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diff --git a/docs/ippan-situmon/r1d/12gatu/1-furusato-nouzei-kakuju.mdx b/docs/ippan-situmon/r1d/12gatu/1-furusato-nouzei-kakuju.mdx index 3d503d5c..a5b2e6d1 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r1d/12gatu/1-furusato-nouzei-kakuju.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r1d/12gatu/1-furusato-nouzei-kakuju.mdx @@ -10,7 +10,7 @@ tags: # (1)ふるさと納税の健全な活用と、指定寄附制度の拡充で市民参加の推進を -<a id="kaigiroku" href="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1101&schedule_id=17&minute_id=176&is_search=true">📄会議録</a> +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1101&schedule_id=17&minute_id=176&is_search=true" dougaHref=""></KaigirokuDougaLink> ## まとめ @@ -46,7 +46,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <div id="situgi"> -### ①質問する理由{#bold-riyu} +### 質問する理由{#bold-riyu} #### ふるさと納税本来の主旨 @@ -136,10 +136,10 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -逆にこれをチャンスに変えたらどうか。制度をうまく活用できれば市の財政にプラスに働くだけではなく、次のような効果が期待できる。発想の転換を。 +逆にこれをチャンスに変えたらどうか。制度をうまく活用できれば市の財政へプラスに働くだけではなく、次のような効果が期待できる。発想の転換を。 - 市民が自分の税金の使い道を選べる -- 市政に参加できるきっかけになる +- 市政に参加できるきっかけとなる - 寄附文化の醸成につなげられる </MessageBubble> @@ -166,7 +166,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -つまり日本はまだまだ寄附に関して遅れている。もしくは寄附文化が醸成され拡大する余地がある。 +つまり日本はまだまだ寄附に関して遅れている。もしくは寄附文化が醸成され、拡大する余地がある。 </MessageBubble> @@ -187,7 +187,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ②ふるさと納税の大幅な損失とその増大をどう捉え対策しているか?{#bold-boudai-sonsitu} +### ①ふるさと納税の大幅な損失とその増大をどう捉え対策しているか?{#bold-boudai-sonsitu} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -197,8 +197,12 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="市長(小林正則)" align="left"> +{/* <!-- textlint-disable --> */} + ふるさと納税によって減収した市民税は、本来、小平市民のために活用される財源。市民税の減収が大きくなることは市の財政に大きく影響する。市としては機会を捉えて東京都市長会を通じ、東京都とともに国へふるさと納税制度の見直しを要請するとともに、市外へのふるさと納税の抑制のために、市報や財政白書においてふるさと納税によって市が提供するサービスに使われる歳入が減少していることを伝えている。 +{/* <!-- textlint-enable --> */} + </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> @@ -215,11 +219,11 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -はっきり言えるのは、平成29年12月に発行された財政白書に「小平市からお金が流出している」と注意書きされているのに、平成30年度に流出額が前年度と比べて非常に増えている。そこまでの抑止効果はなかったということ。 +はっきり言えるのは平成29年12月発行の財政白書に「小平市からお金が流出している」と注意書きされているのに、平成30年度に流出額が前年度と比べて非常に増えている。そこまでの抑止効果はなかったということ。 </MessageBubble> -### ③都市長会で制度変更を要望している内容は?{#bold-seido-henkou} +### ②都市長会で制度変更を要望している内容は?{#bold-seido-henkou} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -229,7 +233,11 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="市長(小林正則)" align="left"> -ふるさと納税制度においては、返礼品目当ての寄附が横行し、本来の趣旨から逸脱していること、応益負担の原則が阻害されていることなどの多くの問題を抱えていることから、寄附制度の本来の趣旨に立ち返ることに加え、真の地方分権を推進するために、税控除の対象を住民税から所得税へ変更することも含め、本制度の見直しを行うよう国への働きかけを要請し続けている。 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +ふるさと納税制度においては返礼品目当ての寄附が横行し本来の趣旨から逸脱していること、応益負担の原則が阻害されていることなどの多くの問題を抱えていることから、寄附制度の本来の趣旨へ立ち返ることに加えて真の地方分権を推進するために、税控除の対象を住民税から所得税へ変更することも含め、本制度の見直しを行うよう国への働きかけを要請し続けている。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> @@ -245,7 +253,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ④ふるさと納税について詳しく{#bold-about-furusato-nouzei} +### ③ふるさと納税について詳しく{#bold-about-furusato-nouzei} #### 控除額と上限額について @@ -263,7 +271,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -具体的な数字でいうと、例えば課税所得が300万円の人がいて住民税約24万円だったとする。その人がふるさと納税で控除可能になるのは、約6万円。つまり41万円のうち6万円なので、支払う税の約15%まではふるさと納税で使えることになる。 +具体的な数字でいうと、たとえば課税所得が300万円の人がいて住民税約24万円だったとする。その人がふるさと納税で控除可能になるのは、約6万円。つまり41万円のうち6万円なので、支払う税の約15%まではふるさと納税で使えることになる。 (議会で述べた金額を一部修正しました)。 @@ -271,6 +279,8 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; :::info #### 🧮 ふるさと納税の控除額と上限額の計算 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + [総務省ホームページ](https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html)に次のように説明されています。 <img src={require('./images/koujo.png').default} alt="ふるさと納税控除額の計算" /> @@ -285,7 +295,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <strong>U</strong> = 住民税所得割額 x 20% ÷ (90% - 所得税の税率 x 1.021) + 2千円 -例えば所得税の課税所得が300万円で住民税所得割額が約24万円とすると、所得税率は10%なので +たとえば所得税の課税所得が300万円で住民税所得割額が約24万円とすると、所得税率は10%なので <strong>U</strong> = 24万円 x 20% ÷ (90% - 10% x 1.021) + 2千円 = 約6万円 @@ -295,6 +305,8 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; [和光市:ふるさと納税の上限額の計算方法](http://www.city.wako.lg.jp/home/kurashi/zeikin/kojinshiminzei/kojinjuminzei/zeigakukoujo/furusatonouzei.html) +{/* <!-- textlint-enable --> */} + ::: <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> @@ -315,12 +327,16 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -:::info #### 🤔 目安として「住民税所得割額の2割」は少ないのでは? +:::info #### 🤔 目安として「住民税所得割額の2割」は、少ないのでは? + +{/* <!-- textlint-disable --> */} 細かいことですが、[和光市:ふるさと納税の上限額の計算方法](http://www.city.wako.lg.jp/home/kurashi/zeikin/kojinshiminzei/kojinjuminzei/zeigakukoujo/furusatonouzei.html)にある図からすると、上限が2割と案内するのは少し少ないように思います。2.5割から3割では。 <img src={require('./images/jougen.png').default} alt="ふるさと納税控除額の計算" /> +{/* <!-- textlint-enable --> */} + ::: <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> @@ -331,7 +347,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -市民がふるさと納税制度を最大限活用した場合、市税に対する最大限のダメージは10%から15%ぐらいかと思う。例えば平成30年度の市税収入は165億円なので、15%は約25億円。 +市民がふるさと納税制度を最大限活用した場合、市税に対する最大限のダメージは10%から15%ぐらいかと思う。たとえば平成30年度の市税収入は165億円なので、15%は約25億円。 </MessageBubble> @@ -377,7 +393,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -たしかに7億円も出ていったら大変。現在ふるさと納税の流出額は2億7,000万円なので、約7,000万円が正味で出ていくことになる。7,000万円あれば、例えば保育園の使用済み紙おむつを全部保育園で処分するなど簡単なこと。5年分ぐらいはそれで賄える。 +たしかに7億円も出ていったら大変。現在ふるさと納税の流出額は2億7,000万円なので、約7,000万円が正味で出ていくことになる。7,000万円あれば、たとえば保育園の使用済み紙おむつを全部保育園で処分するなど簡単なこと。5年分ぐらいはそれで賄える。 </MessageBubble> @@ -397,7 +413,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="企画政策部長(津嶋)" align="left"> -まず自分が住む市にふるさと納税で寄附する場合、返礼品つきの寄附はだめ。返礼品なしで、ふるさと納税を使って市に寄附することはできる。市としては寄附金としてもらうが、逆に税収は減る。減った部分は交付税で措置される。トータルで見るとプラスになる可能性がある。 +まず自分が住む市にふるさと納税で寄附する場合、返礼品つきの寄附はだめ。返礼品なしで、ふるさと納税を使って市に寄附はできる。市としては寄附金としてもらうが、逆に税収は減る。減った部分は交付税で措置される。トータルで見るとプラスになる可能性がある。 </MessageBubble> @@ -415,14 +431,18 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="企画政策部長(津嶋)" align="left"> -ふるさと納税の趣旨は、今住んでいない、以前育った地域、そういったところのまちづくりに使ってもらいたい、ということで設定された寄附制度。市の財源のために、ある意味、操作、入り繰りをするというのは、市として推奨すること自体難しさがある。ただこういう仕組みなので、これに気付かれた方が寄附していただければ、市にとってはありがたい。 +ふるさと納税の趣旨は、今住んでいない、以前育った地域、そういったところのまちづくりに使ってもらいたいということで設定された寄附制度。市の財源のために、ある意味、操作、入り繰りをするというのは、市として推奨すること自体難しさがある。ただこういう仕組みなので、これに気付かれた方が寄附していただければ、市にとってはありがたい。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="企画政策部長(津嶋)" align="left"> +{/* <!-- textlint-disable --> */} + 市がふるさと納税に消極的と指摘いただいたが、そういうことはなく、市のホームページでも「寄附を心よりお待ちしております」と載せている。これからもPRしていく。 +{/* <!-- textlint-enable --> */} + </MessageBubble> #### 企画政策部長のアイデアを東京市長会等で訴え、実現しては? @@ -435,7 +455,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -ひとつは「返礼品がつくものを税控除の対象から外す」というもの。実質返礼品をなくすことだが、過当競争がなくなり、本来の趣旨に沿った形になると思う。一方、返礼品があるからこそ制度が広く知れ渡っている部分もある。 +ひとつは「返礼品がつくものを税控除の対象から外す」というもの。実質返礼品をなくすことだが、過当競争がなくなり、本来の趣旨へ沿った形になると思う。一方、返礼品があるからこそ制度が広く知れ渡っている部分もある。 </MessageBubble> @@ -493,7 +513,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ⑤寄附の使途は7つの基金以外にある?{#bold-kifu-sito} +### ④寄附の使途は7つの基金以外にある?{#bold-kifu-sito} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -519,11 +539,11 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ⑥使途を限定し寄附しやすくしては?{#bold-sito-gentei} +### ⑤使途を限定し寄附しやすくしては?{#bold-sito-gentei} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -7つの基金への寄附がそれぞれ具体的にどう使われるかは不明瞭であり、寄附者が想定した用途に使われない懸念があるという理由から、寄附へ踏み切れない事例が実際に存在している。このような機会損失をなくす方法はあるか。また、例えば緑化基金を選択した後、さらに◯◯公園の整備、維持費用に充当するというふうに使途を限定することが可能な仕組みとし、余剰が出た場合はその他使途に用いられるような仕組みはどうか、市の見解を伺う。 +7つの基金への寄附がそれぞれ具体的にどう使われるかは不明瞭であり、寄附者が想定した用途に使われない懸念があるという理由から寄附へ踏み切れない事例が実際に存在している。このような機会損失をなくす方法はあるか。またたとえば緑化基金を選択した後、さらに◯◯公園の整備、維持費用に充当するというふうに使途の限定が可能な仕組みとし、余剰が出た場合はその他使途に用いられるような仕組みはどうか、市の見解を伺う。 </MessageBubble> @@ -541,26 +561,26 @@ NPOに寄附すると多くの団体は詳細なレポートを定期的に送 <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -例えば、市のサイトで緑化基金の使い道を見ると「生け垣設置補助事業」などと書いてあるだけ。これを見て緑化基金に寄附しようとする人がいるのかなと。 +たとえば、市のサイトで緑化基金の使い道を見ると「生け垣設置補助事業」などと書いてあるだけ。これを見て緑化基金に寄附しようとする人がいるのかなと。 -もっと寄附する人の立場に立って、例えば、いただいた寄附を、 +もっと寄附する人の立場に立って、たとえば、いただいた寄附を、 - ◯◯公園のベンチに使いました - ◯◯公園のあずまやに使いました - ◯◯という樹木を植えました -というふうに記載したほうが、例えばその公園でデートした、家族でよくピクニックした、昔よく使った、そういう思い入れのある人たちは「私も寄附してみようかな」となると思う。 +というふうに記載したほうが、たとえばその公園でデートした、家族でよくピクニックした、昔よく使ったなど思い入れのある人たちは「私も寄附してみようかな」となるのではと思う。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -ほかにも、例えばディスレクシアという文字の読み書き学習が困難な子どもたちがいて、その子たちが学校で勉強に使えるようなタブレットを用意してほしいという要望があるが、なかなか市のほうとして予算がつかない状況がある。 +ほかにもたとえばディスレクシアという文字の読み書き学習の困難な子どもたちがいて、その子たちが学校で勉強に使えるようなタブレットを用意してほしいという要望があるが、なかなか市のほうとして予算がつかない。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -それを、本来は市がやることだが、例えばふるさと納税を活用して賄った場合、そのようにして賄いましたとか。 +それを、本来は市がやることだが、たとえばふるさと納税を活用して賄った場合、そのようにして賄いましたとか。 </MessageBubble> @@ -572,7 +592,7 @@ NPOに寄附すると多くの団体は詳細なレポートを定期的に送 <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -寄附の用途が詳細に示されているだけで、自分が寄附したお金が何に使われ、どう貢献しているのかが分かりやすく実感できるので、寄附も集まると思う。 +寄附の用途が詳細に示されているだけで、自分の寄附したお金が何に使われどう貢献しているのかが分かりやすく実感できるので、寄附も集まると思う。 </MessageBubble> @@ -596,7 +616,7 @@ NPOに寄附すると多くの団体は詳細なレポートを定期的に送 <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -寄附金額が少額だと、管理コストのほうがかかる場合があるのでよく考えたほうがよいが、結局は費用対効果。寄附してもらえる額がそれら事務の複雑化によるデメリットを十分に補えるほど大きいと見込める場合は、受け入れたほうがよい。 +寄附金額が少額だと、管理コストのほうがかかる場合もあるのでよく考えたほうがよいが、結局は費用対効果。寄附してもらえる額がそれら事務の複雑化によるデメリットを十分に補えるほど大きいと見込める場合は、受け入れたほうがよい。 </MessageBubble> @@ -606,7 +626,7 @@ NPOに寄附すると多くの団体は詳細なレポートを定期的に送 </MessageBubble> -### ⑦旧佐川邸公園はふるさと納税が活用できる絶好の機会、寄附を受け入れるための制度整備を{#bold-sagawa-kouen} +### ⑥旧佐川邸公園はふるさと納税が活用できる絶好の機会、寄附を受け入れるための制度整備を{#bold-sagawa-kouen} #### 旧佐川邸公園について @@ -638,7 +658,7 @@ NPOに寄附すると多くの団体は詳細なレポートを定期的に送 <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -その門下生の方々というのは全国に大勢いらっしゃり、公園整備のための資金を出してくれないかと呼びかけたところ、毎年800万円程度は寄附が見込めるという話。ただ、それは条件がついていて、ふるさと納税等の税控除が使え、その公園の整備に使うと用途が限定されている、そういう条件がついていれば集まりますよということ。 +その門下生の方々というのは全国に大勢いらっしゃり、公園整備のための資金を出してくれないかと呼びかけたところ、毎年800万円程度は寄附が見込めるという話。ただそれは条件がついていて、ふるさと納税等の税控除が使え、その公園の整備に使うと用途が限定されている、そういう条件がついていれば集まりますよということ。 </MessageBubble> @@ -658,7 +678,7 @@ NPOに寄附すると多くの団体は詳細なレポートを定期的に送 <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -だからこそ、御本人が亡くなってもなおたくさんのエネルギーと、皆さんお忙しいのに時間をかけ、生まれ故郷でも何でもない遠い小平市にやってきて、公園の整備の話にせっせと参加している。 +だからこそ御本人が亡くなってもなおたくさんのエネルギーと皆さんお忙しいのに時間をかけ、生まれ故郷でもない遠い小平市にやってきて、公園の整備の話にせっせと参加している。 </MessageBubble> @@ -678,7 +698,7 @@ NPOに寄附すると多くの団体は詳細なレポートを定期的に送 <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -旧佐川邸公園の話は、私が市議会議員になってからまだ数ヵ月くらいのときに、たまたまご縁があって参加した会で出会った話。確率的に考えると、ほかにもこのようなケース、小平市を心のふるさととして感じていたり「きっかけがあったら寄附をしてもよいな」と考えている方はたくさんいらっしゃるのでは。 +旧佐川邸公園の話は、私が市議会議員になってからまだ数ヵ月くらいのときに、たまたまご縁があって参加した会で出会った話。確率的に考えると、ほかにもこのようなケース、小平市を心のふるさととして感じていたり「きっかけがあったら寄附をしてもよいな」と考えたりしている方がたくさんいらっしゃるのでは。 </MessageBubble> @@ -716,19 +736,19 @@ NPOに寄附すると多くの団体は詳細なレポートを定期的に送 <MessageBubble speaker="企画政策部長(津嶋)" align="left"> -そうすると、我々としては、亡くなられた遺贈者の希望をかなえるため、市の負担なしで土地を売却してもかまわないということで、これは弁護士にも確認しているので、売却することでその希望をかなえていく、これが遺言書の中身に沿った取り組みであろうということでやってきた。 +そうすると我々としては、亡くなられた遺贈者の希望をかなえるため市の負担なしで土地を売却してもかまわないということで、これは弁護士にも確認している。売却することでその希望をかなえていく、これが遺言書の中身に沿った取り組みであろうということでやってきた。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="企画政策部長(津嶋)" align="left"> -なので、その方々は寄附をされるけれども、丸々寄附ということでなく、その代わり市の収入がなくなるということになるので、市にとっては、財源的にもし寄附額が集まらなければ、これは逆に負担が増えるということになるので、今回はそういった扱いをしていない。 +なので、その方々は寄附をされるけれども、丸々寄附ということでなくその代わり市の収入がなくなるということになる。市にとっては財源的にもし寄附額が集まらなければこれは逆に負担が増えるということになるので今回はそういった扱いをしていない。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="企画政策部長(津嶋)" align="left"> -先ほど来あるとおり、ふるさと納税でやると、結局ほかの市の負担に回っていく。寄附者の方は、そういう負担をかけないで整備してもらいたいという意向があるので、今回はそういう制度はとらず、土地を売却してやっていこうということで考えている。 +先ほど来あるとおり、ふるさと納税でやると、結局ほかの市の負担に回っていく。寄附者の方は、そういう負担をかけないで整備してもらいたいという意向があるので、今回そういう制度はとらず、土地を売却してやっていこうということで考えている。 </MessageBubble> @@ -740,7 +760,11 @@ NPOに寄附すると多くの団体は詳細なレポートを定期的に送 <MessageBubble speaker="企画政策部長(津嶋)" align="left"> -それは、特に負担をつけるようなものではなく、将来、例えば大きな公園を整備する際、遊具に使ってほしいとか、そういったものであれば、場合によっては、今後、大規模な事業が待っているとき、特別にもうひとつ基金等をつくってやっていくというのは、今後研究する意味はあると考えている。 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +それは特に負担をつけるようなものではなく、将来たとえば大きな公園を整備する際、遊具に使ってほしいとかそういったものであれば、場合によっては今後大規模な事業が待っているとき、特別にもうひとつ基金等をつくってやっていくというのは、今後研究する意味はあると考えている。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> @@ -752,7 +776,7 @@ NPOに寄附すると多くの団体は詳細なレポートを定期的に送 <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -毎年、巨額の損失が出ていて、実効性のある対策がとれていない状態。早急に手を打ってほしい。制度を整えれば現状でも多額の寄附が得られる可能性が高いのに、制度が整っていないために機会損失が生じている。 +毎年、巨額の損失が出ていて、実効性のある対策がとれていない状態。早急に手を打ってほしい。制度を整えれば現状でも多額の寄附を得られる可能性が高いのに、制度が整っていないために機会損失が生じている。 </MessageBubble> diff --git a/docs/ippan-situmon/r1d/12gatu/2-gomi-sisetu-jouhou.mdx b/docs/ippan-situmon/r1d/12gatu/2-gomi-sisetu-jouhou.mdx index 413f17cb..35bffc0e 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r1d/12gatu/2-gomi-sisetu-jouhou.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r1d/12gatu/2-gomi-sisetu-jouhou.mdx @@ -9,7 +9,7 @@ tags: # (2)巨費を投じるごみ処理施設の、より丁寧な情報提供等を -<a id="kaigiroku" href="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1101&schedule_id=17&minute_id=176&is_search=true">📄会議録</a> +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1101&schedule_id=17&minute_id=176&is_search=true" dougaHref=""></KaigirokuDougaLink> ## まとめ @@ -25,7 +25,7 @@ tags: | 約468億円以外に発生する事業費は? | [工事監理業務委託費やその他経費等](#bold-costs) | | 国からの交付金見込み総額は? | [循環型社会形成推進交付金で約92億円](#bold-costs) | | 起債額と期間は? | [地方債を約191億円と見込んでおり、償還期間は最大20年間](#bold-costs) | -| 年間維持費は? | [資源物中間処理施設は、土地使用料などを除き、約2.5億円。仮称不燃・粗大ごみ処理施設および仮称新ごみ焼却施設は今後の入札結果による](#bold-costs) | +| 年間維持費は? | [資源物中間処理施設は、土地使用料などを除き、約2.5億円。仮称不燃・粗大ごみ処理施設及び仮称新ごみ焼却施設は今後の入札結果による](#bold-costs) | | ライフサイクルコストは? | [使用終了までのコストは算出していない](#bold-costs) | | 組合ホームページ掲載の財務書類が非常に少ない? | [窓口閲覧で / 組合に伝える](#bold-hp-zaimu-keisai) | | 小平市もホームページに財務書類が少ない? | [現在未掲載の資料も掲載を進める](#bold-hp-zaimu-keisai) | @@ -42,12 +42,16 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <div id="situgi"> -### ①質問する理由{#bold-riyu} +### 質問する理由{#bold-riyu} #### 巨額な事業にもかかわらず公開されている情報があまりにも少ない <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -小平・村山・大和衛生組合(以下、組合と呼ぶ)の仮称新ごみ処理施設整備・運営事業(以下、新ごみ処理施設事業と呼ぶ)については、本年10月31日に入札書類の提出が締め切られ、来年1月下旬の開札を予定している。この事業は、予定価格が消費税込みで約468億円と巨額である。 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +小平・村山・大和衛生組合(以下、組合と呼ぶ)の仮称新ごみ処理施設整備・運営事業(以下、新ごみ処理施設事業と呼ぶ)については本年10月31日に入札書類の提出が締め切られ、来年1月下旬の開札を予定している。この事業は予定価格が消費税込みで約468億円と巨額。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> @@ -69,7 +73,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ②新ごみ処理施設事業の入札で約468億円の予定価格を事前公表している理由は{#bold-yotei-kakaku} +### ①新ごみ処理施設事業の入札で約468億円の予定価格を事前公表している理由は{#bold-yotei-kakaku} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -88,11 +92,11 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ③予定価格との差し引き175億円が委託約20年間分の運営費か{#bold-uneihi} +### ②予定価格との差し引き175億円が委託約20年間分の運営費か{#bold-uneihi} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -新ごみ処理施設事業に関して、基本計画では概算として建設工事費が258億円、解体工事費が35億円である。予定価格との差し引き175億円が、委託約20年間分の運営費と考えてよいか。これ以外に発生する事業費はないか。 +新ごみ処理施設事業に関して、基本計画では概算として建設工事費が258億円、解体工事費が35億円だ。予定価格との差し引き175億円が、委託約20年間分の運営費と考えてよいか。これ以外に発生する事業費はないか。 </MessageBubble> @@ -102,7 +106,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; - 予定価格では、工事費と運営費のそれぞれの上限は設定していない - そのため、予定価格内での工事費と運営費の割り振りは、業者の提案、入札価格による -- 工事費は、予定価格の算出にあたり、基本計画で概算として示していたものを精査し、見直したもので積算 +- 工事費は、予定価格の算出に当たり、基本計画で概算として示していたものを精査し、見直したもので積算 - 施設の整備に付随して新たに必要となる事業費として、以下が想定されると聞いている - 整備工事の工事監理業務委託費 - 環境影響評価の事後評価の取りまとめに関する経費 @@ -112,7 +116,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ④組合が担う3つのごみ処理施設事業について費用など詳しく{#bold-costs} +### ③組合が担う3つのごみ処理施設事業について費用など詳しく{#bold-costs} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -127,19 +131,28 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="市長(小林正則)" align="left"> -小平・村山・大和衛生組合から聞いている内容としては、資源物中間処理施設、仮称不燃・粗大ごみ処理施設及び仮称新ごみ焼却施設の3施設の整備について、工事費のほか整備関連経費を一部含めまして、合計で国からの循環型社会形成推進交付金を約92億円、地方債を約191億円と見込んでおり、地方債の償還期間は最大で20年間とのこと。 + +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +小平・村山・大和衛生組合から聞いている内容としては、資源物中間処理施設、仮称不燃・粗大ごみ処理施設及び仮称新ごみ焼却施設の3施設の整備について、工事費のほか整備関連経費を一部含めて合計で国からの循環型社会形成推進交付金を約92億円、地方債を約191億円と見込んでおり地方債の償還期間は最大で20年間とのこと。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林正則)" align="left"> -年間維持費としては、すでに稼働を始めている資源物中間処理施設は、本年度の組合予算では、土地使用料などを除き、おおむね2億5,000万円、今後稼働する仮称不燃・粗大ごみ処理施設及び仮称新ごみ焼却施設については、令和4年度からは運営を業者に委託することとしており、その経費は、現在、業者選定をしている新ごみ処理施設整備・運営事業の入札結果によることとなるとのこと。 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +年間維持費としては、すでに稼働を始めている資源物中間処理施設は、本年度の組合予算では、土地使用料などを除きおおむね2億5,000万円。今後稼働する仮称不燃・粗大ごみ処理施設及び仮称新ごみ焼却施設については令和4年度からは運営を業者に委託することとしており、その経費は現在、業者選定をしている新ごみ処理施設整備・運営事業の入札結果によることとなるとのこと。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林正則)" align="left"> -ライフサイクルコストについては、施設の使用終了までのコストは算出していないが、仮称新ごみ処理施設整備・運営事業については、運転に要する消耗品、光熱水費などのほか、通常必要となる補修工事の経費なども運営費に含めて発注していると聞いている。 +ライフサイクルコストについては施設の使用終了までのコストは算出していない。しかし仮称新ごみ処理施設整備・運営事業については、運転に要する消耗品、光熱水費などのほか、通常必要となる補修工事の経費なども運営費に含めて発注していると聞いている。 </MessageBubble> @@ -151,7 +164,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ⑤運営事業者を新施設稼働から2年経た後に変更する理由は{#bold-unnei-henkou} +### ④運営事業者を新施設稼働から2年経た後に変更する理由は{#bold-unnei-henkou} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -161,15 +174,15 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="市長(小林正則)" align="left"> -小平・村山・大和衛生組合から聞いている内容としては、仮称不燃・粗大ごみ処理施設については、設計、施工に関する稼働後2年間の瑕疵担保期間を設定しているとのこと。その間に施設の安定的な運転をハード面、ソフト面で確保したうえで、その後は、同一敷地内にあり、かつ、ごみ処理の相互の関連が強い新ごみ焼却施設との一体的な運営を委託することとしたためと聞いている。 +小平・村山・大和衛生組合から聞いている内容としては、仮称不燃・粗大ごみ処理施設については、設計、施工に関する稼働後2年間の瑕疵担保期間を設定しているとのこと。その間に施設の安定的な運転をハード面、ソフト面で確保したうえ、その後は、同一敷地内にあり、かつ、ごみ処理の相互の関連が強い新ごみ焼却施設との一体的な運営を委託することとしたためと聞いている。 </MessageBubble> -### ⑥組合や市のホームページに財務資料の掲載を{#bold-hp-zaimu-keisai} +### ⑤組合や市のホームページに財務資料の掲載を{#bold-hp-zaimu-keisai} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -組合のホームページに掲載されている財務書類が非常に少ない。小平市もそうだが、一般会計決算附属書類などの財務に関する重要な資料を組合および市のホームページに掲載していない理由は。 +組合のホームページに掲載されている財務書類が非常に少ない。小平市もそうだが、一般会計決算附属書類などの財務に関する重要な資料を組合及び市のホームページに掲載していない理由は。 </MessageBubble> @@ -177,7 +190,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; 市では市ホームページで、予算書のほか、決算カードや財政状況資料集、小平市財政白書、小平市の財務書類、財政事情についてを掲載し、市の財政状況を公表している。今後は、一般会計決算附属書類など、現在掲載されていない資料についても市ホームページへの掲載を進め、市民の皆様に市の財政状況をわかりやすく伝えられるよう努めていく。 -小平・村山・大和衛生組合からは、現在、予算、決算について、概要を組合ホームページで公開しており、予算書、決算書等はホームページでは掲載していないが、御希望の方には組合窓口での閲覧に応じていると聞いている。 +小平・村山・大和衛生組合からは、現在予算、決算について概要を組合ホームページで公開しており、予算書、決算書等はホームページでは掲載していないが御希望の方には組合窓口での閲覧に応じていると聞いている。 より丁寧な情報提供の御要望については、組合に伝えて行く。 </MessageBubble> diff --git a/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/1-dyslexia-kankyo.mdx b/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/1-dyslexia-kankyo.mdx index d8c598bf..0709cffd 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/1-dyslexia-kankyo.