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path: root/docs/ippan-situmon/r5d/12gatu
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Diffstat (limited to 'docs/ippan-situmon/r5d/12gatu')
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4 files changed, 583 insertions, 4 deletions
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index 69793c3f..74ecd975 100644
--- a/docs/ippan-situmon/r5d/12gatu/2-ijime-judai-jitai-chousa-sosiki-kousei.mdx
+++ b/docs/ippan-situmon/r5d/12gatu/2-ijime-judai-jitai-chousa-sosiki-kousei.mdx
@@ -2,6 +2,7 @@
first: 2023-12-30
description: 令和5年度12月定例会における一般質問2件目のまとめ。
tags:
+ - 一般質問
- いじめ重大事態
- 教育委員会
---
@@ -18,4 +19,198 @@ tags:
## 通告書
-<iframe src={require('./20231201-ippan-situmon-yasutake-2.pdf').default + "#toolbar=1&navpanes=0"} width="100%" height="800px"> </iframe> \ No newline at end of file
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+
+## 主な質疑
+
+import Partial from './../../_partial.mdx';
+
+<Partial />
+
+<div id="situgi">
+
+<!--
+
+### ①質問する理由{#bold-riyu}
+2件目です。いじめ重大事態の調査組織構成はどう適切に判断しているか。
+小平市教育委員会いじめ問題対策委員会(以下、対策委員会と呼ぶ)は常設の組織であり、い
+じめ防止対策推進法に基づき設けられた組織である。設置目的は条文にあるとおり、「教育委員
+会といじめ問題対策連絡協議会との円滑な連携の下に、地方いじめ防止基本方針に基づく地域に
+おけるいじめの防止等のための対策を実効的に行うようにする」ことだ。小平市の場合、いじめ
+重大事態の調査をする際もこの対策委員会が担うことになっている。
+一方、文部科学省による平成29年3月版のいじめの重大事態の調査に関するガイドライン
+(以下、ガイドラインと呼ぶ)には、次のとおり書かれている。
+重大事態の調査主体は、学校が主体となるか、学校の設置者(教育委員会等)が主体となるか
+の判断を学校の設置者として行うこと。また、その際、第三者のみで構成する調査組織とするか、
+学校や設置者の職員を中心とした組織に第三者を加える体制とするかなど、調査組織の構成につ
+いても適切に判断すること。①学校の設置者が主体。a公立学校の場合。法第14条第3項の教
+育委員会に設置される附属機関(第三者により構成される組織)において実施する場合。個々の
+いじめ事案について調査を行うための附属機関(第三者により構成される組織。いじめに限らず
+体罰や学校事故等、学校において発生した事案を調査対象とする附属機関も考えられる。)にお
+いて実施する場合。
+これまでも指摘してきたように、また、ガイドラインにもわざわざ括弧書きで第三者により構
+成される組織と書かれているように、いじめ重大事態の調査における第三者性は非常に重要な意
+味を持つ。しかし、市がその重要性を認識しているとは思えない。今回は、ガイドラインに示さ
+れた調査組織の構成についても適切に判断することをどのように行っているかを確認するため、
+以下質問する。
+
+
+1,ガイドラインにある、いじめ重大事態調査組織の構成を適切に判断する時期(タイミン
+グ)は、市ではいつなのか。つまり、いじめ重大事態が発生するたびに行っているか、それとも
+過去のどこかの時点で一度判断したことが全ての重大事態に適用されている状況か。後者だとす
+れば最後に適切な判断をしたのはいつか。
+
+
+教育長(青木由美子)
+第1点目の調査組織の構成を判断する時期でございますが、小平市いじめ防止基本方針におい
+て、学校から重大事態発生の報告を受け、教育委員、市長及び小平市教育委員会いじめ問題対策
+委員会への報告を経て、調査主体を決定することとしております。調査主体は原則として、専門
+的知識を有する委員から構成された小平市教育委員会いじめ問題対策委員会が担うこととしてお
+ります。
+
+「ごめんなさい、答弁漏れです。質問に明記されているように、どこの時点で適切
+に判断しているかという答えが今のお答えでは全く分からなかったので、きちんと
+答弁してください。重大事態が発生するたびなのか、それとも過去のどこかで一度
+判断したことが全ての重大事態に適用されるのかと聞いているんですが、それにつ
+いては一切答えていないと思いますので、答えてください」と呼ぶ者あり〕
+判断する時期でございますが、学校から重大事態発生の報告を受け……
+〔「たときということですか。受けたときですね」と呼ぶ者あり〕
+はい。
+
+〔「じゃ、そういうふうに、受けたときというふうに言っていただかないと。受けた
+ときとは言ってないですね。受けた後に調査機関がつくられるみたいな話になっち
+やったので、受けたときというふうに答弁を修正していただいて」と呼ぶ者あり〕
+承知しました。学校から重大事態発生の報告を受けたとき、教育委員、市長及び小平市教育委
