織の問題があるなら、組織内の虐待防止委員会に通報しても、対応されない可能性は大いにある。
+
+もしこんなことを言っていたとしたら、あり得ないこと。
+
+</MessageBubble>
+
+### ⑨ 他市の利用者への虐待の通報は受けていないのか?{#bold-tasi-riyousya-gyakutai-tuuhou-uketeinai}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+市内の施設で他市在住の利用者が虐待と思われる行為を受けている場面を目撃した市民が小平市に連絡をしたところ、担当者がその利用者は小平市在住ではないとして取り合わなかった事例があると聞くが事実か。
+
+他市在住の利用者についての虐待通報を小平市は受付けていないのか、当該市に連絡することもしないのか。
+
+</MessageBubble>
+
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+どの案件であっても、通報があったときはまず通報者からお話を伺っている。
+
+{/* <!-- textlint-disable --> */}
+
+なお、対象者について、虐待を受けたとされる障害者の援護地である自治体が分かった場合は、小平市から援護地である自治体へ連絡するが、場合によっては、通報者に援護地の自治体の連絡先を案内させてもらうこともある。
+
+{/* <!-- textlint-enable --> */}
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+なぜこんな話が出てくるのか。本当にそう言っていたか、もしくはそういうふうに捉えられるコミュニケーションの取り方をしていたのでは。
+
+私が関係者から話を伺った限り、決してうそをつかれるような方ではない。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+援護地の連絡先を通報された方に伝える場合もあると言ったが、本当は自治体が援護地に連絡しなくてはならないのでは。
+
+手引にはそう書いてあったと思うが。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井) " align="left">
+
+手引では、まず受けた自治体が援護地の自治体に引き継ぐということになっているので、その処理をしている。
+
+{/* <!-- textlint-disable --> */}
+
+ただ、その処理をしながら、たとえば細かい内容について伝え切れないところがある場合があるということで、場合によっては直接連絡して詳細をお伝えいただいたらどうですかという話をする場合もある。
+
+{/* <!-- textlint-enable --> */}
+
+</MessageBubble>
+
+{/*
+
+### ⑩ {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+今回の件に関し、法人が以前設けた第三者委員会の構成メンバーが第三者性を満たしていない旨の指摘があった。市はこの指摘を関係者から受けていたか。また事業所に伝えたか。またこのことに際し昨年10月の全員協議会(以下、10月全協と呼ぶ)で触れていた日本弁護士連合会の第三者委員会ガイドラインについて事業所に伝えたか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+第10点目の法人の第三者委員会の構成メンバーでございますが、第三者委員会の設置や構成メンバーについては、当該法人の判断で行っているものと捉えております。なお、以前の虐待事案について、昨年度に当該法人が設置した第三者委員会の構成メンバーにつきましては、本年度に入ってから、第三者性を満たしていないのではないかという情報があり、市として当該法人に構成メンバーを確認させていただいた経緯はございます。その後、昨年7月13日に、日本弁護士連合会が事業者による高齢者、障害者に対する虐待検証のための第三者委員会ガイドラインを作成しております。市からお伝えする前に、既に当該法人においては当該ガイドラインが出たことを認識しており、本年度に設置された第三者委員会については、一部委員の入替え等があったものと捉えております。
+
+</MessageBubble>
+
+○14番(安竹洋平) 10間目に行きます。10問目なんですけれども、第三者委員会のこと
+なんですけれども、手引にきちんと書かれていることとして、障害者虐待が認められた場合には、
+市町村又は都道府県は、虐待を受けた障害者の保護を適切に行うとともに、必要に応じて当該施
+設等に対する指導等を行い改善を図るようにしますと書いてあるんです。改善指導の例としては、
+虐待防止改善計画の作成や第三者による虐待防止委員会の設置を求め、改善計画に沿って事業が
+行われているかどうかを第三者委員が定期的にチェックし継続的に関与したり、当該事業所又は
+第三者委員から定期的に報告を受け、必要に応じて当該事業所に対する指導や助言を行う、等の
+対応が考えられますと書いてあるんですけれども、お話を伺っていると、非常に消極的なんです
+よ、小平市のやり方って。要は、小平市のほうから第三者委員会を設置しなさいと言えるはずな
+のに、そういったこともやっていないんですよね。後手後手な感じを受けます。
+さらに、同じ手引の同じ箇所に、自治体、小平市のほうでも第三者委員会を設置して調査もで
+きますよといったふうに書いてあるように読めるんですけれども、そういうことですよね。聞い
+ていると時間がないんですけれども、市のほうで第三者委員会を設置して調査もできると読める