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/1-dyslexia-kankyo.mdx @@ -12,7 +12,7 @@ tags: # (1)ディスレクシアの子どもをひとりも見過ごさず成長できる環境整備を、いますぐに -<a id="kaigiroku" href="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1116&schedule_id=4&minute_id=211&is_search=true">📄会議録</a> +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1116&schedule_id=4&minute_id=211&is_search=true" dougaHref=""></KaigirokuDougaLink> ## まとめ @@ -54,19 +54,19 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <div id="situgi"> -### ①質問する理由{#bold-riyu} +### 質問する理由{#bold-riyu} #### ディスレクシアは周知不足 <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -見えない障害と言われるディスレクシアは、読みと書きの学習に大きな困難を抱える学習障害の一つ。この障害について十分に周知されているとはいえず、実態も適切に把握されていない。 +見えない障害と言われるディスレクシアは、読みと書きの学習に大きな困難を抱える学習障害のひとつ。この障害について十分に周知されているとはいえず、実態も適切に把握されていない。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -当事者の子どもたちは「自分は頑張っても勉強ができない」と誤解したり、周りから「勉強が足りない」と誤解を受けて苦しみ、不登校や鬱病に至る場合もある。 +当事者の子どもたちは「自分は頑張っても勉強ができない」と誤解したり、周りから「勉強が足りない」と誤解を受けたりして苦しみ、不登校や鬱病に至る場合もある。 </MessageBubble> @@ -78,13 +78,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -例えば小平市立小学校の令和元年5月時点での通常学級児童数9,731人で計算すると、200人以上が苦しんでいる可能性がある。しかし問題は表明化していない。 +たとえば小平市立小学校の令和元年5月時点での通常学級児童数9,731人で計算すると、200人以上が苦しんでいる可能性がある。しかし問題は表明化していない。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -授業でのタブレット使用状況(この時はGIGAスクール構想はまだ実現していませんでした)などから考えれば、適切なアセスメント(客観的評価とそのプロセス)が行われていないために見過ごされ、人知れず学校が嫌いになっている子どもが多数存在する可能性が高い。 +授業でのタブレット使用状況(このときはGIGAスクール構想実現前)などから考えれば、適切なアセスメントが行われていないため見過ごされ、人知れず学校が嫌いになっている子どもが多数存在する可能性は高い。(アセスメント = 客観的評価とそのプロセス) </MessageBubble> @@ -102,7 +102,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -見えない障害である学習障害は、ほかにも「聞く」、「話す」、「計算する」、「推論する」に困難さを感じるケースもあるが、今回は論点を集中させるためディスレクシアに限定する。 +見えない障害である学習障害は、ほかにも「聞く」「話す」「計算する」「推論する」に困難さを感じるケースもあるが、今回は論点を集中させるためディスレクシアに限定する。 </MessageBubble> @@ -123,7 +123,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -読み書き障害の状況は人によってさまざま。通常文字を見るとその読みが自動的に頭に浮かぶ(音韻処理という)が、読むことが困難な方の場合はそれが自動化されず、例えば次のような状況がみられる。 +読み書き障害の状況は人によってさまざま。通常文字を見るとその読みが自動的に頭に浮かぶ(音韻処理という)が、読むことが困難な方の場合はそれが自動化されず、たとえば次のような状況がみられる。 - 一文字を読むのに時間がかかる - 文字を読み間違える @@ -147,7 +147,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -これは本人も周りの人もなかなか気付きにくい。例えば学校の生活では次のようなこと一つ一つに困難さがある。 +これは本人も周りの人もなかなか気付きにくい。たとえば学校の生活では次のようなこと一つ一つに困難さがある。 - 紙の教科書や紙の辞書を使う - テストで問題用紙を読み、解答用紙に書く @@ -163,7 +163,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -そのため自分も周りも障害があることになかなか気付かない。しかし、読めない、書けないことから、本人は無意識にストレスを感じ、読み書き自体を避けるようになる。 +そのため自分も、周りも障害があることになかなか気付かない。しかし、読めない、書けないことから本人は無意識にストレスを感じ、読み書き自体を避けるようになる。 </MessageBubble> @@ -189,7 +189,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -その方にたくさん教えていただいた。私も具体的なことはまったく知らなかった。調べていくうちに、これは個人の問題だけではなく、小平市全体の問題であり、主に次の2つの理由から、とにかく早く対処しなくてはならないことが分かった。 +その方にたくさん教えていただいた。私も具体的なことはまったく知らなかった。調べていくうちに、これは個人の問題だけではなく小平市全体の問題であり、主に次の2つの理由から、とにかく早く対処しなくてはならないことが分かった。 </MessageBubble> @@ -203,7 +203,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -つまり18年前と8年前の2回、文科省が大規模な調査を行っている。調査対象は公立小・中学校の児童・生徒で、それぞれ人数は約4万人と5万人であり、統計的にも十分な母数の調査であった。 +つまり18年前と8年前の2回、文科省が大規模な調査をしている。調査対象は公立小・中学校の児童・生徒で、それぞれ人数は約4万人と5万人であり、統計的にも十分な母数の調査であった。 </MessageBubble> @@ -244,7 +244,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -しかし、読み書きができないことで、「自分は勉強ができない」と誤解したり、周りから「なぜ怠けるのか」「頑張っていない」などの誤解を受け、自信を失ってしまう。 +しかし読み書きができないことで「自分は勉強ができない」と誤解したり、周りから「なぜ怠けるのか」「頑張っていない」などの誤解を受けたりして自信を失ってしまう。 </MessageBubble> @@ -282,7 +282,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ②ディスレクシアの可能性がある児童・生徒の人数を見積もっているか?{#bold-mitumori} +### ①ディスレクシアの可能性がある児童・生徒の人数を見積もっているか?{#bold-mitumori} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -293,7 +293,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育長(古川 正之)" align="left"> -文部科学省の調査結果の示すとおり、一定数あると認識している。ディスレクシアと診断を受けた児童・生徒の実人数は把握していないが、読み書きに困難さを抱えている児童・生徒数としては、特別支援教室の利用児童が48人、また、巡回相談を通して学校から読み書きに困難さがあると報告のあった児童・生徒が8人。 +文部科学省の調査結果の示すとおり一定数あると認識している。ディスレクシアと診断を受けた児童・生徒の実人数は把握していないが、読み書きに困難さを抱えている児童・生徒数としては、特別支援教室の利用児童が48人。また巡回相談を通して学校から読み書きに困難さがあると報告のあった児童・生徒が8人。 </MessageBubble> @@ -323,7 +323,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -はっきりした診断が出ていることではなく正確な数は言えないが、一定数あると認識している。 +はっきりした診断が出ていることではなく、正確な数は言えないが、一定数あると認識している。 </MessageBubble> @@ -349,7 +349,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -それぞれの割合は手持ちの数がないためここでは回答できない。言語聴覚士については、学校の要請に応じて行っており、昨年度は巡回した。ディスレクシアについては言語聴覚士が一番専門性が高く、アセスメントに近いことやコンサルテーションができると考えている。 +それぞれの割合は手持ちの数がないためここでは回答できない。言語聴覚士については、学校の要請に応じて行っており、昨年度は巡回した。ディスレクシアについては言語聴覚士の専門性が一番高く、アセスメントに近いことやコンサルテーションができると考えている。 </MessageBubble> @@ -363,7 +363,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -平均での時間は、今回答できない。実際に授業を見て、子どもの状態像をつかみ、そのうえで、この子どもにはこういう支援が必要だというコンサルテーションも含めるので、1時間や2時間ではないと認識している。 +平均での時間は今回答できない。実際に授業を見て子どもの状態像をつかみ、そのうえで「この子どもにはこういう支援が必要だ」というコンサルテーションも含めるので1時間や2時間ではないと認識している。 </MessageBubble> @@ -409,7 +409,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -子どもをサポートするプレイヤーは、例えば次のような方々だ。 +子どもをサポートするプレイヤーは、たとえば次のような方々だ。 - 巡回相談員 - 臨床心理士 @@ -423,13 +423,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; - 特別支援教育コーディネーター - 医師 -こういうプレーヤーがどれだけいるか、それぞれの役割は何で、誰に報告され、その結果どうなる、といったことを保護者にわかりやすく示す必要がある。 +こういうプレイヤーがどれだけいるか、それぞれの役割は何で、誰に報告され、その結果どうなるといったことを保護者にわかりやすく示す必要がある。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -先週行われた[小平市特別支援教育専門家委員会](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/075/075755.html)でも、「保護者にコーディネーターのことが伝わっていない」という意見が相談員から出ていた。「校長先生に相談しているとき、隣に先生が来たが、この人が一体何の役割をしているのかわからなかった」と。これは一歩間違えれば、不信感を招いたり威圧的に感じられたりする可能性がある。 +先週行われた[小平市特別支援教育専門家委員会](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/075/075755.html)でも、「保護者にコーディネーターのことが伝わっていない」という意見が相談員から出ていた。「校長先生に相談しているとき、隣に先生が来たがこの人が一体何の役割をしているのかわからなかった」と。これは一歩間違えれば、不信感を招いたり威圧的な印象を与えたりする可能性がある。 </MessageBubble> @@ -437,7 +437,11 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)" id="guideline"> -そこで提案だが、対象となる保護者の方々にワーキングチームに参加していただき、「市は子どもにどういったサポートを提供しているのか」についてわかりやすい冊子を作成したり、校長先生と相談している場面でコーディネーターの方がきたら、「この人はどういう人ですよ」「この人がいることで、情報はどういうふうに回っていきますよ」といったことをちゃんと説明するようなこと(気を付けるべきこと)が記載されたガイドラインを作成してはどうか。 +そこで提案だが、対象となる保護者の方々にワーキングチームへ参加していただき、 +- 「市は子どもにどういったサポートを提供しているのか」わかりやすい冊子 +- 校長先生と相談している場面でコーディネーターの方へ「この人はどういう人か」「この人がいることで情報はどういうふうに回っていくか」等を説明するなど(気を付けるべきこと)が記載されたガイドライン + +を作成してはどうか。 </MessageBubble> @@ -449,7 +453,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -ぜひお願いする。職員の方々は日々の仕事で手いっぱいだろう。保護者の立場に立って資料を作成するのも、想像力を使う難しい作業だ。だからこそ、なるべく、市の製作物を作る際には、外部の、(事情をよく知っている)方々に主体的に参加してもらう(のがよい)。「市民との協働」と市長はよく言うが、働き方改革も含め、そういう(実効的な)ことをしていかなければならないと思う。 +ぜひお願いする。職員の方々は日々の仕事で手いっぱいだろう。保護者の立場に立って資料を作成するのも、想像力を使う難しい作業だ。だからこそなるべく、市の製作物をつくる際には、外部の(事情をよく知っている)方々に主体的に参加してもらう(のがよい)。「市民との協働」と市長はよく言うが、働き方改革も含め、そういう(実効的な)ことをしていかなければならないと思う。 </MessageBubble> @@ -461,7 +465,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -学校教育では、会議等もそうだが、専門家や公募市民の方に入っていただいている。こういう機会をより広く行うことも重要と考える。現在は専門家に入っていただくことで、施策等についての評価や改善方法などを提言してもらっている。市民の方にどのような機会に入ってもらうかや、入っていただいてどういったことが今後のよりよい特別支援教育につながるのかは、研究していきたい。 +学校教育では、会議等もそうだが、専門家や公募市民の方に入っていただいている。こういう機会をより広く行うことも重要と考える。現在は専門家に入っていただくことで、施策等についての評価や改善方法などを提言してもらっている。市民の方に、どのような機会に入ってもらうかや、入っていただいてどういったことが今後のよりよい特別支援教育につながるのかは研究していきたい。 </MessageBubble> @@ -473,7 +477,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; ::: -### ③アセスメントはどう行っているか?{#bold-assessment} +### ②アセスメントはどう行っているか?{#bold-assessment} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -483,13 +487,18 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育長(古川 正之)" align="left"> -現在、市で全児童・生徒を対象とした統一したアセスメントは行っていないが、学校を定期的に訪問する言語聴覚士を含む巡回相談員の行動観察等や、特別支援教室および通級指導での指導を申し込んだ際に受ける就学・転学相談における発達検査や行動観察等で、児童・生徒の抱えている読み書きの困難さを把握している。 +現在市で全児童・生徒を対象とした統一したアセスメントは行っていない。 + +- 学校を定期的に訪問する言語聴覚士を含む巡回相談員の行動観察等 +- 特別支援教室と通級指導での指導を申し込んだ際に受ける就学・転学相談における発達検査や行動観察 + +等で、児童・生徒が抱えている読み書きの困難さを把握している。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="教育長(古川 正之)" align="left"> -成果としては、把握した困難さについて、さらにアセスメントを進めるために、各種検査の実施や支援体制を検討できるとともに、実際に個別指導に活用できること。 +成果としては、把握した困難さについて、さらにアセスメントを進めるために、各種検査の実施や支援体制を検討できるとともに実際に個別指導に活用できること。 </MessageBubble> @@ -497,7 +506,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -アセスメントの材料は豊富に提供されている。例えば東京都教育委員会は、DVDつきで小・中学校向けの丁寧で網羅的なアセスメントマニュアルを提供している。 +アセスメントの材料は豊富に提供されている。たとえば東京都教育委員会は、DVDつきで小・中学校向けの丁寧で網羅的なアセスメントマニュアルを提供している。 </MessageBubble> @@ -521,13 +530,19 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -私どもが捉えているアセスメントは、評価、診断等々、中身をより具体的に詳細に深く見ていくというところ。 +私どもが捉えているアセスメントは、評価、診断等々中身をより具体的に、詳細に深く見ていくというところ。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -子どもたちの困り感に気付いていくことに関しては東京都教育委員会の資料もそうだし、私ども教育委員会から「通常の学級における特別支援教育の推進」ということで、環境調整における「こだいらこれだけは」というふうなあり方、それから、気付きの中で、学習面や行動について、文字をよく聞き間違える等々のチェックリストがあり、こういったことから気付いていき、その後、巡回相談につないでいく、といったことは取り組んでいる。 +子どもたちの困り感に気付いていくことに関しては + +- 東京都教育委員会の資料 +- 私ども教育委員会から「通常の学級における特別支援教育の推進」ということで環境調整における「こだいらこれだけは」というふうなあり方 +- 気付きの中で、学習面や行動について、文字をよく聞き間違える等々のチェックリスト + +があり、こういったことから気付いていき、その後巡回相談につないでいくといったことは取り組んでいる。 </MessageBubble> @@ -608,8 +623,12 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </tbody> </table> +{/* <!-- textlint-disable --> */} + <img src={require('./images/gakkou-seikatu-sien-sheet.png').default} alt="学校生活支援シート" /> +{/* <!-- textlint-enable --> */} + ###### (通常学級での対応) [特別支援教育に関わるリーフレットより](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/025/025897.html) @@ -670,7 +689,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -アセスメントという言葉の解釈の問題もあるかもしれない。アセスメントという形ではないが、子どもたちの困り感について気付くことについては、教育委員会もそうだが、学校の中で校内研修等を通し、教員に気付きの分析コードを持(たせる)ということは取り組んでいる。 +アセスメントという言葉の、解釈の問題もあるかもしれない。