+員会いじめ問題対策委員会への報告を経て、調査主体を決定することとしております。
+
+
+2件目の1問目なんですけれども、適切に判断するタイミングというのは、結局、先ほど答弁
+を修正していただきましたけれども、いじめ重大事態の発生報告を受けて、調査主体を決定した
+ときとおつしやったんでしたつけ。その1度だけになるんですか。適切に判断するというのは、
+要は、いじめ重大事態の対応が始まる一番最初の時点だけで適切に判断します、それ以降は特に、
+被害保護者の方々から要望があっても、何か適切に判断して組織構成とかを見直したりすること
+はなかなか難しいからできませんという話なのか、確認させてください。
+○教育指導担当部長(岡崎奈緒子) 今取り扱っております事案につきましては、発生の報告を
+受け、調査主体を判断しております。ただ、保護者の方等からいろいろ御心配のお声があった場
+合には、それらも踏まえて考えていく必要はあると考えております。
+○14番(安竹洋平) 分かりました。
+
+
+
+2,委員8人で構成される対策委員会に、委員ではな
+い市教育委員会職員が多数(6人ほど)出席している理由は。また、それにより客観的に第三者
+性が低下することへの見解は。
+
+教育長(青木由美子)
+第2点目の小平市教育委員会いじめ問題対策委員会に教育委員会事務局が出席している理由で
+ございますが、小平市いじめ問題対策連絡協議会等条例第17条において、当該委員会の庶務は、
+教育部において処理することとされておりますことから、当該委員会の庶務を担うため出席して
+おります。庶務を担うために出席している職員は当該委員会の委員ではないことから、その人数
+により当該委員会の第三者性が低下することはございません。
+
+
+(安竹洋平) 分かりました。
+2問目なんですけれども、対策委員会に市の教育委員会の職員が6人出席されているという状
+況を考えると、6人ぐらい、人数は毎回違うと思うんですけれども、ただ、1人以上の複数人が
+参加されていると思うんですけれども、被害の保護者の方々側から考えると、やはり第三者性の
+的確性というか、担保されていないとみなされるのは自然のことだと思うんですよね。
+いじめ重大事態の対応に限らず、いじめの対応に関してですけれども、教育委員会がどう考え
+るかではなくて、被害者とその家族がどう考えるかという視点を置かないといけないと思うんで
+す。これはいじめも同じですよね。いじめも、いじめた側じゃなくて、いじめられた側がどうい
+う気持ちになっているかというところを中心的に考えていくわけなので、いじめについてはそう
+いうふうに被害者側の視点で対応しなければならない、いじめの対応においても。
+ただ、なぜか対応においては、被害者側の視点の対応が足りていないんじゃないかなと思うん
+です。結局、例えば被害者側の御家族から様々な要望が出されたときに、さすがに全ての要望は
+満たせませんというふうな判断を教育委員会内でしていると思うんですね。例えば費用の問題と
+か、時間の問題、それから人員の問題とかあると思うんですけれども、そういったことをなるべ
+く正直に伝えることが重要だと思うんです。これこれこういう理由で時間がかかりますとか、も
+しそういう対応をするんだったらこれだけ費用がかかりますとか、予算要望が必要になるのでこ
+れだけの時間がかかりますと、その保護者の方々も、そういう事情なら分かりました、ではこう
+いうやり方があるでしょうとかという提案につながっていったりとか、建設なやり取りができる
+ようになると思うんですね。そういったことを続けていくことで信頼関係ができてくるんじやな
+いかなと思うんです。それに対して説明せず、渋々受け入れてもらう対応をしたほうが総合的に
+よいというような判断をしている部分があるんじやないかなというふうに、私から見ても分かる
+んですね。
+ちょっと難しい質問になっちゃうので、抽象的な質問になるんですけれども、私から見ると、
+コミュニケーションでの解決を一部諦める部分があって、教育委員会で決めたやり方を押しつけ
+るような対応、つまり正面から向き合わないような対応を続けている部分があると思うんです。
+私は、そういうふうに正面から向き合わずに対応している方々が、なかなかいじめの対応などし
+っかりできるわけがないと思うんですけれども、どうでしょうか、このあたりは。対応している
+という答弁になるかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
+○教育指導担当部長(岡崎奈緒子) 第三者性が担保されていないという最初のところですが、
+これにつきましては、事務局の職員は事務を担うために参加をしているものでして、決して第三
+者性というところに影響を与えるような対応はしておりません。ただ、保護者の方にそういう疑
+念を抱かせてしまっているような関係性にあるということは、認識はしております。その疑念を
+払拭できるように対応しているところですが、なかなか関係の改善に至っていないという状況に
+あると認識しております。
+あと、被害者の視点が不足しているという御指摘ですが、これも私どもは、なるべくお声は伺
+ってというふうに考えてはおります。議員から御提案あったように、いろいろ条件を満たせない
+ときには、予算や時間のことも伝えるべきではないかということですが、そこまで被害の保護者
+の方にお伝えすべきかどうかという判断はこちらでもしておりまして、もう少し具体ではない言
+い方で、ちょっと御要望にはお応えできかねますというような形でのお伝えになってしまってい
+るところが、また分かりづらさを生んでいるのかなというところも認識はしているところです。
+信頼関係やコミュニケーションにつきましても、こちらは事務局としては、よい関係で、何よ
+り被害に遭われている保護者の方ですので、お子さんのことを本当に御心配されているというと
+ころには寄り添うべきと考えておりますし、被害者の保護が最優先ということで、事務局職員も
+これまで対応には当たってきておりますが、そこがいい関係性が築けていないということについ
