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diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/1-ijime-yosan-kyohi-sityou-kyouikuchou-sekinin.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/1-ijime-yosan-kyohi-sityou-kyouikuchou-sekinin.mdx new file mode 100644 index 0000000..39b5d52 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/1-ijime-yosan-kyohi-sityou-kyouikuchou-sekinin.mdx @@ -0,0 +1,349 @@ +--- +first: 2024-11-29 +description: 令和6年度12月定例会における一般質問1件目のまとめ。いじめ重大事態調査報告書作成の予算要望を市長が拒否した問題を追及。 +title: "(1)いじめ対応の予算を拒否、市長と教育長の責任を問う" +tags: + - 一般質問 + - いじめ + - 予算編成 + - 公文書管理 +--- + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1501&schedule_id=5&minute_id=101&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=39&schedule_id=4&playlist_id=3&speaker_id=37&target_year=2024" /> + +## まとめ + +令和6年11月29日に行った2件の一般質問のうちの1件目です。 + +市教育委員会が、いじめ重大事態の調査報告書作成を第三者委員会へ委託するために本年度予算に40万円を要望していたにもかかわらず、市長がこれを承認しなかった問題を追及しました。公文書公開請求により、予算要望は市長部局の企画政策部査定の中で拒否されていたこと、また査定時の会議録が存在せず小平市公文書等の管理に関する条例違反の疑いがあることが判明しています。予算編成の透明性や市長・教育長の責任について、予算編成過程の詳細を確認しました。 + +[🏷️タグ「いじめ」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/いじめ) + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| +| ① 当初予算編成の流れを明文化したものはあるか。 | [市ホームページの図表のみ。小平市予算事務規則に一定の規定はあるが、詳細な流れは図表が最も分かりやすい。](#-当初予算編成の流れを明文化したものはあるか) | +| ② 補正予算編成も当初予算と同様の流れか。 | [限られた期間での編成だが、企画政策部によるヒアリングと査定、市長・副市長による査定の流れはおおむね同様。](#-補正予算編成の流れ) | +| ③ 査定の場に担当部職員や教育長は出席するか。 | [通常、出席していない。](#-査定の場への担当部職員や教育長の出席) | +| ④ 副市長査定の欄が空欄なのはなぜか。 | [当該資料は企画政策部としての査定結果を記載した資料であるため。](#-副市長査定欄が空欄の理由) | +| ⑤ 墨塗りの決定過程に市長や副市長は関わっているか。 | [所管課で非公開情報該当性を検討し、総務課長へ合議の上、所管課長が決裁。市長・副市長は関与しない。](#-墨塗りの決定過程) | +| ⑥ 会議録不作成は公文書管理条例違反ではないか。 | [査定事項一覧等を作成しており、条例に違反していないと認識。](#-会議録不作成は公文書管理条例違反か) | +| ⑦ 予算措置に至らないと決定した経緯は。 | [企画政策部ヒアリングで教育委員会と調整する中で課題が判明。第三者性は確保されているとの共通認識の下、予算措置に至らなかった。](#-予算措置に至らないと決定した経緯) | +| ⑧ 「総合的に考えての判断」とは何をどう考えたのか。 | [実施時期や支払方法、第三者性の確保状況などを含めて事業化の判断をした。](#-総合的に考えての判断の具体的内容) | +| ⑨ 教育長はなぜ市長部局を擁護する答弁をしたのか。 | [市長部局を擁護する意図や保身を最優先に考えたものではない。](#-教育長の答弁姿勢) | + +## 通告書 + +<embed src="/pdf/20241129-ippan-situmon-yasutake-1p.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +### 質問する理由 +#### 予算要望拒否の経緯 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +本年9月定例会の一般質問で、市教委がいじめ重大事態の調査報告書作成を第三者委員会へ委託するため、本年度予算に40万円を要望していたことを示した。この要望をなぜ市長が承認しなかったのか問うたところ、教育長は「第三者性は確保されているとの認識から予算措置に至らなかった」と答弁した。 + +予算要望の尽力には感謝している。本年6月には請願第7号が全会一致で採択されたため、予算要望時の計画を基に対応が進められていると思う。 + +一方で、市長の態度は強く糾弾されなければならない。市長には直接、被害者家族から真摯な訴えが何度もなされ、議会でも指摘され続けてきた。市教委は裏で訴えを受け止め、対応改善の予算要望をしたのに、市長はこれを承認しなかった。市長は全て市教委に任せているかのような態度と発言をしてきたため、市教委が何も対応していないように見える状況ができていた。議会で市教委職員が内情を伝えられず矢面に立たされる様子を傍観していた。信じ難く、長として失格だ。教育長もそのような市長に追随していたなら同罪だ。 + +公文書公開請求により、予算要望は市長部局の査定の中で拒否されていたことが判明した。また、査定時の会議録がなく、小平市公文書等の管理に関する条例違反の疑いもある。市長及び教育長の責任は重い。自らの進退も含めて考えていただきたく、以下質問する。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ① 当初予算編成の流れを明文化したものはあるか + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +部内での査定に副市長査定を経るなどの詳細部分も分かるような、当初予算編成の流れを明文化したものはあるか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +市ホームページに掲載している当初予算編成までの流れの図表が、実際の事務の流れを市民に分かりやすく示したものである。この図表は、政策的経費とそれ以外の経費に分けて、各課からの中期実行プラン提案事業調書や予算見積書の提出、企画政策部によるヒアリングと査定、市長・副市長による査定を行うとの流れや時期を明示しており、事務の詳細な流れを示すものである。 + +</MessageBubble> + +#### 図しかないのか + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +図しかないのか。内部では流れを明文化したものはないのか。副市長査定などを経ることはどこにも書かれていないのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="財務担当部長(相澤 良子)" align="left"> + +小平市予算事務規則に一定の記載はあるが、査定などの事務の流れが一番分かりやすく細かく書いてあるのは市ホームページの図表である。規則の中では、財務担当部長は査定の結果について副市長の調整を経て市長に報告し決定を受けなければならないと規定されている。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +その規則は一般公開されていないのではないか。予算編成過程の透明化をうたっている中で、市民の知る権利がある。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="財務担当部長(相澤 良子)" align="left"> + +小平市予算事務規則は例規集の中で公表している。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ② 補正予算編成の流れ + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +補正予算編成も当初予算編成と同様の流れをたどるのか。主な違いは。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +補正予算は限られた期間での編成作業となるので政策的経費とそれ以外の経費の区分はないが、各課が予算見積書を提出し、企画政策部によるヒアリングと査定、市長・副市長による査定を行う基本的な流れはおおむね同様である。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ③ 査定の場への担当部職員や教育長の出席 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +企画政策部及び市長、副市長による査定の場に、通常、担当部職員や教育長は出席するか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +通常、担当部職員や教育長は出席していない。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ④ 副市長査定欄が空欄の理由 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +本年度当初予算編成における査定の表で、副市長査定の欄が空欄なのはなぜか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +当該資料は、副市長との調整に当たり、企画政策部としての査定結果を記載した資料であるため。 + +</MessageBubble> + +#### 副市長査定の記録 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +副市長査定の内容はどこかに記録されているのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="財務担当部長(相澤 良子)" align="left"> + +査定に参加した職員が個人的なメモ欄として利用することはあるが、組織的な文書としての共用はない。企画政策部査定後の内容については、予算案という形で最終的に意思決定している。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +公文書管理運用ガイドラインには、メモの内容を基に別途起案がされず、意思決定の内容や経過の記録に関する重要な事項が記載されているメモは公文書として保存しなければならないとある。副市長査定のメモは公文書に該当するのではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="財務担当部長(相澤 良子)" align="left"> + +組織的な共用はしていない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +副市長の査定は意思決定の中心なのに、なぜ公文書として残らないのか。予算にのらなかった部分は意思決定ではないのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="財務担当部長(相澤 良子)" align="left"> + +予算案にのらなかったということが意思決定である。中期実行プラン査定一覧表や査定事項一覧によって意思決定に向けた跡づけは可能と捉えている。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑤ 墨塗りの決定過程 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +文書公開に向けて墨塗りはどういう過程を経て決まるか。墨塗りすると決定した過程に市長や副市長は関わっているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +小平市情報公開条例第7条に基づき、当該公文書の所管課において非公開情報に該当するかどうかを検討し、必要に応じて関係課に協議するとともに総務部総務課長へ合議を行い、所管課長が決裁している。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑥ 会議録不作成は公文書管理条例違反か + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +予算編成の流れの中で、部長職や副市長、市長が出席することもある査定の会議録が作成されていない。意思決定の跡づけができないことも含め、小平市公文書等の管理に関する条例に違反していると考えるが、見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +意思決定に至る過程等を跡づけることが可能な文書として、予算編成に係る査定事項一覧及び中期実行プラン査定一覧表を作成しており、条例には違反していないものと認識している。 + +</MessageBubble> + +#### ヒアリングで意思決定したのではないか + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +企画政策部によるヒアリングで予算措置に至らないことが決定したと言うが、公文書で追えるか。ヒアリングの資料は一つも残っていない。公文書管理運用ガイドラインには、市としての意思決定が行われる会議については会議録の作成が必要と書いてある。ヒアリングで予算措置に至らないことを決めたのなら、それは意思決定ではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="財務担当部長(相澤 良子)" align="left"> + +ヒアリングは意思決定の場ではない。意思決定はあくまでも予算案についてが意思決定である。ヒアリングは情報共有・情報交換をする場である。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +公文書管理運用ガイドラインでは、市長をはじめ特別職を構成員に含む会議や部長級以上の職員を主たる構成員とする会議は会議録の作成が必要とある。企画政策部及び市長、副市長による査定の場はこれに該当すると思うが。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川 知樹)" align="left"> + +予算編成の過程におけるヒアリングや査定の場は、会議録を作成するべき会議には当たらないと認識している。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +公文書に残っていなければ、裁判になったときに事実として起きなかったと判断される可能性があるのではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川 知樹)" align="left"> + +一般論で即答はできない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +一番重要な意思決定がなされる場の公文書が残っていないのは異常な事態だ。言った者勝ちではないか。ヒアリングで教育長と企画政策部が話し合って取り下げたということも、実際はなかったかもしれない。検証できない。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑦ 予算措置に至らないと決定した経緯 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +9月定例会で教育長は「市長部局及び教育委員会としては第三者性が確保されているとの認識から予算措置に至らなかった」と答弁した。しかし実際は、企画政策部査定の中で市教委職員や教育長不在のまま決定したのではないか。そうでないなら具体的に示せ。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +教育委員会から予算要望があったが、企画政策部のヒアリングにおいて教育委員会と調整を行う中で整理するべき課題があることが分かった。また、小平市いじめ防止基本方針に反して拒否したのではなく、現行の方式においても対策委員会が報告書の原案を作成していることから、第三者性は確保されているとの共通認識の下、予算措置には至らなかった。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑧ 「総合的に考えての判断」の具体的内容 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +市長は10月の決算特別委員会で、予算要望を拒否した理由を「総合的に考えての判断」と答弁した。何をどう総合的に考えたのか。いじめ防止基本方針の「市は必要な財政上の措置を講じる」に反してまで拒否した理由を具体的に示せ。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +(⑦の答弁に含めて回答) + +</MessageBubble> + +#### 正直な答弁を + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +総合的な判断に至る際に、具体的にどのような要素を検討したのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川 知樹)" align="left"> + +この提案を実施するに当たって、どの時期から始めるか、どのような支払方法にするかなど、これまで第三者性は確保されているという認識も踏まえ、どのように事業化したらいいかを含めて判断した。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +そうやって正直に答えればよかったのではないか。教育長からは「第三者性は満たされている」という話しかなかった。なぜ片方の情報を言わなかったのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎 奈緒子)" align="left"> + +答弁の内容はそのときの判断としか申し上げようがない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +正直に答えればいいだけだ。総合的な判断と言われると、いじめ防止基本方針に書いてあることが絵に描いた餅になってしまう。きちんと答弁してほしい。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑨ 教育長の答弁姿勢 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +教育長は、いじめ被害を受けたこどもたちや家族のため、また裏で尽力してくれた市教委職員のためにも、正直に「訴えを受けて予算要望したが、市長部局の査定を通らなかった」と答弁するか、市長部局に答弁させるべきだった。なぜ市長部局を擁護するような答弁をしたのか。保身が最優先なら教育長として失格と考えるが、見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +9月定例会で答弁したとおり、教育委員会としても、対策委員会が作成し事務局が補佐しているものであり第三者性は確保されているとの認識から予算措置に至らなかったものと捉えている。市長部局を擁護する意図や自らの保身を最優先に考えて答弁したものではない。 + +</MessageBubble> + +</div> diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/2-kyouiku-iinkai-husei-taiou-zijyou-kinou.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/2-kyouiku-iinkai-husei-taiou-zijyou-kinou.mdx new file mode 100644 index 0000000..722167b --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/2-kyouiku-iinkai-husei-taiou-zijyou-kinou.mdx @@ -0,0 +1,252 @@ +--- +first: 2024-11-29 +description: 令和6年度12月定例会における一般質問2件目のまとめ。市教育委員会の不正対応と市組織の自浄機能の必要性を追及。 +title: "(2)教育委員会の不正対応と、市組織としての自浄機能の必要性" +tags: + - 一般質問 + - 教育委員会 + - コンプライアンス + - 自浄機能 +--- + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1501&schedule_id=5&minute_id=101&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=39&schedule_id=4&playlist_id=3&speaker_id=37&target_year=2024" /> + +## まとめ + +令和6年11月29日に行った2件の一般質問のうちの2件目です。 + +市立花小金井小学校の教員もしくは市教委による事実の捏造が起き、それがそのまま市民へ報告された問題について、6月定例会での教育長答弁が事実に反していたことを追及しました。市民はおわびを受けておらず、担当職員の個人的判断で対応が半年間放置されていたことも判明しています。市組織の自浄機能を担保し、市民からのコンプライアンス違反の訴えに対応する自律した機関の必要性を訴えました。 + +[🏷️タグ「教育委員会」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/教育委員会) + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| +| ① 教育長は虚偽答弁をしたのではないか。 | [おわびしたのは認識のそごについてであり、虚偽答弁の認識はない。](#-教育長は虚偽答弁をしたのではないか) | +| ② 議会答弁が事実ではなかった場合の対応は。 | [その場での訂正・取消し、後に判明した場合は状況に応じた対応を検討。](#-議会答弁が事実ではなかった場合の対応) | +| ③ 組織的対応と言えない状況への見解は。 | [対応に時間を要し申し訳ない。基本的には複数職員で組織的対応を図っている。](#-組織的対応と言えない状況への見解) | +| ④ 市教委自ら調査することは適切か。 | [当該事案を所管する部署が権限と責任の中で組織として対応すべき。](#-市教委自ら調査することの問題) | +| ⑤ 教師用指導書購入議決漏れ問題の調査方法は。 | [人事を所掌している教育委員会で調査を進めていく。](#-教師用指導書購入議決漏れ問題の調査) | +| ⑥ 自律した機関を設ける必要性は。 | [各部署で対応すべき問題であり、新たに機関を設置する考えはない。](#-自律した機関の必要性) | + +## 通告書 + +<embed src="/pdf/20241129-ippan-situmon-yasutake-2p.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +### 質問する理由 +#### 事実捏造と虚偽答弁 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +本年6月定例会の一般質問で、市教委が市民から不正の訴えを受けて昨年10月から実施している調査について質問した。不正とは、市立花小金井小学校の教員もしくは市教委による事実の捏造が起き、それがそのまま市民へ報告されたというものだ。 + +対する教育長の答弁は「認識のそごがあったことにより事実に反する報告があったと認識されている。そごを認識した後すぐにおわびしており、意図をもって事実を捏造した事実はない」「対応は組織として行っており、担当者不在をもって対応が滞ることはない」というものだった。 + +しかし、不正の訴えをした市民は、この答弁も事実に反し問題は解決していないとして、本年9月末に新たに文書により不正の訴えをした。訴えのやり取りの中で、不正への対応が終結していないことや、担当職員の個人的な判断で対応が半年間放置されていたことも判明した。 + +この事例には小平市の抱える大きな問題が複数現れている。市民だけではなく、真面目に働く職員の福祉増進のためにも、組織として自浄作用を働かせる仕組みを構築しなければならないと考え、以下質問する。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ① 教育長は虚偽答弁をしたのではないか + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +教育長は市民におわびをしたと答弁した。しかし市民はおわびを受けておらず、そもそも謝罪に当たるやり取りは一切なかった。教育長は捏造された事実に基づく虚偽答弁をしたことになるが、見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +6月定例会で答弁したのは、令和4年11月に学校のコロナ対応に関する要望を保護者からいただいたことについて、当該保護者と学校及び教育委員会の間で認識にそごがあったことを把握したため、そのことについておわびしたものであり、虚偽の答弁をしたという認識はない。 + +</MessageBubble> + +#### おわびの日時は + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +教育長答弁をもっておわびをしたという意味か。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎 奈緒子)" align="left"> + +教育長答弁をもっておわびをしたという認識ではない。当該の保護者と指導課とのやり取りの中でおわびを申し上げた。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +おわびをした日時は分かっているはずだ。市民に伝えてほしい。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ② 議会答弁が事実ではなかった場合の対応 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +議会での答弁が事実ではなかったと判明した場合、一般的に市及び市教委はどう対応するか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +その場で対応できるときは発言の訂正または取消しの手続を行うことが考えられる。後に誤りが明らかになった場合には、案件の状況に応じた対応を検討する必要がある。 + +</MessageBubble> + +#### 過去の訂正事例とルール化 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +過去にそういったことはあったか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川 知樹)" align="left"> + +過去について全て把握しているわけではないが、記憶の中ではない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +間違いが判明したらホームページに訂正文を掲載するなど、対応をルール化すべきではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="総務部長(篠宮 智己)" align="left"> + +そのようなことがあった場合、相手の方におわびすることは想定される。ただ、想定できておらず今御答弁することはできない。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ③ 組織的対応と言えない状況への見解 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +前担当職員は体調不良により調査が滞り、現担当職員へ適切な引継ぎもなされていない。現担当職員は本年4月着任後、9月末に市民から新たな訴えがあるまで対応を放置していた。誰が見ても属人的理由により対応が滞っている。教育長答弁のように組織として対応しているとは言えない状況だが、見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +基本的には、各事業を所管する部署等において複数の職員が関わるとともに、必要に応じて関係部署等に相談することで組織的な対応を図っている。しかし、御指摘の案件については対応に時間を要してしまい、大変申し訳なく存じる。 + +</MessageBubble> + +#### 答弁のそごを認める + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +組織的に対応しているなら、教育長の事実に反する答弁には至らなかったはずだ。