+んですけれども、確認しておきます。そういう理解でいいですか。
+○健康福祉部長(櫻井健) こちらも東京都に確認をさせていただきました。市町村の役割と
+しては、先ほどから申し上げていますとおり、虐待等の通報の受付、事実確認、そして都道府県
+への報告、この三つが少なくとも市町村のやることと、一般的に手引の中には、市町村または都
+道府県というような記述がありますけれども、基本的にはそこについては、都道府県の行う権限
+があるところだというふうに回答を得ているところでございます。
+○14番(安竹洋平) 同じ手引のところに市町村と書いてありますよ、都道府県って書いてな
+くて。国に確認しなきやいけないと思うんですね、東京都じやなくて。管理者、設置者が自ら虐
+待を行っていた場合や、職員の虐待行為の放置、虚偽報告、隠蔽等悪質な行為があった場合は、
+当該管理者、設置者を障害者福祉施設等の運営に関与させない指導を行い、体制の刷新を求める
+ことも検討する必要がありますと書いてあるんです。そこまでできるわけですよ。そういったこ
+とを小平市はやっていないということになります。
+
+
+### ⑪ {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+11. 今回の件に関し、市が通報者に「不平不満があるようだがこの法人で働きたいか」という旨の質問をしたのは事実か。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+第11点目の市から通報者に対する質問でございますが、どの案件であっても、虐待通報に係る個別の内容については、通報した者を特定させる可能性があることから、回答を差し控えさせていただきます。
+
+</MessageBubble>
+
+### ⑫ {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+12. 10月全協でも指摘があったが、少なくとも小平市版の障害者虐待防止マニュアル(手引き)を作成する必要があると考える。その作成に際しては第三者が中心となり、今回の対応見直しから始めるべきと考えるが見解は。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+第12点目の小平市版の障害者虐待防止マニュアルの作成でございますが、市においては、国の市町村・都道府県における障害者虐待の防止と対応の手引きに基づいて虐待対応を行っており、障害者虐待の考え方や対応は国の手引が基本になるものと捉えております。当該手引は、法や制度等の変更に併せて定期的に改定されていることから、小平市独自の障害者虐待防止マニュアルの作成につきましては、まずは他自治体の事例について情報収集を行ってまいります。
+
+</MessageBubble>
+
+11間目に行きます。11間目は問題ですけれども、12間目に行きます。12間目のマニュ
+アル作成のところですけれども、今お話を伺っていたとしても、12間目、13間目ですけれど
+も、毎回、東京都に確認しているじやないですか。小平市としてきちんとそのあたりが理解でき
+ていないわけです。担当課として、内部でどういうふうに対応すればいいかといったことをきち
+ぐ
+亀
+44
+|調整中原詞
+んと持てていないので、そのあたり、マニュアルをつくったり、ベストは第三者委員会が入るこ
+とですけれども、少なくとも国のマニュアルで足りないところとかをまとめて補足的な資料、手
+引の逐条解説のようなものとして持っておく必要があると思うんですけれども、そのあたりはど
+うお考えでしょうか。
+○健康福祉部長(櫻井健) マニュアルについては、市長答弁で申し上げましたとおり、国の
+手引がかなり詳細にわたって記載されているというところがございます。こちらについて、今回
+も東京都、国に確認を密に行っているというところは、市だけの判断での考え方は駄目だという
+ことで、東京都、国に細かく確認をしている状況がございます。実際の対応についても手引で行
+いながら、必要に応じて東京都等に確認を行っているというところでございます。
+○14番(安竹洋平) 毎回東京都に確認してやっていく自治体なんかないんじやないかなと思
+います。取りあえずそのあたりの対応をとにかく改善してください。
+
+
+### ⑬ {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+13. 本年1月に示された法人の第三者委員会報告書には慢性的職員不足の指摘等がある。しかし市は10月全協で人手不足を把握していない旨の答弁をした。市は市内福祉事業のサービス品質等に目を光らせ、そのために人手不足や過密などサービスに直結する経営状況は把握し適宜アドバイスする立場にあると思うが、その考えはないのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+第13点目の法人の第三者委員会が指摘する慢性的職員不足でございますが、法人の経営状況について市が把握できる機会としては、東京都の指導検査や市の法人監査がございます。市といたしましては、これらの機会を捉えて状況を把握するとともに、東京都と連携するなど、事業所が適切な運営を行えるよう必要な助言や支援を行ってまいります。
+
+</MessageBubble>
+
+
+
+<p style={{textAlign:"right"}}>以上</p>
+
+*/}
+
+*以降のまとめ作成中です。
+
+</div>
diff --git a/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/2-kodaira-dake-ijou-ijime-judai-jitai.mdx b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/2-kodaira-dake-ijou-ijime-judai-jitai.mdx