アセスメントという形ではないものの、子どもたちの困り感について気付くことについては、教育委員会もそうだが、学校の中で校内研修等を通して教員に気付きの分析コードを持(たせる)ということは取り組んでいる。 </MessageBubble> @@ -701,7 +720,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -読み書きの困難さを把握するのは、特別支援教室および通級指導での指導を申し込んだ際の「就学・転学相談」における発達検査や行動観察等で行っているという答弁だった。 +読み書きの困難さを把握するのは、特別支援教室及び通級指導での指導を申し込んだ際の「就学・転学相談」における発達検査や行動観察等で行っているという答弁だった。 </MessageBubble> @@ -710,7 +729,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; つまり - 保護者が子どもに障害があることをなんとなくでも認識していて -- かつ保護者が、自分の子どもを特別支援教室や通級の指導に通わせるために申し込むことを決心した +- かつ保護者が、自分の子どもを特別支援教室や通級の指導へ通わせるために申し込むことを決心した その際に初めて検査を行い把握しているということ。 @@ -718,7 +737,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -これはひとつ必要なことだが、この方法だけでは対象者は限定的にならざるを得ない。 +これはひとつ必要なことだが、この方法だけでは、対象者は限定的にならざるを得ない。 </MessageBubble> @@ -766,7 +785,7 @@ flowchart <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -申し込みのタイミングまで待つやり方は時間的な問題も大きい。申し込みに至るまでは本人も保護者も苦しい時間を過ごす。その間に子どもが学校に行かなくなってしまうケースもある。 +申し込みのタイミングまで待つやり方は時間的な問題も大きい。申し込みに至るまでは本人も、保護者も苦しい時間を過ごす。その間に子どもが学校に行かなくなってしまうケースもある。 </MessageBubble> @@ -778,7 +797,7 @@ flowchart <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -発達検査等の知的テストを通したアセスメントという意味では、たしかにならないと考えている。ただ、気付きということに関しては、日常的にかかわっている学校現場の者が気付くことが重要。その気付きの分析コードや質を高めるということは、私ども推進していかなければならない。 +発達検査等の知的テストを通したアセスメントという意味では、たしかにならないと考えている。ただ、気付きということに関しては、日常的にかかわっている学校現場の者が、気付くことが重要。その気付きの分析コードや質を高めるということは、私ども推進していかなければならない。 </MessageBubble> @@ -792,7 +811,7 @@ flowchart <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -ひとつの提案として、小平市の国立精神・神経医療研究センターに稲垣真澄先生というディスレクシアの第一人者がいらっしゃる(注・令和元年度末で退任され、鳥取に移住されました)。発達障害の研究部長をされており、厚労省や文科省の主任研究員も務められた方。ディスレクシアを含めた学習障害のアセスメントに関し具体的な提言を行ってらっしゃる。非常にさまざまな方面で活躍されている。 +ひとつの提案として、小平市の国立精神・神経医療研究センターに稲垣真澄先生というディスレクシアの第一人者がいらっしゃる(注・令和元年度末で退任され、鳥取に移住されました)。発達障害の研究部長をされており、厚労省や文科省の主任研究員も務められた方。ディスレクシアを含めた学習障害のアセスメントに関し具体的な提言をしてらっしゃる。非常にさまざまな方面で活躍されている。 </MessageBubble> @@ -820,7 +839,7 @@ flowchart </MessageBubble> -### ④ディスレクシアの周知徹底をどうしているか? {#bold-syuchi} +### ③ディスレクシアの周知徹底をどうしているか? {#bold-syuchi} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -830,7 +849,7 @@ flowchart <MessageBubble speaker="教育長(古川 正之)" align="left"> -読み書き障害を含む発達障害や学習障害についての研修を行っている。また支援が必要な対象児童・生徒がいる学校では、ディスレクシアに特化した研修も行った例がある。 +読み書き障害を含む発達障害や学習障害について研修をしている。また支援の必要な対象児童・生徒がいる学校では、ディスレクシアに特化した研修も行った例がある。 </MessageBubble> @@ -857,19 +876,21 @@ flowchart <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -ディスレクシアに特化した研修というのは、校長先生が非常に理解のある方で1学年すべての児童・生徒に対してパワーポイントで講義をされたこと。そういう先生がいらっしゃるのは非常にすばらしいこと。1回限りの講演で終わるのはもったいない。例えばその講演を動画で残し市のホームページに公開したりパワーポイントの資料を公開したりすれば、ほかの学校でもお知らせにQRコードで印刷したりができる。 +ディスレクシアに特化した研修というのは、校長先生が非常に理解のある方で1学年すべての児童・生徒に対してパワーポイントで講義をされたこと。そういう先生がいらっしゃるのは非常にすばらしいこと。1回限りの講演で終わるのはもったいない。たとえばその講演を動画で残し市のホームページに公開したりパワーポイントの資料を公開したりすれば、ほかの学校でもお知らせにQRコードで印刷したりができる。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -研修したものはすべて記録として残し、インターネットで共有できるようにし、例えば新任の先生には必ずすき間の時間に目を通してもらう。理解度の簡単なチェックをしてもよい。それなら重複した研修で先生の時間を奪うこともない。質問するコーナーを作ってもよい。既存の市のサイトの仕組みの中でも十分対応できると考えるが、どうか。 +研修したものはすべて記録として残し、インターネットで共有できるようにし、たとえば新任の先生には必ずすき間の時間に目を通してもらう。理解度の簡単なチェックをしてもよい。それなら重複した研修で先生の時間を奪うこともない。質問するコーナーを作ってもよい。既存の市のサイトの仕組みの中でも十分対応できると考えるが、どうか。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -市内の校長のものをやるかどうかは、まだ研究は進んでいない。今、学校の校長等に示しているものとしては、独立行政法人教職員支援機構というところでやっているeラーニングのシステムがある。これはなかなかすばらしいもので、特別支援教育にかかわらず、あらゆる教育課題についての研修がある。こういったものを活用し、学校の中で教員が分析コード等を深めていくという促しはしている。こういったことをより進めていきたい。 +市内の校長のものをやるかどうかはまだ研究は進んでいない。 + +今、学校の校長等に示しているものとしては、(独)教職員支援機構というところでやっているeラーニングのシステムがある。これはなかなかすばらしいもので、特別支援教育にかかわらず、あらゆる教育課題についての研修がある。こういったものを活用し、学校の中で教員が分析コード等を深めていくという促しはしている。こういったことをより進めていきたい。 </MessageBubble> @@ -892,7 +913,7 @@ flowchart </MessageBubble> -### ⑤普段の授業における合理的配慮の現状と課題は?{#bold-gouritekihairyo-gakkou} +### ④普段の授業における合理的配慮の現状と課題は?{#bold-gouritekihairyo-gakkou} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -902,19 +923,19 @@ flowchart <MessageBubble speaker="教育長(古川 正之)" align="left"> -書くことが困難な児童・生徒には、書くスペースを大きくしたワークシートを利用したり、書く量を減らしたりするなどの配慮を行っている。 +書くことが困難な児童・生徒には、書くスペースを大きくしたワークシートを利用したり、書く量を減らしたりするなどの配慮をしている。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="教育長(古川 正之)" align="left"> -読むことが困難な児童・生徒には、プリントの文字を大きくしたり、行間を広げ、ルビを振るなど、読みやすいプリントを作成したりする工夫をしている。 +読むことが困難な児童・生徒には、プリントの文字を大きくしたり、行間を広げ、ルビを振るなど読みやすいプリントを作成したりする工夫をしている。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="教育長(古川 正之)" align="left"> -また教科書を読むことが困難な児童・生徒には、個々のニーズによりタブレット端末を用いて、音声による補助を行うなどの配慮を行う学校もある。 +また教科書を読むことが困難な児童・生徒には、個々のニーズによりタブレット端末を用いて音声による補助をするなどの配慮をする学校もある。 </MessageBubble> @@ -930,7 +951,9 @@ flowchart :::info ##### 🤝 合理的配慮とは -障害者差別解消法の第七条と第八条に規定されているもので「障害のある人が自分の権利利益を侵害しているような状況を見つけてそれを改善してくださいと求めてきたら、負担が過重にならない範囲で、行政機関はその障壁を取り除かなければならず、民間事業者はその障壁を取り除くよう努めなければならない」というものです。 +合理的配慮は障害者差別解消法の第七条と第八条に規定されています。 +障害のある人が自分の権利利益を侵害しているような状況を見つけて改善を求めたら、行政機関は負担が過重にならない範囲で、その障壁を取り除かなければならない。 +また民間事業者はその障壁を取り除くよう努めなければならない、というものです。 > [障害者差別解消法](https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=425AC0000000065) > @@ -960,7 +983,7 @@ flowchart <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -書くスペースを大きくしたりの工夫をされていることはとても大事。ただ、まだ網羅的ではない。まずすべての必要な子どもが見つかっていない。潜在数からすると270人ぐらい見つかっていない。そういう子どもたちにどういう合理的配慮が必要なのかが把握できていない。テストをどうするか、板書をノートに写すのはどうするかといった問題もある。 +書くスペースを大きくするなどの工夫をされていることはとても大事。ただ、まだ網羅的ではない。まずすべての必要な子どもが見つかっていない。潜在数からすると270人ぐらい見つかっていない。そういう子どもたちにどういう合理的配慮が必要なのか把握できていない。テストをどうするか、板書をノートに写すのはどうするかといった問題もある。 </MessageBubble> @@ -1045,7 +1068,7 @@ flowchart <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -現在見つかっている合計56人の方に関しては(デイジー教科書の有効性を確認してからだと思うが)、タブレットをすぐ支給するぐらいのことをしてほしいが、どうか。1台4万円弱程度で、最大でも200万円ぐらい。ふるさと納税の損失額に比べたらずいぶん微々たるものだと思うが。 +現在見つかっている合計56人の方に関しては(デイジー教科書の有効性を確認してからとは思うが)、タブレットをすぐ支給するぐらいのことをしてほしい。どうか。1台4万円弱程度で、最大でも200万円ぐらい。ふるさと納税の損失額に比べたらずいぶん微々たるものだと思うが。 </MessageBubble> @@ -1068,7 +1091,7 @@ flowchart </MessageBubble> -### ⑥市のサービスを利用する上での合理的配慮の現状と課題は?{#bold-gouritekihairyo-gakkou-igai} +### ⑤市のサービスを利用する上での合理的配慮の現状と課題は?{#bold-gouritekihairyo-gakkou-igai} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -1078,13 +1101,21 @@ flowchart <MessageBubble speaker="市長(小林 正則)" align="left"> -市役所や公共施設の窓口等において、障害のある方への対応の向上を図るため、小平市職員の障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応要綱に基づき、不当な差別的取り扱いの禁止や合理的配慮の提供を柱として市職員への研修を実施し、理解や啓発に努めている。 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +市役所や公共施設の窓口等において障害のある方への対応の向上を図るため、小平市職員の障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応要綱に基づき、不当な差別的取り扱いの禁止や合理的配慮の提供を柱として市職員への研修を実施し理解や啓発に努めている。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林 正則)" align="left"> -発達障害の特性には、さまざまなものがあることから、今後、研修の際に使用する資料等の見直しを行い、ディスレクシアを含めた発達障害の特性の理解を職員に啓発し、障害のある方への窓口対応がさらに向上するよう努めていく。 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +発達障害の特性にはさまざまなものがあることから、今後研修の際に使用する資料等の見直しを行い、ディスレクシアを含めた発達障害の特性の理解を職員に啓発し、障害のある方への窓口対応がさらに向上するよう努めていく。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> @@ -1099,13 +1130,13 @@ flowchart <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -市職員への研修資料も見たがディスレクシアは「学習障害」でひとくくりにされている。それでは(私もそうだったが)実感がなく、記憶に残らない。具体的な例や困難さについて生の声をしっかり提示していただき、ここでも実際にそういうお子さんがいらっしゃる保護者や本人に来ていただいて、一緒に研修資料を作成するとかそういったワーキングチームを作って進めてはどうか。 +市職員への研修資料も見たがディスレクシアは「学習障害」でひとくくりにされている。それでは(私もそうだったが)実感がなく、記憶に残らない。具体的な例や困難さについて生の声をしっかり提示し、実際にそういうお子さんがいらっしゃる保護者や本人に来ていただき、一緒に研修資料を作成する等のワーキングチームを作って進めてはどうか。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="健康福祉部長(柳瀬)" align="left"> -現在、職員向けの研修資料としてあるものについては、今お話のあったとおり、内容については、障害の特性としては、さまざまなものがある中で、ディスレクシアについてはちょっと内容が薄いということがあるのかもしれない。今後機会を捉え、内容等見直しをしていく際にはさまざまな声を聞いて見直しを行っていく。 +現在職員向けの研修資料としてあるものについては、今お話のあったとおり、内容については障害の特性としてさまざまなものがある中で、ディスレクシアについてはちょっと内容が薄いということがあるのかもしれない。今後機会を捉え、内容等見直しをしていく際にはさまざまな声を聞いて見直しを行っていく。 </MessageBubble> diff --git a/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/2-jinkou-suikei-kagaku.mdx b/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/2-jinkou-suikei-kagaku.mdx index 8caf6032..a81beb21 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/2-jinkou-suikei-kagaku.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/2-jinkou-suikei-kagaku.mdx @@ -9,7 +9,7 @@ tags: # (2)人口推計のひとり歩きを防ぐため、より科学的な提示を -<a id="kaigiroku" href="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1116&schedule_id=4&minute_id=211&is_search=true">📄会議録</a> +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1116&schedule_id=4&minute_id=211&is_search=true" dougaHref=""></KaigirokuDougaLink> ## まとめ @@ -36,7 +36,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <div id="situgi"> -### ①質問する理由{#bold-riyu} +### 質問する理由{#bold-riyu} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -46,7 +46,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -一方、人口が5年後から減少に転じ、そのまま減り続けるという推計に疑問の声もある。なぜなら今後は地方の過疎化が加速し、環境の整った都市へ移り住む人が多くなることが予想されているため、 +一方、人口が5年後から減少に転じ、そのまま減り続けるという推計に疑問の声もある。なぜなら今後は地方の過疎化が加速し、環境の整った都市へ移り住む人が多くなると予想されているため、 - 都心から適度な距離にある - 交通の便もよい @@ -66,13 +66,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -小平市が人口推計に用いているコーホート要因法では、5年間のデータをもとに次の5年間の数値を推計し、さらに、その推計で出た5年間の数値を次の5年間の推計で用いるとしており、将来的な数値がどこまで意味をもつのか不明。 +小平市が人口推計に用いているコーホート要因法では、5年間のデータをもとに次の5年間の数値を推計し、さらにその推計で出た5年間の数値を次の5年間の推計で用いるとしている。将来的な数値がどこまで意味をもつのか不明。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -また通常、科学的な推計を行う場合、将来的な数値はその算出に用いるパラメータの変動などから、幅(上限値、下限値等)や確率をもって示される。しかし小平市が通常提示している人口推計は、転入、転出数といったパラメータの変動が大きいにもかかわらず、1本の線で示され単純化され過ぎている。 +また通常、科学的な推計をする場合、将来的な数値はその算出に用いるパラメータの変動などから、幅(上限値、下限値等)や確率をもって示される。しかし小平市が通常提示している人口推計は、転入、転出数といったパラメータの変動が大きいにもかかわらず、1本の線で示され単純化され過ぎている。 </MessageBubble> @@ -88,7 +88,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ②市の人口ピークはこれまで何度、どう修正されたか{#bold-nando-syusei} +### ①市の人口ピークはこれまで何度、どう修正されたか{#bold-nando-syusei} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -119,41 +119,49 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; ::: -### ③人口推計に幅を持たせないのは抑制的政策を進めるため?{#bold-yokusei} +### ②人口推計に幅を持たせないのは抑制的政策を進めるため?{#bold-yokusei} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -市は、変動が大きく、一定の確率内でしか予測できないはずの人口推計を、さも確定しているかのように1本の線で示し、その人口ピークと急激に人口が減少する様子を印象づけることで、抑制的な施策が進めやすいように世論を誘導しようとする意図はないか、市の見解を伺う。 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +市は、変動が大きく一定の確率内でしか予測できないはずの人口推計を、さも確定しているかのように1本線で示し、その人口ピークと急激に人口が減少する様子を印象づけることで抑制的な施策が進めやすいよう世論を誘導する意図はないか。市の見解を伺う。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林 正則)" align="left"> -昨年8月に補足版を公表したのは、近年の人口増加の動向が、前回平成27年国勢調査をもとに示した推計人口のピークを上回り、なお増加の傾向が続いていることから一定の手法に基づき新たに推計を行ったもので、世論を誘導しようとするものではない。 +昨年8月に補足版を公表したのは、近年の人口増加の動向が前回平成27年国勢調査をもとに示した推計人口のピークを上回り、なお増加の傾向が続いていることから一定の手法に基づき新たに推計したもの。世論を誘導しようとするものではない。 </MessageBubble> -### ④人口推計に幅を持たせては?{#bold-haba} +### ③人口推計に幅を持たせては?{#bold-haba} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -複数の推計方法の結果も合わせて、少なくとも幅を持たせたより科学的に正確な人口推計情報の提示を行うことで、上記のような経済活動抑制につながる懸念を減らせると思うが。 +複数の推計方法の結果も合わせて、少なくとも幅を持たせたより科学的に正確な人口推計情報を提示することで、上記のような経済活動抑制につながる懸念を減らせると思うが。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林 正則)" align="left"> -推計にあたっては、直近で観察されている出生、死亡、人口移動の状況が今後も継続すると仮定して、過去から現在に至る人口動態の傾向を将来に投影するもので、将来起こり得る社会的、経済的な変化や政策に起因する人口の動きの変化などは推計の要素として盛り込んでいない。 +推計に当たっては、直近で観察されている出生・死亡・人口移動の状況が今後も継続すると仮定し、過去から現在に至る人口動態の傾向を将来に投影するもの。将来起こり得る社会的、経済的な変化や政策に起因する人口の動きの変化などは推計の要素として盛り込んでいない。 + +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +現時点では複数の仮定を想定して複数の結果を示していくことは考えていない。しかし令和2年国勢調査の結果を受け実施予定の次回人口推計に向けては、国立社会保障・人口問題研究所における日本の将来推計人口や、東京都における推計の手法なども参考にしながら引き続き推計のあり方を研究していく。 -現時点では複数の仮定を想定して複数の結果を示していくことは考えていないが、令和2年国勢調査の結果を受け実施する予定の次回の人口推計に向けては、国立社会保障・人口問題研究所における日本の将来推計人口や東京都における推計の手法なども参考にしながら、引き続き推計のあり方を研究していく。 +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> -### ⑤外れ続ける推計に政策が依存することに見解は?{#bold-hazure-tudukeru} +### ④外れ続ける推計に政策が依存することに見解は?{#bold-hazure-tudukeru} <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -これまで国勢調査の結果が示される5年ごとのタイミングで実施してきた小平市の人口推計が2回分すべて人口ピークの予想が外れていて、毎回5年ずつ後ろにシフトし、ピークの時期も約9年から10年後ろにずれて、人数は約1万人増える。 +これまで国勢調査の結果が示される5年ごとのタイミングで実施してきた小平市の人口推計が2回分すべて人口ピークの予想が外れている。毎回5年ずつ後ろにシフトし、ピークの時期も約9年から10年後ろにずれて、人数は約1万人増える。 結局いまだピークは来ていない。さらに今回推計値と実数の乖離がずいぶん大きくなったので、国勢調査の結果が出る5年目を待たずに4年目で後ろにずらした。 @@ -169,7 +177,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; 国勢調査をもとに、これまで合計3回ということでやってきた。一定の手法に基づいてやっているということで、結果的に流入する人口が予想より多かったと、端的に言うとそういう結果として現れている。 -今後、令和2年の国勢調査をもとに推計を予定しているので、その際は、議員が言うような、より科学的なというところで、どういうことが可能なのかを今後研究していく。 +令和2年の国勢調査をもとに推計を予定しているので、その際は、議員が言うような、より科学的なというところでどういうことが可能なのかを今後研究していく。 </MessageBubble> diff --git a/docs/ippan-situmon/r1d/6gatu/1-touhyouritu-koujou.mdx b/docs/ippan-situmon/r1d/6gatu/1-touhyouritu-koujou.mdx index 437a546c..dabde0f3 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r1d/6gatu/1-touhyouritu-koujou.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r1d/6gatu/1-touhyouritu-koujou.mdx @@ -8,7 +8,7 @@ tags: # (1)市議会議員選挙の投票率向上に向けて -<a id="kaigiroku" href="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1066&schedule_id=17&minute_id=251&is_search=true">📄会議録</a> +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1066&schedule_id=17&minute_id=251&is_search=true" dougaHref=""></KaigirokuDougaLink> ## まとめ @@ -43,7 +43,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <div id="situgi"> -### ①質問する理由{#bold-riyu} +### 質問する理由{#bold-riyu} #### 地方政治は民主主義の学校 @@ -74,12 +74,12 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -『民主主義の学校』と言われる地方政治の投票率で、特に若年層の投票率が低いことが問題。選挙戦が終わり、記憶が新鮮なうちに質問している。投票率は50%を割りさらに低下中。『民主主義の学校』と言われる地方政治の投票率で、特に若年層の投票率が低いことが問題と考える。 +『民主主義の学校』と言われる地方政治の投票率で、特に若年層の投票率が低いことは問題。選挙戦が終わり、記憶が新鮮なうちに質問している。投票率は50%を割りさらに低下中。『民主主義の学校』と言われる地方政治の投票率で、特に若年層の投票率が低いことは問題と考える。 </MessageBubble> -### ②投票率向上を目指す理由は?{#bold-touhyoritu-koujou-riyu} +### ①投票率向上を目指す理由は?{#bold-touhyoritu-koujou-riyu} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -141,19 +141,19 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="選挙管理委員会事務局長(遠藤)" align="left" id="isikikoujou"> -今回の質問内容についていろいろ勉強した中で、公職選挙法第6条第1項の中では、例えば: +今回の質問内容についていろいろ勉強した中で、公職選挙法第6条第1項の中では、たとえば: - 選挙人の政治常識の向上 - 選挙に関する必要な事項の啓発 - 周知を行う -ということが選挙管理委員会の責務であると書かれている。総じて、選挙人の意識の向上ということに言いかえた。 +ということが選挙管理委員会の責務だと書かれている。総じて、選挙人の意識の向上ということに言いかえた。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -意識の向上を行った結果、投票率が上がるという考えは分かる。しかし、ここにはひとつ抜けている視点がある。たとえ意識が向上した人であっても、例えば身体が不自由なために投票に行けない方たちについての視点がない。公職選挙法第1条には『この法律は、選挙が選挙人の自由に表明せる意思によって公明かつ適正に行われることを確保し』とある。この確保しという部分がまさに、身体が不自由な方々、投票に行けない方々に対応する根拠になるのではないか。 +意識の向上をした結果、投票率が上がるという考えは分かる。しかし、ここにはひとつ抜けている視点がある。たとえ意識が向上した人であっても、たとえば身体が不自由なために投票へ行けない方たちについての視点がない。公職選挙法第1条には『この法律は、選挙が選挙人の自由に表明せる意思によって公明かつ適正に行われることを確保し』とある。この確保しという部分がまさに、身体が不自由な方々、投票に行けない方々へ対応する根拠になるのではないか。 </MessageBubble> @@ -163,7 +163,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ③小平市の投票率は?{#bold-kodaira-tohyoritu} +### ②小平市の投票率は?{#bold-kodaira-tohyoritu} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -177,7 +177,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ④投票率を上げるために{#bold-tohyoritu-ageru-tameni} +### ③投票率を上げるために{#bold-tohyoritu-ageru-tameni} #### 1. 周知啓発の徹底を @@ -189,7 +189,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; - 選挙ワンポイント講座 - K発プロジェクト -として学生に対する常時啓発を行っているが、これらの学生と接点のない市民に対する常時啓発について、市はどのように考えているか。 +として学生に対する常時啓発をしているが、これらの学生と接点のない市民に対する常時啓発について、市はどのように考えているか。 </MessageBubble> @@ -201,7 +201,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -有権者数に比べて、常時啓発に接触する人の絶対数が少ない。ひとつのアイデアとして、学生たちを対象に行っている模擬投票授業、選挙ワンポイント講座、選挙K発プロジェクト等をまとめたものを、市報やホームページで公開することで、授業に参加していない方々に訴求していくことは可能だが、これについてどう考えるか。 +有権者数に比べて常時啓発に接触する人の絶対数が少ない。ひとつのアイデアとして学生たちを対象に行っている模擬投票授業、選挙ワンポイント講座、選挙K発プロジェクト等をまとめたものを、市報やホームページに公開し授業へ参加していない方々に訴求していくことは可能。これについてどう考えるか。 </MessageBubble> @@ -215,7 +215,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -投票率向上を目指す取り組みの中で啓発活動などを行う際、効果検証として直接的なフィードバックがあれば、より洗練された啓発活動が行える。ひとつの手段としてアンケート調査が考えられる。例えば投票を終えた人に投票に来た理由等のアンケートを行うことは可能か。これまで行ったことはあるか。 +投票率向上を目指す取り組みの中で啓発活動などを行う際、効果検証として直接的なフィードバックがあれば、より洗練された啓発活動が行える。ひとつの手段としてアンケート調査が考えられる。たとえば投票を終えた人へ投票に来た理由等のアンケートを行うことは可能か。これまで行ったことはあるか。 </MessageBubble> @@ -233,7 +233,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="選挙管理委員会事務局長(遠藤)" align="left"> -特に、選挙にあたっての予定はない。世論調査的な形での調査方法はとれる気がする。選挙時におけるアンケートを、例えば投票所の近くでやることは個人的には若干違和感がある。この辺については、法律をもう少し調べる、もしくは他市の事例等も調べるということで、研究してまいりたい。 +特に選挙に当たっての予定はない。世論調査的な形での調査方法はとれる気がする。選挙時におけるアンケートを、たとえば投票所の近くでやることは個人的には若干違和感がある。この辺については、法律をもう少し調べる、もしくは他市の事例等も調べるということで研究していきたい。 </MessageBubble> @@ -284,7 +284,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -現状、選挙公報が有権者の手元に届くより前に期日前投票が可能であり、有権者は候補者に関する十分な判断材料がないまま投票を迫られる。また候補者にとっても、一週間設けられているはずの周知機会を奪われることになるため、特に知名度の低い新人候補者には不利に働く仕組みである。 +現状、選挙公報が有権者の手元に届くより前に期日前投票が可能であり、有権者は候補者に関する十分な判断材料がないまま投票を迫られる。また候補者にとっても、一週間設けられているはずの周知機会を奪われることになるため、特に知名度の低い新人候補者には不利に働く仕組みだ。 </MessageBubble> @@ -296,13 +296,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="選挙管理委員会事務局長(遠藤)" align="left" id="kirihanasi"> -選挙公報の原稿は、立候補受け付けを行う告示日当日の午後5時まで差しかえが認められている。提出後は速やかに印刷し、できるだけ早く市民の皆様にお渡しできるよう最善を尽くしている。一方、期日前投票は、選挙当日に投票に行くことができない方のための制度であるため、当日投票と同条件で投票ができるという前提を公職選挙法においては想定していないものと捉えている。そのため、選挙公報の配布と期日前投票の拡充については、切り離して考えることが適当と考えている。 +選挙公報の原稿は、立候補受け付けを行う告示日当日の午後5時まで差しかえが認められている。提出後は速やかに印刷し、できるだけ早く市民の皆様にお渡しできるよう最善を尽くしている。一方、期日前投票は、選挙当日に投票へ行くことができない方のための制度であるため、当日投票と同条件で投票ができるという前提を公職選挙法においては想定していないものと捉えている。そのため、選挙公報の配布と期日前投票の拡充については、切り離して考えることが適当と考えている。 </MessageBubble> :::info ##### 🌱 政治の新陳代謝を促すには、新人にも十分なアピールの機会を -期日前投票の拡充は、有権者の投票機会を増やすため、良いことと思います。しかし一方で「選挙期間中に候補者がアピールできる期間がどんどん短くなる」問題があります。ここを忘れてしまうと、期日前投票を拡充することは、**既存政党や既存の議員には有利に働き、無所属の新人には不利に働く**ことにつながると思います。 +期日前投票の拡充は、有権者の投票機会を増やすため、よいことと思います。しかし一方で「選挙期間中に候補者のアピールできる期間がどんどん短くなる」問題があります。ここを忘れてしまうと、期日前投票を拡充することは、**既存政党や既存の議員には有利に働き、無所属の新人には不利に働く**ことにつながると思います。 つまり、むやみに期日前投票を拡充することは、**二元代表制を礎とする市政にとって、必ずしもよいことばかりではない**ため、慎重に判断しなければいけません。期日前投票を拡充するのであれば、新人でも不利にならないよう、選挙公報の告知を早めるなど、候補者が有権者にアピールする機会が奪われないようにしなければなりません。 @@ -319,15 +319,15 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -投票可能な日付がどんどん早くなればなるほど、誰に投票するかがすでに決まっている人にとっては、手元に情報がなくても決断できるという意味で、有利なことになる。こういう状況は、有権者と候補者双方にとって不公平な状況になると考えるため、一刻も早く選挙公報等が開示されることが必要。 +投票可能な日付がどんどん早くなればなるほど、誰に投票するかがすでに決まっている人にとっては、手元に情報がなくても決断できるという意味で、有利なことになる。こういう状況は有権者と候補者双方にとって不公平な状況になると考えるため、一刻も早く選挙公報等を開示することが必要。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -そこで市のホームページにも選挙公報は掲載されているため、それを徹底して周知すれば良い。 +そこで市のホームページにも選挙公報は掲載されているため、それを徹底して周知すればよい。 -例えば、 +たとえば、 - 投票用紙が送られてくる封筒 - 啓発活動に使う配布物(ティッシュ、うちわ等) @@ -338,13 +338,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="選挙管理委員会事務局長(遠藤)" align="left" id="qrkentou"> -啓発物にQRコードの印刷は、技術的には可能。ただ、選挙の種類によっては、例えば市議会議員選挙だと、告示日の午後5時までに(候補者の資料を)預かり、それをすぐ、夜中に印刷会社に回して印刷し、各家庭に配布しと、それが火曜日ぐらいになってしまうタイムラグが生じることが問題。 +啓発物にQRコードの印刷は技術的には可能。ただ選挙の種類によっては、たとえば市議会議員選挙だと告示日の午後5時までに(候補者資料を)預かり、それをすぐ夜中に印刷会社へ回して印刷し、各家庭に配布で火曜日ぐらいになるタイムラグが生じることは問題。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="選挙管理委員会事務局長(遠藤)" align="left"> -国政選挙や東京都の選挙では、もうちょっとタイムラグが長くなり、さらに、国や東京都のホームページのアドレスがどの段階で決まるのか、それをどの段階で啓発物にQRコードを印刷できるのかという、このさらにタイミングが非常に難しい。というのは、啓発物は、日にちが決まればすぐ作り出してしまう。