調査中であることを正直に答弁すべきだったのではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育部長(白倉 克彦)" align="left"> + +6月定例会の通告書の内容から読み取って答弁していたが、現在行っている調査についての内容と把握がうまく理解できていなかったため、答弁にそごが生じた。議員の今回の質問で具体的に書かれていたので、前回の答弁が食い違ってしまったことは大変申し訳ない。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ④ 市教委自ら調査することの問題 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +不正の訴えを、不正の生じている市教委自らが調査・検証し、最終的対処まで決めようとしている。しかも実際は長期間放置という不正を生じさせた本人である職員個人がその任を負わされている。これは事実捏造や虚偽答弁といった市教委のコンプライアンス姿勢に重大な欠陥があることを示す事案であり、少なくとも他の自立した部署が調査・検証を担うべきだ。現状では根本的問題が解決せず、当該職員にも余計な心理的負担を強いている。市の見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +当該事案を所管する部署がその権限と責任の中で組織として対応すべきものと考えている。 + +</MessageBubble> + +#### 職員に判断を任せている状況 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +なぜ教員の処分に至るような判断を1人の職員に任せている状況に見えるのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎 奈緒子)" align="left"> + +教員の処分について1人の職員が判断することはない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +いろいろ話を伺う中では、1人の職員が最終的な判断も担われているように見受けられた。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑤ 教師用指導書購入議決漏れ問題の調査 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +教師用指導書購入の議決漏れ問題についても、教育部長、教育指導担当部長の人事的な調査をコンプライアンス意識が共通する市教委自らが行っている。このやり方では根本的問題の解決に至らない。市の見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +人事を所掌している教育委員会で調査を進めていくものと認識している。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑥ 自律した機関の必要性 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +不正を訴えた市民は2年にわたり本件を問い合わせている。市長への手紙を含め様々な方法で訴えてきたが対応されなかった。監査事務局や内部統制の取組へ訴えても反応が鈍い。市には各部署のコンプライアンス違反を訴える先が存在しない。市民からのコンプライアンス違反の訴えを受けて真摯に対応する自律した機関を設ける必要があると考えるが、見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +各部署で対応していくべき問題と考えていることから、新たに自律した機関を設置する考えはない。 + +</MessageBubble> + +#### コンプライアンス通報窓口の提案 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +コンプライアンス違反もきちんと早めに対処することで、それぞれの職員も苦しい思いをしなくて済むし、市民も害を受けない。自浄作用のためのコンプライアンス違反を通報して是正に導く仕組みは、市長が言わなくても職員の発案だけで設けることができる。総務課でも何でもよいので、コンプライアンス違反の通報窓口をまず設けていただけないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川 知樹)" align="left"> + +事実関係は把握していないが、早めに対処する必要性はあると考える。ただ、第一義的には担当している権限と責任の中で当該組織が対応するべきものと考えている。 + +</MessageBubble> + +</div> diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/index.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/index.mdx new file mode 100644 index 0000000..8731426 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/index.mdx @@ -0,0 +1,6 @@ +--- +title: 12月定例会 +--- + +- [(1)いじめ対応の予算を拒否、市長と教育長の責任を問う](./1-ijime-yosan-kyohi-sityou-kyouikuchou-sekinin/) +- [(2)教育委員会の不正対応と、市組織としての自浄機能の必要性](./2-kyouiku-iinkai-husei-taiou-zijyou-kinou/) diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/1-tokiwakai-syougaisya-gyakutai.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/1-tokiwakai-syougaisya-gyakutai.mdx new file mode 100644 index 0000000..8725d82 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/1-tokiwakai-syougaisya-gyakutai.mdx @@ -0,0 +1,214 @@ +--- +first: 2025-02-28 +description: 令和7年度3月定例会における一般質問1件目のまとめ。社会福祉法人ときわ会での障害者虐待問題と市の対応を追及。 +title: "(1)ときわ会での障害者虐待問題等への市の対応について" +tags: + - 一般質問 + - 障害者虐待 + - 社会福祉法人 + - 土地貸付 +--- + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1554&schedule_id=5&minute_id=43&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=40&schedule_id=5&playlist_id=1&speaker_id=37&target_year=2025" /> + +## まとめ + +令和7年2月28日に行った4件の一般質問のうちの1件目です。 + +社会福祉法人ときわ会での障害者虐待問題について、施設内での特定政党による署名活動の実態、約500平方メートルの土地の60年にわたる無償貸付けの妥当性、虐待通報・相談の記録保存状況、60件以上に及ぶ虐待通報の調査進捗を問いました。令和2年に職員から市への通報があったにもかかわらず調査されずにもみ消された事案が明らかになり、市の怠慢な対応の責任を追及しています。 + +[🏷️タグ「障害者虐待」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/障害者虐待) + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| +| ① 施設内での署名活動の実態と市の認識は。 | [市は事実を把握しておらず、現在法人に確認中。](#-施設内での署名活動の実態) | +| ② 土地の有償貸付・売却の場合の想定金額は。 | [有償貸付は年額約250万円、売却は約1億2,000万円。](#-土地の有償貸付売却の場合の想定金額) | +| ③ 虐待通報等の記録は公文書として保存しているか。 | [受付の記録を行い、公文書として保存している。](#-虐待通報等の記録の保存) | +| ④ 虐待通報件数と調査の進捗状況は。 | [複数事案の可能性から他市と合同でアンケート調査を実施。全体としては調査完了。個別進捗は回答差し控え。](#-虐待通報件数と調査の進捗状況) | + +## 通告書 + +<embed src="/pdf/20250228-ippan-situmon-yasutake-1p.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +### 質問する理由 +#### ときわ会での虐待と市の対応 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +社会福祉法人ときわ会でお子さんが虐待を受けた保護者の方から話を伺った。お子さんは施設内で職員から「何をするんだ、このやろう」とどなられながら頭をたたかれ、睾丸を握られるといった虐待を受けていた。加害した職員は「昔からやっていた」「遊び半分でやっただけ」と証言し、オープンな場所で行っていたため他の職員も見ていたという。その後お子さんは階段から飛び降りる事故も起きている。 + +保護者はときわ会から一切知らされず、お子さんの問題行動が増える中で薬の影響か成長の過程かと悩み、主治医と相談する日々だった。自宅でも虐待を受けた行為をなぞるような行動が見られ、けがをすれば施設に行かなくて済むと思い詰めていたのかもしれないと保護者は話している。 + +令和2年に法人職員が市の担当者に通報したが、調査されることもなくもみ消された。市がきちんと調査して対応していれば、その後の暴行・虐待は防げたはずだ。小平市の怠慢の責任は重い。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ① 施設内での署名活動の実態 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +社会福祉法人ときわ会内で特定の政党による署名活動が複数回行われ、施設のサービスとは無関係の内容だったと聞く。疑問を感じつつ署名せざるを得ない雰囲気だったとも聞く。市は事実を認識しているか。調査が必要と考えるが、市の見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +市では事実や状況等を把握していないことから、現在、法人に対して事実等の確認を行っている。 + +</MessageBubble> + +#### 調査の方法と公表 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +法人に調査しても問題にならなそうなものだけ示してくる可能性もある。法人に批判的な立場の元職員も含めて関係者に聞き取りをし、事実関係を明らかにする必要があると思うが、見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井 健)" align="left"> + +まずは法人に対して事実確認を行っている。署名活動の有無、特定の政党によるものか、誰に対して・時間内か・敷地内かなど様々な角度で確認し、必要に応じて必要な方に確認を行っていく。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +調査結果は何らかの形で報告すべきではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井 健)" align="left"> + +現在のところ調査結果を公表する予定はない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +結果を公表しないとさらに信頼できない。署名活動の対象は職員だけでなく、利用者の家族や利用者本人、知人・友人、ボランティアにまで及んでいた。きょうされんという団体による署名活動も含まれ、毎年のように実施されている。このような署名活動は政治活動に該当するのか、業務に関連した活動なのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井 健)" align="left"> + +その辺も含めて確認中であり、現段階で妥当かどうかの回答は差し控える。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +政治活動かどうかの明確な区分がないとすみ分けができない。市は平和首長会議への公金支出について「政治的な活動に対して公金を支出するのはよくない」と述べている。基準をちゃんと示してほしい。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ② 土地の有償貸付・売却の場合の想定金額 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +昭和58年から令和25年まで60年間、ときわ会への無償貸付けが続く約500平方メートルの土地について、有償貸付けとした場合の想定金額及び売却した場合の想定金額は。路線価などの算出根拠と概算でよい。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +年額でおおむね250万円。売却した場合の想定金額はおおむね1億2,000万円。 + +</MessageBubble> + +#### 契約違反と解約の可能性 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +署名活動が政治活動なら、土地の契約書の指定用途「あさやけ作業所の施設用地として」に違反し、違約金や契約解除にも至る事態ではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="財務担当部長(相澤 良子)" align="left"> + +現時点ではそのような判断についての答弁は差し控える。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +政治活動を行っていいことになると何でもありになる。きょうされんの署名であっても、障害者のために働く人が署名を断るような内容だった。半ば強制的になされているのだとしたら非常に問題だ。きちんと調査して報告してほしい。無償貸付けはゆうやけ第1子どもクラブも同様で、調査が必要だ。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +契約上、正当な理由がなくても違約金を払えば契約解除できるのか、それとも絶対に解約できないのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="財務担当部長(相澤 良子)" align="left"> + +契約内容については、双方で必要に応じて協議することはあり得る。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ③ 虐待通報等の記録の保存 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +ときわ会関係者からの虐待通報や相談について、市は面談や電話の記録を全て公文書として正当に保存しているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +どの案件であっても、虐待通報等については受付の記録を行うとともに、公文書として保存している。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ④ 虐待通報件数と調査の進捗状況 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +報道された虐待通報に関連して60件以上が発見されている。このうち市へ通報・相談された件数を把握しているか。調査の進捗状況、対応は全て完了したのか、調査中と完了した件数、他市との共同調査の方法は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +複数の虐待事案の可能性があったことから、昨年度に他市と合同でアンケート調査を実施した。アンケートにより虐待を受けたと思われる障害者を発見した方からの事案については把握できている。個々の事案の調査進捗については回答を差し控えるが、当該アンケート全体としては調査を完了している。内容が他の自治体に及ぶ場合には連携を取りながら対応している。 + +</MessageBubble> + +#### 市の怠慢な対応 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +令和2年7月に虐待を通報された際、市の職員は面倒くさそうに「法人の○○さんですか。市の職員に現場の何が分かる」と言われたと電話口で答えている。事業者になめられている。所轄庁として東京都と同じ権限があり、土地の無償貸付けという優遇措置も続けている。問題が起きたら優遇措置を終わらせるといった強い態度に出ないと、住民福祉の増進は守れない。これは市長がなめられているということだ。 + +通報を受けた際の市の対応として、匿名でもできるはずの通報者の名前を執拗に聞く、通報後何の対応もしない(東村山市はすぐ安否確認に動いた)、ダニ被害発生について調査にすら来ない、法人が通報者を圧迫したことに対応しない(公益通報者保護法違反では)といった問題がある。これらについて一切検証や説明がなされていないが、内部で検証や再発防止策を講じているのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="健康福祉部長(櫻井 健)" align="left"> + +今回の一連の出来事が起こって以降、市としても慎重に内容を確認し、体制の在り方やこれまでの対応等も含めて各担当職員が意思を共有しながら状況確認をしている。 + +</MessageBubble> + +</div> diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/2-ijime-taisaku-iinkai-kinou-huzen.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/2-ijime-taisaku-iinkai-kinou-huzen.mdx new file mode 100644 index 0000000..1b4fcf4 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/2-ijime-taisaku-iinkai-kinou-huzen.mdx @@ -0,0 +1,192 @@ +--- +first: 2025-02-28 +description: 令和7年度3月定例会における一般質問2件目のまとめ。いじめ問題対策委員会の機能不全と調査の長期化問題を追及。 +title: "(2)いじめ問題対策委員会の機能不全を市はどう捉えているか" +tags: + - 一般質問 + - いじめ + - 対策委員会 + - 重大事態調査 +--- + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1554&schedule_id=5&minute_id=43&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=40&schedule_id=5&playlist_id=1&speaker_id=37&target_year=2025" /> + +## まとめ + +令和7年2月28日に行った4件の一般質問のうちの2件目です。 + +小平市教育委員会いじめ問題対策委員会について、第三者性に欠ける委員構成や不適切な言動、被害者家族との対立が続いている状況を追及しました。報告書案から暴行事実の記載が抜け落ち、加害者側に有利なコメントだけが取り上げられる偏った内容になっていること、進学後のいじめ再発について委員長が強い口調で記載を拒否し弁護士委員が訴訟を勧めたこと、調査が3年以上長期化しているケースがあることなどを指摘。市は「公平中立な調査」との認識を示すも、具体的な答弁を避ける姿勢が目立ちました。 + +[🏷️タグ「いじめ」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/いじめ) + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| +| ① 暴行事実が報告書案に記載されていない問題。 | [公平中立に調査し、可能な限り詳細に事実関係を明らかにしている。](#-暴行事実の不記載と報告書の偏り) | +| ② 進学後のいじめ再発記載拒否と訴訟勧奨。 | [調査制度の限界を説明した上で、個人的見解として訴訟提起を情報提供したもの。](#-進学後のいじめ再発記載拒否と訴訟勧奨) | +| ③ 学校の対応は主な調査対象にならないとの発言。 | [いじめ行為が主な調査対象であり、学校の行為は主な対象ではないことを説明したもの。](#-学校の対応は調査対象にならないのか) | +| ④ 調査事項としなかった事項がある問題。 | [調査方針決定前に必ず了解を得て調査を開始している。](#-調査事項としなかった事項) | +| ⑤ 副委員長のいじめ定義に関する誤った認識。 | [いじめの定義を踏まえた上での事例の一つとしての発言であり、慎重に判断すべきとの趣旨。](#-副委員長のいじめ定義に関する発言) | +| ⑥ 調査長期化で被害者が新たな被害。対策は。 | [事案により長期化はやむを得ない。偏った裁定で事実を歪曲する事案はない。](#-調査長期化への対策) | +| ⑦ 調査長期化について市の考えは。 | [長期化は望ましくないと認識しているが、調整に時間を要することもある。](#-調査長期化への市の認識) | +| ⑧ 被害家族への訴訟費用助成制度の導入は。 | [寝屋川市とは背景が異なるため、慎重な検討が必要。](#-訴訟費用助成制度の導入) | + +## 通告書 + +<embed src="/pdf/20250228-ippan-situmon-yasutake-2p.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +### 質問する理由 +#### 対策委員会の機能不全 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +小平市教育委員会いじめ問題対策委員会は、第三者性に欠ける委員構成や不適切な言動が見受けられ、いじめ被害者家族との対立が続いている。調査内容にも疑問の声が多く、対応も不適切だ。 + +例えば、ある学校で重大ないじめが発生した際、対策委員会が調査を担うという名目で学校は加害者の指導など本質的な対応を行わなかった。被害者側が提出した証拠資料も適切に扱われず、十分な調査のないまま2年が経過し、不登校や進学後のいじめ再発につながった。 + +昨年5月に公表された調査報告書を見ても、対策委員会が隠蔽や責任回避のために機能していると疑わざるを得ない。人員・予算不足という事情があるとしても、市教委から説明がないまま問題なしとする姿勢では、被害者や家族と信頼関係は築けず、人権侵害の状況は続く。 + +全国平均では85%が1年未満で調査を終えている一方、小平市では3年以上かかっているものが1件、2年3か月のものが1件ある。遅れは保護者の要望が原因ではない。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ① 暴行事実の不記載と報告書の偏り + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +対策委員会の調査開始前から、関係児童・加害児童・教員への聞き取りで暴行の事実が明らかになっていた事案がある。証拠も提出済みだが、報告書案にはこの件について記載がなく、学校対応の是非についても触れられていない。報告書には関係する事件を網羅的に記述し、学校の対応も含めて明確に示すべきと考えるが、市の見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +いじめ防止対策推進法及びいじめの防止等のための基本的な方針に基づき、対策委員会が調査主体となり公平中立に調査を行っており、客観的な分析と検証により可能な限り詳細に事実関係を明らかにしているものと捉えている。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ② 進学後のいじめ再発・記載拒否と訴訟勧奨 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +被害者家族が進学後のいじめ再発について報告書に記載するよう求めたところ、新藤委員長は学校が異なることを理由に強い口調で記載を拒否。長谷川委員は加害者への訴訟を勧めた。いじめ再発は重大な問題であり、報告書には進学後の再発事実を記載し、加害者指導の妥当性や進学先への情報提供の方法を検証すべき。2年間調査後に訴訟を勧めるのは調査組織として無責任とも思えるが、市の見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +調査項目外の内容について、対象児童及び保護者より要望を受けた際に、いじめの重大事態調査の制度では限界があることを委員から説明した上で、個人的な見解として関係児童に対する訴訟の提起があることを情報提供したものと捉えている。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ③ 学校の対応は調査対象にならないのか + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +教員の行為が発端となったいじめに関し、被害者家族が学校の関わり方に問題はなかったか調査を求めたところ、長谷川委員は「学校の対応は主の調査事項にはなり得ない。追求するなら市を相手に国家賠償請求訴訟を提起すべき」と発言した。学校の対応を調査対象としないのは妥当か。また訴訟を勧める考え方について、市の見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +いじめの重大事態調査は、いじめの事実関係を整理し同種の事案の再発防止に向けた提言を行うものであり、委員の発言は児童・生徒間におけるいじめ行為が主な調査対象であり、学校の行為については主な対象とはならないことを説明したものと捉えている。訴訟については、法律上の位置づけとして訴訟の提起という方法があることを説明したものと捉えている。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ④ 調査事項としなかった事項 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +被害者側の書状提出や調査要望があったにもかかわらず、また学校の調査では調査対象に含まれていたことなのに、対策委員会が調査事項としなかった事項がある。これは問題ではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +調査実施前に調査主体が対象児童・生徒及び保護者に対し調査方針案を示し説明を行っている。いただいた要望等については可能な限り調査事項に追加し、調査方針の決定前には必ず了解を得て調査を開始している。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑤ 副委員長のいじめ定義に関する発言 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +中村副委員長は「行為があり被害側が苦痛を訴えても、行為を行った側に加害の意思がない場合、いじめと認定できない可能性もある」と発言している。これはいじめの定義として誤った認識と考えるが、市の見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +いじめの定義は、いじめ防止対策推進法第2条に規定されているものと認識している。副委員長の発言は、いじめの定義を踏まえた上で事例の一つとして話していることであり、状況により慎重に判断していかなければならないという趣旨の発言であると捉えている。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑥ 調査長期化への対策 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +ある学校長が「いじめ重大事態の扱いになれば解決に時間がかかる」と語ったそうだが、小平市では実際に長期化する事例が多い。学校調査で実態がほぼ判明していたのに、対策委員会の調査で長期化し、提出された証拠は採択されず偏った裁定で事実が歪曲された例もある。対策委員会の調査が行われたせいで被害者と家族は新たな被害を受けている。委員は4月に更新されるが、今後このような事態を防ぐために市は対策を講じるべきではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +事案によっては調査が長期化することはやむを得ないと捉えているが、対策委員会は公平公正な調査を行っていると認識しており、偏った裁定で事実を歪曲する事案があったとは考えていない。