new file mode 100644
index 00000000..0091262d
--- /dev/null
+++ b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/2-kodaira-dake-ijou-ijime-judai-jitai.mdx
@@ -0,0 +1,205 @@
+---
+first: 2024-05-15
+description: 令和5年度3月定例会における一般質問2件目のまとめ。
+tags:
+ - 一般質問
+ - いじめ重大事態
+ - 教育委員会
+---
+
+# (2)他市と比べても異常ないじめ重大事態の対応、すぐに改善を
+
+<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="#" dougaHref="#"></KaigirokuDougaLink>
+
+## まとめ
+
+令和6年3月1日に行った4件の一般質問のうちの2件目です。
+
+👷‍♂️まとめ作成中です🚧
+
+| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) |
+|---|---|
+
+
+## 通告書
+
+<iframe src={require('./20240301-ippan-situmon-yasutake-2.pdf').default + "#toolbar=1&navpanes=0"}className={"tukokusyo"}> </iframe>
+
+{/*
+
+## 主な質疑
+
+import Partial from './../../_partial.mdx';
+
+<Partial />
+
+<div id="situgi">
+
+### 質問する理由{#boldriyu}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+いじめ重大事態の(再調査ではない方の)調査に関し、独自に多摩地域25市に聞き取りを行い、本通告書提出までに回答を得られた限りにおいて次の結果を得た。
+
+これはアップデートされていまして、後で述べます。
+
+「(A)調査報告書の原案を誰がつくるか」の問いに対し、次の通り(回答済み21市)。
+① 常に第三者委員会としてのいじめ問題対策委員会が原案からつくっている(またはその予定):12市
+② 教育委員会(以下、教委と呼ぶ)が調査対象であったり要望がある場合は第三者委員会がつくる:3市
+③ 非公表(5市)、もしくは対応経験がない等のため事案ごとに検討する(1市):6市
+「(B)重大事態を調査する第三者委員会審議に教委職員が参加するか」の問いに対し、次の通り(回答済み16市)。
+① もともと事務局や庶務としても参加しない(分科会を設ける場合も含む):2市
+② 通常は事務局や庶務として参加するが第三者委員会の要請があれば参加しない:7市
+③ 非公表(6市)、もしくは対応経験がない等のため事案ごとに検討する(1市):7市
+
+「(A)調査報告書の原案を誰がつくるか」の問いに対し、次のとおり(回答済み21市)と
+書きましたけれども、さらに2市から回答がありましたので23市になります。①常に第三者委
+員会としてのいじめ問題対策委員会が原案からつくっている(またはその予定)が、12市と書
+いてありますけれども14市になりました。②教育委員会(以下、教委と呼ぶ)が調査対象であ
+ったり要望がある場合は第三者委員会がつくるが3市。③非公表(5市)もしくは対応経験がな
+い等のため事案ごとに検討する(1市)が合計6市ですね。
+「(B)重大事態を調査する第三者委員会審議に教委職員が参加するか」の問いに対し、次の
+とおり(回答済み16市)と書いてありますけれども、これは18市になりました。これはAの
+質問が23市でBの質問が18市になっているのは、途中でBの質問もしたらいいんじゃないか
+ということで、途中から追加したので数が異なっています。①もともと事務局や庶務としても参
+加しない(分科会を設ける場合も含む)が、2市と書いてありますけれども、3市になりました。
+②通常は事務局や庶務として参加するが第三者委員会の要請があれば参加しないが、7市と書い
+てありますけれども、8市になりました。③非公表(6市)もしくは対応経験がない等のため事
+案ごとに検討する(1市)が、合計の7市となりました。
+
+小平市は被害者家族から何度も訴えを受けているのに、Aについては調査対象である市教委がつくり、Bについては多くの市教委職員が庶務等の名目で参加している。客観的に第三者性が担保されていない。被害者やその家族から理解が得られる状況にはない。経験豊富な複数の有識者も小平市の異常性を指摘している。上記調査でも異常性が示された。あえて付言すれば調査中に他市から小平市の異常性について嘲笑的コメントを得ることもあった。
+
+このような状況で調査報告書をつくっても無意味である。それどころか被害者やその家族を始めとして多方面に害をなす。著しい税金の無駄遣いでもある。今すぐに改善が必要である。そのため以下質問する。
+
+</MessageBubble>
+
+### ① {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+1. 調査報告書の原案から第三者委員会がつくるという、他市で当たり前にできていることを小平市だけができないとしている理由は何か。もしくは何らかの要件を満たせば今でもできるのか。