+ては、これまでのこちらの対応も含め、反省すべき点はあったかと認識しております。
+
+
+
+3,対策委員会において庶務の参加は1人でよく、その庶務は教
+育委員会とは別の部署が担えばよいと考えるが、見解は。
+
+教育長(青木由美子)
+第3点目の小平市教育委員会いじめ問題対策委員会の庶務でございますが、第2点目で答弁申
+し上げたとおり、小平市いじめ問題対策連絡協議会条例において、当該委員会の庶務は、教育部
+において処理することとされております。出席する人数につきましては、庶務の内容が多岐にわ
+たることから、一定数の人数は必要であると認識しております。
+
+
+(安竹洋平) もう1点、ほかの市ではできていることが小平市ではできていないとい
+うところは、やはり保護者の方々から考えると、どうして小平市はやってくれないのという話に
+なると思うんです。
+例えば、調査報告書の原案から第三者委員会の人たちにつくってくださいという話もあって、
+それが小平市では教育委員会の職員が調査報告書のたたき台とかも作っているわけです。もしく
+は、第三者委員会の委員長が何年にもわたって、小平市教育委員会事務の点検及び評価報告書に
+学識経験者の意見を寄せられて報酬を得ていたりするというその関係性も、結局、第三者委員会
+というのは市とのつながりが深くて、きちんとした第三者としての公平、中立な立場での調査が
+できていないんじやないかという疑念を持たれるわけですね。
+他市ができていること、他市がそういう第三者委員会には教育委員会等出席しないという事例
+もあるんですけれども、しかも庶務を担う場合も、庶務も教育委員会事務局が担当するんじゃな
+くて、その自治体の中のほかの部署が、総務課とかそういったところが担当している事例もある
+んですけれども、そのあたりについてはどうお考えでしょうか。
+○教育指導担当部長(岡崎奈緒子) 庶務をどこが担っているかということにつきましては、以
+前にも御指摘をいただきましたので、こちらとしても可能な範囲で26市のほうには確認をしま
+したところ、26市全てが、担当は指導課、指導室ということで回答を得ております。全国的に
+見ると、そうではない地区というのもあるのかなと思いますが、ほかの地区も、担当としては、
+やはり学校に一番近い担当課が担当しているという状況かと思います。
+○14番(安竹洋平) 今おつしやった26市の中なんですけれども、担当課とおつしやるのは
+どういうことですか。第三者委員会に、例えば教育委員会の指導課の職員が複数人参加するとか
+という状況なのか、あとは庶務のほうの担当が指導課なのか、そのあたり具体的に教えてくださ
+い。
+(岡崎奈緒子) 委員会の中に事務局の職員が入っているかどうかというと
+ころまでは確認をしておりませんが、担当しているところは指導課ということでの確認です。
+○14番(安竹洋平) その担当しているところだけという情報だけだと、実際にどのようなや
+り方をされているのか分からないと思いますので、実際に私が伺っている第三者委員会の委員に
+なられている方々、複数人から聞くと、うちの市では、私が担当したところでは全くそんなこと
+はしていないし、そんなことがあったとしたら、それは第三者委員会の中で問題にされるという
+ふうにおっしゃっている方が複数人いらっしやいました。このあたりの事実関係は、なかなか調
+査に時間がかかるんですけれども、そういった実際に事例があるので、そういった事例を御存じ
+なんですよね、被害の保護者の方々。それのほうが真っ当なやり方だねと思っていらっしやると
+思うんです。
+小平市は、ほかの25市が、もし万が一、本当に指導課が全員6人とか、複数人が第三者委員
+会に参加しているような状況であったとしても、小平市はそれをまねして、ほかの市がやってい
+るからいいという話じゃないですよね。できるだけ理想的な第三者性を高めていくような方向で
+動いたほうがいいと思うんですけれども、そのあたりはどういう御見解でしょうか。
+○教育指導担当部長(岡崎奈緒子) 私どもも、先進的な事例や、うまく機能している地区の事
+例等を研究して考えてまいりたいとは思っております。
+○14番(安竹洋平) せっかくいじめ防止基本方針がすごくよく、先進的にできていると思う
+ので、そういった対応のほうもぜひ先進的にしていただいて、ほかの市から参考になると、目指
+すような形ですねと言われるようなやり方を目指してください。
+
+<p style={{textAlign:"right"}}>以上</p>
+
+-->
+
+</div> \ No newline at end of file
diff --git a/docs/ippan-situmon/r5d/12gatu/3-ijime-siryou-tukuranai-arienai.mdx b/docs/ippan-situmon/r5d/12gatu/3-ijime-siryou-tukuranai-arienai.mdx
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--- a/docs/ippan-situmon/r5d/12gatu/3-ijime-siryou-tukuranai-arienai.mdx
+++ b/docs/ippan-situmon/r5d/12gatu/3-ijime-siryou-tukuranai-arienai.mdx
@@ -2,6 +2,7 @@
first: 2023-12-30
description: 令和5年度12月定例会における一般質問3件目のまとめ。
tags:
+ - 一般質問
- いじめ重大事態
- 教育委員会
---
@@ -18,4 +19,168 @@ tags:
## 通告書
-<iframe src={require('./20231201-ippan-situmon-yasutake-3.pdf').default + "#toolbar=1&navpanes=0"} width="100%" height="800px"> </iframe> \ No newline at end of file