あらかじめ了解を得た調査方針に基づき公平公正に調査しているが、調査を進める中で調整に時間を要することもある。今後も国のガイドラインに沿った対応に努める。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑦ 調査長期化への市の認識 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +そもそもいじめ重大事態の調査が長期化していることについて、市はどう考えているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +事案によっては調査が長期化することはやむを得ないことと捉えているが、調査の長期化は対象児童・生徒及び保護者にとっても望ましいことではないと認識している。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑧ 訴訟費用助成制度の導入 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +弁護士委員が訴訟を勧める発言をしている状況を踏まえれば、被害者側が法的手段を執るのが適切な場面もある。寝屋川市のように被害家族への訴訟費用助成制度を導入してはどうか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +寝屋川市と本市とではこのような取組を行う背景も異なっていると思われるため、慎重な検討が必要であると捉えている。 + +</MessageBubble> + +</div> diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/3-kaitei-ijime-bousi-kihonhousin.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/3-kaitei-ijime-bousi-kihonhousin.mdx new file mode 100644 index 0000000..b6d538c --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/3-kaitei-ijime-bousi-kihonhousin.mdx @@ -0,0 +1,273 @@ +--- +first: 2025-02-28 +description: 令和7年度3月定例会における一般質問3件目のまとめ。改定されたいじめ防止基本方針の問題点を追及。 +title: "(3)改定されたいじめ防止基本方針の問題点について" +tags: + - 一般質問 + - いじめ + - 基本方針 + - パブリックコメント +--- + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1554&schedule_id=5&minute_id=43&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=40&schedule_id=5&playlist_id=1&speaker_id=37&target_year=2025" /> + +## まとめ + +令和7年2月28日に行った4件の一般質問のうちの3件目です。 + +小平市いじめ防止基本方針が改定され、請願に沿った改善があった一方で、重要な追加記載について説明がなされなかった問題を追及しました。被害側に対する別室学習・オンライン授業の記載があるのに加害側の別室指導や出席停止への言及がない偏り、不登校重大事態の判断主体が明示されていないこと、所見を一律非公表とする方針の不適切さ、パブリックコメントを実施していない問題などを指摘。市は「被害者を排除する認識はない」「慎重に検討した」と答弁しましたが、当事者の声を反映する機会がないことへの根本的な問題提起となりました。 + +[🏷️タグ「いじめ」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/いじめ) + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| +| ① 委員の選定方法の具体的内容は。 | [4月1日改選に向け、ガイドラインに沿い職能団体からの推薦等により任命予定。](#-委員の選定方法) | +| ② 報告書作成を委員が担当する方向か。 | [今後は事務局の補佐を行わないこととした。](#-報告書作成の担当) | +| ③ 条例等で明文化するか。 | [条例等に規定する予定はない。](#-条例等による明文化) | +| ④ 被害側だけ別室学習・オンラインの偏り。 | [被害者を守り通す決意で記載。被害者を排除する認識はない。](#-被害側別室学習オンラインの偏り) | +| ⑤ 4の方針は誰の発案でどう決まったか。 | [担当部署が検討し、対策委員会に諮問し答申を受けて決定。](#-方針の決定過程) | +| ⑥ 1号・2号重大事態の判断主体は。 | [学校が発生報告時に判断し報告書に記載。調査主体は教育委員会が判断。](#-号号重大事態の判断主体) | +| ⑦ 学校調査の場合の第三者性明記は。 | [ガイドラインに基づき第三者性は確保。方針への記載の必要なし。](#-学校調査の場合の第三者性明記) | +| ⑧ 提言の具体化と初回報告は。 | [校内研修を年3回以上実施。初回報告は2月の教育委員会定例会で実施済み。](#-提言の具体化と報告) | +| ⑨ 所見を一律非公表とする方針の決定過程。 | [教育委員会で検討し対策委員会に諮問し答申を受けて決定。](#-所見の一律非公表の方針) | +| ⑩ 一律非公表は不適切では。 | [二次的被害のおそれ。国のガイドラインも所見までの公表を求めていない。削除予定なし。](#-一律非公表の不適切性) | +| ⑪ なぜ生活文教委員会で説明しなかったか。 | [主にガイドライン改訂等を受けた追記内容の説明であり、所見非公表は説明対象外。](#-委員会での説明欠如) | +| ⑫ 請願第13号の内容を基本方針に含めるべきでは。 | [公文書管理条例に基づく記録は、いじめに限定されることではないため記載していない。](#-請願第号の内容反映) | +| ⑬ パブリックコメントを実施しない理由は。 | [基本方針はパブコメ対象となる計画や条例ではないため。](#-パブリックコメント未実施) | + +## 通告書 + +<embed src="/pdf/20250228-ippan-situmon-yasutake-3p.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +### 質問する理由 +#### 改定方針の問題点 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +小平市いじめ防止基本方針が改定され、全会一致で採択された請願に沿い報告書の提言等を汎用性の高い施策として具体化し、取組状況を半年ごとに教育委員会定例会で報告することが決まった。対策委員会の委員選定方法の改善や委員交代の予定、報告書作成を委員が担うこと等も報告され、迅速な対応に感謝する。 + +しかし、今回の事務報告では説明がなされなかった重要な追加記載がある。これらの記載があることで、いじめ対応の抜本的改善がおろそかになり、いじめを許さないに反する内容ともなっているため、早急に修正いただきたい。また、そもそもこうした方針の策定に当事者の声を反映する機会がないことも問題である。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ① 委員の選定方法 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +今年度末に対策委員会の委員が交代する予定と聞いたが、その選定方法も含めた具体的内容は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +委員の任期は2年となっており、本年4月1日の改選に向け、国のいじめの重大事態の調査に関するガイドラインに沿い、職能団体からの推薦等により任命する予定である。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ② 報告書作成の担当 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +報告書の作成は当初から対策委員会の委員が担当する方向と聞いたが、決定したのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +これまでは教育委員会事務局が原案の作成の補佐を行っていたが、今後は補佐を行わないこととした。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ③ 条例等による明文化 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +1や2に関し、条例等で明文化する予定か。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +条例等に規定する予定はない。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ④ 被害側別室学習・オンラインの偏り + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +改定版の基本方針に、いじめを受けたことにより授業に参加できない児童・生徒に対して、別室による学習支援やオンライン授業等を実施するとある。一方で、加害側の別室指導や出席停止については一切言及がない。なぜ被害側が別室学習やオンライン授業を受けなければならないのか。加害者ではなく被害者を排除する内容となっているが、その偏りは理解しているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +学校がいじめを受けた対象児童・生徒を徹底して守り通すという決意で、対象児童・生徒に対する心のケアや必要な支援を記載したものである。関係児童・生徒への指導及び支援についても継続的に取り組むことが必要であると捉えており、被害者を排除する内容であるとの認識はない。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑤ 方針の決定過程 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +法や国のガイドライン等には該当の記載がない一方、改定版に記載のない加害側の別室指導や出席停止は法律に記載がある。この4の方針は誰の発案で、どこでどう議論され決まったか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +担当部署が中心となり検討を進め、関係課とも連携を図りながら組織的に作業を進めてきた。その後、改定案について対策委員会に諮問し、その答申を受けて決定した。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑥ 1号・2号重大事態の判断主体 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +改定版に「不登校重大事態については、原則として学校主体で調査を行う」とあるが、第1号と第2号の区別は誰がどのタイミングで判断するのか。特に申立てによる重大事態で判断主体が明示されていない。判断が曖昧な事案について調査組織の構成をどう決めるのか説明を求める。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +いじめ防止対策推進法第28条の規定により、学校が重大事態発生の報告を教育委員会に行う際に、事案の内容や対象児童・生徒の状況等を踏まえ判断し発生報告書に記載している。調査主体の決定については、国のガイドラインに基づき教育委員会が判断している。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑦ 学校調査の場合の第三者性明記 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +学校が調査する場合の組織構成について説明がない。この記載では第三者を入れた調査は必要ないと考える学校が出てくる可能性がある。国のガイドラインに従い調査組織の第三者性について明記を求めるが、市の見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +国のガイドラインでは、第三者とは当該いじめ事案の関係者と直接の人間関係又は特別の利害関係を有しない者とされている。現在、本市の調査においてはガイドラインに基づき第三者性が確保されているため、基本方針への記載の必要はないと認識している。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑧ 提言の具体化と報告 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +これまで報告された報告書の提言は具体化するのか(したのか)。半年に1回報告する初回はいつか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +提言のあった内容については真摯に受け止め、教職員を対象に年間3回以上の校内研修を実施し、いじめをしない、させない学校風土の醸成を図る等の施策として実施している。初回報告は、今月20日の教育委員会定例会において報告した。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑨ 所見の一律非公表の方針 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +改定版に「対象児童・生徒及び保護者による調査結果に係る所見をまとめた文書については公表しない」とある。国のガイドラインでは公表の可否を示していない。この方針は誰の発案でどこでどう議論され決まったのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +教育委員会において検討し、基本方針改定案として対策委員会に諮問し、その答申を受けて決定している。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑩ 一律非公表の不適切性 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +所見をまとめた文書は内容に応じて公表の可否を判断すべきであり、基本方針で一律に公表しないとするのは不適切ではないか。この方針部分は削除すべきと考えるが、市の見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +所見を公表することで、加害者側への誹謗中傷など二次的な被害が及ぶおそれがあるなどの課題がある。また、国のガイドラインにおいても、公表を求められているのは対策委員会の責任で作成された調査報告書であり、被害者側の所見についてまで公表を求めているものではない。これらのことから、被害者側の所見を公表しないとした記述について削除する予定はない。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑪ 委員会での説明欠如 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +報告書作成中の保護者から所見公表の要望があり、請願事項としても当初議論され重要な論点だった。なぜ1月の生活文教委員会事務報告で主要な追加点として説明しなかったのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +今回の報告は、主に国のガイドラインの改訂及び請願第7号が採択されたことを受けて追記した内容を説明したものであるため、調査結果に係る所見をまとめた文書を公表しないことについては説明しなかった。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑫ 請願第13号の内容反映 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +全会一致で採択された請願第13号の文書で記録に残すことも基本方針に含めるべきと考える。なじまないとの説明だったが理由は何か。全会一致で採択された請願の内容は基本方針に最大限反映すべきでは。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +全会一致で採択された請願の内容は大変重く受け止めているが、小平市公文書等の管理に関する条例に基づいて文書で記録を残すことについては、いじめに係る事項に限定されることではないため記載していない。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑬ パブリックコメント未実施 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +基本方針も感染症予防ガイドラインもそうだったが、不利益を被る立場の市民の声はきちんと反映すべきだ。他市ではこうした方針についてもパブリックコメントを実施しているが、小平市が行わない理由も含めて市の見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +小平市いじめ防止基本方針は、パブリックコメントの対象となる小平市自治基本条例第10条第1項に掲げる計画や条例などではないことから、パブリックコメントは実施していない。 + +</MessageBubble> + +</div> diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/4-kyouikutyou-kyogi-touben-harasumento.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/4-kyouikutyou-kyogi-touben-harasumento.mdx new file mode 100644 index 0000000..3431d21 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/4-kyouikutyou-kyogi-touben-harasumento.mdx @@ -0,0 +1,126 @@ +--- +first: 2025-02-28 +description: 令和7年度3月定例会における一般質問4件目のまとめ。教育長の虚偽答弁と職員へのハラスメント的対応を追及。 +title: "(4)引き続き教育長の虚偽答弁とハラスメントについて" +tags: + - 一般質問 + - 教育委員会 + - 虚偽答弁 + - ハラスメント +--- + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1554&schedule_id=5&minute_id=43&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=40&schedule_id=5&playlist_id=1&speaker_id=37&target_year=2025" /> + +## まとめ + +令和7年2月28日に行った4件の一般質問のうちの4件目です。 + +昨年6月と12月定例会で追及した事実捏造問題について、教育長の虚偽答弁が続いている状況を改めて問いました。教育長は「おわびをした」と答弁したものの、後日提示された「おわび」とは、事実捏造とは全く関係のないメールの一文であり、筋の通らない対応が続いています。また、問題の職員に対応を任せたまま「報告できる内容はございません」という異様なメールを週次で送信し続ける状況は、保護者だけでなく職員に対するハラスメントでもあると指摘。面談による誠実な対応を求めましたが、時間切れとなりました。 + +[🏷️タグ「教育委員会」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/教育委員会) + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| +| ① 教育長は事実関係を理解して答弁してきたか。 | [自身で内容を確認し事実関係を理解した上で答弁した。](#-教育長の事実認識) | +| ② なぜ不適切な対応を続けるのか。 | [所管する部署が権限と責任の中で組織として対応すべき。](#-不適切な対応の継続) | + +## 通告書 + +<embed src="/pdf/20250228-ippan-situmon-yasutake-4p.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +### 質問する理由 +#### 虚偽答弁とハラスメントの継続 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +昨年6月と12月定例会の一般質問で、教員もしくは市教委による事実捏造が起きたことについて質問した。6月の一般質問に対する教育長答弁は、事実捏造ではなく「認識のそごがあり、そごを認識した後すぐに当該保護者におわびをした」というものだった。しかし、その保護者はおわびを受けた事実がないため、12月定例会で再度質問すると、改めて「おわびをした」と答弁があった。 + +おわびした日時を保護者へ伝えるよう要望すると、後日、指導課は当該保護者にメールを送信した。「おわび」とするのは「当課が質問の趣旨を理解し切れず、何度も御連絡をいただくことになっていることは申し訳なく思いますが、当課といたしましては最大限の努力をしていると認識しております」というメールの一文だという。しかし、このメールには事実捏造のことや認識のそごのことは何も書かれていない。全く筋の通らない話だ。 + +さらに、この事実捏造の調査に絡んで、職員に異常な対応をさせ続けている。保護者や職員がハラスメントを受けている状態が続いており、市のリソースも消費され続けている。人間は誰しも間違えることがある。誤りを認め、おわびをし、何らかの対処をして、同様のことが起きないようにすればよい。何を懸念して当たり前の対応ができないのか。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ① 教育長の事実認識 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +事実捏造のことを問うていたのに全く関係のない答弁がなされ続けた。昨年6月定例会の通告書にも保護者からのメールにも詳細は書かれており、読めば理解できる内容である。教育長は自身で内容を確認され、事実関係を理解された上で答弁されてきたか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +私自身が内容を確認し、事実関係を理解した上で答弁したものである。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ② 不適切な対応の継続 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +事実捏造の件については、担当していた職員が対応を放置していたことが判明している。そのため保護者は、その放置していたことについても調査を要求し、別の担当者に対応してもらうよう要望した。しかし市教委はその職員に対応を任せたままにし、週次で「報告できる内容はございません」という異様なメールを保護者へ送信し続ける状況となっている。保護者から再三の要請があっても対応を変えていないし、なぜこのような状況を続けているのか説明も皆無だ。これは保護者だけではなく職員に対するハラスメントでもあると考える。なぜ小平市教育委員会はこのような対応を続けるのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +一般的に、当該事案を所管する部署が、その権限と責任の中で組織として対応すべきものと考えている。 + +</MessageBubble> + +#### メールは全員が見られるのか + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +担当者が送信しているメールは教育委員会の全員が見られる状況か。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育部長(白倉 克彦)" align="left"> + +担当者が送信しているメールは、教育委員会全員が見ることはできない。 + +</MessageBubble> + +#### 面談を求める + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +市民とちゃんと話し合っていただけるか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育部長(白倉 克彦)" align="left"> + +責任の中で組織として対応している中で、今回、担当のほうから御連絡等は差し上げるものと考えている。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +面談して対応していただきたいが、いかがか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="(時間切れ)"> + +</MessageBubble> + +</div> diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/index.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/index.mdx new file mode 100644 index 0000000..1941006 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/3gatu/index.mdx @@ -0,0 +1,8 @@ +--- +title: 3月定例会 +--- + +- [(1)ときわ会での障害者虐待問題等への市の対応について](./1-tokiwakai-syougaisya-gyakutai/) +- [(2)いじめ問題対策委員会の機能不全を市はどう捉えているか](./2-ijime-taisaku-iinkai-kinou-huzen/) +- [(3)改定されたいじめ防止基本方針の問題点について](./3-kaitei-ijime-bousi-kihonhousin/) +- [(4)引き続き教育長の虚偽答弁とハラスメントについて](./4-kyouikutyou-kyogi-touben-harasumento/) diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/1-singakusaki-ijime-jouhou-hikitugarezu-saihatu.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/1-singakusaki-ijime-jouhou-hikitugarezu-saihatu.mdx new file mode 100644 index 0000000..f6a9311 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/1-singakusaki-ijime-jouhou-hikitugarezu-saihatu.mdx @@ -0,0 +1,563 @@ +--- +first: 2024-05-23 +description: 令和6年度6月定例会における一般質問1件目のまとめ。 +title: "(1)進学先へいじめ情報引き継がれず再発、教育長答弁と真逆だが" +tags: + - 一般質問 + - いじめ重大事態 + - 教育委員会 +--- + + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1483&schedule_id=4&minute_id=43&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=37&schedule_id=3&playlist_id=2&speaker_id=37&target_year=2024" /> + +## まとめ + +令和6年6月6日に行った4件の一般質問のうちの1件目です。 + +[🏷️タグ「いじめ重大事態」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/いじめ重大事態) + + + +小学校で認定されたいじめ重大事態の被害児童が、加害児童と共に市立中学校へ進学した後、いじめが再発した問題を追及しました。教育長が「進学先へ引き継いでいる」と答弁していたにもかかわらず、実際には氏名と概要のみの不十分な引継ぎしか行われておらず、結果として被害が拡大しました。教育長の虚偽答弁と責任の重さを厳しく問いました。 + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| +| ① 答弁と逆だが何を引き継いだ? | [関係児童の氏名、当該事案の概要など。個別事案に応じ必要な引継ぎをしている。](#-答弁と逆だが何を引き継いだ?) | +| 具体的に何を引き継いだ? | [一般的には、学習、生活の様子、友人関係、児童の個性や特性、特徴など。進学の際は配慮を要する関係性も。](#具体的に何を引き継いだ) | +| 学校の対応状況を認識している? | [学校が必要な情報を引き継いでいない認識はない。