その後にホームページにアップされ、そのアドレスが決まるということになると、うまく説明できないが、QRコードを印刷できるのが大分後になる、つまり啓発物を作るタイミングとうまく合わないというところがひとつネックになるかと考える。 +国政選挙や東京都の選挙ではもうちょっとタイムラグが長くなる。また国や東京都のホームページのアドレスがどの段階で決まるのか、それをどの段階で啓発物にQRコードを印刷できるのかというこのさらにタイミングが非常に難しい。というのは、啓発物は日にちが決まればすぐつくり出してしまう。その後、ホームページにアップされ、そのアドレスが決まるということになると、QRコードの印刷が大分後になる、つまり啓発物をつくるタイミングとうまく合わないというところがひとつネックになるかと考える。 </MessageBubble> @@ -356,13 +356,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -アドレスの問題については、もうすでに決まっているアドレスを作っておいて、選挙告示日になったら、そのアドレスが指している先を変えればよいだけ(リダイレクト処理)。ぜひそういうことを検討していただきたい。 +アドレスの問題については、もうすでに決まっているアドレスをつくっておいて、選挙告示日になったら、そのアドレスが指している先を変えればよいだけ(リダイレクト処理)。ぜひそういうことを検討していただきたい。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -私も、選挙中大変お世話になった選挙管理委員会の方々は、公職選挙法の縛りがある中、予算も人数も限られる。全国的に投票率も下がる状況の中、なかなか自分がしている仕事が成果につながっているのかと感じられるところがあると思う。大変なこともあるが、それでも諦めず、投票率を上げることが住民の福祉に欠かせないという、そういった情熱を持って日々できることをしていただきたい。 +私も、選挙中大変お世話になった選挙管理委員会の方々は、公職選挙法の縛りがある中、予算も、人数も限られる。全国的に投票率も下がる状況の中、なかなか自分がしている仕事が成果につながっているのかと感じられるところがあると思う。大変なこともあるが、それでも諦めず、投票率を上げることが住民の福祉に欠かせないという、そういった情熱を持って日々できることをしていただきたい。 </MessageBubble> @@ -370,7 +370,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -市民が政治に興味を失う原因は私たち政治家にも責任があり、一例として、不透明政治は不信感につながる。今回の市議会議員選挙において、市長が議員を推薦する場面があったが、二元代表制という仕組みの中で、監視される立場としての市長が、監視する立場としての議員を推薦するという行為は、見えないところでのつながりを連想させ、政治の透明性が損なわれるものと考えるが、市はどう考えるか。 +市民が政治へ興味を失う原因としては、私たち政治家にも責任がある。一例として、不透明政治は不信感につながる。今回の市議会議員選挙において市長が議員を推薦する場面があった。二元代表制という仕組みの中で、監視される立場としての市長が監視する立場としての議員を推薦するという行為は、見えないところでのつながりを連想させ、政治の透明性が損なわれるものと考える。市はどう考えるか。 </MessageBubble> @@ -390,7 +390,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -市長が特定の議員を推薦することは、私も以前は「スムーズな行政運営につながることで、よいこと」かと思っていた。しかし、勉強しているうち、地方議会は二元代表制であり『首長と議員は一定の緊張関係になければならない』と分かった。小平市に限らないが、志を持っている議員の方でも、首長との関係等があることで自由な意思で採決に参加できないといった話も聞いている。 +市長が特定の議員を推薦することは、私も以前は「スムーズな行政運営につながることで、よいこと」かと思っていた。しかし、勉強しているうち、地方議会は二元代表制であり『首長と議員は一定の緊張関係になければならない』と分かった。小平市に限らないが、志を持っている議員の方でも首長との関係等があることにより自由な意思で採決に参加できないといった話も聞いている。 </MessageBubble> diff --git a/docs/ippan-situmon/r1d/6gatu/2-homepage-siminsanka.mdx b/docs/ippan-situmon/r1d/6gatu/2-homepage-siminsanka.mdx index 476365f4..502c6f26 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r1d/6gatu/2-homepage-siminsanka.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r1d/6gatu/2-homepage-siminsanka.mdx @@ -9,13 +9,13 @@ tags: # (2)小平市の顔ともいえるホームページで市民参加・協働の推進を -<a id="kaigiroku" href="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1066&schedule_id=17&minute_id=251&is_search=true">📄会議録</a> +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1066&schedule_id=17&minute_id=251&is_search=true" dougaHref=""></KaigirokuDougaLink> ## まとめ 平成元年6月7日に行った2件の一般質問のうち2件目です。 -小平市ホームページは使いにくく、情報も網羅していないなど問題があるため質問しました。市はホームページの活用はあまり積極的ではないようです。原因は発想がない、リソースがない(と考えている)、などと思われます。市長主導により根拠目的の設置とガイドラインの作成が必要と考えます。 +小平市ホームページは使いにくく、情報も網羅していないなど問題があるため質問しました。市はホームページの活用はあまり積極的でないようです。原因は発想がない、リソースがない(と考えている)、などと思われます。市長主導により根拠目的の設置とガイドラインの作成が必要と考えます。 | 質問 | 答弁 | |---|---| @@ -43,7 +43,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <div id="situgi"> -### ①質問する理由{#bold-riyu} +### 質問する理由{#bold-riyu} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -55,18 +55,22 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; 市の自治基本条例にも次のようにある。 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + - 第11条:執行機関は、高齢者、障害者及び子どもをはじめ市民のだれもが、それぞれの立場に応じて容易に市政に参加をすることができるよう工夫し、及び配慮するものとする。 - 第12条:市民等及び執行機関は、地域の様々な課題の解決に向けて協働をすることができる。 +{/* <!-- textlint-enable --> */} + </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -市の顔とも言えるホームページにおいても、情報を市民へ一方的に提供するばかりではなく、双方向の、市民参加・協働が感じられる構成にする必要があると考えることから、市ホームページに関して質問する。 +市の顔とも言えるホームページにおいても情報を市民へ一方的に提供するばかりではなく、双方向の、市民参加・協働が感じられる構成にする必要があると考えることから市ホームページに関して質問する。 </MessageBubble> -### ②市ホームページ運営の根拠と目的は?{#bold-unei-konkyo-mokuteki} +### ①市ホームページ運営の根拠と目的は?{#bold-unei-konkyo-mokuteki} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -76,7 +80,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="市長(小林 正則)" align="left" id="konkyo-nai"> -平成8年12月に市ホームページを開設した当時の明確な根拠は確認できないが、市ホームページは、こだいら21世紀構想、小平市第三次長期総合計画基本構想の目標とする5つの小平市の将来都市像のうちの「健全で、進化するまちをめざして」を実現するための手段のひとつ。 +平成8年12月に市ホームページを開設した当時の明確な根拠は確認できない。しかし市ホームページは、こだいら21世紀構想、小平市第三次長期総合計画基本構想の目標とする5つの小平市の将来都市像のうちの「健全で、進化するまちをめざして」を実現するための手段のひとつ。 </MessageBubble> @@ -119,7 +123,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -それらの目的が達成されているか効果測定は行っているか。例えばアクセス数、アンケート調査など。 +それらの目的が達成されているか効果測定は行っているか。たとえばアクセス数、アンケート調査など。 </MessageBubble> @@ -129,33 +133,34 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ③平均アクセス数と過去推移は?{#bold-heikin-access-suii} +### ②平均アクセス数と過去推移は?{#bold-heikin-access-suii} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -一日あたりの平均アクセス数と過去5年の推移は。また、そのうち市内および市外からのアクセス数割合、視覚・聴覚障害者の利用状況、外国人の利用状況等は把握しているか。 +一日あたりの平均アクセス数と過去5年の推移は。また、そのうち市内及び市外からのアクセス数割合、視覚・聴覚障害者の利用状況、外国人の利用状況等は把握しているか。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林 正則・初回答弁)" align="left"> 1日平均で: -平成26年度は6,096件 -平成27年度は6,873件 -平成28年度は8,280件 -平成29年度は9,355件 -昨年度は 8,522件 +- 平成26年度:6,096件 +- 平成27年度:6,873件 +- 平成28年度:8,280件 +- 平成29年度:9,355件 +- 昨年度:8,522件 + 平成26年度と昨年度を比較すると、おおむね1.4倍の増。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林 正則・初回答弁)" align="left" id="haaku-sitenai"> -市内および市外からのアクセス数の割合、視覚・聴覚障害者の利用状況並びに外国人の利用状況等は把握していない。 +市内及び市外からのアクセス数の割合、視覚・聴覚障害者の利用状況並びに外国人の利用状況等は把握していない。 </MessageBubble> -### ④最も閲覧されている分野と拡充予定は?{#bold-most-viewed-area} +### ③最も閲覧されている分野と拡充予定は?{#bold-most-viewed-area} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -167,7 +172,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; 市ホームページの分類別では、ごみ・環境の分類が年間を通して最も閲覧されている。 -各ページ別では、小平市民総合体育館を初めとした施設情報のページが最も閲覧されており、また、選挙期間中に限られるが、選挙関連のページも多く閲覧されている。 +各ページ別では小平市民総合体育館を初めとした施設情報のページが最も閲覧されており、また選挙期間中に限られるが、選挙関連のページも多く閲覧されている。 </MessageBubble> @@ -181,7 +186,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ⑤情報掲載のガイドラインはある?{#bold-guideline} +### ④情報掲載のガイドラインはある?{#bold-guideline} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -191,7 +196,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="市長(小林 正則・初回答弁)" align="left" id="accessibility"> -高齢者や障害がある方を含め、ホームページを利用する誰もが、正確な情報を必要なときに簡単に閲覧できるように配慮したページを作成するため、日本工業規格への準拠やWebアクセシビリティに配慮することとしている。 +高齢者や障害がある方を含め、ホームページを利用する誰もが正確な情報を必要なときに簡単に閲覧できるよう配慮したページを作成するため、日本工業規格への準拠やWebアクセシビリティに配慮することとしている。 また審議会等の開催の事前公表や会議要録などの公表等については[小平市審議会等の会議の公開に関する事務取扱要領](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g135RG00000509.html)に基づき掲載している。 @@ -201,13 +206,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; アクセス数が少ない分野やページは、たどり着きにくかったり情報が不足していたりする可能性もある。市民に対して目的がちゃんと達成されているかを測定していかなければならない。 -なるべく多くの情報を迅速にわかりやすく市民に提供することがホームページの使命。 +なるべく多くの情報を迅速にわかりやすく市民へ提供することがホームページの使命。 どういった情報をどのタイミングでホームページへ掲載するかを職員個々の判断に任せると、積極的に情報を掲載するインセンティブが働かない。 </MessageBubble> -### ⑥掲載のガイドラインが必要では?{#bold-guideline-hituyou} +### ⑤掲載のガイドラインが必要では?{#bold-guideline-hituyou} <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> @@ -226,7 +231,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ⑦オープンデータの現況は?{#bold-open-data-genkyou} +### ⑥オープンデータの現況は?{#bold-open-data-genkyou} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -242,7 +247,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ⑧コンテンツの公開が期間限定されている理由は?{#bold-contents-kokai-kikan} +### ⑦コンテンツの公開が期間限定されている理由は?{#bold-contents-kokai-kikan} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -252,17 +257,17 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="市長(小林 正則・初回答弁)" align="left"> -公文書にあたるものについては原則として[小平市文書管理規程](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g135RG00000049.html)等による保存年限に基づき掲載している。 +公文書に当たるものについては原則として[小平市文書管理規程](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g135RG00000049.html)等による保存年限に基づき掲載している。 -掲載期限を定められていないものについては、過去の情報を掲載し続けた場合、同様のページが多数混在してしまうことで必要な情報を見つけにくくなり、わかりにくいという利用者からの御意見もあり、各課の判断でページの公開を終了する等、整理をしている。 +掲載期限の定めがないものは、過去の情報を掲載し続けた場合「同様のページが多数混在し必要な情報を見つけにくくわかりにくい」という利用者からの意見もあり各課の判断でページの公開を終了する等整理している。 </MessageBubble> -### ⑨アーカイブについての考えは?{#bold-archive} +### ⑧アーカイブについての考えは?{#bold-archive} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -アーカイブを作ることについてはどう考えているか。 +アーカイブをつくることについてはどう考えているか。 </MessageBubble> @@ -272,23 +277,23 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ⑩市ホームページで市民参加・協働の取組みをした?{#bold-simin-kyodou} +### ⑨市ホームページで市民参加・協働の取組みをした?{#bold-simin-kyodou} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -市ホームページにおける市民参加・協働の取り組みを検討したことはあるか。例えば市民がコンテンツ作成を手伝うことや、FAQシステムの導入についてはどう考えるか。 +市ホームページにおける市民参加・協働の取り組みを検討したことはあるか。たとえば市民がコンテンツ作成を手伝うことや、FAQシステムの導入についてはどう考えるか。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林 正則・初回答弁)" align="left"> -コンテンツの作成等における市民参加・協働は考えていないが、利用者の意見、要望等の広聴手段であるお問い合わせ機能や簡易アンケート機能に加え、昨年7月に実施した市ホームページのリニューアルで導入したアンケート機能を活用した市民参加の拡充を図っている。 +コンテンツの作成等における市民参加・協働は考えていない。しかし利用者の意見、要望等の広聴手段であるお問い合わせ機能や簡易アンケート機能に加え、昨年7月に実施した市ホームページのリニューアルで導入したアンケート機能を活用した市民参加の拡充を図っている。 FAQシステムの導入は利用者の意見、要望等を踏まえ市ホームページのよくある質問の充実に取り組んでいく。 </MessageBubble> -### ⑪ナレッジデータベース活用状況は?{#bold-knowledge-db} +### ⑩ナレッジデータベース活用状況は?{#bold-knowledge-db} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -298,11 +303,11 @@ FAQシステムの導入は利用者の意見、要望等を踏まえ市ホー <MessageBubble speaker="市長(小林 正則・初回答弁)" align="left" id="knowledge-db"> -一般的に、企業が顧客管理や案件管理、問い合わせ、クレーム管理など、日々の業務で蓄積された情報を企業内で共有化し、生産性の向上等につなげるために活用するナレッジデータベースの導入は考えていないが、市ホームページへのお問い合わせ機能によって寄せられた情報を各課の中で共有し、業務の改善を図っている。 +一般的に企業が顧客管理や案件管理、問い合わせ、クレーム管理など日々の業務で蓄積された情報を企業内で共有化し生産性の向上等につなげるため活用するナレッジデータベースの導入は考えていない。しかし市ホームページへのお問い合わせ機能によって寄せられた情報を各課の中で共有し、業務の改善を図っている。 </MessageBubble> -### ⑫民間SNS活用については?{#bold-sns-katuyou} +### ⑪民間SNS活用については?{#bold-sns-katuyou} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -312,7 +317,7 @@ FAQシステムの導入は利用者の意見、要望等を踏まえ市ホー <MessageBubble speaker="市長(小林 正則・初回答弁)" align="left"> -市ではこれまでも、市政情報や気象情報等を広く発信するため、市ホームページやメールマガジン、スマートフォン用アプリの活用に加え、市公式TwitterおよびFacebookなどSNSの活用を図ってきた。 +市ではこれまでも、市政情報や気象情報等を広く発信するため、市ホームページやメールマガジン、スマートフォン用アプリの活用に加え、市公式Twitter及びFacebookなどSNSの活用を図ってきた。 今後も緊急情報は即時性や拡散性の高いSNSによる情報提供が効果的であることから、配信する情報の特性と各SNS等の機能の特徴、利用者の御意見などを踏まえながら、効果的な情報配信方法について研究していく。 diff --git a/docs/ippan-situmon/r1d/9gatu/1-tochi-jourei-keisi.mdx b/docs/ippan-situmon/r1d/9gatu/1-tochi-jourei-keisi.mdx index 92c41a19..80cbed0d 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r1d/9gatu/1-tochi-jourei-keisi.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r1d/9gatu/1-tochi-jourei-keisi.mdx @@ -9,13 +9,13 @@ tags: # 土地取引、土地利用における条例軽視は、まちづくりの根幹を揺るがす大問題 -<a id="kaigiroku" href="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1078&schedule_id=17&minute_id=169&is_search=true">📄会議録</a> +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1078&schedule_id=17&minute_id=169&is_search=true" dougaHref=""></KaigirokuDougaLink> ## まとめ 令和元年9月6日に行った1件の一般質問です。 -回田町の宅地開発に関して周辺住民からのご相談を受け、数ヵ月に渡って複数の議員で調査を行いました。私たちの会派に相談いただいた時は時すでに遅しのタイミングでしたが、今後市の開発のあり方を見直す必要があることが分かりました。ほかの議員もこの件で質問しました。私の質問では、条例違反が起きていたことや理念が守られていないことなどを指摘し、市の姿勢を確認しました。旧佐川邸公園の件もそうですが、市は市内公園の扱いに関し課題を抱えています。市長にも期待できないところがありますので、私たち市民が実現可能な発想を持ち込み、提案していく必要があるようです。 +回田町の宅地開発に関して周辺住民からのご相談を受け、数ヵ月に渡って複数の議員で調査をしました。私たちの会派に相談いただいた時は時すでに遅しのタイミングでしたが、今後市の開発のあり方を見直す必要のあることが分かりました。ほかの議員もこの件で質問しました。私の質問では、条例違反が起きていたことや理念が守られていないことなどを指摘し、市の姿勢を確認しました。旧佐川邸公園の件もそうですが、市は市内公園の扱いに関し課題を抱えています。市長にも期待できないところがありますので、私たち市民が実現可能な発想を持ち込み、提案していく必要があるようです。 | 質問 | 答弁 | |---|---| @@ -38,31 +38,31 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <div id="situgi"> -### ①質問する理由{#bold-riyu} +### 質問する理由{#bold-riyu} #### まちづくりの根幹が崩れる <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -回田町218番地周辺で行われている宅地開発に関し、大規模な開発にもかかわらず公園が設置されないことや、一連の取引、開発に関する説明が十分になされていないことなどから、周辺住民の間で市に対する不信、不満の声が上がっている。特に、若い家族世帯が多く移り住んでいる状況で、子どもたちが遊ぶ公園が近隣にないことや、緑が減ることについて心配する声が大きい。 +回田町218番地周辺で行われている宅地開発に関し、大規模な開発にもかかわらず公園が設置されないことや一連の取引、開発に関する説明が十分になされていない。そのため周辺住民の間で市に対する不信不満の声が上がっている。特に若い家族世帯が多く移り住んでいる状況で、子どもたちの遊ぶ公園が近隣にないことや緑が減ることについて心配する声が大きい。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -この土地は、もとの所有者が平成28年7月1日に全体で約8,000㎡の土地を3つに分割し、それぞれ3,000㎡未満の契約として3社へ売却したもの。この3社との取引(以下、当取引と呼ぶ)は、同一の者が行う合計面積5,000㎡以上の土地取引行為であったにもかかわらず、[小平市開発事業における手続及び基準等に関する条例](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g135RG00001187.html)(以下、条例と呼ぶ)で定められた届け出が期間内にされていない。 +この土地はもとの所有者が平成28年7月1日に全体で約8,000㎡の土地を3つに分割し、それぞれ3,000㎡未満の契約として3社へ売却したもの。この3社との取引(以下、当取引と呼ぶ)は同一の者が行う合計面積5,000㎡以上の土地取引行為であった。しかし[小平市開発事業における手続及び基準等に関する条例](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g135RG00001187.html)(以下、条例と呼ぶ)で定められた届出が期間内にされていない。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -また、大規模な土地利用を小平市の都市計画マスタープランの方針等に照らし合わせるために規定されている小平市土地利用審議会での審査や、市長の助言プロセスも行われていない。さらには、事業面積が5,000㎡以上の開発事業で同一の事業者が開発を行う場合に必要とされる大規模開発事業のプロセスや、同様に3,000㎡以上の開発で必要とされる中規模開発事業のプロセスも踏まれておらず、先述したように、都市計画法の規定に基づいて3,000㎡以上の開発において整備すべき公園等も設置されていない。 +また大規模な土地利用を小平市の都市計画マスタープランの方針等に照らし合わせるため規定されている小平市土地利用審議会での審査や、市長の助言プロセスも行われていない。さらには事業面積が5,000㎡以上の開発事業で同一の事業者が開発する場合に必要な大規模開発事業のプロセスや、同様に3,000㎡以上の開発で必要とされる中規模開発事業のプロセスも踏まれていない。先述したように都市計画法の規定に基づいて3,000㎡以上の開発において整備すべき公園等も設置されていない。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -5,000㎡を超える大規模土地取引および大規模土地開発に際し、複数業者との間で土地を分割して売買するなどの手法によって個々の土地面積を減らすことで、法や条例に定めた事項を回避できてしまうのであれば、小平市のまちづくりの根幹が崩れることになり、非常に大きな問題だ。 +5,000㎡を超える大規模土地取引及び大規模土地開発に際し「複数業者との間で土地を分割して売買する」などの手法で個々の土地面積を減らし法や条例を回避できてしまうなら小平市のまちづくりの根幹が崩れる。非常に大きな問題だ。 </MessageBubble> @@ -72,37 +72,41 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ②大規模土地取引の届け出に関する条例違反について{#bold-jourei-ihan} +### ①大規模土地取引の届出に関する条例違反について{#bold-jourei-ihan} #### 経緯、原因、対処、再発防止策は? <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -大規模土地取引の届け出は取引契約の3ヵ月前に行われなければならないが、当取引は契約締結後1ヵ月での届け出と遅れたことについて、その経緯、原因、市としての対処、再発防止策は。 +大規模土地取引の届出は取引契約の3ヵ月前に行われなければならないが、当取引は契約締結後1ヵ月での届出と遅れたことについて、その経緯、原因、市としての対処、再発防止策は。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林正則)" align="left"> -平成28年1月に、市は、土地所有者の仲介人から生産緑地であった土地について売買の相談があったため、大規模土地取引行為の届け出や大規模開発事業に関する公共施設の設置等について説明を行った。 +平成28年1月に、市は、土地所有者の仲介人から生産緑地であった土地について売買の相談があったため、大規模土地取引行為の届出や大規模開発事業に関する公共施設の設置等について説明をした。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林正則)" align="left"> -その後、同年7月に、土地を3つに分割し、取得した3社から、国土利用計画法に基づく土地取引の届け出があった。当該土地につきましては、すでに土地売買が行われていたことから、市から大規模土地取引行為についての届け出を促し、同年8月に提出された。 +その後、同年7月に、土地を3つに分割し、取得した3社から、国土利用計画法に基づく土地取引の届出があった。当該土地につきましては、すでに土地売買が行われていたことから、市から大規模土地取引行為についての届出を促し、同年8月に提出された。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林正則)" align="left"> -本来ならば、大規模土地取引行為を行う前に市長の助言等を行う必要があるが、すでに契約が締結されていたことから、もとの土地所有者に対し、良好なまちづくりへの協力を取得した3社に伝えていただくようお願いした。届け出がおくれた原因としては、3つに分割して売却したそれぞれの土地面積が5,000㎡未満であったことから、もとの土地所有者が、大規模土地取引行為の届け出は不要であると自ら解釈をしたもの。 +本来ならば、大規模土地取引行為を行う前に市長の助言等を行う必要がある。しかしすでに契約が締結されていたことから、もとの土地所有者に対し良好なまちづくりへの協力を取得した3社に伝えていただくようお願いした。届出がおくれた原因としては、3つに分割して売却したそれぞれの土地面積が5,000㎡未満であったことから、もとの土地所有者が大規模土地取引行為の届出は不要であると自ら解釈をしたもの。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林正則)" align="left"> -今後の対応としては、大規模土地取引行為の届け出について、現在、市のホームページや窓口のチラシ等で周知をしているが、譲渡人や譲受人が届け出を行うことが原則となることから、生産緑地の買い取り申し出があった際や事業者が窓口に相談に来た際に、必要となる手続について、より一層丁寧な説明を行っていく。 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +今後の対応としては、大規模土地取引行為の届出について現在市のホームページや窓口のチラシ等で周知をしているが、譲渡人や譲受人が届出を行うことが原則となることから、生産緑地の買い取り申し出があった際や事業者が窓口に相談へ来た際、必要となる手続についてより一層丁寧な説明を行っていく。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> @@ -110,25 +114,25 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)" id="jourei-ihan"> -5,000㎡以上の土地を売却する際、売り主は売却契約の3ヵ月前に届け出をしなければならないと条例で決められている。しかしこのケースでは届け出が期限内になされなかった。つまりもとの土地所有者による条例違反の行為が行われたということでよいか。 +5,000㎡以上の土地を売却する際、売り主は売却契約の3ヵ月前に届出をしなければならないと条例で決められている。しかしこのケースでは届出が期限内になされなかった。つまりもとの土地所有者による条例違反の行為が行われたということでよいか。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="都市開発部長(村田)" align="left"> -ご披瀝のとおり、大規模土地取引行為は契約の3ヵ月前までに市に届け出ることが条例で義務づけられている。それが出ていなかった。条例は守られていなかった。 +ご披瀝のとおり、大規模土地取引行為は契約の3ヵ月前までに市に届出ることが条例で義務づけられている。それが出ていなかった。条例は守られていなかった。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -届け出がおくれた理由は、分割売却したそれぞれの土地面積が5,000㎡未満だったので、もとの土地所有者が届け出は不要であると解釈した、という答弁だった。条例を読めば分かるが、ここは分割売却は関係のない話。 +届出がおくれた理由は、分割売却したそれぞれの土地面積が5,000㎡未満だったので、もとの土地所有者が届出は不要であると解釈した、という答弁だった。条例を読めば分かるが、ここは分割売却とは関係のない話。 </MessageBubble> -:::info ##### 📘大規模土地取引行為の届け出は分割売却でも必要 +:::info ##### 📘大規模土地取引行為の届出は分割売却でも必要 -条例と施行規則に次のように書かれています。今回は、売る側が同一であり、規則で定める期間(1年間)以内の売却なので、大規模土地取引行為の届け出が必要となります。逆に言えば、1年間を超えて分割売却すれば、大規模土地取引行為の届け出が不要になってしまいます。 +条例と施行規則に次のように書かれています。今回は、売る側が同一であり、規則で定める期間(1年間)以内の売却なので、大規模土地取引行為の届出が必要となります。逆に言えば、1年間を超えて分割売却すれば、大規模土地取引行為の届出が不要になってしまいます。 [条例 第6条(大規模土地取引行為の届出)第2項](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g135RG00001187.html#e000000134) > 5,000平方メートル未満の土地取引行為であっても、一団の土地及び隣接した土地において、同一の者又は規則で定める関連性が認められる者が規則で定める期間に2以上の土地取引行為を行うときは、これらの土地取引行為は一の土地取引行為とみなし、その合計面積が5,000平方メートル以上となる場合は、前項の規定を適用する。ただし、市長が適当でないと認めるときは、この限りでない。 @@ -136,13 +140,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; [条例施行規則 第7条(関連性が認められる者)](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g135RG00001188.html#e000000084) > 条例第6条第2項の規則で定める関連性が認められる者は、次の各号のいずれかに該当する者とする。ただし、市長が適当でないと認めるときは、この限りでない。 > -> (1) それぞれが親会社等(略)、子会社等(略)又は関連会社等(略)の関係にある者 +> (1)それぞれが親会社等(略)、子会社等(略)又は関連会社等(略)の関係にある者 > -> (2) それぞれが親会社等を同一とするグループ会社の関係にある者 +> (2)それぞれが親会社等を同一とするグループ会社の関係にある者 > -> (3) それぞれの役員(略)の全部又は一部が重複している者 +> (3)それぞれの役員(略)の全部又は一部が重複している者 > -> (4) 前3号に掲げるものに準ずる関係にあると市長が認める者 +> (4)前3号に掲げるものに準ずる関係にあると市長が認める者 [条例施行規則 第8条(一の土地取引行為とみなす期間)](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g135RG00001188.html#e000000121) > 条例第6条第2項の規則で定める期間は、先行する土地取引行為の完了日(略・登記を行った日をいう。)前又は完了日の翌日から起算して1年以内とする。 @@ -151,13 +155,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -土地を売る側が出す届け出なので、購入側で複数に分割されていようとまったく関係ない。この認識でよいか。また、市長が適当でないと認めたのか。 +土地を売る側が出す届出なので、購入側で複数に分割されていようとまったく関係ない。この認識でよいか。また、市長が適当でないと認めたのか。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="都市開発部長(村田)" align="left"> -その認識でよい。事前相談があったとき、市として、今後、大規模土地取引行為の届け出が必要になると指摘していた。その後、勘違いされ、分割してすでに契約してしまった。 +その認識でよい。事前相談があったとき、市として、今後、大規模土地取引行為の届出が必要になると指摘していた。その後、勘違いされ、分割してすでに契約してしまった。 </MessageBubble> @@ -177,7 +181,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -生産緑地の買い取り申請からだいたい半年たってから突然、国土利用計画法に基づいて、土地を買ったという届け出が3社から出た。そこで初めて市は大規模な土地の売却が行われたということを知った。 +生産緑地の買い取り申請からだいたい半年たって突然、国土利用計画法に基づいて土地を買ったという届出が3社から出た。そこで初めて市は大規模な土地の売却が行われたということを知った。 </MessageBubble> @@ -195,7 +199,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="都市開発部長(村田)" align="left"> -その後、契約が行われ、国土利用計画法に基づいての届け出がなされた。そこで市は初めて知った。市は、督促ではないが連絡し、至急出してほしいということで、結果、大規模土地取引行為届出書が出された。 +その後契約が行われ国土利用計画法に基づいての届出がなされた。そこで市は初めて知った。市は、督促ではないが連絡し、至急出してほしいということで、その結果大規模土地取引行為届出書が出された。 </MessageBubble> @@ -209,7 +213,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="都市開発部長(村田)" align="left"> -罰則はない。条例の中で大規模に関する事項については勧告という行為がある。しかし、今回、遅れてはいるが、勘違いされ、出されているので、悪意はないと思い、勧告まではいかないと考えている。 +罰則はない。条例の中で大規模に関する事項については勧告という行為がある。しかし今回遅れてはいるが、勘違いされ、出されているので悪意はないと思い勧告まではいかないと考えている。 </MessageBubble> @@ -223,13 +227,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -届け出が今まで行われなかったケースは、これまで何件あるか。 +届出が今まで行われなかったケースは、これまで何件あるか。