+
+</MessageBubble>
+
+
+<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left">
+
+第1点目の調査報告書の原案の作成でございますが、小平市教育委員会いじめ問題対策委員会の運営につきましては、各自治体において様々な考えの下、行われているものと捉えております。調査報告書につきましては、小平市教育委員会いじめ問題対策委員会で協議、決定しており、教育委員会事務局はその作成を補佐する立場と考えておりますので、調査報告書の作成方法を変更する要件はございません。
+
+</MessageBubble>
+
+大きな2件目に行きますけれども、大きな2件目の1問目、対応を変える、作成方法を変える
+要件はないとおつしやったんですけれども、原案の作成を、第三者委員会が原案から作りますと
+いうふうに、教育委員会は原案を作らないでくださいというふうに要請があった場合は、それに
+従いますか。
+○教育指導担当部長(岡崎奈緒子) 要請があった場合は、それに従って進めてまいります。
+○14番(安竹洋平) 被害家族の方々から指摘されていますし、市長に嘆願書も出ています。
+その状況で、第三者委員会が自分たちで原案を作りますと言わないというのは、やはり第三者委
+員会としては適格性がないと思うんですよ、私は。早くそういった第三者委員会には辞めていた
+だいて、きちんと第三者性が担保されている、客観的に担保されている状況で調査を行っていた
+だきたいと思います。
+これは小平市の異常性を示すための質問だったので、答弁はあまり期待していないところもあ
+ったんですけれども、4問目の上記AやBについて25市の状況は調べたかというところで、一
+定程度は把握しているとおつしやったんですけれども、なぜ多摩25市にきちんと確認を取らな
+かったんでしょうか。
+○教育指導担当部長(岡崎奈緒子) 先ほどの御質問の調査報告書のところですが、私どもはあ
+くまでその作成を補佐する立場でございます。そこに関わることも委員会のほうから控えるよう
+にという指示がありましたら、それに従うということでございます。
+多摩25市の状況につきましては、議員がお調べされた質問項目と全く同じ調査ではないので、
+一定程度というふうに申し上げましたが、私どもは私どもなりの状況の確認の仕方はしてござい
+ます。
+○14番(安竹洋平) 具体的にどういった調査をされたか教えてください。
+○教育指導担当部長(岡崎奈緒子) 調査の方法でございますか。各市にメール等で依頼をして
+集めました。
+○14番(安竹洋平) どういう質問をされたんですか。庶務はどこが担当していますかという
+質問ですか。それとも、もうちょっと具体的に教えてください。
+(‐
+皇
+45
+|調整中原穏
+○教育指導担当部長(岡崎奈緒子) 複数の質問をしておりまして、質問項目でいうと、全部で
+6問お願いしています。また、さらにその中も詳細に聞き取ってございます。
+○14番(安竹洋平) その原案を教育委員会が作成していますかという質問はしましたか。
+○教育指導担当部長(岡崎奈緒子) そのような言葉での調査ではございませんが、そこを把握
+できるような内容も一部含まれております。
+○14番(安竹洋平) では、何市が原案を教育委員会が作成していると答えましたか。
+○議長(松岡あっし) 答弁は終わりです。時間です。
+
+### ② {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+2. 調査対象である市教委が調査委員会に参加しないという、他市では当たり前にできることを小平市だけができないとしている理由は何か。もしくは他市と同様に第三者委員会からの要請があれば今でもできるのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left">
+
+第2点目の調査対象である教育委員会が調査委員会に参加しないことでございますが、教育委員会事務局の職員が調査対象となっている場合は、小平市教育委員会いじめ問題対策委員会から退席の要請がなされれば、当該職員は退席することになると認識しております。
+
+</MessageBubble>
+
+### ③ {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+3. 他市にならって改善すれば信用が得られる可能性が高いのにそれをせず、そのことも原因として被害者とその家族から全く信用がない状況の中で調査報告書をつくることに、何の意味があると考えているか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left">
+
+第3点目の他自治体の例に倣って調査報告書を作ることでございますが、調査報告書の作成は、関係者への聞き取り調査や資料調査等により、客観的な事実に基づいて作成しており、他自治体と同様に行っているものと認識しております。
+
+</MessageBubble>
+
+
+### ④ {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+4. 市は上記AやBについて多摩25市の状況は調べたか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left">
+
+第4点目の多摩25市の状況でございますが、他自治体の状況につきましては、一定程度把握しております。
+
+</MessageBubble>
+