必要な情報は確実に引き継ぐよう指導している。](#学校の対応状況を認識している) | +| 実態はほぼ何も引継いでないが? | [そのような報告は受けていない。](#実態はほぼ何も引継いでないが) | +| いじめが再発しているがそれでよいのか? | [引継ぎは十分行い、学級編成の際に配慮を要することも伝え、(生徒同士を)別の学級にもしている。](#いじめが再発しているがそれでよいのか) | +| 氏名と概要を引継いだというが、いつ学校に確認した? | [資料がなく、今ここで日時は言えない。](#氏名と概要を引継いだというがいつ学校に確認した) | +| 氏名と概要の引継ぎでは足りないが? | [学校からは必要な引継ぎをしたと報告を受けている。](#氏名と概要の引継ぎでは足りないが) | +| 引継いだと言っているのは小学校? | [そう。](#引継いだと言っているのは小学校) | +| 中学校には聞かなかったのか? | [聞いてはいないが、やり取りの中で情報を補足することもあったため、概要について十分引継ぎできている認識。](#中学校には聞かなかったのか) | +| その場しのぎの態度でよいのか? | [必要な引継ぎは確実に行うようにと指示を出しており、学校からも必要な引継ぎをしたと報告を受けている。](#その場しのぎの態度でよいのか) | +| ② 重大事態の調査結果が出るまでは、いじめ情報を引き継げない? | [事案により異なるが、調査結果が出る前でも、進学に際し必要な内容は伝えている。](#-重大事態の調査結果が出るまでは、いじめ情報を引き継げない?) | +| 引継ぎ不足がいじめ再発を招いたという認識なし? | [引継ぎは一律に行うものではないと言われている。事案ごとに必要な引継ぎはしている。](#引継ぎ不足がいじめ再発を招いたという認識なし) | +| 引継ぎを見直す予定はない? | [そうは言ってない。必要な引継ぎができるよう、学校には指導助言していく。](#引継ぎを見直す予定はない) | +| ③ 重大事態の調査結果が出るまでは、指導できない? | [いじめが確認された場合は、加害側への指導・助言を継続的に行うものと捉えている。](#-重大事態の調査結果が出るまでは、指導できない?) | +| 学内組織による通常のいじめ対応は? | [校内委員会で対応し、必要な調査・指導をしている。](#学内組織による通常のいじめ対応は) | +| いじめ重大事態でもそのプロセスは走る? | [事案ごとに違う。不登校だったり緊急性が生じたりすることもあるので、応じた調査対応をしている。](#いじめ重大事態でもそのプロセスは走る) | +| 通常のいじめ対応をする学内組織と第三者委との情報連携は? | [必要な情報の連携はしている。面談に応じることもあるし文書で情報共有することもある。](#通常のいじめ対応をする学内組織と第三者委との情報連携は) +| 調査中でも指導できる? | [できる。](#調査中でも指導できる) | +| 「調査中でも指導できる」は明文化されている? | [意見として受けたい。](#調査中でも指導できるは明文化されている) | +| ④ いじめ情報引継ぎ時の課題は? | [互いに必要とする情報を理解し共有することが課題。必要に応じて適宜機会を設定しながら丁寧に引継ぐことが重要。](#-いじめ情報引継ぎ時の課題は?) | +| 個人情報審議会への諮問が必要なこともある? | [加害側が情報を出したくないときは、個人情報を保護するため控えることもある。](#個人情報審議会への諮問が必要なこともある) | +| ⑤ 学校いじめ防止基本方針が改訂されていないが? | [現在、小平市いじめ防止基本方針の改定に向け準備進めている。各校の学校いじめ防止基本方針は、この改定後に見直しする予定。](#-学校いじめ防止基本方針が改訂されていないが?) | + + + +## 通告書 + + +<embed src="/pdf/20240606-ippan-situmon-yasutake-1.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + + + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +*「真逆」は若者言葉だそうですので、以下では「逆」という表現にしてあります😅。 + +### 質問する理由 +#### 情報が引継がれず進学先でいじめ再発 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +市立小学校で認定されたいじめ重大事態(以下、重大事態と呼ぶ)の被害児童が、加害児童とともに市立中学校へ進学した。その後、同中学校で関連のいじめが再発。学校内いじめ対策組織により正式にいじめと認定された。 + +同中学校は加害生徒の指導をするうえで「小学校で起きた重大事態を前提とした指導はできない」旨の説明をし、理由として **「小学校でのことは公式には引き継がれていない」** ためとした。 + +重大事態の調査は小平市いじめ問題対策委員会に委ねられている。そのため調査状況について進学先の学校が把握していないことは理解できる。 + +しかし調査状況とは関係ない**児童間の関係性**や、**当該児童に指導・説明した内容**も進学先の学校へ引き継がれていない。これでは連続性のあるいじめの対処・指導ができない。 + +<ExternalLink href="https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/061/061064.html">小平市いじめ防止基本方針</ExternalLink> や、学校いじめ防止基本方針に著しく反する状況だ。 + +</MessageBubble> + +#### 12月の教育長答弁は嘘だった + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +私は[昨年12月定例会の一般質問](../../../r5d/12gatu/ijime-higaisya-keizoku-hogo/#bold-hanasyo-jouhou-teikyou-kieta)で、<ExternalLink href="https://www.kodaira.ed.jp/swas/index.php?id=hanakoganei&frame=frm648fef4c5bcb6">小平市立花小金井小学校の学校いじめ防止基本方針</ExternalLink> について質問した。 + +同基本方針の令和4年度版までは **「被害・加害児童の情報を進学先中学校に提供し、いじめが繰り返されないようにする」** 旨の記載があったが、令和5年度版ではその記載が消えている。これはなぜかという質問だった。 + +教育長は次のとおり答弁した。 + +> 当該小学校におきましては、進学先において同種の事案が繰り返されることがなく、被害児童及び関係児童が円滑な学校生活を送ることができるよう配慮することを第一に中学校へ引継ぎしていることから、基本方針に特段明記する必要はないと判断し、記載しておりません。 + +しかし、上記のとおり、小学校の情報は中学校へ引き継がれず、いじめが再発した。青木教育長の答弁は嘘だったことになる。 + +</MessageBubble> + +#### 教育長の責任は重い + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +保護者から、そして議会で明確に指摘されたにもかかわらず、**教育長は事実を確認して改善につなげる職務を怠り、いわば虚偽の答弁で指摘をやり過ごした**とも言える。その結果、**生徒が被害にあっている**。教育長としての責任は重いと考えることから、以下質問する。 + +</MessageBubble> + +### ① 答弁と逆だが何を引き継いだ? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +小学校でのいじめ事案に関し、昨年末に青木教育長は **「同種事案が繰り返されることなく、被害及び関係児童が円滑な学校生活を送れるよう中学校へ引き継いでいる」** 旨の答弁をした。 + +しかし引継ぎの事実はない。いじめは再発した。 + +教育長は具体的に何を引き継いだとしたのか。答弁と逆の事態になっていることに責任を感じているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +いじめ重大事態の引継ぎについては、関係する児童の氏名、当該事案の概要など、個別の事案に応じて必要な引継ぎを行っているため、昨年12月の答弁と逆の事態になっているとは捉えていない。 + +</MessageBubble> + +#### 具体的に何を引き継いだ? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +具体的に何を引き継いだのか。 + +加害と被害は誰で、誰が関係者で、どんないじめがあり、どんな指導をしたか。今後どういった状況で再発する可能性もあるので、どういった注意が必要だとか、そういったことは引き継いだか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +個別事案の引継ぎについて答弁は差し控えるが、一般的には学習、生活の様子、友人関係、児童の個性や特性、そのほか、ピアノが弾けるとか、走るのが速いといったような特徴などを引き継いでいる。 + +また進学に際しては、学級編成の際に配慮を要する関係性にあるときにはその旨も伝え、進学先で同種の事案が起こらないよう努めている。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +個別の事案について、何が課題だったかを深掘りしていかないと、ほかの事案についても改善できない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +保護者からは、小学校は **重大事態発生の届けを読み上げ、関係生徒の名前を読み上げただけ** だったと聞いている。関係生徒というのも、加害が誰かとか、そういった話もなかったのでと思う。 + +被害者が長い時間かけて中学校の校長先生とお話しされ、中学校の校長先生が背景を汲み取ってくださり、やっと、なるほどという話だったようだ。 + +それでもなお、**小学校で過去にどこまでの指導がなされたかすらわからない**、そういう状況だった。中学校も困っているのが事実だそう。 + +本質的な引継ぎができていないのが実態。 + +</MessageBubble> + +#### 学校の対応状況を認識している? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +教育委員会は理想(論)で「こういったことをしてください」と言う立場と思うが、学校はきちんとそういったことができていない。そのような状況は認識しているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +学校が必要な情報を引き継いでいないという認識はない。必要な情報は確実に引き継ぐよう指導している。 + +</MessageBubble> + +#### 実態はほぼ何も引継いでないが? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +小学校は、重大事態の発生の届けを読み上げて、関係生徒の名前を読み上げただけだった、それが引継ぎだった、という事実は認識しているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +そのような引継ぎを行ったという報告は受けていない。 + +</MessageBubble> + +#### いじめが再発しているがそれでよいのか? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +報告を受けていないから分からないというのは大きな問題。 + +引継ぎできていないからいじめが再発しているのに、それでよいのか。 + +「引継ぎができてなくていじめが再発しても私たちは知りません」と言っているのと同じだ。それでよいのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +必要な引継ぎはしている。 + +今回再発をしたということだが、引継ぎは十分に行った上で、学級編成の際に配慮を要することも伝え、(生徒同士を)別の学級にもしている。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +本当に分からない。なぜそういう答弁をしなくてはならないか。嘘の答弁をしてよいのか。 + +</MessageBubble> + +#### 氏名と概要を引継いだというが、いつ学校に確認した? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +一応聞くが、氏名と概要を引き継いでいるといった内容を、いつ学校に確認したか。 + +前回私が質問したときに確認したか、それとも今回の一般質問通告書が出されてから確認したか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +当該の小学校が当該中学校への引継ぎをいつ行ったかという日付までは今把握していない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +いやいや、教育委員会が、引継ぎ内容をいつ学校に確認したか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +教育委員会がいつ、その報告を聞いたかについては今ここで日時を言うことはできない。資料がない。 + +</MessageBubble> + +#### 氏名と概要の引継ぎでは足りないが? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +一応聞くが、先ほど「さまざま必要な情報を引き継ぐよう学校には言っている」と答弁したことと齟齬があるのではないか。 + +教育委員会が求めている引継ぎとして、氏名と概要だけだと足りないのではないか。そもそも概要というのは何のことだか全然分からないが。 + +事実としては、氏名と重大事態発生の届けしか述べられていない。それが概要ということかもしれないが。 + +小学校から中学校に引き継いだと言っている情報は、(教委が求めているものには)まったく足りないのではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +学校からは必要な引継ぎを行ったという報告を受けている。 + +</MessageBubble> + +#### 引継いだと言っているのは小学校? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +小学校が言っているということか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +そのとおり。 + +</MessageBubble> + +#### 中学校には聞かなかったのか? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +中学校からは聞かなかったか。必要な引継ぎが行われているということを。 + +お互いに必要だと思われる情報を引き継ぐことにしていると答弁していたが、中学校には確認したか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +中学校からは特段そのように聞き取りはしていないが、教育委員会と中学校とのやり取りの中で必要な情報はこちらから補足することもあった。 + +そのため、概要については十分引継ぎを行えているという認識でいる。 + +</MessageBubble> + +#### その場しのぎの態度でよいのか? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +先ほども言ったが、中学校も困っているのが事実。教育長として、これでよいのか。 + +ただでさえいじめ重大事態が何度も発生している小学校で、保護者から再三の指摘を受けている。議会でも指摘を受けた。 + +答弁がその場しのぎになるのは、組織的な理屈があるのかもしれないが、子どもたちのことを考えるなら、その子たちが同じような状況に陥ることのないようきちんと対応を見直して改善の指示を出すべきだったのでは。 + +教育長、どうか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +必要な引継ぎは確実に行うようにという指示を出している。 + +学校からも必要な引継ぎをしたという報告を受けている。 + +</MessageBubble> + + +### ② 重大事態の調査結果が出るまでは、いじめ情報を引き継げない? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +重大事態の調査結果が出るまでは、関係児童・生徒の当該いじめに関する情報を進学先へ引継ぎできないのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +重大事態の事案により異なるものと認識しているが、調査結果が出る前であっても進学に際して必要な内容については伝えている。 + +</MessageBubble> + +#### 引継ぎのルールや方針が必要だが? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +どういった情報を引き継ぐとか、きちんとしたルールや方針作りをし、各学校のいじめ防止基本方針にも入れ込んでもらう必要があると思うが、どうか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +調査の進捗によってどこまで引継ぎができるかというところはあるが、そのあたりについては学校からの相談を受け、指導課としても助言をしている。 + +</MessageBubble> + +#### 引継ぎ不足がいじめ再発を招いたという認識なし? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +いじめが再発している。それを受けて対応を変えないのか。 + +引継ぎがきちんとできていなかったからいじめが起きたという認識ではないのか。教育長。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +引継ぎは一律に行うものではないと言われている。事案ごとに必要な引継ぎはしている。 + +</MessageBubble> + +#### 引継ぎを見直す予定はない? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +「今回いじめが再発したことは引継ぎの問題ではなかったので、引継ぎに関しては今後も見直す予定がない」と、そういう理解でよいか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +引継ぎを見直す予定がないとは言っていない。必要な引継ぎができるよう、学校には指導助言をしていく。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +改善してもらいたい。 + +</MessageBubble> + +### ③ 重大事態の調査結果が出るまでは、指導できない? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +重大事態の調査結果が出るまでは、当該いじめに関して関係児童・生徒へ指導できない状況があるようだが見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +いじめがあったと確認された場合は、いじめを行った児童・生徒に対する指導またはその保護者への助言を継続的に行うものと捉えている。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +行うものと捉えているけど、できていないという話なのか。 + +</MessageBubble> + +#### 学内組織による通常のいじめ対応は? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +重大事態ではない(通常の)いじめ対応の際は、学校のいじめ問題対策委員会などの学校内いじめ対策組織において迅速に調査し、加害や関係児童に指導しているという認識で正しいか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +そう。校内の委員会において対応している。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +その組織の中で、重大事態ではない(通常の)いじめの場合、どのような経緯やプロセスで最終的な児童・生徒の指導につながっているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +必要な調査をし、必要な指導を児童に行っている。 + +</MessageBubble> + +#### いじめ重大事態でもそのプロセスは走る? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +いじめ重大事態のいじめにおいても、その、必要な調査をして必要な対応(指導)を行うプロセスは走るのか。 + +それとも別のいじめ重大事態の特別なプロセスが走って、通常のそういったことは行われないことになるのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +重大事態に関しての校内での取り組みということであれば、その事案ごとに違う。 + +重大事態なので、不登校の状況にあることや、場合によっては緊急性が生じることもあるので、そこに対応するような調査対応を行っている。 + +</MessageBubble> + +#### 通常のいじめ対応をする学内組織と第三者委との情報連携は? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +いじめ重大事態に関しては、小平市の場合、第三支援委員会が調査している。 + +通常のいじめ対応をする学校内組織と、第三支援委員会との間で、情報の連携はどうしているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +必要な情報の連携は行っている。面談に応じることもあるし、文書で情報共有することもある。 + +</MessageBubble> + +#### 調査中でも指導できる? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +重大事態の調査に関するガイドラインや、いじめの防止のための基本的な方針には、「調査と並行して行う関係児童・生徒への指導」についての記載が見当たらない。 + +あえて挙げれば、 + +- 加害児童・生徒の出席停止 +- 被害児童・生徒やその保護者が希望する場合は転校するなどの弾力的な対応を検討する + +ようなことしか書かれてない。ガイドラインには「調査結果が出てからの指導」についてのみ書いてある。 + +つまり、いじめ重大事態の調査中は、特に指導はできず、できることといったら上記の2点くらいしかないと読める。 + +しかし、そういう認識ではない、ということでよいか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +そのとおり。 + +</MessageBubble> + +#### 「調査中でも指導できる」は明文化されている? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +いじめ重大事態の調査中でも、どんな指導をするといったことは事前に決まっているんか。 + +先生方は「重大事態の調査中だから、きちんとした指導ができない」と思われているのではないか。 + +先生方が対応をためらわないような指針等はあるか。 + +「いじめ重大事態の調査中であっても、いじめの指導は並行して行う」といったことを明文化しておく必要があると思うが、どうか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +調査中であることをもって必要な指導をしないということは決してない。 + +ただ、それをどこかに明文化すべきというのは、意見として受けたい。 + +</MessageBubble> + +### ④ いじめ情報引継ぎ時の課題は? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +いじめ関連情報の引継ぎをする際の主な課題は何か。個人情報の保護が影響するか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +引き継ぐ側と引継ぎを受ける側の双方が、互いに必要とする情報を理解し、共有することが課題であり、必要に応じて適宜機会を設定しながら丁寧に引継ぎを行うことが重要と捉えている。 + +なお、事案の内容によっては、個人情報の保護が影響する場合もあるものと認識している。 + +</MessageBubble> + +#### 個人情報審議会への諮問が必要なこともある? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +通常は小平市内の学校のことであれば、個人情報の保護の対象外なはずだが、場合によっては<ExternalLink href="https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/003/003820.html">小平市情報公開・個人情報保護・公文書管理審議会</ExternalLink> への諮問が必要になることもあるということか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +たとえば、加害児童・生徒や保護者が情報を出したくないとしたときには、個人情報を保護するために控えることもある。 + +</MessageBubble> + +### ⑤ 学校いじめ防止基本方針が改訂されていないが? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +小平市立花小金井小学校の学校いじめ防止基本方針で、進学先中学校への情報提供についての記載が消えた理由について、昨年12月に市教育委員会は次のようにも答弁をした。 + +> 引継ぎをしていないことでは決してないが、誤解を招くのであれば改めたいとしている。改定の際に見直す予定。 + +しかし令和6年4月1日に発行された同基本方針の令和6年度版でも当該部分は見直された形跡がなく、記載がないままだ。見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +現在、小平市いじめ防止基本方針の改定に向けて準備を進めており、各校の学校いじめ防止基本方針については、小平市いじめ防止基本方針の改定後に見直しを行う予定。 + +</MessageBubble> + + +<p style={{textAlign:"right"}}>以上</p> +</div> + + + diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/2-gimon-darake-ijime-judai-jitai-houkokusyo.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/2-gimon-darake-ijime-judai-jitai-houkokusyo.mdx new file mode 100644 index 0000000..33177cc --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/2-gimon-darake-ijime-judai-jitai-houkokusyo.mdx @@ -0,0 +1,467 @@ +--- +first: 2024-05-23 +description: 令和6年度6月定例会における一般質問2件目のまとめ。 +title: "(2)疑問だらけのいじめ重大事態調査報告書が公表されたが" +tags: + - 一般質問 + - いじめ重大事態 + - 教育委員会 +--- + + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import BlockQuote from '@/components/BlockQuote.astro'; +import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; +import Highlight from '@/components/Highlight.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1483&schedule_id=4&minute_id=43&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=37&schedule_id=3&playlist_id=2&speaker_id=37&target_year=2024" /> + +## まとめ + +令和6年6月6日に行った4件の一般質問のうちの2件目です。 + +[🏷️タグ「いじめ重大事態」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/いじめ重大事態) + + + +公表されたいじめ重大事態の調査報告書について、調査項目が意図的に絞られ、核心的な問題が調査対象から外されている疑いを追及しました。