+<iframe src={require('./20231201-ippan-situmon-yasutake-3.pdf').default + "#toolbar=1&navpanes=0"} width="100%" height="800px"> </iframe>
+
+## 主な質疑
+
+import Partial from './../../_partial.mdx';
+
+<Partial />
+
+<div id="situgi">
+
+<!--
+
+### ①質問する理由{#bold-riyu}
+
+いじめ重大事態の対応において、重大事態と認定されるより前の通常のいじめとして対応して
+いるときから、市の学校や教育委員会は公文書に残る資料をほぼ全く作っていないことが判明し
+ている。この異常な対応について、本年10月の決算特別委員会における総括質疑での答弁は不
+明瞭であったため、改めて以下質問する。
+
+
+1,いじめの認知からいじめ重大事態の対応がなされて調査が進み、報告書の作成予定時期に
+至るまでの全ての期間にわたり、市の学校や教育委員会が当該いじめに関しての資料をほぼ全く
+作成していないことが判明している。いじめ重大事態の扱いになる前の段階から、いじめ被害者
+の保護者が教育委員会に対して何度も面談をし、打合せをしたり、電話で何度も相談したりした
+ことも一切公文書に残っていないとしている。これは小平市公文書等の管理に関する条例上もあ
+ってはならないことと考えるし、何よりも「いじめを迅速に解決し、再発防止を徹底する」とい
+う姿勢としてあってはならないことだと思うが、市と市教育委員会の見解は。
+
+
+教育長(青木由美子)
+第1点目のいじめに係る公文書の作成の見解でございますが、学校からは、教育委員会事務局
+へ対応等についての報告がありますが、状況や認識を確認するため、事案に応じて、記録を作成
+し提出してもらっております。また、保護者等が教育委員会事務局に直接お問合せや御連絡いた
+だきました事案につきましても、状況により必要に応じて記録を作成しております。
+
+市長(小林洋子) 第1点目の公文書の作成に対する市の見解でございますが、小平市公文書
+等の管理に関する条例の規定に基づき、各実施機関の職員は必要な文書を作成することが求めら
+れております。
+
+
+これなんですけれども、本当にいじめ対応の資料が作られていないということはかなり大きな
+問題で、事案に応じて記録を作成しているとか、状況により、必要に応じて作っているって、こ
+れは問題だと思うんですよね。いじめに対する対応等で、全ての情報、何があったか、どういう
+面談があったか、保護者の方々からどういう要望があったかとかといったものは、全て克明に記
+録しなきやいけないと思うんです。それが基本だと思うんですね。
+ちょっと伺いますけれども、保護者との面談とか打合せなどというのは、いじめの調査情報に
+含まれるんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
+○教育指導担当部長(岡崎奈緒子) いじめの調査情報に含まれるかということでよろしいです
+か。どの段階での面談かというところで違ってくるかなと思いますが、調査の情報に含まれるか
+どうかは、それもそれぞれの事案に応じるところがあるかと考えます。
+○14番(安竹洋平) それぞれの事案に応じるとかと言っていると、隠蔽を疑われるわけです
+よ。例えば花小金井小学校の学校いじめ防止基本方針には、いじめ問題の対応経過については、
+全ての事例について記録を残し、全教職員が確認できるよう保管すると書いてあるんですけれど
+も、保護者の方々が、いじめを受けているんじやないかとか、いじめについて面談をしたりとか、
+打合せをしたりといったことというのは、その対応経過に含まれていないという理解なんでしょ
+うか。いじめ問題の対応経過に含まれていないのか。
+
+教育指導担当部長(岡崎奈緒子) 学校が保護者の方と対応する際に作った記録につきまして
+は、場合によっては、経過を傭撤で見るときには一つの資料になるかと思います。
+○14番(安竹洋平) 花小金井小学校の件だと、全ての事例について記録を残しと書いてある
+んです。全ての事例について、例えば学校の校長先生と保護者の方がいじめについて面談すると、
+その場に教育委員会もいて、私も出席しているような会議とか、そういったところで、それが要
+は全ての事例に含まれないというですか。いじめ問題の対応経過に関する全ての事例について含
+まれていないから、記録を取っていない、公文書に残っていないということになるんですか。そ
+こがよく分からないんですけれども、確認させてください。
+○教育指導担当部長(岡崎奈緒子) 当該の学校は、方針にそのように示しているわけですので、
+全て記録を取っているものと考えます。ただ、今、議員から御指摘があったということは、残っ
+ていないものがあったということかと受け止めますので、そこにつきましては学校に確認をする
+必要があるかと考えます。
+○14番(安竹洋平) では確認してくださいね。
+この相談事を受けた全てを記録に残すという、詳細な記録に残すというのは基本だと思うんで
+すね。私も御相談を受けたら全て詳細に記録に残します。なぜかというと忘れちやうし、聞き漏
+らしも必ずあると思うんです。
+相談事を、小平市全市にわたってだと思うんですけれども、例えば障がい者支援課の障害福祉
+施設での虐待の件もそうですよ、ときわ会の。詳細に通報しているのに、担当者がほぼ全く記録
+を取っていないということを聞いています。同じ構図ですよ。
+今、なかなか記録を取るのが大変だという話はあるかもしれないですけれども、今、録音を取
+らせてくださいといって録音を取って、それをAIが自動的に、スタンドアローンのAIでいい
+と思うんですが、ローカル環境で動くAIがちやんと文字起こしをしてくるわけです。だから、
+そういった形で記録に取っていかなきゃいけないと思うんですね。
+教育委員会に伺ってもあれなんですけれども、総務部のほうに聞きますけれども、公文書管理