+### ⑤ {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+5. AやBの異常性について市の第三者委員会(小平市教育委員会いじめ問題対策委員会)で指摘されたか。されていれば委員の中で誰が指摘し、どのように扱われたか。
+
+</MessageBubble>
+
+
+<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left">
+
+第5点目の小平市教育委員会いじめ問題対策委員会での審議内容でございますが、当該委員会での審議の内容は、小平市いじめ問題対策連絡協議会等条例において非公開と定められております。
+
+</MessageBubble>
+
+
+### ⑥ {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+6. 以前より指摘しているが、市の第三者委員会の委員長は第三者性に疑義がある。また副委員長は被害者家族に対し「加害者がいじめとして認識していない場合、場合によってはいじめとして認定出来ない事もある」と説明されており、基本的ないじめの定義を理解されていないようである。また委員会としてAやBの異常性を放置している。複数の被害者家族から嘆願書も出されている。このような状態では、委員長と副委員長は今すぐ交替していただく必要がある。何が課題となってすぐに交替できない状況か。どうすればその課題をクリアできるか。
+
+</MessageBubble>
+
+
+
+<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left">
+
+第6点目の小平市教育委員会いじめ問題対策委員会の委員長と副委員長の第三者性でございますが、教育委員会といたしましては、委員長、副委員長のみならず、全ての委員が公平、中立に職務を全うしていると考えていることから、委員長と副委員長の交代は考えておりません。
+
+</MessageBubble>
+
+<p style={{textAlign:"right"}}>以上</p>
+</div>
+*/} \ No newline at end of file
diff --git a/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/20240301-ippan-situmon-yasutake-1.pdf b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/20240301-ippan-situmon-yasutake-1.pdf
new file mode 100644
index 00000000..dff3bab5
--- /dev/null
+++ b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/20240301-ippan-situmon-yasutake-1.pdf
Binary files differ
diff --git a/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/20240301-ippan-situmon-yasutake-2.pdf b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/20240301-ippan-situmon-yasutake-2.pdf
new file mode 100644
index 00000000..af8842b0
--- /dev/null
+++ b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/20240301-ippan-situmon-yasutake-2.pdf
Binary files differ
diff --git a/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/20240301-ippan-situmon-yasutake-3.pdf b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/20240301-ippan-situmon-yasutake-3.pdf
new file mode 100644
index 00000000..6addf608
--- /dev/null
+++ b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/20240301-ippan-situmon-yasutake-3.pdf
Binary files differ
diff --git a/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/20240301-ippan-situmon-yasutake-4.pdf b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/20240301-ippan-situmon-yasutake-4.pdf
new file mode 100644
index 00000000..023fd7f4
--- /dev/null
+++ b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/20240301-ippan-situmon-yasutake-4.pdf
Binary files differ