国から通知された総合教育会議の開催義務にも違反している可能性を指摘し、報告書の信頼性に深刻な疑問を投げかけました。 + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| + + +## 通告書 + + +<embed src="/pdf/20240606-ippan-situmon-yasutake-2.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +### 質問する理由 +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +先日5月13日、<ExternalLink href="https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/111/111873.html">小平市立学校のいじめ申立てに関する調査報告書</ExternalLink> (以下、当報告書と呼ぶ)が市ホームページで公表された。内容はいじめ重大事態の調査報告書だ。 + +当報告書に関して多くの疑問があるため、以下質問する。 + +</MessageBubble> + +### ① 6か月間の調査とは?なぜ説明がない? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +当報告書の「調査に至った経緯」をまとめると、 + +> 事案発生当時に学校は当該事案をいじめと認識しておらず、当該生徒・保護者からもその訴えがなかったが、その後代理人弁護士から通知が届いたため重大事態と認知した。 + +と理解できる。 + +しかし調査の概要には「重大事態の認知より前に、約6か月間、学校が調査した」と書いてある。 + +いじめの認知もされていない中で、学校は6か月間も何を調査していたのか。また、なぜその重要な経緯について、何も書かれていないのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +事案発生当時、学校は当該事案をいじめではなく事故として認知していたため、まずいじめの事実の有無について調査をしもの。 + +その経緯については、調査報告書の「調査に至った経緯」に記載されていると捉えている。 + +</MessageBubble> + +#### 第三者委員会の適性を疑わざるを得ない + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +なぜこんな重要なことを記載していないのかと思う。 + +この報告書を見ても、最初事故と認識していて、約6ヶ月間学校が調査したとしか書かれていない。この報告書を読んでも、これがいじめの調査だったのかまったくわからない。 + +何度も言っているが、第三者委員会の適正を疑わざるを得ない。 + +後の質問で、現在いじめ重大事態の対応中が4件と答弁した。それらについての調査報告書もきちんと書いてもらうために、すぐにでも第三者委員会を見直していただきたい。 + +</MessageBubble> + +#### 少なくとも今回の指摘を伝えてくれるか? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +少なくとも今回の、第三者委員会で作ったこの報告書は読んでもわからなかったという指摘を、第三者委員会に伝えてもらえるか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +報告書は再発防止や同種の事案を防ぐことを目的につくっている。 + +この事案のことを深く理解いただいていない方が見たときには、詳細までわかりづらい部分もあるかもしれない。 + +ただ、個人情報保護、事案特定につながらないなどという個別の配慮の上なので、理解いただきたい。 + +</MessageBubble> + +:::note +##### 呆れすぎて言葉が出ないのですが + +これで再発防止や同種の事案を防げるわけがないですよね…。 + +::: + +### ② なぜ弁護士から通知が届いた日付を墨塗りしている? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +個人特定につながる恐れのない「代理人弁護士から重大事態である旨の通知が届いた日付」を墨塗りしている理由は何か。またこの墨塗りは保護者の要望か。 + +この日付が隠されていることから、学校や市教育委員会の不適切な対応が隠ぺいされているのではないかという疑いも出てくる。 + +なぜなら、国の「いじめの防止等のための基本的な方針」では、学校は重大事態が発生した場合、ただちに教育委員会へ報告するとされている。 + +対応を怠ったため、重大事態の通知が届いた日付を隠したのではないか。もし仮にそうなら、小平市教育委員会いじめ問題対策委員会も隠ぺいに手を貸したこととなり、重大な問題だ。 + +墨塗りした理由を「個人特定につながる恐れのため」というなら、上記の隠ぺい目的ではないと理解できるよう、その根拠を具体的に説明願う。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +通知が届いた日付を公表することにより、いじめの発生時期が推測され、個人を特定される恐れがあるためであり、保護者の要望によるものではない。 + +なお、学校はいじめ重大事態の申し立てを受け、事実の有無を調査し、速やかに教育委員会に報告している。 + +</MessageBubble> + +#### 学校の報告は国の方針に反していなかったか? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +では、学校は重大事態が発生した場合、ただちに教育委員会に報告するという国の方針に関した事実はなかったという認識でよいか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +当時は事故として学校は意識していた。ただ申し立てを受け、申し立てを受けたときには疑いがあるとして調査をするという風にガイドラインで決まっているので、すぐに調査にかかった。 + +教育長答弁にもあったとおり、学校は、すみやかに教育委員会に報告をしている。 + +</MessageBubble> + +### ③ なぜ調査結果の公表まで8か月もかかった? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +関係者の参考とし、再発防止のため、また総合教育会議で議論するためにも、調査結果はなるべく早く公表した方がよいと考える。 + +今回、調査結果の市長報告から公表までになぜ8か月以上かかったのか。また調査結果について、公表までの目標期間は定めているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +公表に当たり必要となる手続きに時間を要したため。 + +なお、文部科学省のいじめの重大事態の調査に関するガイドラインにおいては、公表までの目標期間を定める規定はない。 + +</MessageBubble> + +#### 具体的にどう時間がかかったのか? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +具体的にどう時間がかかったのか。少なくとも関係各省にはすぐ報告書の完成とともに知らせたか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +保護者のご意向等も踏まえてこの時間が必要だった。 + +</MessageBubble> + +#### ガイドラインにある報告をして遅れたのか? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +ガイドラインに、次のように書いてある。 + +<BlockQuote refs={"いじめの重大事態の調査に関するガイドライン(平成29年3月・文部科学省)"} href={"https://www.mext.go.jp/content/20240329-mext_jidou02-000034502_007.pdf#page=15"}> + +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +**(調査結果の公表、公表の方法等の確認)** +報道機関等の<Highlight>外部に公表する場合、他の児童生徒又は保護者等に対して、可能な限り、事前に調査結果を報告すること。</Highlight> + +{/* <!-- textlint-enable --> */} + +</BlockQuote> + +この、事前にほかの児童・生徒または保護者に対して報告していたから遅くなった部分もあるのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +ほかの児童・生徒にという?だけではない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +その8ヶ月の間に、きちんとそういった報告はなされたのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +行っている。 + +</MessageBubble> + +### ④ なぜ国の通知に従わず、総合教育会議を開いてない? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +文部科学省通知に次のように書かれている。 + +<BlockQuote refs={"いじめ問題への的確な対応に向けた警察との連携等の徹底について(文部科学省通知)(令和5年2月7日)"} href={"https://www.mext.go.jp/content/20230207-mxt_jidou02-00001302904-001.pdf"}> + +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +**title** +地方公共団体においては、<Highlight>法に定めるいじめの重大事態(主として1号事案における児童生徒の生命や身体に重大な被害が生じた疑いがある事案)が認められる場合には、速やかに総合教育会議の開催等を通じ、地方公共団体の長と教育委員会とで十分な意思疎通を図り、緊密に連携して対応すること。</Highlight>総合教育会議を開催する際は、会議の開催のみを目的とするのではなく、深刻な事案に対して、地方公共団体の長と教育委員会とが一体となって取り組むための協議の場として実質的に機能するよう取り組むこと。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} + +(ハイライト部は通知の中でも下線で強調されています。) + +</BlockQuote> + +今回のケースはいわゆる生命心身財産重大事態(1号事案における児童・生徒の生命や身体に重大な被害の生じた疑いがある事案)だが、なぜこれらのことを実施していないのか。 + +また、これまでに市が対応した生命心身財産重大事態について、上記の通知で求められている総合教育会議を開催していない件数は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +いじめ防止対策推進法に基づき、小平市いじめ防止基本方針や小平市いじめ問題対策連絡協議会等条例を整備し、市と教育委員会が連携・協力して、一体となって取り組む体制を明確にしている。 + +本事案については、いじめ重大事態の発生の報告を受け、教育委員会と情報を共有し、また、小平市教育委員会いじめ問題対策委員会における調査について教育委員会を通じて報告を受けた。 + +教育委員会との連携は図られてきたものと認識していることから、総合教育会議は開催しなかった。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +いじめ防止対策推進法第28条第1項第1号に該当する事案は、同法が施行された平成25年度以降、3件あったが、これらについて総合教育会議で取り扱った経緯はない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +市長と教育長2人だけのブラックボックスの中でやり取りすることと、教育委員も出席し議題も公表され、会議録もきちんと残される総合教育会議の場でやることとはまったく意味が違う。 + +</MessageBubble> + +#### 少なくとも通知が来た時点で総合教育会議開くべきでは? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +国の通知が来たのは令和5年2月7日。今回のいじめ重大事態の調査期間が令和4年1月7日から令和5年3月23日まで。ということは、調査期間中に国の通知が来ている。 + +少なくとも国の通知が来た時点で、すぐにでも総合教育会議を開催して対応すべきだったのではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川) " align="left"> + +今回公表された報告書、その案件についても調査中ということだったが、総合教育会議で、その案件について取り扱うという判断はしなかったということ。 + +</MessageBubble> + +#### 国の通知に違反しているのでは? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +ということは、この国の通知に違反しているのではないかと思うがどうか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川) " align="left"> + +令和5年の2月7日付で、いじめ問題への的確な対応に向けた警察との連携の徹底について通知があり、その中にそのような記載があることは承知しているが、違反しているという認識は持っていない。 + +</MessageBubble> + +#### 今後同様の事態が起きたら総合教育会議を開催する? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +少なくとも今後、このような同様な事態が起きたときは、通知にしたがって相互教育会議を開催するか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川) " align="left"> + +市長答弁にもあったとおり、この案件については、教育委員会と市長部局の方で情報共有をしながら進めているということで、連携は図られていると認識している。 + +今後のことについては、またその段階で検討するべきものと捉えている。 + +</MessageBubble> + +:::note +##### ときわ会の虐待通報に対する件と同じ臭いがします + +小平市は、ときわ会の虐待通報の件に対して、 **「虐待通報者がおかしい」** というような認識でいました。 + +庁内ではその認識で通しており、また利用者保護者などの市民に対してもそのような説明をしてきました。 + +しかし私がさまざまな関係者からお話を伺い判明した実態はまったく別でした。 + +そのことは一部報道もされ、一部議会でも指摘され、またときわ会の第三者委員会でも一部の事実が明らかにされています。しかし小平市はいまだに「虐待通報者がおかしい」とした態度を完全には改めていません。 + +このいじめ重大事態についても、同様に、庁内やいじめ問題対策委員会の中で **「被害保護者の方がおかしい」** という認識で対応をしているのではないでしょうか。 + +もしそうなら、**小平市は、偏ったフィルタを通してしか世界を見ることができなくなっています**。 + +::: + +#### 通知で求められていることは、してもしなくてもよいという認識? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +すると、通知にある「総合教育会議を開催し、緊密に連携して対応すること」というのは、小平市にとっては「場合によってはしなくてもよい。場合によってはしたほうがよいかな。」という認識でいるということか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川) " align="left"> + +緊密な連携を否定しているわけではない。必要があれば、総合教育会議を開催する選択もあるかと捉えている。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +総合教育会議で議論が深まらないだろう、時間ばかりかかるだろうという認識で要るのかなと思う。教育委員の人たちに対しても失礼だと思う。 + +通知で求められ、総合教育会議にかけてくださいと書いてあるのにしないというのは、「教育委員の人たちと審議をしてもいじめ対応が改善されるようなことはない」と言っているのと同じだと思う。 + +そういう風に見える。 + +</MessageBubble> + +### ⑤ 提言実施用の計画はつくった?8か月の実施状況は? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +当報告書に記載されている再発防止に向けた提言を実施するためには、人員や予算を伴う場合もあり、実施するための計画等が必要と考える。 + +学校と教育委員会は実施するための計画等をつくったか。また、この約8か月間で、当報告書にある提言の実施状況は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +計画等は策定していないが、各学校に対して学校いじめ防止基本方針に沿った指導を徹底するほか、学校いじめ問題対策委員会において対応方針を明確にすることについて指導・助言を行うなど、提言を踏まえた取組を実施している。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} + +</MessageBubble> + +#### 確認できないことをもって実施したというのはダメだが? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +提言を受けて言葉どおりに実施しなければ意味がない。 + +もし何らかの課題があって実施できないなら、その理由を具体的に述べ、代わりにどういったことができるのかを示し、第三者委員会にその妥当性の判断を仰ぐぐらいの必要があると思う。 + +さもなければ「提言などというものは、恣意的に解釈してしまえばよい」ことになる。 + +実施したか確認もできない。日々研さんしていますと言ってしまえば、それですべて済んでしまうことになると思うが、どうか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +報告書の方でなされた提言を実施するための計画については、事案特有の提言がなされた際には、個別に対応している。 + +また、一般的に、というような提言がなされているときには、私どもはやはり次年度の政策立案に生かしていくということが求められていると思っている。 + +そういった面では、施策の立案の中で計画的に実施している。 + +</MessageBubble> + + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +だから今言ったとおり。抽象的に含めて何かやりましたと言うなら言ったもん勝ち。 + +「次の計画に、提言どおりではなく、かつ外の人から見て確認できる状態ではないが、やっています。」と言うなら、言ったもん勝ち。 + +そんなことではダメで、何も改善できないと言っている。時間がないので再質問しないが。 + +</MessageBubble> + +### ⑥ 市長報告された「その後の対応方針」の内容は? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +文部科学省の「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」には、学校と教育委員会は調査結果を市長へ報告する際、その後の対応方針も報告・説明することとされている。 + +当報告書と併せて市長へ報告がなされたその後の対応方針はどのようなものだったか 。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +小平市教育委員会いじめ問題対策委員会からの報告書の提言に沿って対応していくことを説明している。 + +</MessageBubble> + +### ⑦ 過去に市長報告された調査結果の累計数と、そのうち所見が添えられた件数は? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +これまで市長へ報告されたいじめ重大事態の調査結果の累計件数と、そのうちいじめ被害者や保護者からの所見が添えられた件数は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +いじめ重大事態の調査結果の累計件数は3件。そのうち、いじめ被害者及び保護者から所見が添えられた件数は1件。 + +</MessageBubble> + +### ⑧ 報告書の公表でどんな効果を期待している? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +当報告書を公表することで、小平市教育委員会いじめ問題対策委員会と市教育委員会は、それぞれ具体的にどのような効果を期待しているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +小平市教育委員会いじめ問題対策委員会では、いじめのない社会づくりと、再発防止の徹底に寄与することを期待しているものと捉えており、教育委員会としても同様。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +この報告書でそれが満たされているとは思えない。 + +これを聞いても満たされているという話になるので(聞かないが)。 + +</MessageBubble> + + +<p style={{textAlign:"right"}}>以上</p> +</div> + diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/3-ijime-judai-tyousa-jikan-kakeruto-aratana-mondai.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/3-ijime-judai-tyousa-jikan-kakeruto-aratana-mondai.mdx new file mode 100644 index 0000000..9e97cc1 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/3-ijime-judai-tyousa-jikan-kakeruto-aratana-mondai.mdx @@ -0,0 +1,388 @@ +--- +first: 2024-05-23 +description: 令和6年度6月定例会における一般質問3件目のまとめ。 +title: "(3)いじめ重大事態調査に時間がかかれば新たな問題が生じる" +tags: + - 一般質問 + - いじめ重大事態 + - 教育委員会 +--- + + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import BlockQuote from '@/components/BlockQuote.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; +import Highlight from '@/components/Highlight.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1483&schedule_id=4&minute_id=43&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=37&schedule_id=3&playlist_id=2&speaker_id=37&target_year=2024" /> + +## まとめ + +令和6年6月6日に行った4件の一般質問のうちの3件目です。 + +[🏷️タグ「いじめ重大事態」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/いじめ重大事態) + + + +いじめ重大事態の調査に時間がかかりすぎることで、調査中は適切な指導ができないという新たな問題が生じている実態を追及しました。調査中であっても必要な指導は可能であることを確認しつつ、調査の長期化が子どもたちの学校生活に与える悪影響を指摘しました。 + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| + + +## 通告書 + + +<embed src="/pdf/20240606-ippan-situmon-yasutake-3.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +### 質問する理由 +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +いじめ重大事態の調査に時間がかかりすぎることは新たな問題を生む。 + +たとえば文部科学省の「いじめ重大事態の調査に関するガイドライン」には、次のとおり書かれている。 + +<BlockQuote refs={""} href={""}> + +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +**第6 調査の実施** +**(1)調査実施に当たっての留意事項【共通】** +**(調査対象者、保護者等に対する説明等)** +<Highlight>時間が経過するにつれて、児童生徒はうわさや報道等に影響され、記憶が曖昧になり、事実関係の整理そのものに大きな困難が生じるおそれがある</Highlight>ことから、可能な限り速やかに実施するよう努めること。第三者調査委員会の立ち上げ等に時間を要する場合があるが、当該調査主体の十分な調査が可能となるよう、学校の設置者及び学校は、状況に応じて早い段階での聴き取りや、<Highlight>関係資料の散逸</Highlight>防止に努めること。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} + +</BlockQuote> + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +そのほかに思い付くだけでも、調査に時間がかかりすぎることで次のような問題が生じる。 + +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +1. 被害者とその保護者に、精神的、時間的な面で負担が続く +1. 教育委員会や学校の抱える課題が放置されたまま時が過ぎるため、その間に再発や悪化のリスクがある +1. 加害や関係児童・生徒に対しての適切な指導が難しいため、子どもたちの心の整理がつかないまま時が過ぎる +1. 進級や特に進学のタイミングを挟めば、適切に情報が引き継がれないため、再発リスクがある +1. 進学や卒業のタイミングを挟めば、関係した児童・生徒への指導ができなくなり、情報も届きにくくなる + +{/* <!-- textlint-enable --> */} + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +小平市では重大事態の発生報告がなされてから報告書の完了までに1年から2年以上の時間を要する事例が多いようであり、[1件目の質問](./1-singakusaki-ijime-jouhou-hikitugarezu-saihatu/)で指摘したものも含め、①から⑤まですべての問題が生じている。 + +迅速化への対策が不十分だ。そのため、現状を把握し、課題を明らかにし、改善を求めるため以下質問する。 + +</MessageBubble> + +### ① 現在対応中のいじめ重大事態は何件? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +現在対応中のいじめ重大事態は何件か。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +4件。 + +</MessageBubble> + +#### いじめ重大事態の発生報告漏れがあった? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +教育委員会定例会の議事日程から拾うと現在3件だったと思った。 + +過去に、教育委員会定例会に対して、いじめ重大事態の発生報告忘れはあったか。 + +</MessageBubble> + +:::note +##### まずは教委へ発生報告がなされる + +いじめ防止対策推進法では、教育委員会を通じて市長に報告しなければならないとされています。 + + +<BlockQuote refs={"いじめ防止対策推進法"} href={"https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=425AC1000000071#Mp-At_30"}> + +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +**第三十条(公立の学校に係る対処)** +地方公共団体が設置する学校は、第二十八条第一項各号に掲げる場合には、当該地方公共団体の教育委員会を通じて、重大事態が発生した旨を、当該地方公共団体の長に報告しなければならない。 +{/* <!-- textlint-enable --> */} + +</BlockQuote> + +また、不登校重大事態に係る調査の指針について(通知)にも、次のとおり書かれています。 + +<BlockQuote refs={"不登校重大事態に係る調査の指針について(通知)"} href={"https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1368460.htm"}> + +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +**第3 不登校重大事態発生時の措置** +**1 発生の報告** +**(4)教育委員への迅速な報告等** +公立学校において発生した不登校重大事態については、各地方公共団体における教育行政の責に任ずる教育委員会として把握しておくべき事柄であることから、各教育委員に説明すべきである。そのため、<Highlight>公立学校から不登校重大事態の発生報告を受けた教育委員会は、教育委員への報告を迅速に行う</Highlight>とともに、対処方針を決定する際は教育委員会会議を招集する。 + + +{/* <!-- textlint-enable --> */} + +</BlockQuote> + +つまりいじめ重大事態が発生したら、まず教育委員に報告する必要があります。 + +そこで、保護者の方が、教育委員会定例会の議事日程から次の数値をカウントしてくださいました。 +- 過去に何度報告がなされたか +- 報告書の完成報告は何件あったか + +現在取り扱い中が3件となっていたので、定例会で報告されていない件があるのかもしれません。 + +::: + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +過去の報告状況は改めて確認する。 + +</MessageBubble> + +### ② 対策委員会は何回開催? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +小平市教育委員会いじめ問題対策委員会は、令和5年度に何回開催し、6年度は何回開催する予定か。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +昨年度は6回開催した。 + +本年度は、いじめ重大事態にかかる調査の進捗状況等に応じて適宜開催する。 + +</MessageBubble> + +#### 1回当たりの開催時間は? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +いじめ問題対策委員会の1回あたりの開催時間は、だいたいどれくらいか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +2時間半から3時間、まれに3時間を超える場合もある。 + +</MessageBubble> + +#### 1件の重大事態にかけられる時間は? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +そうすると、4件あるとそれを割った数字になる。 + +1件のいじめ重大事態の対応に関して使える時間は、だいたいどれくらいか。1回あたり。 + + +</MessageBubble> +:::note +##### 概算では30分~45分 + +120分 ÷ 4 = 30分、180分 ÷ 4 = 45分 + +::: + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +調査の進捗や緊急性等によって、かけられる時間は変わってくる。 + +また、その時々で優先に取り扱うものがあれば、そこに時間をかけるようにしている。 + +</MessageBubble> + +#### 委員はそこで資料作成・まとめをしている? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +委員はその時間の中で資料を作り、まとめているか。もしくは、家に帰ってメールでやり取りするなどしてまとめているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +委員会の中では、委員が審議や検討をしている。そこでの、どんな話になったかという記録については、事務局側。 + +</MessageBubble> + +#### メールでのやり取りは少ない? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +そうすると、審議会に出ていないときメールでやり取りする等の時間はそこまでないという認識でよいか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +たとえば会議録を事務局が作成するので、その議事録についてはすべての委員の皆様に見てもらっている。 + +そこで少しニュアンスが違うとか、そのような意図じゃないというような話をもらうことがあるので、その際には再度修正して、全委員に見てもらっている。 + +そのため、メールでのやり取りは頻回に行っていると認識している。 + +</MessageBubble> + +#### メールでやり取りする際の時間報酬は出ている? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +そのメールでやり取りするときの時間単位の報酬等は出しているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +メールでのやり取りにかかる時間についての、時給のようなものは支払いしていない。 + +</MessageBubble> + +#### 委員の善意に頼る方法ではうまくいかないが? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +結局、いじめ問題対策委員会委員の善意に頼るようなやり方となっている。これできちんとしたものができるわけがない。 + +市長、最後の質問にもかかることだが、予算をちゃんと投じないとダメ。今まで言っていたことだが、ちゃんと時間報酬を出して全庁的な対応が必要になる。 + +お金はかからない。予算を見ると今年度は8回の開催予定。予算は、会議録作成の費用も合わせて約100万円。これを月2回の開催にすれば300万円になる。 + +さらに、いじめ重大事態の調査報告書の作成はいくらかかるかわからが、100万円や200万円かけても、そんなにお金はかからない。 + +そういったお金を出していかなければいけないが、市長、どう考えているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +先ほどメールでは頻回にというふうに答弁したが、通常のほかの会議でも、会議の前には資料に目を通すということは通常と考えている。 + +必要な予算の確保には努めていくが、今のやり方に特段の大きな問題があるとは認識していない。 + +</MessageBubble> + +:::note +##### 市長が答えるべき質問に教委が答える + +お金をどこにいくら出すかを決めるのは市長です。教育委員会が答えられる質問ではありません。時間がなかったので飛ばしましたが、指摘すればよかったですね。 + +もし市長が答えたとしても「市教委から、現状で問題ないと聞いている」と言うだけですが、また聞きます。 + +この現状に対してこの答弁😇 + +::: + +### ③ 対策委員会を開催できる基準は? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +委員の日程調整がひとつの課題と考える。対策委員会を開催できる基準はあるか。 + +たとえば少なくとも委員長もしくは副委員長のどちらかが出席していればよく、委員の何割かが出席していればよい、などあるか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +小平市いじめ問題対策連絡協議会等条例において、委員の過半数が出席しなければ対策委員会を開くことができないと定めている。 + +</MessageBubble> + +:::note +##### 委員長と副委員長の出席ルールはない? + +委員等か副委員長が出席していなければならないルールはあるか?と聞きたかったのですが時間切れでした。 + +条例にはそういった詳細のルールが書かれていません。そのあたりも整備が必要と思います。 + +::: + + +### ④ いじめ重大事態対応中は対策委員会を定期開催すべきでは? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +迅速に調査を進めるため、いじめ重大事態の対処中は対策委員会を少なくとも定期的に開催すべきでは。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +現在もいじめ重大事態の調査中であるため、可能な限り短い期間で小平市教育委員会いじめ問題対策委員会を開催できるよう努めている。 + +今後についても、これまでと同様に調査の進捗状況等に応じて適宜開催していく。 + +</MessageBubble> + +### ⑤ 過去に重大事態発生で教委会議が招集されたことはある? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +文部科学省の指針に次のとおりある。 + +<BlockQuote refs={"不登校重大事態に係る調査の指針について(通知)"} href={"https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1368460.htm"}> + +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +**第3 不登校重大事態発生時の措置** +**1 発生の報告** +**(4)教育委員への迅速な報告等** +公立学校において発生した不登校重大事態については、各地方公共団体における教育行政の責に任ずる教育委員会として把握しておくべき事柄であることから、各教育委員に説明すべきである。そのため、<Highlight>公立学校から不登校重大事態の発生報告を受けた教育委員会は、教育委員への報告を迅速に行うとともに、対処方針を決定する際は教育委員会会議を招集する。</Highlight> + +{/* <!-- textlint-enable --> */} + +</BlockQuote> + +これまでこの条件に基づいて教育委員会会議が招集された事実はあるか。なお「招集する」とは「定例会の議題に載せる」という意味ではなく、臨時で招集するという意味であると考えるが見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +教育委員会定例会において重大事態の発生報告を行うとともに対処方針の説明をしている。 + +会議の招集については、臨時に会議を開催することに限ったものではないと捉えている。 + +</MessageBubble> + +### ⑥ 時間報酬制を設ける必要があるが? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +迅速に調査を進め、第三者性が担保された報告書にまとめるためには、資料作成など実際に手を動かしてもらう委員の枠をつくり、時間報酬的な新たな報酬体系を整備する必要があると考える。 + +まず臨時的に報酬制度を追加すればよいが、賃上げ状況の中、全体的な委員報酬の見直しと併せて新しい委員の枠を設けて報酬体系を整備すればよいと考える。見解は。 + +</MessageBubble> + + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +報告書をまとめる際の第三者性に問題がないと認識しているため、時点での設定は考えていないが、他自治体の事例の情報収集に現時点での設定は努めていく。 + +</MessageBubble> + + + +<p style={{textAlign:"right"}}>以上</p> +</div> diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/4-jijitu-netuzou-kaizan-tou.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/4-jijitu-netuzou-kaizan-tou.mdx new file mode 100644 index 0000000..2e4078b --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/4-jijitu-netuzou-kaizan-tou.mdx @@ -0,0 +1,267 @@ +--- +first: 2024-05-23 +description: 令和6年度6月定例会における一般質問4件目のまとめ。 +title: "(4)事実捏造が起きた件と、改ざんの疑い等について" +tags: + - 一般質問 + - いじめ重大事態 + - 教育委員会 +--- + + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1483&schedule_id=4&minute_id=43&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=37&schedule_id=3&playlist_id=2&speaker_id=37&target_year=2024" /> + +## まとめ + +令和6年6月6日に行った4件の一般質問のうちの4件目です。 + +[🏷️タグ「いじめ重大事態」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/いじめ重大事態) + + + +いじめ重大事態の調査過程で事実捏造や文書改ざんの疑いが生じている問題を追及しました。職員が請求されて書いた文書は改ざんに当たらないという驚くべき答弁が飛び出し、杜撰な調査体制の実態が明らかになりました。職員の処分を含めた厳正な対応を求めました。 + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| + + +## 通告書 + + +<embed src="/pdf/20240606-ippan-situmon-yasutake-4.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +### 質問する理由 +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +市立学校及び市教育委員会(以下、市教委と呼ぶ)とのやり取りの中で、事実の捏造、歪曲があり、または改ざんを求められたという複数の保護者からご相談を受けた。 + +それぞれの経緯を次に説明する(特に指定のない主語は保護者とする)。 +</MessageBubble> + +#### (1)事実が捏造された + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +(1)ある保護者が、「小平市立学校版感染症予防ガイドライン」に基づく市立学校の指導に不安を感じたため、令和4年11月9日に当該学校へ相談した。 + +学校からは「ご指摘の指導内容は調査中」という旨の回答を得、市教委からは同21日に「指導内容は現在確認中、当該学校が指導内容を確認した後に保護者へ説明する」旨の回答を得た。 + +しかしそれ以降連絡がなかったため、令和5年に入り、市長への手紙も併せて問い合わせた。そこで市教委から「学校はすでに11月9日に説明済み」という旨の回答を得た。 + +しかし保護者は当該の説明を受けた事実がないため、市教委へ「いつ誰が何を説明したとするのかの報告」を求めた。 + +具体的回答のないまま時間が過ぎ、同9月に市長と教育長へ再度報告を求めたところ、市教委からメールで事実に反する報告が届いた。11月9日に学校はすでに説明済みとし、説明したとする具体的内容が箇条書きされていた。 + +しかし保護者はそれらの説明を一切受けていない。「調査中」との説明しか受けていない。 + +つまり事実が捏造されたことになる。なお保護者側は2人で説明を受けている。冒頭で示したように市教委からの回答メールにも「調査中」と書かれていることから、状況から見ても捏造が起きたと考えられる。 + +</MessageBubble> + +#### (2)事実が歪曲され庁内を回った + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +(2)ある保護者が、市立学校の校長に体罰調査を要望した。 + +後日、市長部局と市教委の連名で「第三者委員会設置の要望は、権限がなく、校長の立場では答えられない」旨の回答が寄せられた。 + +しかし校長には第三者委員会設置の要望はしていない。事実と異なる要望が庁内を回り、検討に時間が費やされたことになる。校長はそのような報告を市教委へ上げていないとしているため、市教委内部で情報が歪曲したものと考えられる。 + +</MessageBubble> + +#### (3)公文書改ざんでは + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +(3)ある保護者が、市に対し保有個人情報の開示請求を行った。 + +市長部局用の開示請求用紙を用いて、総務部総務課に対して請求したが、開示決定通知は市教委から発送された。 + +その際、市教委職員から指示を受けて市教委用の開示請求用紙に書き直し、日付をさかのぼって書いて提出した。 + +これは公文書改ざんではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +以上の問題と、また昨年私の一般質問で指摘した件でも同様の問題が残されているため、含めて以下質問する。 + +</MessageBubble> + +### ① 学校や市教委が意図的に事実を捏造したことへの見解は? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +特に(1)に関しては、意図をもって学校や市教委により事実の捏造がなされたものと考えるが、見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +当該保護者と学校及び教育委員会の間で、いただいたご要望に対する対応について認識の齟齬があったことにより、教育委員会から事実に反する報告があったと認識されているものと捉えている。 + +齟齬があったことを認識した後、すぐに当該保護者にお詫びしており、学校及び教育委員会が意図をもって事実を提造したという事実はない。 + +</MessageBubble> + +### ② 担当が不在だと対応が滞るのか? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +(1)は、担当者の体調不良で、市教委へ連絡しても対応のなされない期間が続いた。担当が不在だと対応が滞るのか。見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +対応は個人ではなく組織として行っているので、担当者が不在であることをもって対応が滞ることはない。 + +</MessageBubble> + +### ③ 公文書改ざんでは? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +(3)は公文書の改ざんに当たるのではないか。見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +当該事案にかかる開示請求書は、開示請求者本人にご記入いただいたものであり、市が作成したものではないため、公文書の改ざんには当たらないものと捉えている。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +市の職員が「その日付にして書いてください」と要請して書いたものだが、改ざんに当たらないのか。 + +市の職員の指示にしたがって書いたものだが、どうか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="総務部長(篠宮) " align="left"> + +今回の事案の詳細のところは確保していないが、教育長答弁のとおり、本人が書いた文については当たらないというところで答弁をした。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +職員が請求して書いてくださいと言ったものに関しては改ざんに当たらないということで、分かった。 + + +</MessageBubble> +:::note +##### 改ざんするなら市民の手で + +市民に書いてもらえば改ざんにならないという裏技があるのですね😇 + +::: + +### ④ 庁内でどう扱われている? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +(1)から(3)の件は、すでに保護者と市はやり取りをしている。それぞれ庁内でどのように扱われているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +それぞれの事案ごとに適切に対処している。 + +</MessageBubble> + +#### なぜずさんな調査が続いている? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +(1)について、市民から不正であるという訴え、いわば告発がされて、昨年10月に市がそれを受理して半年以上が経過する。 + +事実捏造ということで、職員の処分も検討しなければならない事案だと思うが、なぜこのような杜撰とも言える調査が続いているのか。 + +また事実を捏造した職員が判明した場合、どのような処分がなされるか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +事実を捏造したという事実はない。 + +</MessageBubble> + +### ⑤ 対応を漏らさないことが重要では? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +これまで市のほかの事業についても指摘をしているが、市民から相談を受けた際には、できれば録音をして、重要なものはAIを活用するなど効率的に文字起こしを行うこと。また記録した相談内容やその後の対応予定を相談者に確認するなどして対応を漏らさないことが重要だと考える。見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +AIの活用については、現在のところ、セキュリティ面等での課題について整理が必要であると捉えているが、記録した相談内容雲を相談者に確認することは必要に応じて行うべきであると捉えているので、事案ごとに適切に対応していく。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} + +</MessageBubble> + +### ⑥ 昨年末に指摘した件はどうなっている? +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +昨年12月定例会の私の一般質問[「いじめ対応でほぼまったく資料を作らないことが許されるのか」](../../r5d/12gatu/3-ijime-siryou-tukuranai-arienai/)で最後に触れた、議長が市民へ誤った説明をすることにもつながった件について。 + +当時の校長・副校長、市教委の担当課長、指導主事、保護者、私が出席した会議の会議録も含む資料を開示請求したところ、作成していないとした問題は、庁内で今どう扱われているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +教育委員会としては、これまでと同様に、学校には、状況や認識を確認するため、事案に応じて記録の作成を求めてまいります。 + +また、保護者等が教育委員会事務局に問い合わせやご連絡をいただいた事案についても、必要に応じて記録を作成している。 + +</MessageBubble> + +#### 学校は会議録をつくっていた? + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +結局、学校で会議録はつくっていたか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +指摘の事案について、今どの事案のことかというふうな認識でおり、ここでの答弁は控える。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +時間がないので詳しくできないが、これ、ひどい(件)。やり取りをメールで見せてもらったが、まったく日本語が通じない。 + +教育委員会から送られてきたメールを読んでも、いったい何のことだか。私は読解力がある程度ある方だと思っているが、わからない。 + +(ここで時間切れ)。 + +新入職員の人たちはそういう形に染まらず、頑張ってほしい。(新入職員の方々が傍聴していました)。 + +</MessageBubble> + + +<p style={{textAlign:"right"}}>以上</p> +</div> + diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/images/og-1.png b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/images/og-1.png Binary files differnew file mode 100644 index 0000000..76acc2c --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/images/og-1.png diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/images/og-2.png b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/images/og-2.png Binary files differnew file mode 100644 index 0000000..abfe94b --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/images/og-2.png diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/images/og-3.png b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/images/og-3.png Binary files differnew file mode 100644 index 0000000..f94ceee --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/images/og-3.png diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/images/og-4.png b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/images/og-4.png Binary files differnew file mode 100644 index 0000000..8073887 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/images/og-4.png diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/index.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/index.mdx new file mode 100644 index 0000000..07b63d1 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/6gatu/index.mdx @@ -0,0 +1,8 @@ +--- +title: 6月定例会 +--- + +- [(1)進学先へいじめ情報引き継がれず再発、教育長答弁と真逆だが](./1-singakusaki-ijime-jouhou-hikitugarezu-saihatu/) +- [(2)疑問だらけのいじめ重大事態調査報告書が公表されたが](./2-gimon-darake-ijime-judai-jitai-houkokusyo/) +- [(3)いじめ重大事態調査に時間がかかれば新たな問題が生じる](./3-ijime-judai-tyousa-jikan-kakeruto-aratana-mondai/) +- [(4)事実捏造が起きた件と、改ざんの疑い等について](./4-jijitu-netuzou-kaizan-tou/) diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/1-gyakutaigosoku-hogosya-bunri.