+上の観点からして、どうですか、面談の記録、いじめ問題の面談の記録とか打合せの記録が、教
+育委員会も出席して、校長先生も出席して、私も出席しているような会議の記録等が、公文書の
+情報開示のときに出てこなかったりするわけですけれども、存在しないと言われているんですけ
+れども、どうですか、公文書管理上の観点からどうお考えですか。
+○総務部長(篠宮智己) 市長答弁で申し上げたとおりでございますが、まず小平市公文書等の
+管理に関する条例第4条の作成というところで申し上げますと、実施機関の職員は、当該実施機
+関における経緯も含めた意思決定に至る過程並びに当該実施機関の事務及び事業の実績を合理的
+に跡付け、又は検証することができるよう、文書を作成しなければならないというふうになって
+おります。ただし、処理に係る事案が軽微なものであるときは、この限りではないということに
+なっております。
+その解説として、相談、交渉等の記録というところの解説をしているわけなんですけれども、
+市民等や関係者と相談、交渉等を行う場合には、互いの主張や意見等について客観的な視点に基
+づく公平かつ公正な記録の作成が必要であるとしておりますので、これに沿って作成をしていく
+ということになります。
+○14番(安竹洋平) 教育委員会も出席して、校長も出席して、私も出席するようないじめ重
+大事態の前の状況ですけれども、そのいじめに関しての話合いの時点で、例えば会議録が残って
+なかったと。公文書に残っていなかったとした場合には、それはどのような扱いになりますか。
+例えば、内部統制の試行的運用の中で、事務処理上の事故みたいな感じで扱われるのか、それと
+も何らかの罰則があるのか教えてください。罰則はないと思うけれども。
+○総務部長(篠宮智己) そもそも文書を作成するというところで、これは条例に定められてお
+りますので、この条例の大本になっているのは地方公務員法に由来すると思うんですけれども、
+地方公務員法の第32条においては、職員は、その職務を遂行するに当って、法令、条例、地方
+公共団体の規則及び地方公共団体の機関の定める規程に従い、且つ、上司の職務上の命令に忠実
+に従わなければならないとなっておりますので、当然、この条例等に定めてあれば、それに従わ
+なければならないと考えております。
+
+(安竹洋平) それに違反していた状況があるということですね。
+
+
+2,いじめ重大事
+態の対応に関しては、複数の保護者から何度も教育委員会の組織上の問題の指摘があり、その問
+題に起因して対応改善の要望も複数出されてきた。そうした複数の指摘や要望について、市の学
+校や教育委員会内部で情報共有、課題の洗い出し、対応状況の確認もしくは討議を行うなどすれ
+ば、指摘や要望を提出した保護者名にひもづいた会議資料等が多数作成されてしかるべきだと思
+うが、そういった資料は一切存在しないとしている。指摘した保護者名や状況にひもづいた資料
+が作成されていないとすると、客観的に見て「保護者の指摘や要望を組織として真剣に受け止め
+ていない」と捉えられても仕方がない状況だが、見解は。
+
+教育長(青木由美子)
+第2点目の保護者の指摘や要望への受け止めでございますが、いじめ重大事態の対応に関する
+保護者等からの御意見、御要望等につきましては、必要に応じて、教育委員会事務局や小平市教
+育委員会いじめ問題対策委員会において共有しており、真剣に受け止めていないということはご
+ざいません。
+
+3、本年10月の決算特別委員会にお
+ける総括質疑では、2で示した指摘、要望等について、教育長は口頭で報告を受けていると答弁
+している。どのような場合には文書で報告し、どのような場合には口頭で報告するといった取決
+めはあるのか。例えば、いじめ重大事態の扱いになる前のいじめについて電話相談があった場合
+も、全て教育長には口頭で報告されてきたのか。
+
+教育長(青木由美子)
+第3点目の私への報告の方法でございますが、その事案の状況、内容等に応じて、口頭や書面
+により報告を受けております。
+
+
+3問目に行きます。口頭での報告というのも本当に問題だと思うんですよね。これは、例えば
+訴訟になったときに、教育長は口頭でしか報告を受けていないとしたら証拠がないわけですよ。
+教育長が私は報告を受けていませんよと言えば済んじゃう。そのために責任はないということに
+なるので、隠蔽するためにやっているんじやないかなと、客観的に見るとそういうふうな発想も
+出てくるわけです。
+現に問題が起きています、その件で。いじめが発生して、いじめ重大事態になりました。その
+ことについて学校の中で周知したいと、校長先生が実際に周知してくれる事例がありました。す
+ごく画期的なことだなと思うんですけれども、周知しますよという、こういうふうな方針でいき
+ますという話合いをした場に、教育委員会の担当課長もいました、担当者もいました。だけれど
+も、その場に教育委員会の職員もいながら、その当時の担当部長が知らなかったと。学校が周知
+するという話は聞いていないというふうに、さもそのことを問題視しているかのような対応をさ
+れました。これで、その対応があったせいで、議長が市民に誤った説明をするようなことにもな
+っています。それでも口頭での報告については問題視しないんですか。これって本当に、情報共
+有における大きな問題なので、これも内部統制の試行運用の中で取り扱うべき問題だと思うんで
+すけれども、いかがですか。お願いします。
+○企画政策部長(有川知樹) 今、市で取り組んでおりますのは、内部統制の要素を入れながら、
+事務処理におけるリスクへの対応ということを試行運用しているところでございます。具体的に
+今の案件がどういう内容かということを承知しておりませんので、対象になるかどうかにつきま
+しては、慎重に判断が必要かと考えております。
+○14番(安竹洋平) 今のことというのは結構大きなことなんですよね、議長のほうから報告
+もあって。何でそれが教育委員会から内部統制のほうに上がっていないのかなとすごく不思議で、