diff --git a/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/3-ijime-judai-jitai-tyousa-houkokusyo-keisi.mdx b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/3-ijime-judai-jitai-tyousa-houkokusyo-keisi.mdx
new file mode 100644
index 00000000..4a378f81
--- /dev/null
+++ b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/3-ijime-judai-jitai-tyousa-houkokusyo-keisi.mdx
@@ -0,0 +1,137 @@
+---
+first: 2024-05-15
+description: 令和5年度3月定例会における一般質問3件目のまとめ。
+tags:
+ - 一般質問
+ - いじめ重大事態
+ - 教育委員会
+---
+
+# (3)市が重大事態の調査報告書を軽視していることについて
+
+<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="" dougaHref=""></KaigirokuDougaLink>
+
+## まとめ
+
+令和6年3月1日に行った4件の一般質問のうちの3件目です。
+
+👷‍♂️まとめ作成中です🚧
+
+| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) |
+|---|---|
+
+
+## 通告書
+
+<iframe src={require('./20240301-ippan-situmon-yasutake-3.pdf').default + "#toolbar=1&navpanes=0"}className={"tukokusyo"}> </iframe>
+
+## 主な質疑
+
+import Partial from './../../_partial.mdx';
+
+<Partial />
+
+<div id="situgi">
+
+### 質問する理由{#boldriyu}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+小平市立花小金井小学校
+
+、校長先生が逮捕されちやって、子どもたちのことが心配な状況にありますけれども
+
+で発生したいじめ重大事態に関し令和4年3月に調査報告書がまとめられた。その中で市教育委員会事務局(以下、市教委と呼ぶ)に対して次の提言がなされている。
+「各学校でのいじめ問題への対応を実際に確認し、指導・助言する機会を定期的に設けることや、(略)、市教委においてもいじめ問題への知識を更新し、理解を深め、学校への指導・助言の力を向上するための研さんを積む機会を月に1回程度は実施することを求めたい。」
+しかし公文書を公開請求したところ、市教委がこの提言をまったく真剣に受け止めていなかったことが判明した。具体的には、まず令和6年1月9日付で次の2件が開示請求されている。
+① 令和3年4月から令和5年12月までの間に、市教委が、○○小学校
+
+何々小学校と書きましたけれども、小平市立花小金井小学校ですね
+
+で実施した、いじめ問題に関して指導・助言する機会(会議、打合せ、説明会等)の議事録、会議録や会議開催案内
+② 同期間に市教委内部で実施された「いじめ問題への知識を更新し、理解を深め、学校への指導・助言の力を向上するための研さんを積む機会」(会議、打合せ、勉強会等)の記録(議事録、会議録や会議開催案内、会議資料等)
+このそれぞれに対して、次の通り、いずれの公文書も存在しないと通知がなされた。
+① に対して、(当該文書は)作成しておらず、存在しない
+② に対して、(当該の研さんを積む機会は)実施しておらず、存在しない
+つまり市教委は「月に1回程度は」と提言されたことを21か月以上もの間、何も実施していない。花小金井小学校では、上記調査報告書が出されたのち、2件立て続けに別々のいじめ重大事態が起き、どちらも対応が大きな問題となっている。提言が、対応の問題も含めて再発防止に役立っていない。多くのリソースを費やして調査報告書をつくる意味は一体何なのか。調査報告書の意義という観点から、再調査のことも含めて、以下質問する。
+
+</MessageBubble>
+
+### ① {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+1. いじめ重大事態の調査報告書で「月に1回程度は」と提言されたことを、市教委が21か月以上もの間全く実施しなかった理由は。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left">
+
+第1点目の調査報告書での提言でございますが、教育委員会事務局では、小平市教育委員会いじめ問題対策委員会から提言された研さんを積む機会について、定期的には実施しておりませんが、日常の業務の中で、様々な事案に接する中で知識を更新し、理解を深めるための研さんに励んでおります。
+
+</MessageBubble>
+
+### ② {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+2. いじめ重大事態調査報告書の提言の対象となる学校や市教委の職員はそもそも提言を読む機会があるのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left">
+
+第2点目の調査報告書の提言を読む機会でございますが、当該学校の教職員及び教育委員会事務局職員は提言を読む機会があり、調査報告書の内容について共有しております。
+
+</MessageBubble>