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="都市開発部長(村田)" align="left"> -平成30年度から平成24年度までに出た届け出15件のうち、今回の回田町以外に1件あった。 +平成30年度から平成24年度までに出た届出15件のうち、今回の回田町以外に1件あった。 </MessageBubble> @@ -255,7 +259,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)" id="bassoku-mouketeha"> -勧告は、届け出をしていないということが判明して初めてできる。つまり、期限が到来するまでの間に市はチェックができない。期限が過ぎてから届け出したものは、事後の罰則を与える必要があるのではないか。 +勧告は、届出をしていないということが判明して初めてできる。つまり、期限が到来するまでの間に市はチェックができない。期限が過ぎてから届出したものは、事後の罰則を与える必要があるのではないか。 </MessageBubble> @@ -267,7 +271,11 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="都市開発部長(村田)" align="left"> -今後の改善については、大規模土地取引行為の届け出をする提出者からは当然(?)相談されるので、今後は、より明確に説明するとともに、ある程度その予定日を聞き、その予定日に近づいたら、その辺は少し啓発を図るとか、そういったことはできると考えている。 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +今後の改善については、大規模土地取引行為の届出をする提出者からは当然(?)相談されるので、今後はより明確に説明するとともにある程度その予定日を聞きその予定日に近づいたら、その辺は少し啓発を図るとかそういったことはできると考えている。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> @@ -288,7 +296,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="都市開発部長(村田)" align="left"> -勧告をしたにもかかわらず、例えばそれに耳を貸さないとか、出さないとか、そういった場合に名前を公表する。次の手段があるということでの罰則。あくまで勧告→名前の公表という形で規定に設けている。 +勧告をしたにもかかわらず、たとえばそれに耳を貸さないとか、出さないとか、そういった場合に名前を公表する。次の手段があるということでの罰則。あくまで勧告→名前の公表という形で規定に設けている。 </MessageBubble> @@ -302,13 +310,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -土地取引行為の事前届け出になぜここまでこだわっているかというと、小平市の都市計画マスタープランを大規模土地開発に反映させるため。 +土地取引行為の事前届出になぜここまでこだわっているかというと、小平市の都市計画マスタープランを大規模土地開発に反映させるため。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -どういうことかというと、大規模土地取引行為の届け出が出ると小平市の土地利用審議会が審議し、その取引に関して市長から助言できる。 +どういうことかというと、大規模土地取引行為の届出が出ると小平市の土地利用審議会が審議し、その取引に関して市長から助言できる。 </MessageBubble> @@ -318,7 +326,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ③小平市土地利用審議会について{#bold-tochi-riyou-singikai} +### ②小平市土地利用審議会について{#bold-tochi-riyou-singikai} #### メンバー構成は? @@ -332,12 +340,16 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; メンバーは、 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + - 都市計画にかかわる民間会社の代表の方 - 建築にかかわる民間会社の代表の方 - 弁護士 - 財団法人の不動産関係の仕事をされている方 - 学校の関係者 +{/* <!-- textlint-enable --> */} + </MessageBubble> #### 最近はいつ開催でどんな助言が? @@ -350,7 +362,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="都市開発部長(村田)" align="left"> -本年6月ごろに元自動車教習所跡地の大規模土地取引行為の届け出があり、本年8月上旬に小平市土地利用審議会を開催している。8月下旬に助言を交付し、主だった内容は: +本年6月ごろに元自動車教習所跡地の大規模土地取引行為の届出があり、本年8月上旬に小平市土地利用審議会を開催している。8月下旬に助言を交付し、主だった内容は: - 周辺には幼稚園や戸建て住宅、マンションの住宅があることから、周辺の住宅環境等に十分配慮した計画とすること - 公園、緑地などオープンスペースの整備を図って防災機能の向上に努めること - 歩行者空間の確保や周辺の交通状況を踏まえた交通安全対策に配慮すること @@ -361,11 +373,11 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -今回は、土地取引行為の届け出が遅れ、小平市土地利用審議会から助言を与えるプロセスが省かれてしまった。大規模な土地開発において都市計画マスタープランを反映するというひとつの機会が失われてしまっている。まちづくりという観点から見ると、とても大きな問題。 +今回は、土地取引行為の届出が遅れ、小平市土地利用審議会から助言を与えるプロセスが省かれてしまった。大規模な土地開発において都市計画マスタープランを反映するというひとつの機会が失われてしまっている。まちづくりという観点から見ると、とても大きな問題。 </MessageBubble> -### ④条例の目的や理念が軽視されている{#bold-jourei-keisi} +### ③条例の目的や理念が軽視されている{#bold-jourei-keisi} #### 条例の成り立ち @@ -383,10 +395,14 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; :::info ##### 📘 条例の目的や理念 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + [第1条(目的)](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g135RG00001187.html#e000000050)の概要:開発事業の着工前に必要な手続及び公共施設等の整備等に関する事項を定めることにより、小平市都市計画マスタープランの目指す良好な住環境の形成及び安全で快適な都市環境を備えた市街地の形成に資することを目的とする。 [第3条(市の債務)](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g135RG00001187.html#e000000105)の概要:市は、都市計画マスタープランの実現を目指し、安全で快適なまちづくりに努めるとともに、まちづくりに関する施策を積極的に講ずるものとする。 +{/* <!-- textlint-enable --> */} + ::: <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> @@ -443,13 +459,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="都市開発部長(村田)" align="left"> -ご披瀝のとおり、大規模土地取引行為について条例は守られなかったが、そのほかのことについては、市は、基本的には条例のとおりに指導もしてきたし、運用も含めて理念にかなった指導をしていると考えている。これからもそういう形で、より丁寧に指導していきたい。 +ご披瀝のとおり大規模土地取引行為について条例は守られなかったが、そのほかのことについては市は基本的には条例のとおりに指導もしてきたし運用も含めて理念にかなった指導をしていると考えている。これからもそういう形で、より丁寧に指導していきたい。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -条例の理念に沿って、今回何が行われたか。市長から元土地所有者の方へ、届け出が遅れた後に、市長の助言ではなく、次のような内容のお知らせを送っている。 +条例の理念に沿って今回何が行われたか。市長から元土地所有者の方へ届出が遅れた後に、市長の助言ではなく次のような内容のお知らせを送っている。 > 今回売却されました土地の利用につきましても、周辺の住環境に配慮した一体的な計画となりますよう譲受人に対してお伝えいただき、良好なまちづくりへの御協力をお願いします。 @@ -559,7 +575,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -先日、ほかの議員の質問に対し「小平市内では消防水利の不足地域がある」と答弁していた。そういう状況の中、しかも一体の開発をお願いしますと事前にお願いし、お知らせしている状況にもかかわらず、協議報告書では相手の言うことをすんなり受け入れてしまい、防火水槽は必要ないと同意している。 +先日ほかの議員の質問に対し「小平市内では消防水利の不足地域がある」と答弁していた。そういう状況の中、しかも一体の開発をお願いしますと事前にお願いし、お知らせしている状況にもかかわらず協議報告書では相手の言うことをすんなり受け入れてしまい、防火水槽は必要ないと同意している。 </MessageBubble> @@ -571,7 +587,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="都市開発部長(村田)" align="left"> -市長の助言では、一体の開発をお願いするということではなく、大規模土地取引行為を行おうとする者に対し、都市計画マスタープランに沿った良好な住環境の形成を目的として、より広い視点での一体性のあるまちづくりへの協力を、ということ。 +市長の助言では一体の開発をお願いするということではない。大規模土地取引行為を行おうとする者に対し、都市計画マスタープランに沿った良好な住環境の形成を目的としてより広い視点での一体性のあるまちづくりへの協力をということ。 </MessageBubble> @@ -621,13 +637,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="市長(小林正則)" align="left"> -私はもともとライフワークが環境問題。その姿勢は変わっていない。今回の問題も、起きた段階で、部長のほうにすぐ来てもらい、役所というのは民民(民事)不介入で、どちら側にもつかないというのが立場だが、我々の仕事は、19万市民のため、いかに安全で安心な町あるいは潤いのある町をつくっていくのかということ。市民の側は、何十年に一回あるかないか、こういったことに巻き込まれるが、ほとんどずぶの素人。条例や法に日々接するわけではない。彼に言ったのは、小平市の目指す方向性に沿って、法を我々は犯すことはできないが、市民の側に立ち、できるだけ力をかしてあげなさいと。役所は市の理念に沿い、できるだけ市民の皆さんの期待に応えられるように努力して指示している。今も頑張っているし、市民の皆さんとの協議もまだ継続中と聞いている。そういう意味ではぜひ御理解いただければと思う。 +私はもともとライフワークが環境問題。その姿勢は変わっていない。今回の問題も起きた段階で、部長のほうにすぐ来てもらい。役所というのは民民(民事)不介入で、どちら側にもつかないというのが立場だが、我々の仕事は19万市民のため、いかに安全で安心な町あるいは潤いのある町をつくっていくのかということ。市民の側は何十年に一回あるか、ないか、こういったことに巻き込まれるが、ほとんどずぶの素人。条例や法に日々接するわけではない。彼に言ったのは、小平市の目指す方向性に沿って、我々は法を犯すことはできないが市民の側に立ち、できるだけ力をかしてあげなさいと。役所は市の理念に沿い、できるだけ市民の皆さんの期待に応えられるように努力して指示している。今も頑張っているし、市民の皆さんとの協議もまだ継続中と聞いている。そういう意味ではぜひ御理解いただければと思う。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -市長は、市民が今回何度も市役所へ足を運んで、複数の議員とともに担当課のやり取りを重ねたりとか、開示請求を行っていたりするが、条例違反から始まった今回のケース、市民との対話の現場には出てこないものなのか。 +市長は、市民が今回何度も市役所へ足を運び複数の議員とともに担当課のやり取りを重ねたりとか開示請求を行っていたりするのに、条例違反から始まった今回のケースで市民との対話の現場には出てこないものなのか。 </MessageBubble> @@ -641,7 +657,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -業者の立場では、大規模開発となることを避けることで、例えば次のような大きなメリットがある。 +業者の立場では、大規模開発となることを避けることで、たとえば次のような大きなメリットがある。 - 公園をつくらなくてよい - 大規模開発の手間のかかるプロセスを省ける @@ -654,7 +670,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -市長を初め、ビジョンをなし遂げるという情熱を持って取り組み、特に今回の検証、また東京都の言いなりになるんじゃなくて、東京都への働きかけも含め、条例の見直しを早期に実施してほしい。 +市長を初め、ビジョンをなし遂げるという情熱を持って取り組み、特に今回の検証。また東京都の言いなりになるんじゃなく、東京都への働きかけも含めて条例の見直しを早期に実施してほしい。 </MessageBubble> @@ -688,13 +704,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)" id="tiisana-kouen"> -維持管理費用の問題から、市は小さな公園をなるべく増やしたくない動機があると聞く。今後大規模な生産緑地の宅地化が進む過程で、都市計画法の規定による公園等が増え、このままでは維持管理費用が増大する可能性が高い。市はこの問題をどう捉えており、どう対応する予定か。 +維持管理費用の問題から、市は小さな公園をなるべく増やしたくない動機があると聞く。今後大規模な生産緑地の宅地化が進む過程で都市計画法の規定による公園等が増え、このままでは維持管理費用が増大する可能性も高い。市はこの問題をどう捉えており、どう対応する予定か。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林正則)" align="left"> -宅地開発による提供公園が増加していく中で、維持管理費用の増大は課題と捉えており、植生管理費の対策として、比較的成長が緩やかで、巨木化、高木化しない樹木の選定をお願いし、剪定費用の削減に努めている。また、公園ボランティア制度やアダプト制度を活用し、市民との協働を図りながら、公園の美化や維持管理ができるよう進めていく。 +宅地開発による提供公園が増加していく中で維持管理費用の増大は課題と捉えており、植生管理費の対策として、比較的成長が緩やかで巨木化、高木化しない樹木の選定をお願いし、剪定費用の削減に努めている。また、公園ボランティア制度やアダプト制度を活用し、市民との協働を図りながら、公園の美化や維持管理ができるよう進めていく。 </MessageBubble> @@ -717,7 +733,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; - 200㎡以下の小さな公園は、周辺の地価について有意にマイナスの影響を与える - 200㎡から500㎡の中規模公園は、周辺の地価に有意にプラスの影響を与える -ある程度の広さの公園であれば、イベントを行うことや、避難場所としての機能、トイレ等の施設の充実等、しっかりした遊具の設備など、周辺環境にプラスの要素を多く有すると書いてある。 +ある程度の広さの公園であれば、イベントを行うことや避難場所としての機能、トイレ等の施設の充実等、しっかりした遊具の設備など周辺環境にプラスの要素を多く有すると書いてある。 </MessageBubble> @@ -731,7 +747,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="環境部長(岡村)" align="left"> -調査は具体的には行っていない。なお、小さな公園を市がつくりたくないということはない。たくさんある公園の維持管理をいかに効率的にやっていくか、常に頭を悩ませているが、公園は、市民のレクリエーション活動、健康運動、文化活動の場となるとともに、大きな環境を守るための貴重な空地。そういったものに対し、必要ないということは考えてはいない。 +調査は具体的には行っていない。なお、小さな公園を市がつくりたくないということはない。たくさんある公園の維持管理をいかに効率的にやっていくか、常に頭を悩ませているが、公園は市民のレクリエーション活動、健康運動、文化活動の場となるとともに大きな環境を守るための貴重な空地。そういったものに対し必要ないということは考えてはいない。 </MessageBubble> @@ -765,13 +781,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ⑤アダプト制度について{#bold-adopt-seido} +### ④アダプト制度について{#bold-adopt-seido} #### 現状、課題、推進策は? <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -住民のためになる公園づくりは住民との協働が不可欠である。協働の代表例として、市におけるアダプト制度の現状、課題、推進に向けた具体的な活動は。 +住民のためになる公園づくりは住民との協働が不可欠。協働の代表例として、市におけるアダプト制度の現状、課題、推進に向けた具体的な活動は。 </MessageBubble> @@ -785,13 +801,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -アダプト制度の課題に、活動の頻度が足りていないということがある。これを、例えば、人数をとにかく増やし、1団体当たりの活動頻度が低くても全体として一定の活動頻度が得られるようにする方法がある。 +アダプト制度の課題に、活動の頻度が足りていないということがある。これを、たとえば、人数をとにかく増やし、1団体当たりの活動頻度が低くても全体として一定の活動頻度が得られるようにする方法がある。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -報酬を出し、例えば有料のごみ袋、エコダイラポイントを与える。稲城市でも報酬を与えている。市民活動ポイント制度というもので、ポイントがもらえ、現金に還元できる。小平市でもそういうことをするか。そもそもなぜ無償にしているのか。 +報酬を出し、たとえば有料のごみ袋、エコダイラポイントを与える。稲城市でも報酬を与えている。市民活動ポイント制度というもので、ポイントがもらえ、現金に還元できる。小平市でもそういうことをするか。そもそもなぜ無償にしているのか。 </MessageBubble> @@ -818,7 +834,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="環境部長(岡村)" align="left"> -小平市のアダプト制度はまだ生まれたばかりで、これから発展をさせていく。ホームページに載せるべきネタが少ない。昨年4月に市報1面に紹介し、啓発した。 +小平市のアダプト制度はまだ生まれたばかりで、これから発展をさせていく。ホームページに載せるべきネタが少ない。昨年4月に市報1面へ紹介し、啓発した。 </MessageBubble> @@ -832,7 +848,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -『アダプト制度』は分かりにくいので、別の名称をつけて、その際例えば懸賞つきの公募をするなどの方法は考えているか。 +『アダプト制度』は分かりにくいので、別の名称をつけて、その際たとえば懸賞つきの公募をするなどの方法は考えているか。 </MessageBubble> |