+ちやんと内部統制の試行運用がちやんと機能していないんじやないかなと思うところもあります。
+
+
+<p style={{textAlign:"right"}}>以上</p>
+
+-->
+
+</div> \ No newline at end of file
diff --git a/docs/ippan-situmon/r5d/12gatu/4-taibatu-kyouin-syougen-yusen.mdx b/docs/ippan-situmon/r5d/12gatu/4-taibatu-kyouin-syougen-yusen.mdx
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+++ b/docs/ippan-situmon/r5d/12gatu/4-taibatu-kyouin-syougen-yusen.mdx
@@ -2,6 +2,7 @@
first: 2023-12-30
description: 令和5年度12月定例会における一般質問4件目のまとめ。
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+ - 一般質問
- いじめ重大事態
- 体罰
- 教育委員会
@@ -19,4 +20,98 @@ tags:
## 通告書
-<iframe src={require('./20231201-ippan-situmon-yasutake-4.pdf').default + "#toolbar=1&navpanes=0"} width="100%" height="800px"> </iframe> \ No newline at end of file
+<iframe src={require('./20231201-ippan-situmon-yasutake-4.pdf').default + "#toolbar=1&navpanes=0"} width="100%" height="800px"> </iframe>
+
+## 主な質疑
+
+import Partial from './../../_partial.mdx';
+
+<Partial />
+
+<div id="situgi">
+
+<!--
+
+### ①質問する理由{#bold-riyu}
+
+市立学校教員による児童・生徒への体罰や不適切な行為(もしくはそれらの疑い)が発生した
+際の調査は、小平市の場合、学校や教育委員会が行っている。しかし、報道や訴訟の事例から明
+らかなように、学校や教育委員会には教員を守ろうとするバイアスがある。そのため、本来は体
+罰や不適切な行為についてもいじめ重大事態と同様の扱いを行い、第三者によって構成される組
+織をつくり、その組織が調査を担うことが望ましい。しかし、そうなっていない現状では、少な
+くとも透明性を高められるところは高め、客観的に公平、中立ではないと指摘されたものは改善
+しなければならない。本年9月27日に行った文書質問で、「体罰や不適切な行為に関して、児童・生徒と教員から
+証言を得ることになった場合、証言に食い違いが生じた場合には教員のほうの証言を記録する決
+まりになっているという話もあるが事実か」と質問したところ、「御指摘のような事実はござい
+ません。加害行為を行った教員と被害を受けた児童・生徒の証言が異なる場合、可能な限り両者
+の証言を併記の上、客観的な事実に基づいて対応するよう努めております」と回答があった。一
+方、市民からの同様の問いかけに対し、市教育委員会の担当者は、「まずは教員の主張を採択す
+る」「それを覆すことがない限りは」と回答した事実がある。その回答内容が事実であれば、体
+罰や不適切な行為についての公平、中立な調査は行えていないことになるため、以下質問する。
+1、体罰や不適切な行為(もしくはそれらの疑い)の聞き取り調査において、児童・生徒と教
+員の証言が食い違うような場合、「覆すことがない限りは、教員の主張を採択する」というよう
+なことは事実か。2,1が事実だとすれば、証言採用の順位として、加害(もしくはその疑いが
+ある)側の順位が高く、被害側の順位が低いことになる。加害側の証言を覆す努力が被害側に課
+されるという不公平な状況となるが、見解は。3、そもそも加害(もしくはその疑いがある)側
+の証言を覆すためには、その証言がどのようなもので、教育委員会としてどう判断しているかの
+説明が被害側に必要である。しかし、そういった説明は一切なされていない。これでは教員の証
+言を覆すことは不可能と考えるが、見解は。
+
+
+教育長(青木由美子)
+
+第1点目から第3点目までの体罰や不適切な行為の聞き取り調査において児童・生徒と教員の
+証言が食い違う場合の対応でございますが、文書質問で回答いたしましたとおり、可能な限り両
+者の証言を併記の上、客観的な事実に基づいて対応するよう努めております。
+
+
+4,1が事実でないとすれば、担当職員が市民に対
+して誤った情報を伝えていることになるが、見解は。
+
+教育長(青木由美子)
+第4点目の市民に対して誤った情報を伝えていることでございますが、担当職員は適切に説明
+したものと認識しておりますが、十分に伝わっていなかったとすれば、より丁寧に説明を行って
+いく必要があるものと認識しております。
+
+ちょっと時間がないので、4件目なんですけれども、ちょっとおつしやっていることがおかし
+いなと思いました。担当職員の方が市民にお伝えになったことというのは正しいんですか。まず
+は教員の主張を採択する、それを覆すことがない限りは、教員の主張を採択すると言った職員の
+発言は正しいということでよろしいでしょうか。
+○教育指導担当部長(岡崎奈緒子) 教育長からも答弁申し上げたとおりでございまして、例え
+I勤ロ害行為を行った教員と被害を受けた児童・生徒の証言が異なる場合は、可能な限り両者の証
+言を併記の上、客観的な事実に基づいて対応するように努めております。
+○14番(安竹洋平) それは答弁になっていなくて、それと関係ないんですよ。別の話ですよ
+ね。それは分かりました。それはよしとするんですけれども、まずは教員の主張を採択するとい