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/1-gyakutaigosoku-hogosya-bunri.mdx new file mode 100644 index 0000000..efbfb13 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/1-gyakutaigosoku-hogosya-bunri.mdx @@ -0,0 +1,519 @@ +--- +first: 2024-09-06 +description: 令和6年度9月定例会における一般質問1件目のまとめ。児童虐待の誤認保護・過剰保護による親子分離の問題を追及。 +title: "(1)児童虐待の誤認保護・過剰保護による親子分離を防ぐために" +tags: + - 一般質問 + - 児童虐待 + - 児童相談所 + - 一時保護 +--- + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1488&schedule_id=5&minute_id=112&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=38&schedule_id=4&playlist_id=3&speaker_id=37&target_year=2024" /> + +## まとめ + +令和6年9月6日に行った3件の一般質問のうちの1件目です。 + +児童相談所虐待対応ダイヤルの無料化や児童虐待の周知拡大とともに虐待通報件数が増加する一方、虐待の事実がない、もしくは虐待と言えないことをもとに、ある日突然こどもが強制的に一時保護されてしまう「誤認保護・過剰保護」のケースがあります。明石市の事例(生後50日で一時保護→1年3か月分離)や大阪地裁で違法判決が出た事例などを紹介しつつ、小平市の状況や児童相談所との連携、市の認識を問いました。 + +[🏷️タグ「児童虐待」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/児童虐待) + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| +| ① 直近3年間の虐待種別ごとの通告・相談件数推移は。 | [身体的113→105件、心理的177→210件と増加傾向。通報経路は児相からが最多。](#-直近3年間の虐待種別ごとの通告相談件数推移) | +| ② 心理的虐待の主な内容と直近10年間の変化は。 | [大声や脅し、無視・拒否的態度、DVの目撃など。H30年度から心理的虐待が身体的虐待を上回る。](#-心理的虐待の主な内容の傾向) | +| ③ こどもの発言の信憑性はどう判断しているか。 | [臨床心理士等の専門資格者が対応。発達段階や生育歴を踏まえ、多角的に分析・検討。](#-発達過程にあるこどもの発言の信憑性) | +| ④ 市・子家セン・児相の関係性は。 | [子家センは通告窓口・調査指導、児相は相談・一時保護・措置機能。市は要保護児童対策地域協議会を組織し連携。](#-市と子家セン小平児童相談所の関係性) | +| ⑤ 児相から子家センへ送致されるケースと件数は。 | [初期調査や安全確認が適しているもの等。R3/80件、R4/104件、R5/93件。](#-児相から子家センへ送致されるケースと件数) | +| ⑥ 小平児相の直近3年間の一時保護関連件数は。 | [管轄9市全体の委託件数で回答。新規委託107~128件、2か月超延長48~72件、入所26~40件。28条申立て・家庭復帰は公表なし。](#-小平児相の直近3年間の一時保護関連件数) | +| ⑦ 一時保護中の学校出席と学習サポートは。 | [国が出席扱いの判断目安を示す。一時保護所に学習指導職員を配置。](#-一時保護されたこどもの学校への出席状況と学習サポート) | +| ⑧ 一時保護解除後の不登校割合は。 | [小平児相では公表していない。](#-一時保護解除後に不登校になっているこどもの割合) | +| ⑨ 障害等があるこどもの一時保護時のケアは。 | [児童養護施設、里親、障害児施設、病院などに委託し必要なケアを実施。](#-障害や発達上の課題があるこどもの一時保護時のケア) | +| ⑩ 市は誤認保護・過剰保護を認識しているか。 | [児相が適切に調査の上所長が決定。市は児相が適切に対応していると認識。](#-市は誤認保護過剰保護の問題を認識しているか) | +| ⑪ 虐待したとされる親への一時保護中のサポートは。 | [児相が定期的に面談・家庭訪問を実施。](#-虐待したとされる親への一時保護中のサポート) | +| ⑫ 一時保護解除後の家族サポートは。 | [児相が主担当となり6か月間程度、児童福祉司が家庭訪問等で養育状況を把握。子家センも連携。](#-一時保護解除後の家族へのサポート) | + +## 通告書 + +<embed src="/pdf/20240906-ippan-situmon-yasutake-1p.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +### 質問する理由 +#### 誤認保護・過剰保護の問題 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +児童相談所虐待対応ダイヤルの無料化や児童虐待の周知拡大とともに、虐待通報件数が増加している。一方で、虐待の事実がない、もしくは虐待と言えないことをもとに、ある日突然こどもが強制的に一時保護されてしまう誤認保護・過剰保護のケースがある。保護された後に誤認がすぐ認められ、こどもが帰れるならまだよいが、児相の問題と絡んで、親子分離されたまま長期にわたってこどもが帰れず、法で保障された面会すらろくにさせてもらえない事例がある。SNSの広がりとともに近年報道されるようになってきている。児相については、にわかには信じられないひどい話をたくさん聞いている。東京都の小平児童相談所もその一つだ。報道は氷山の一角と感じる。 + +児童虐待をしてはならないのは当然だ。同時に、こどもの幼少期を家族で一緒に過ごすことも至極当然のことだ。親子の意思に反して突然の分離が起きれば、親は命がけでこどもを取り戻そうとするし、子は親と離れないよう必死でしがみつく。強制的な親子分離は、共にいたいと願う親子にとって、命にも関わる心理的虐待であるとも言える。誤認保護・過剰保護は決して起きてはならないことだ。しかし、法や国の手引はなぜかこの視点が著しく欠落している。 + +虐待を見過ごさないよう間口を広くする政策は、誤認保護・過剰保護をなくす政策とセットで進める必要がある。児相は小平市の管轄ではないが、市には子ども家庭支援センター(以下、子家セン)や各機関を通じて児童虐待の情報が集まっている。児童福祉法や児童虐待の防止等に関する法律、子ども虐待対応の手引きにも市町村の役割が明記されている。 + +</MessageBubble> + +#### 市町村の役割の大きさ + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +資料提示:厚生労働省「児童相談所の運営方針について」の市町村・児童相談所における相談援助活動系統図。虐待の相談・通告は児相だけでなく市町村も受けることになっている。今は市の子家センに集中しているかもしれないが、市内の一般住民や民間団体、保育所、幼稚園、学校、警察などからの通告も市町村が受ける。 + +虐待防止のための家庭へのサポート、一時保護や施設入所中の教育も含めた支援、家庭復帰後の家庭支援も市町村の担当。市と子家セン、児相、各種機関との情報連携のために要保護児童対策地域協議会も設けられている。 + +このように児童虐待に関しては市町村の役割もかなり大きい。本来、様々な細かい支援は密着したケアが必要なので、市区町村が全て担うべきではないかと感じるところもある。小平市は児相と密接に連携しなければならないので、小平市の一般質問ではあるが児相のことを問題なく問うことができる。 + +ただ、児相しか把握していない情報については一般質問で問いにくいと思うが、密接に連携すべき関係性にあるので、児相しか握っていない情報があり得ないのではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +資料提示:東京都福祉局の東京都児童福祉審議会の資料「虐待相談の対応の流れ」。虐待通告がなされたら緊急受理会議を開き、原則48時間以内に目視確認。状況に応じて一時保護。場合によっては児相から家庭裁判所に申立てがなされて施設入所、その後に家庭復帰。 + +これが実際の虐待ではなく誤認保護・過剰保護のケースだった場合を考えると、とても恐ろしいことになる。 + +</MessageBubble> + +#### 報道事例:明石市と大阪地裁 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +報道事例を2つ紹介する。 + +**明石市の事例**:生後50日の乳児に腕の骨折があり、兵庫県の児相が虐待を疑って一時保護。児童福祉法では一時保護は2か月までだが、児相が家庭裁判所に申し立てて延長が続けられ、結局1年3か月にわたって一時保護され続けた。生後約2か月から1歳5か月になるまで母親と一緒にいることができなかった。面会は月にたった一、二回。母乳の差し入れも拒否された。その後、高等裁判所で虐待はなかったという判決が出て、やっと家に帰れることになった。明石市は非を認め慰謝料130万円を支払った。この問題を受けて令和3年に「子どものための第三者委員会」を創設している。 + +**大阪地裁の事例(令和4年)**:母親が生後1か月の赤ちゃんを抱っこしたままコップを取ろうとしたときに誤って床に落とし、頭の両側が骨折。病院から通報を受けた大阪府の児相が「落下で同時に2か所骨折はおかしい」と虐待認定し、8か月間一時保護し続けた。家庭裁判所からはセカンドオピニオンを取るよう忠告があったが児相はそれを怠り、面会を制限し続けた。その後児相が突如申立てを取り下げ、赤ちゃんは帰れることになったが、大阪地裁は「母親に虐待を疑うべき事情は一切判明していない」として大阪府に100万円の損害賠償を命じた。 + +まだまだこういう事例がたくさんある。報道されているのは氷山の一角だ。当事者はこどもが返してもらえなくなると思って声を上げにくい。家庭復帰後も声を上げるとまた一時保護されるかもしれない。世間の流れも虐待死を止めなければならないという中で、なかなか関心を持ってもらえない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +資料提示:約半年間にわたって一時保護されていた女の子が、保護されている間に家族へ出した手紙。「パパ大好きだよ」「一緒にプール行きたいよ」「なんでずっとここにいなきゃいけないの」「早く帰りたいよ」「悲しいよ」と書かれている。 + +帰りたいと泣いている子でも、国の手引を読むと帰すわけにはいかないとされている。児相で働いている人たちも通常の精神ではいられないのではないか。国の手引は児相職員にメンタル的にかなりタフな対応を求めている。児相職員がすぐ辞めてしまう問題もこれに原因があるのではないか。 + +児童虐待の対応は国として一時保護を強化する方向だが、そういったことに全力を注ぐのではなく、家族へのサポートを手厚くするほうにエネルギーを注いだほうがいいのではないかと感じる。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ① 直近3年間の虐待種別ごとの通告・相談件数推移 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +直近3年間の市内での虐待種別(身体、ネグレクト、性的、心理的)ごとの通告と相談それぞれの件数推移、虐待者の年齢傾向、独り親家庭の割合、通報経路の傾向は。また、市の見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +通告と相談それぞれの件数は把握していないが、通告も含めた相談件数は以下のとおり。 + +| 虐待種別 | R3年度 | R4年度 | R5年度 | +|---|---|---|---| +| 身体的虐待 | 113件 | 87件 | 105件 | +| ネグレクト | 115件 | 67件 | 61件 | +| 性的虐待 | 3件 | 1件 | 2件 | +| 心理的虐待 | 177件 | 162件 | 210件 | + +虐待者の年齢は20代から50代まで分散。独り親家庭の割合は未把握。通報経路は児童相談所からが最も多く、次に学校。 + +**市の見解**:コロナ禍で一時増加したがR4年度以降は減少傾向。心理的虐待は増加傾向。H28年度の児童福祉法改正により児相から市に送致できることとなり、R2年度以降は児相経由の相談が増加。 + +</MessageBubble> + +#### 安全確認の件数 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +いただいたデータは児相の相談件数と通告も含む件数ということでいいか。市内でのということで確認させてほしい。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left"> + +直近3年の市内で起きました虐待種別ごとの通告、相談ということで答弁した。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +このうち、安全確認に至った件数は教えていただけるか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left"> + +安全確認の件数は把握していない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +安全確認の数を児相に言えばもらえるような数字なのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left"> + +個別事案になるので、個々に児相に確認してお答えできるものかどうか確認する必要がある。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +こういった重要な数値がホームページ等で公開されていない。これでは状況が把握できない。児童虐待を防ぐ施策を行っても効果検証ができない。一時保護が進んでも虐待死が減っていないという話も聞いている。一時保護が強化されると、問題を抱えている家庭もこどもが連れ去られることを恐れて相談しなかったり、医療機関にかかっても通告されてしまう。結局それで虐待死に至ることもある。 + +児相と各自治体にトータルでどれぐらいの数、市内で通告があって安全確認になって一時保護になったかなどの数値上の解析をどこかの場でしているか。例えば要保護児童対策地域協議会等で全体を把握できる数値が示されて話合いはされているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left"> + +総体的には児相において解析、分析がなされるものと考えている。要保護児童対策地域協議会では個々のケースについての確認はしているが、分析等は行っていない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +要保護児童対策地域協議会等で数値は特に示されないのか。安全確認に至った数値などは示されないということでいいか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left"> + +協議の中での統計的な情報交換、資料の提供などは行っていない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +分かった。そういうのは本当に問題だと思う。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ② 心理的虐待の主な内容の傾向 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +市内での心理的虐待の主な内容(内訳)の傾向と、直近10年間でその内訳に変化があったか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +心理的虐待は、大声や脅しなどで恐怖に陥れる、無視や拒否的な態度を取る、著しく兄弟間の差別をする、子どもがDVを目撃するなどが主な内容。平成30年度から心理的虐待の相談件数が身体的虐待の相談件数を上回り、以降、内容に大きな変化はない。 + +</MessageBubble> + +#### 夫婦げんか(面前DV) + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +心理的虐待の内容として、こどもの目の前で夫婦げんかをするという状況がある。こどもの目の前で夫婦げんかをしていると心理的虐待と認められることがある。「けんかするほど仲がいい」と言っていたものの、こどもの目の前でやって通報されると虐待になってしまう。しかも、こどもの目の前じゃなくても虐待として通報されて一時保護になるケースもある。 + +実際にあるケースでは、母親とおじいちゃんがこどもから見えないところでけんかしていたら通報されて長期の一時保護になり、最終的に施設入所になった。こども自身も虐待とは思えないと言っていたが、結局施設から逃げ出して帰ることになった(小平児相の話ではない)。 + +夫婦げんかについてはどれぐらいの件数あるか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left"> + +市で把握しているものとしては、全体の6割程度。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +それは過剰なことがあるのではないか。確かに目の前でかなり激しいけんかをされたらだが、ささいなけんかだったら過剰ではないか。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ③ 発達過程にあるこどもの発言の信憑性 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +こどもは発達の過程で、幼少期には意図せずうそをつくことがあったり、学童期には意識的にうそをついたりすることがある。周囲の大人が喜ぶと思って事実と異なる発言をしてしまい、結果として家族から引き離されてしまうこともある。発達過程にあるこどもの発言の信憑性はどう判断しているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +児相では、臨床心理士や社会福祉士などの専門資格者が対応し、発達段階や生育歴、家庭環境等を踏まえ、こどもの発した言葉だけでなくしぐさや表情からも気持ちを酌み取り、心身をケアしながら慎重に聞き取りをしている。保護者や兄弟、同居人及び保育園や学校、医療機関等に対しても調査・情報収集し、多角的な視点で分析・検討した上で判断している。 + +</MessageBubble> + +#### こどもの発言と施設での状況 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +こどもが最初に一時保護されるときは、こどもが言ったことを信じてもらえる。しかし施設に入って帰りたいと言ってもすぐ帰れない状況だ。一時保護所や施設では担当者の意向に従わないと何をされるか分からないという。職員から「親はばかだ」といった発言もあり、担当者は親と敵対してしまっているから、意向に従わない発言をすると何をされるか分からないという恐怖心があると、なかなか本当のことは言えなくなる。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ④ 市と子家セン、小平児童相談所の関係性 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +市と市の子家セン、小平児童相談所とはどういう関係性にあるか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +子家センはこどもと家庭に関する様々な相談に対応し、虐待相談についても通告窓口となり、必要な調査及び指導等の業務を行っている。児相は児童福祉法に基づき、相談機能、一時保護機能及び措置機能を果たすことに加え、子家センをバックアップすることが求められている。市では小平市要保護児童対策地域協議会を組織し、子家センとの連携により会を運営するとともに、小平児相には委員になっていただき、その他の関係機関とも連携している。 + +</MessageBubble> + +#### 市の役割と児相のチェック機能 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +国の手引を読むと、市町村の役割はかなりある。虐待防止のためのサポート、一時保護されているとき、施設に入ったとき、家庭復帰したとき、それぞれで市町村の役割が定められている。それはそうだというのを確認したい。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left"> + +市の役割としては、要保護児童対策地域協議会の中で、こどもが一時保護が解除された後のサポートなども担当しているので、役割としては広いものと認識している。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +国の手引はかなり偏った形で書いてある。児相はそういう偏った手引に基づいて運営されていて、所長の判断で親子の強制分離ができるなど権限が非常に強いのに、その行為をチェックする第三者がいない。市区町村の役割が大きいからこそ、過剰保護ではないかと意見を言える立場にあるのは市区町村しかない。ぜひ毅然とした態度で協議会等で意見を言ってもらいたい。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑤ 児相から子家センへ送致されるケースと件数 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +児相が受理した事案のうち、地域の市町村の子家センでまず対応していくことがふさわしいとされる、いわゆる児相から子家センへ送致されるのはどういうケースか。また、直近3年間の市の子家センへの送致件数は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +子家センによる初期調査や安全確認が適しているもの、身近な地域での支援が適しているもの等が送致に該当する。直近3年間の送致件数:令和3年度80件、令和4年度104件、昨年度93件。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑥ 小平児相の直近3年間の一時保護関連件数 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +市内在住のこどもについて、小平児童相談所に限定し、直近3年間の次の件数を伺う。 + +1. 一時保護となった件数 +2. 一時保護が解除された件数 +3. 2のうち2か月以内に一時保護解除された件数 +4. 児童福祉法第33条第5項の申立てにより2か月を超えて一時保護が延長されている件数 +5. 一時保護後、児童福祉施設等への入所となった件数 +6. 5のうち、児童福祉法第28条第1項の申立てにより入所となっている件数 +7. 入所した児童福祉施設等から家庭復帰した件数 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +小平児相に確認したところ、一時保護全体の件数は公表していないとのこと。小平児相が管轄する9市全体の児童養護施設等に一時的に保護を委託した件数で回答する。 + +| 項目 | R2年度 | R3年度 | R4年度 | +|---|---|---|---| +| 新規一時保護委託 | 107件 | 159件 | 128件 | +| 解除 | 118件 | 151件 | 136件 | +| 2か月以内解除 | 118件 | 151件 | 64件 | +| 2か月超延長 | 48件 | 57件 | 72件 | +| 入所 | 26件 | 37件 | 40件 | + +※28条申立てによる入所件数、家庭復帰件数は小平児相では公表していない。 + +</MessageBubble> + +#### 件数非公表について + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +委託先しか数値をいただけないということで、それ以外は公表していない。なぜ児相にある一時保護の件数は公表していないのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left"> + +児相において本件については公表していないという回答を受けている。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +理由は知らないが公表していない。その理由を確認する気も市としてはないということでよいか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left"> + +その資料の主体は児相になるので、そちらの判断に従うことになる。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +これは本当に重要な情報だ。小平市の中でどれぐらい保護されていて、どれぐらい2か月以上延長されて、結局施設入所になってしまったか。施設入所になった数も公表していない、家庭復帰している数も公表していない。これは異常ではないか。児相は最終的に家庭復帰を目指す機関だと思っていたが、家庭復帰を目指す機関なら家庭復帰した数は公表しなければいけない。なぜ公表していないのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left"> + +個々の資料に関する出す出さないの理由までは伺っていない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +国の手引にも、東京都の児相と市区町村の両方で通告を受けたり対応していく状況で、片方に丸投げするのはやめてくださいと書いてある。今の話で状況が分かった。結局、市としても状況を把握する姿勢がないということがよく分かった。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑦ 一時保護されたこどもの学校への出席状況と学習サポート + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +一時保護されたこどもの学校への出席・欠席状況は。また、学習サポートはどうなっているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +国において一時保護が行われているこどもについて出席扱いとして認めることができる判断の目安が示されている。校長は児相を通じて、こどもの状況に適した学習環境の整備や一定の教育指導の時間が確保されていることなどが確認できた場合に出席扱いとすることができる。一時保護所では日課に学習の時間を設け、学習指導職員を配置している。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑧ 一時保護解除後に不登校になっているこどもの割合 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +一時保護解除後に不登校になっているこどもの割合は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +小平児相では公表していない。 + +</MessageBubble> + +#### 不登校の割合 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +不登校になっているこどもの割合も公表していない。なぜか。かなり多いということか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left"> + +児相では公表していないので、こちらでは分かりかねる。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +攻撃的に言えば、不登校の数は知らないが気にしないよということだ。今の答弁でかなり問題がいろいろあると感じたので、今後も質問していきたい。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑨ 障害や発達上の課題があるこどもの一時保護時のケア + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +身体障害や知的障害、発達上の課題があるこどもたちが一時保護された場合、特別なケアはされるか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +児相からは、こどもの状況に応じて児童養護施設や乳児院のほか、里親や障害児施設、病院など適切な場所に一時保護を委託し必要なケアをしていると伺っている。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑩ 市は誤認保護・過剰保護の問題を認識しているか + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +市は誤認保護・過剰保護の問題を認識しているか。また、これを防ぐための取組をしているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +一時保護の決定に当たり、児相が児童の心身の状況や家庭環境等を適切に把握・調査した上で所長が決定しており、市としては児相が適切に対応しているものと認識している。