+
+### ③ {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+3. 市長部局がいじめ重大事態の再調査を行う要件は。
+
+</MessageBubble>
+
+
+<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left">
+
+第3点目のいじめ重大事態の再調査を行う要件でございますが、要件の定めはございませんが、国が作成しておりますいじめの重大事態の調査に関するガイドラインには、例として、学校の設置者または学校による重大事態の調査が不十分である可能性がある場合が示されております。
+
+</MessageBubble>
+
+
+### ④ {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+4. これまでいじめ重大事態の被害側から再調査の要望がなされたことはあったか。
+
+</MessageBubble>
+
+
+<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left">
+
+第4点目の被害側からの再調査の要望でございますが、これまでに要望はございませんd
+
+</MessageBubble>
+
+
+### ⑤ {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+5. いじめ重大事態について、学校や市教委が主体となる最初の調査と、市長部局による再調査の結果は、どちらが上位にあるか。つまり両者で内容に相違がある場合、受け止める側に都合のよい報告書を正とすることがあってはならないと考えるが、両者の関係はどうなっているか。
+
+</MessageBubble>
+
+
+<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left">
+
+第5点目の小平市教育委員会いじめ問題対策委員会の調査と小平市いじめ問題調査委員会の調査報告書の関係でございますが、小平市いじめ問題調査委員会が再調査を実施した場合、その調査報告書が最終的な報告書として位置づけられるものと認識しております。
+
+</MessageBubble>
+
+
+<p style={{textAlign:"right"}}>以上</p>
+</div>
diff --git a/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/4-simin-uttae-koukateki-kaiketu.mdx b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/4-simin-uttae-koukateki-kaiketu.mdx
new file mode 100644
index 00000000..19fef384
--- /dev/null
+++ b/docs/ippan-situmon/r5d/3gatu/4-simin-uttae-koukateki-kaiketu.mdx
@@ -0,0 +1,119 @@
+---
+first: 2024-05-15
+description: 令和5年度3月定例会における一般質問4件目のまとめ。
+tags:
+ - 一般質問
+ - 内部統制
+ - 障害者虐待
+ - いじめ重大事態
+---
+
+# (4)市民の訴えを効果的に解決していくために
+
+<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="" dougaHref=""></KaigirokuDougaLink>
+
+## まとめ
+
+令和6年3月1日に行った4件の一般質問のうちの4件目です。
+
+👷‍♂️まとめ作成中です🚧
+
+| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) |
+|---|---|
+
+
+## 通告書
+
+<iframe src={require('./20240301-ippan-situmon-yasutake-4.pdf').default + "#toolbar=1&navpanes=0"}className={"tukokusyo"}> </iframe>
+
+{/*
+
+## 主な質疑
+
+import Partial from './../../_partial.mdx';
+
+<Partial />
+
+<div id="situgi">
+
+### 質問する理由{#bold-riyu}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+いじめ重大事態や体罰への対応、障害者福祉施設における虐待の通報を甘くみてきた問題を筆頭に、市が責任を負う数々の問題について、担当部署に相談しても市長への手紙や要望書等で市長へ訴えても、無視や軽視のような扱いをされ、解決の糸口すら見つからず、もしくは話が通じても改善が遅々として進まないため、埒が明かないと判断した市民がメディアや訴訟に訴え、外部からショック療法的に改善を求めるという事例が続いている。
+私が把握している限り全てのケースで、市民はいきなり報道や訴訟に訴えているわけではない。長い時間をかけて市に相談し、証拠も明示し、筋の通った合理的な形で訴え続けてきている。
+報道に至れば少なからず市の信用は失墜する。そこでやっと市が動き出すという事例が見受けられる。