+うのは、それは正しかったんですか、その言い方。覆すことがない限りは、教員の主張を採択す
+るとおっしゃった職員の発言は正しかったか正しくなかったか。答えられないということですか。
+○教育指導担当部長(岡崎奈緒子) その発言が正しかったか正しくなかったかということだけ
+でお答えしますと、それは正しくはないと判断します。
+○14番(安竹洋平) では間違っていたということで、分かりました。
+
+
+
+5,1が事実でないとすれば、担当職員が
+教育委員会としての共通認識を持っていないことになる。証言の採用をどうするかも含めた調査
+方法について、共通認識を得るための文書はあるか。どのように職員間で情報共有をしているか。
+
+教育長(青木由美子)
+第5点目の調査方法における共通認識を得るための文書でございますが、文書は特にございま
+せんが、職員間で協議を行うなど、連携を取りながら情報共有を図っております。
+
+
+大きな4件目の5番目なんですけれども、体罰に関しての具体的な調査のフローが必要だと思
+うんですよ。じやないと窓意的になっちゃうんですよ、その場その場で対応しているとなると。
+もしそうでないとしても、客観的に見ると、その場その場で対応して、恋意的にやっているんじ
+やないか、隠蔽のためにやっているんじやないかみたいなふうに、どうしても見られる問題なの
+で、そのあたりは、総務部、今、パワーハラスメントの問題で調査されていますけれども、パワ
+ーハラスメントの調査に関しては、客観的に見て、ちやんと調査されていそうだなと思えるよう
+な調査の仕方をしているじやないですか、ちゃんと段取を組んで。そうじやないかもしれないけ
+れども、そういうことをしっかりつくっていかないと、客観的に見て信頼できないんですよ、こ
+ういう問題に関しては。だからそのあたり、市の信用性を失うことにつながっていきますので、
+改善していっていただきたいなと。これは質問したかったけれども、時間がないので。
+
+<p style={{textAlign:"right"}}>以上</p>
+
+-->
+
+</div> \ No newline at end of file
diff --git a/docs/ippan-situmon/r5d/12gatu/5-gyakutai-keisi-sityou.mdx b/docs/ippan-situmon/r5d/12gatu/5-gyakutai-keisi-sityou.mdx
index 89b714e2..cc127a2c 100644
--- a/docs/ippan-situmon/r5d/12gatu/5-gyakutai-keisi-sityou.mdx
+++ b/docs/ippan-situmon/r5d/12gatu/5-gyakutai-keisi-sityou.mdx
@@ -2,6 +2,7 @@
first: 2023-12-30
description: 令和5年度12月定例会における一般質問5件目のまとめ。
tags:
+ - 一般質問
- 障害者福祉
- 虐待
- 市長の姿勢
@@ -19,4 +20,127 @@ tags:
## 通告書
-<iframe src={require('./20231201-ippan-situmon-yasutake-5.pdf').default + "#toolbar=1&navpanes=0"} width="100%" height="800px"> </iframe> \ No newline at end of file
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+
+## 主な質疑
+
+import Partial from './../../_partial.mdx';
+
+<Partial />
+
+<div id="situgi">
+
+<!--
+
+### ①質問する理由{#bold-riyu}
+
+最後の5件目です。虐待通報も軽視するような市長への手紙をどう改善するのかd
+これまで問題点を指摘してきた市長への手紙について、本年10月の決算特別委員会で市長は、
+「現在取扱い検討中で、先に自分が見る対応に切り替える予定」という趣旨の答弁をした。それ
+以外の変更はないのか、検討状況について問う。また、市長への手紙へ詳細な虐待通報が寄せら
+れていたのに、そのことを担当の職員が認識していなかった問題についても問う。
+
+
+1、市長への手紙の取扱い変更の検討状況と、そもそもそれは改善なのか、また、その新しい
+対応が始まる時期は。
+
+(小林洋子) 終わりに、虐待通報も軽視するような市長への手紙をどう改善するのかの
+御質問にお答えいたします。
+第1点目の市長への手紙の取扱い変更の検討状況でございますが、これまでは、受けた手紙を
+まず関係課が情報共有し、その対応結果等と併せて1か月ごとに私が決裁しておりましたが、本
+年10月中旬以降は、受け付けた手紙をまず私が目を通してから関係課が情報共有するように変
+更いたしました。このことにより、御意見等を寄せていただいてから市長である私が目を通すま
+での時間の短縮が図られるとともに、必要に応じて、私の指示が手紙への対応にタイムリーに反
+映できるようになったものと認識しております。
+
+
+2,市政への提言と市長への手紙は統一すべきでは。
+
+第2点目の市政への提言と市長への手紙の統一でございますが、市に寄せられる様々な御意見
+等で、市民相談担当が受け付けたもののうち、市ホームページに設けているメールフオームを通
+じて届いたものを市政への提言、それ以外のものを市長への手紙として区別しております。どち
+らも市民の皆様の市政に関する意見、要望、提案を把握し、市政を運営する上での参考とさせて
+いただくための制度として実施しており、現時点では直ちに名称を統一することは考えておりま
+せんが、今後、必要に応じて検討してまいります。
+
+3,市長個人名宛てでも市役所に届くものは全て市長への手紙なるのか。市長の知人等からの手紙などで扱いが異な