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑪ 虐待したとされる親への一時保護中のサポート + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +虐待したとされる親へのサポートは、こどもの一時保護中にはどうなっているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +こどもの一時保護中は、児相が定期的に面談や家庭訪問を行うなど、退所後にこどもが安全に安心して生活できるようサポートや支援をしている。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑫ 一時保護解除後の家族へのサポート + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +一時保護解除後の家族へのサポートはどうなっているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +家庭復帰後は、児相が主担当機関として支援方針を決定し、少なくとも6か月間程度は児童福祉司の指導による家庭訪問や通所等を通じて養育状況を把握するとともに必要な支援を実施。子家センは児相の支援方針に沿い、適宜連携を図りながら対応している。 + +</MessageBubble> + +</div> diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/2-ijime-yosan-yobo-sityou-syonin.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/2-ijime-yosan-yobo-sityou-syonin.mdx new file mode 100644 index 0000000..71e1190 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/2-ijime-yosan-yobo-sityou-syonin.mdx @@ -0,0 +1,227 @@ +--- +first: 2024-09-06 +description: 令和6年度9月定例会における一般質問2件目のまとめ。公文書公開請求により判明した、いじめ重大事態調査報告書作成の予算要望が市長に承認されなかった問題を追及。 +title: "(2)いじめ対応改善の予算要望を市長が承認しなかったのか" +tags: + - 一般質問 + - いじめ重大事態 + - 教育委員会 + - 予算 +--- + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1488&schedule_id=5&minute_id=112&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=38&schedule_id=4&playlist_id=3&speaker_id=37&target_year=2024" /> + +## まとめ + +令和6年9月6日に行った3件の一般質問のうちの2件目です。 + +公文書の公開請求により、市教育委員会が令和6年度予算に向けて、いじめ重大事態調査報告書の作成を対策委員会の委員へ委託するための謝礼40万円の予算要望書類を作成していたにもかかわらず、当初予算に一切計上されていなかったことが判明しました。市教委が裏では計画を立て予算要望の書類を作っていたのに、なぜそれが予算化されなかったのか。市長が問題の深刻さを理解せず、市教委が提案した改善策を握り潰したのではないかと追及しました。 + +[🏷️タグ「いじめ重大事態」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/いじめ重大事態) + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| +| ① 市教委は予算要望したのか。 | [本年度予算には要望済。昨年度は資料作成のみで要望に至らず。](#-予算要望の有無) | +| ② 市長はなぜ40万円の予算要望を承認しなかったのか。 | [第三者性は確保されているとの認識から予算措置に至らず。](#-予算要望を市長が承認しなかった理由) | +| ③ 請願第7号を市長はどう受け止めているか。 | [第三者性は確保されていると認識しつつ、請願の採択は重く受け止めている。](#-請願第7号の受け止め) | +| ④ 請願第7号の対応進捗状況は。 | [教育委員会で対応等を検討中。予算措置等の課題整理が必要で調整中。](#-請願第7号の対応進捗状況) | + +## 通告書 + +<embed src="/pdf/20240906-ippan-situmon-yasutake-2p.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +### 質問する理由 +#### 公文書公開請求で判明した予算要望書類 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +公文書の公開請求により驚くべきことが判明した。令和6年度予算に向けて市教育委員会は、いじめ重大事態調査報告書の作成を対策委員会の委員へ委託するための計画を立て、その謝礼として40万円の予算を要望する書類を作成していた。しかし、令和6年度当初予算にはこれが一切計上されていない。次の二つの可能性が考えられる。 + +1. 最終的に市教委が予算要望しなかった +2. 予算要望したものの市長が承認しなかった + +なお令和5年度予算に向けても市教委は同内容で提案事業調書を作っていたが、反映されていない。 + +公開された令和6年度の第1期中期実行プラン提案事業調書Aには、「いじめ重大事態調査報告書作成」という事業名で、提案事業の概要欄に調査報告に係る委員謝礼を措置するとある。事業効果の欄には「対策委員会委員が自ら作成することで透明性、公平性を示すことができる」とある。同提案事業調書Bには「報告書執筆10,000円×20ページ×2件=400,000」の事業費が示されている。歳出予算総括表(事業別)には報償費の中にいじめ重大事態調査報告書作成の項が追加され、40万円が計上されている。 + +一方、令和5年度の同調書Aには事業名としては「いじめ重大事態の対応拡充」となっているものの、概要欄には令和6年度と全く同じ内容が書かれている。同調書Bにも「報告書執筆10,000円×20ページ×2件=400,000」と書かれているが、歳出予算総括表にはこの40万円の記載がない。 + +</MessageBubble> + +#### 市長が握り潰したのではないか + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +これまで、いじめ重大事態の調査報告書を第三者に書いてもらうよう要望しても市教委は一切対応しないと考えていた。本年6月に請願第7号も全会一致で採択していただいた。しかし実は市教委は裏では計画を立て予算要望の書類を作っていた。その予算要望に対し、もし上記(2)の状況であれば市長が予算要望を拒んでいたことになる。市長は問題の深刻さを全く理解せず、市教委が矢面に立っている状況を目の当たりにしながら、市教委が提案した改善の手だてを市民に見えないところで握り潰すような非道なことをしていたのではないか。 + +</MessageBubble> + +### ① 予算要望の有無 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +公開された公文書に示されたとおり市教委は予算要望したのか。それとも書類は作ったが要望しなかったのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +本年度予算には要望を出している。昨年度予算には、要望に向けて資料を作成していたが、最終的には予算要望には至らなかった。 + +</MessageBubble> + +--- + +#### 予算要望を公表しなかった理由 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +令和5年度提案書は書いたが結局出さなかったということで分かった。予算要望したことを市民に伝えればよかったのではないか。なぜ予算要望していたと伝えなかったのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +まだ決定に至る前の過程の段階の話なので、答弁することは控えていた。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +予算要望はしたのに、なぜそれを言わなかったかと聞いている。予算要望自体はしたのだから「予算要望はしました」と言えばいいのではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +予算要望したということも、予算が固まるまでの過程ということなので公表は控えていた。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +「予算要望はしました、まだ予算が固まる前の状況です」と素直に保護者に説明すれば「教育委員会はやってくれているんですね」という話になる。なぜそれをしなかったのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川)" align="left"> + +一般論として、一つの物事が決まる意思決定の過程における情報については、必ずしも全てについて公表や外部に説明していることはないと認識している。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +これだけ問題になっていることで、教育委員会はずっと矢面に立っていた。裏ではちゃんと提案を作っているのに、提案を作っていると言えばいいだけだ。それでコミュニケーションは劇的に改善する。それをしない理由を考えてみると、結局教育委員会は組織のほうを向いている。組織内で何か問題になるかもしれない、財政課や市長から何か言われるかもしれないと考えているから言えないのだ。市民のほうを向いていればそういったコミュニケーションを深く取れると思う。「私たちはちゃんと提案書を作りました」と、教育部長まで判こを押しているのだから。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ② 予算要望を市長が承認しなかった理由 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +予算要望がなされていたとすると、市長はなぜ40万円の予算要望を承認しなかったのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +本年度予算の予算要望は出していたが、予算編成の過程において、市長部局及び教育委員会としては、いじめ重大事態に関する調査報告書の原案については対策委員会が作成するに当たり教育委員会が補佐しているものであり第三者性については確保されているとの認識から、予算措置に至らなかった。 + +</MessageBubble> + +#### なぜ予算化されなかったのか + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +予算編成の過程で市と市教委が検討して予算化しなくてもいいとなったという答弁だが、これはおかしい。市教委が提案して予算要望しているのに、なぜ予算審議の過程で「要りませんね」となったのか。教育委員会が主導して要らないとなったのか、市長部局から「やめてほしい」となったのか、確認する。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left"> + +教育委員会としては、現行の方式においても第三者性は確保できていると認識していた。ただ、市議会での一般質問なども踏まえてよりよい方法を検討する中で予算要望を行った。予算要望と併せて他の自治体の状況なども調査を進めたが、現行の小平市と同様の事例が多かったことや、費用の算出の根拠や支払方法など整理すべき課題があることも分かったので、市長部局と情報共有の上、本年度の予算化は見送った。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +予算要望を出した後にそういった審議をするのか。出した後にいろいろな過程があるから取り下げるという過程がふだんあるのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川)" align="left"> + +予算の要望と査定の流れだが、常に事業主管課と予算の査定側が対峙しているわけではない。要望の内容や時期について、適否が決まらなくても取りあえず煮詰まっていないものについても要望を出すことは頻繁にある。ヒアリングや査定のプロセスで内容に変更を加えたり、断念したりすることがあり、その結果として取下げあるいは不採択ということもある。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +令和5年度から2年かけて検討してきている。令和6年度にそういう状況になったとしても、既に提案も出ているし検討も進んでいるのだから補正予算としても出せるはずだ。市長、予算をつけてもらえるのか。請願第7号に沿った予算をつけてもらえるか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川)" align="left"> + +請願が6月定例会で全会一致で採択ということがあるので重く受け止め、教育委員会でどんな方法で実現が可能か検討していると伺っている。それを受けての検討ということになる。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +補正予算でもできると思うので、ぜひ前向きに検討してほしい。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ③ 請願第7号の受け止め + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +本年6月に全会一致採択された請願第7号を市長はどう受け止めているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +調査報告書の原案については対策委員会が作成するに当たり教育委員会が補佐しているもので第三者性は確保されていると認識しているが、請願が提出され採択されたことは重く受け止めている。 + +</MessageBubble> + +### ④ 請願第7号の対応進捗状況 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +請願第7号の対応進捗状況と、それに対する市長の考えは。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +請願が提出され採択されたことは重く受け止めており、現在対応等について検討している。請願事項の中には予算措置等を含め課題の整理が必要な点があることから、対応方法について調整を進めている。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +提出された請願事項に対して、教育委員会において課題の整理等を行っているものと認識している。 + +</MessageBubble> + +</div> diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/3-gyousei-huhuku-sinsakai.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/3-gyousei-huhuku-sinsakai.mdx new file mode 100644 index 0000000..95cde5f --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/3-gyousei-huhuku-sinsakai.mdx @@ -0,0 +1,173 @@ +--- +first: 2024-09-06 +description: 令和6年度9月定例会における一般質問3件目のまとめ。新体制の行政不服審査会の第三者性や審査状況等について問うた。 +title: "(3)新体制の行政不服審査会と、これまでの審査状況等について" +tags: + - 一般質問 + - 行政不服審査会 + - 情報公開 +--- + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1488&schedule_id=5&minute_id=112&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=38&schedule_id=4&playlist_id=3&speaker_id=37&target_year=2024" /> + +## まとめ + +令和6年9月6日に行った3件の一般質問のうちの3件目です。 + +市の行政不服審査会の委員が本年4月に交代しました。これまで会長と副会長は市の顧問弁護士であったため利益相反で公平中立な審査ができないと指摘してきましたが、改められることになると捉えています。新委員の第三者性、審査会の開催状況、審査状況の長期化、附属機関等の委員名簿公開について問いました。 + +> **⚠️ 注:** 本件については初回の質問・答弁のみで、再質問には至りませんでした(時間の都合によるものと思われます)。想定問答集に用意されていた質問項目については実施されませんでした。 + +[🏷️タグ「行政不服審査会」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/行政不服審査会) + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| +| ① 委員氏名と第三者性は。 | [氏名は非公表。弁護士3、行政書士1、元市職員1の5人。市との兼務はなく第三者性あり。](#-現在の行政不服審査会の委員氏名と第三者性) | +| ② 委員の選任方法は。 | [東京弁護士会・行政書士会の推薦や見識・能力を踏まえ市長が委嘱。](#-委員の選任方法) | +| ③ 開催タイミングと明文化の有無は。 | [諮問後、争点整理が整った段階で開催。明文化はなくH28年4月以降変更なし。](#-開催のタイミング) | +| ④ 審議長期化の理由は。 | [審理員手続のない開示請求の争点整理に時間。口頭意見陳述や請求人の提出遅延も要因。](#-審議が長期化している理由) | +| ⑤ 答申件数等の実績は。 | [答申8件、処分変更1件、請求全部充足0件。回答期間は最短49日〜最長1,055日。](#-答申件数等の実績) | +| ⑥ 審査中の最長事例は。 | [審査請求から4年3か月経過。](#-現在審査中の最長事例) | +| ⑦ 委員名簿の公表状況は。 | [各課判断に委ねているが、情報公開の観点から公表を検討中。](#-附属機関等の委員名簿の公表状況) | + +## 通告書 + +<embed src="/pdf/20240906-ippan-situmon-yasutake-3p.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +### 質問する理由 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +市の行政不服審査会の委員が本年4月に交代した。これまで行政不服審査会の会長と副会長は市の顧問弁護士であったため、利益相反で公平中立な審査ができないとの趣旨で指摘してきたが、改められることになると捉えている。新委員の第三者性、行政不服審査会の状況、市の附属機関や類似機関の委員名簿の公開について問う。 + +</MessageBubble> + +### ① 現在の行政不服審査会の委員氏名と第三者性 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +現在の行政不服審査会の委員氏名は。またそれぞれどういう方か。第三者性は満たされているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +氏名については現在公表していないため答弁を差し控えるが、構成は委員5人のうち3人が弁護士、1人が行政書士、1人が元市職員。5人とも他の職務で市に関与しておらず、個別の事例に関して利害関係を有することになった場合には当該事例の調査審議に関与しないため、第三者性は満たされていると認識している。 + +</MessageBubble> + +### ② 委員の選任方法 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +行政不服審査会の委員はどう選任しているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +東京弁護士会や東京都行政書士会からの推薦のほか、法律または行政に関して有する見識や能力を踏まえ、私が委嘱している。 + +</MessageBubble> + +### ③ 開催のタイミング + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +行政不服審査会は不定期に開催されるとしているが、現在、開催のタイミングはどのように決まるか。明文化されているか。また、以前はどのようなタイミングで開催していたか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +審査会に諮問された後、弁明書及び反論書による主張書面のやり取りや、証拠書類の提出などの手続により事実関係や争点が整理され、審議の準備が整った段階で開催している。開催時期に関しては明文化したものはなく、平成28年4月の行政不服審査会の発足以降、運用に変更はない。 + +</MessageBubble> + +### ④ 審議が長期化している理由 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +令和5年9月定例会での答弁で「令和4年度までの5年間で諮問した審査請求は全て審議中」とあった。令和2年度に審査請求がなされて2年以上審議中であった事例もあるのではないか。審議が延びた理由は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +事例に応じて理由は異なるが、審理員手続のない公文書の公開請求及び保有個人情報の開示請求の事例で争点整理に時間がかかる場合や、口頭意見陳述を実施した場合に調査審議期間が長くなることがある。また審査請求人の事情により反論書や証拠の提出が遅れている事例もある。 + +</MessageBubble> + +### ⑤ 答申件数等の実績 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +平成25年5月以降、行政不服審査法に基づく審査請求が行われてから答申が返ったものについて、次の4点を伺う。 + +1. 答申件数 +2. 答申を受けて処分が変わった件数 +3. 請求が全て満たされた件数 +4. 請求から回答までの日数の傾向 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +平成28年の行政不服審査法改正前の不服申立てに係るものを含めて答弁する。 + +1. 答申を行った件数は **8件** +2. 答申を受けて処分が変わった件数は **1件** +3. 請求者の請求が全て満たされた件数は **0件** +4. 最短 **49日**、最長 **1,055日**。審理員手続のない開示請求で対象文書が多い場合に期間が長くなる傾向。 + +</MessageBubble> + +### ⑥ 現在審査中の最長事例 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +現在審査中で最長のものはどれぐらいの時間が過ぎているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +審査請求がされてから4年3か月が経過しているものがある。 + +</MessageBubble> + +### ⑦ 附属機関等の委員名簿の公表状況 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +市の附属機関や類似機関(審議会等)の委員名簿のうち、今は積極的に公開していないものについても公開を検討していると耳に挟んだが、現在どのような状況か。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +現在、委員名簿については公表・非公表の取決めはなく、公表するかどうかは各課の判断に委ねている。しかし情報公開の総合的な推進の観点から委員名簿の公表について検討を進めており、事務上支障のあるものを事前公表の対象から外すなど一定の線引きが必要。引き続き検討を進めてまいる。 + +</MessageBubble> + +<div style="margin:1rem 0;padding:1rem;background:var(--sl-color-gray-7);border-radius:8px;font-size:0.9rem"> + +**⏱️ 時間切れにより再質問なし** + +本件については、2件目の質疑が長引いたため、再質問には至りませんでした。想定問答集に用意されていた質問項目は実施されていません。 + +</div> + +</div> diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/index.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/index.mdx new file mode 100644 index 0000000..f1811ba --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/index.mdx @@ -0,0 +1,7 @@ +--- +title: 9月定例会 +--- + +- [(1)児童虐待の誤認保護・過剰保護による親子分離を防ぐために](./1-gyakutaigosoku-hogosya-bunri/) +- [(2)いじめ対応改善の予算要望を市長が承認しなかったのか](./2-ijime-yosan-yobo-sityou-syonin/) +- [(3)新体制の行政不服審査会と、これまでの審査状況等について](./3-gyousei-huhuku-sinsakai/) diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/index.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/index.mdx new file mode 100644 index 0000000..594c5a4 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/index.mdx @@ -0,0 +1,23 @@ +--- +title: 令和6年度 +--- +### [3月定例会](./3gatu/) + - [(1)ときわ会での障害者虐待問題等への市の対応について](./3gatu/1-tokiwakai-syougaisya-gyakutai/) + - [(2)いじめ問題対策委員会の機能不全を市はどう捉えているか](./3gatu/2-ijime-taisaku-iinkai-kinou-huzen/) + - [(3)改定されたいじめ防止基本方針の問題点について](./3gatu/3-kaitei-ijime-bousi-kihonhousin/) + - [(4)引き続き教育長の虚偽答弁とハラスメントについて](./3gatu/4-kyouikutyou-kyogi-touben-harasumento/) + +### [12月定例会](./12gatu/) + - [(1)いじめ対応の予算を拒否、市長と教育長の責任を問う](./12gatu/1-ijime-yosan-kyohi-sityou-kyouikuchou-sekinin/) + - [(2)教育委員会の不正対応と、市組織としての自浄機能の必要性](./12gatu/2-kyouiku-iinkai-husei-taiou-zijyou-kinou/) + +### [9月定例会](./9gatu/) + - [(1)児童虐待の誤認保護・過剰保護による親子分離を防ぐために](./9gatu/1-gyakutaigosoku-hogosya-bunri/) + - [(2)いじめ対応改善の予算要望を市長が承認しなかったのか](./9gatu/2-ijime-yosan-yobo-sityou-syonin/) + - [(3)新体制の行政不服審査会と、これまでの審査状況等について](./9gatu/3-gyousei-huhuku-sinsakai/) + +### [6月定例会](./6gatu/) + - [(1)進学先へいじめ情報引き継がれず再発、教育長答弁と真逆だが](./6gatu/1-singakusaki-ijime-jouhou-hikitugarezu-saihatu/) + - [(2)疑問だらけのいじめ重大事態調査報告書が公表されたが](./6gatu/2-gimon-darake-ijime-judai-jitai-houkokusyo/) + - [(3)いじめ重大事態調査に時間がかかれば新たな問題が生じる](./6gatu/3-ijime-judai-tyousa-jikan-kakeruto-aratana-mondai/) + - [(4)事実捏造が起きた件と、改ざんの疑い等について](./6gatu/4-jijitu-netuzou-kaizan-tou/) |