+議員として相談を受け、解決への手助けができる事例は、市が抱える問題のうちほんの一部に過ぎない。過去の事で泣き寝入りした人の話を聞くことも何度もある。市が市民とうまくコミュニケーションを取って信頼関係を築き、またその背景にある考え方に筋があれば、既存の枠組みの中でもよい形で解決していただろうと思えることばかりである。
+そこで、市が市民からの訴えを効果的に解決するための方法について考えるため、以下質問する。
+
+</MessageBubble>
+
+### ① {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+1. 市民が職員の不正行為を発見し市へ訴えた場合、市は期間や体制を含めてどのように対応するか。何らかの明文化された規準はあるか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+第1点目の市民が職員の不正行為を発見し市へ訴えた場合の対応でございますが、訴えのあった行為の内容等に応じて、体制を整え、調査を進めていくことになります。期間や体制等を明文化した基準等はございませんが、一般的に調査を行うに当たっては、関係者へのヒアリングや状
+況により警察とのやり取りが必要となることが想定されることから、調査が終了するまでに時間を要するものと捉えております。
+
+</MessageBubble>
+
+### ② {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+2. 公文書上の証拠とともに職員の不正行為について市民から訴えがなされてから4ヵ月経過してもなお担当者の事情から対応が進んでいない事例があると聞いている。担当者が休んだり別の仕事が入ったりした場合でも調査や対応が進められるように、また職員一個人で抱え込まないように、不正行為について訴えがあった場合は少なくとも数名のチームで対応するなど組織的に対応するべきと考えるが見解は。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+第2点目の不正行為について訴えがあった場合の組織的な対応でございますが、調査を行うに当たっては組織として対応し、複数人で調査を行っていくべきものと捉えております。
+
+</MessageBubble>
+
+
+### ③ {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+3. 対市民だけではなく、部署横断的にもコミュニケーションが得意な職員を揃えて、市長直轄の組織として監査課のような組織を設けてはどうか。例えば市民が担当の部署と一定のやり取りをしても埒が明かないとなった場合に相談をもちかけて問題解決に取り組む場所として。現行の市長への手紙は期待が裏切られてしまうものだが、それに代わる実効的な組織である。そのような組織を設けた場合に想定される課題も含め、見解は。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+第3点目の市長直轄の監査課のような組織に関する見解でございますが、市民の皆様が求める様々な御用件に対しては、その業務を担当する各課が、法令等や制度、予算などに基づき誠実に対応していくことが基本であると考えております。御要望や御期待に沿えないこともございます
+が、その理由や根拠も含めて丁寧に対話をしていくことが市の職員の務めでございます。市長直轄の部署を設置する考えはございませんが、職員が市民の皆様への対応で改善しなければならない点については改善し、市民の皆様の期待に応える市役所を目指してまいります。
+
+
+</MessageBubble>
+
+
+### ④ {#bold-}
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+4. 内部統制の仕組みを活用する方法も考えられる。現在実施中の内部統制(的なもの)の試行運用を担う行政経営課は該当部署から報告が上がらない限り指導する権限がないと聞く。市民の側からすれば、問題を指摘したことについて担当部署がきちんと行政経営課に報告を上げているのか疑わしく感じる。しかし確認する術がない。そこで市民から指摘を受けたことについて、担当課を介さず、一定の基準を設けるなりして、内部統制の試行運用プロセスに乗せればよいと考えるがどうか。そのようなことは検討したか。課題があるとすれば何か。
+
+</MessageBubble>
+
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+第4点目の内部統制の仕組みの活用でございますが、本市におきましては、現在、第1期経営方針推進プログラムに基づき、事務処理におけるリスクへの対応として、内部統制の趣旨を踏まえた試行運用に取り組んでおります。事務処理におけるリスクへの対応の試行運用においては、
+各課で業務ミスや事件、事故といった事案が発生した場合、リスク事案発生報告書を作成し報告するという、各課が自律的にリスク管理を行うこととしております。また、企業や都道府県、政令市等で導入されている内部統制は、文字どおり経営内部の仕組みであり、本市で試行運用して
+いる事務処理におけるリスクへの対応も内部管理の仕組みであるため、市民の皆様からの御指摘を受けて、担当課を介さずリスク事案として取り上げることは考えておりません。
+私は、職員に対して、事件、事故などが起こらないようにリスクを洗い出し、管理することで、信頼される市役所を目指すということを伝えております。事務処理におけるリスクへの対応の取組により、今後も市民の皆様と適切なコミュニケーションを大切に、日々の業務に取り組んでい
+くよう指示してまいります。
+
+</MessageBubble>
+
+<p style={{textAlign:"right"}}>以上</p>
+</div>
+*/}