+るものもあるのか。
+
+第3点目の市長個人名宛ての郵便物でございますが、秘書広報課に届けられ、その内容は、市
+民の方からの市政に対する意見、要望、提案のほか、各団体等からのイベント、総会などの御案
+内やその出席に対してのお礼の手紙など、様々なものがございます。このうち、市政に対する意
+見、要望、提案につきましては、原則として市長への手紙として取り扱っており、差出人が知人
+等であるものにつきましても同様に対応しております。
+
+4、市内社会福祉法人一ときわ会ですね-における虐待の通報が、詳細
+な内容とともに、本年2月に2度、市長への手紙として出されている。しかし、本年10月
+23日に行われた全員協議会では、伊藤議員からの「市長、副市長がこの件(虐待通報)につい
+て知ったのはいつか」という質問に対して、健康福祉部長は「市長、副市長への報告は取材が入
+った後の9月に入ってから」という答弁をした。これは市長への手紙が機能していないことを如
+実に示しているだけではなく、市長に届いた虐待の通報が無視もしくは軽視されているとすれば
+また別の大問題である。少なくとも市長への手紙の在り方としては、内部統制に関する試行運用
+の中で扱うべき問題ではないか。また、この問題に対する対応改善策は、市長への手紙の取扱い
+変更の検討に含まれているのか。見解は。
+
+
+第4点目の市長への手紙が機能していないとの御指摘でございますが、市長への手紙は全て私
+が目を通し、各部署において必要な対応を行っております。個別の事案について詳細をお答えす
+ることは差し控えますが、虐待通報があった際には直ちに対応することとなっており、どのよう
+な案件についても同様に対応しておりますことから、市長への手紙を無視もしくは軽視している
+ということはございません。なお、本年10月の全員協議会における担当部長の答弁は、当該事
+案の報道に係る取材を知ったときをお答えしたものでございます。
+
+また、市長への手紙の在り方でございますが、第2点目で答弁申し上げたとおり、市長への手
+紙や市政への提言は、市民の皆様の市政への御意見等を把握し、市政を運営する上での参考とさ
+せていただくために実施している制度であり、通報を目的としたものではないことから、この問
+題に対する対応改善策は、このたびの市長への手紙の取扱い変更の検討には含まれておりません。
+
+
+
+最後の大きな5件目に行きます。
+市長への手紙、来ていましたけれども、その市長への手紙は何通来ていて、どのような内容だ
+ったか教えてください。市長ね。
+○市民部長(柳瀬正明) 今回の一般質問で取り上げられた件に関する市長への手紙でございま
+すけれども、まず昨年12月に、これは匿名でございますけれども、虐待相談を担当課に相談し
+た、そのときに対応した職員の姿勢について取り上げた内容でございました。本年2月に2通来
+ておりまして、こちらは法人内の虐待、それから通報について、同じ2月に2通目が来まして、
+市のいわゆる虐待防止法の捉えについて、それから担当課への調査を求めると、そういう内容で
+ございました。
+○14番(安竹洋平) では、市長は結局いつ知ったんですか。何月何日に市長への手紙に書か
+れていることを読みましたか。
+○市民部長(柳瀬正明) 最初の12月の匿名のものでございますけれども、これは本年の1月
+
+
+の下旬でございます。本年2月に2通届いたものについては、3月の下旬に市長が目を通してお
+ります。
+○14番(安竹洋平) 2月の頭に届いて3月の下旬に市長が読むというのは、すごく迅速に対
+応できていないと思うんですね。これは障害者虐待防止法に違反しているんじやないですか。障
+害者虐待防止法には迅速に対応することと書いてあるじゃないですか、通報を受けたら。
+これは障害者虐待防止法に書いていないことなんですけれども、重要なことなんですけれども、
+あまり書いていないんですけれども、市の担当課は事業者と言ってみれば仲がいいんですよ、基
+本的には。市の事業を担ってくれているわけですから、市がやらなきゃいけないような事業をち
+やんと担ってくれているわけですから、そういう関係性にある中で、市の担当課に話しても、虐
+待があったと通報しても、なかなかちゃんと取り合ってくれないと、詳細を伝えているのに、そ
+の詳細の一つ一つについて調査してくれないし、なかなかしっかりした対応をしてくれないとい
+うことで、市長にお願いしますというのは、詳細なメールが来ているでしょう、市長に2通も。
+それで、その場合、仮に市長がそれを2か月も放置して、利用者の方に緊急の安全確保が必要
+な状況だったらどうしますか。そういう状況だったらどうしましたか。もし利用者の方々が虐待
+で命を落とされたりとか、けがをされて、もしくは心に大きな傷を負われているような状況があ
+ったとしたら、市長は一体どうしていましたか。
+○市長(小林洋子) 市長への手紙については、私が目を通すまでのタイムラグがあったわけで
+ございますけれども、その前段で担当には早々に連絡が行っておりますので、対応としては、担
+当課で対応しているというふうに判断しているものでございます。
+○14番(安竹洋平) 担当課に相談してもらちが明かないから市長に相談しますと、ちやんと
+手紙に書いてありますよね。だったら市長がきちんと対応しなきやいけないんじやないですか。
+そう思うんですけれども、これは今回の一般質問だけじゃ終わらないです。市長の答弁、市長が
+会見とかで、何か窓口の対応を改善しますとかと言っている話で済まされる話じやないですよ。
+全員協議会の市からの説明でも、自分たちは悪くないというような印象を与えて、障害者虐待防
+止法の考え方を全く分かっていらっしやらないですね。あり得ない話でした。早めに内部調査し
+て自ら問題を明らかにしないと、対応改善したほうがいいですよ。じやないと、隠蔽すればする
+ほど小平市はどんどん悪くなります。
+
+<p style={{textAlign:"right"}}>以上</p>
+
+-->
+
+</div> \ No newline at end of file