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author | 安竹洋平 <61961825+yasutakeyohei@users.noreply.github.com> | 2024-05-09 00:22:48 +0900 |
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committer | 安竹洋平 <61961825+yasutakeyohei@users.noreply.github.com> | 2024-05-09 00:22:48 +0900 |
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-rw-r--r-- | docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/1-dyslexia-kankyo.mdx | 139 | ||||
-rw-r--r-- | docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/2-jinkou-suikei-kagaku.mdx | 40 |
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diff --git a/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/1-dyslexia-kankyo.mdx b/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/1-dyslexia-kankyo.mdx index d8c598bf..0709cffd 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/1-dyslexia-kankyo.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/1-dyslexia-kankyo.mdx @@ -12,7 +12,7 @@ tags: # (1)ディスレクシアの子どもをひとりも見過ごさず成長できる環境整備を、いますぐに -<a id="kaigiroku" href="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1116&schedule_id=4&minute_id=211&is_search=true">📄会議録</a> +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1116&schedule_id=4&minute_id=211&is_search=true" dougaHref=""></KaigirokuDougaLink> ## まとめ @@ -54,19 +54,19 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <div id="situgi"> -### ①質問する理由{#bold-riyu} +### 質問する理由{#bold-riyu} #### ディスレクシアは周知不足 <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -見えない障害と言われるディスレクシアは、読みと書きの学習に大きな困難を抱える学習障害の一つ。この障害について十分に周知されているとはいえず、実態も適切に把握されていない。 +見えない障害と言われるディスレクシアは、読みと書きの学習に大きな困難を抱える学習障害のひとつ。この障害について十分に周知されているとはいえず、実態も適切に把握されていない。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -当事者の子どもたちは「自分は頑張っても勉強ができない」と誤解したり、周りから「勉強が足りない」と誤解を受けて苦しみ、不登校や鬱病に至る場合もある。 +当事者の子どもたちは「自分は頑張っても勉強ができない」と誤解したり、周りから「勉強が足りない」と誤解を受けたりして苦しみ、不登校や鬱病に至る場合もある。 </MessageBubble> @@ -78,13 +78,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -例えば小平市立小学校の令和元年5月時点での通常学級児童数9,731人で計算すると、200人以上が苦しんでいる可能性がある。しかし問題は表明化していない。 +たとえば小平市立小学校の令和元年5月時点での通常学級児童数9,731人で計算すると、200人以上が苦しんでいる可能性がある。しかし問題は表明化していない。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -授業でのタブレット使用状況(この時はGIGAスクール構想はまだ実現していませんでした)などから考えれば、適切なアセスメント(客観的評価とそのプロセス)が行われていないために見過ごされ、人知れず学校が嫌いになっている子どもが多数存在する可能性が高い。 +授業でのタブレット使用状況(このときはGIGAスクール構想実現前)などから考えれば、適切なアセスメントが行われていないため見過ごされ、人知れず学校が嫌いになっている子どもが多数存在する可能性は高い。(アセスメント = 客観的評価とそのプロセス) </MessageBubble> @@ -102,7 +102,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -見えない障害である学習障害は、ほかにも「聞く」、「話す」、「計算する」、「推論する」に困難さを感じるケースもあるが、今回は論点を集中させるためディスレクシアに限定する。 +見えない障害である学習障害は、ほかにも「聞く」「話す」「計算する」「推論する」に困難さを感じるケースもあるが、今回は論点を集中させるためディスレクシアに限定する。 </MessageBubble> @@ -123,7 +123,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -読み書き障害の状況は人によってさまざま。通常文字を見るとその読みが自動的に頭に浮かぶ(音韻処理という)が、読むことが困難な方の場合はそれが自動化されず、例えば次のような状況がみられる。 +読み書き障害の状況は人によってさまざま。通常文字を見るとその読みが自動的に頭に浮かぶ(音韻処理という)が、読むことが困難な方の場合はそれが自動化されず、たとえば次のような状況がみられる。 - 一文字を読むのに時間がかかる - 文字を読み間違える @@ -147,7 +147,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -これは本人も周りの人もなかなか気付きにくい。例えば学校の生活では次のようなこと一つ一つに困難さがある。 +これは本人も周りの人もなかなか気付きにくい。たとえば学校の生活では次のようなこと一つ一つに困難さがある。 - 紙の教科書や紙の辞書を使う - テストで問題用紙を読み、解答用紙に書く @@ -163,7 +163,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -そのため自分も周りも障害があることになかなか気付かない。しかし、読めない、書けないことから、本人は無意識にストレスを感じ、読み書き自体を避けるようになる。 +そのため自分も、周りも障害があることになかなか気付かない。しかし、読めない、書けないことから本人は無意識にストレスを感じ、読み書き自体を避けるようになる。 </MessageBubble> @@ -189,7 +189,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -その方にたくさん教えていただいた。私も具体的なことはまったく知らなかった。調べていくうちに、これは個人の問題だけではなく、小平市全体の問題であり、主に次の2つの理由から、とにかく早く対処しなくてはならないことが分かった。 +その方にたくさん教えていただいた。私も具体的なことはまったく知らなかった。調べていくうちに、これは個人の問題だけではなく小平市全体の問題であり、主に次の2つの理由から、とにかく早く対処しなくてはならないことが分かった。 </MessageBubble> @@ -203,7 +203,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -つまり18年前と8年前の2回、文科省が大規模な調査を行っている。調査対象は公立小・中学校の児童・生徒で、それぞれ人数は約4万人と5万人であり、統計的にも十分な母数の調査であった。 +つまり18年前と8年前の2回、文科省が大規模な調査をしている。調査対象は公立小・中学校の児童・生徒で、それぞれ人数は約4万人と5万人であり、統計的にも十分な母数の調査であった。 </MessageBubble> @@ -244,7 +244,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -しかし、読み書きができないことで、「自分は勉強ができない」と誤解したり、周りから「なぜ怠けるのか」「頑張っていない」などの誤解を受け、自信を失ってしまう。 +しかし読み書きができないことで「自分は勉強ができない」と誤解したり、周りから「なぜ怠けるのか」「頑張っていない」などの誤解を受けたりして自信を失ってしまう。 </MessageBubble> @@ -282,7 +282,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ②ディスレクシアの可能性がある児童・生徒の人数を見積もっているか?{#bold-mitumori} +### ①ディスレクシアの可能性がある児童・生徒の人数を見積もっているか?{#bold-mitumori} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -293,7 +293,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育長(古川 正之)" align="left"> -文部科学省の調査結果の示すとおり、一定数あると認識している。ディスレクシアと診断を受けた児童・生徒の実人数は把握していないが、読み書きに困難さを抱えている児童・生徒数としては、特別支援教室の利用児童が48人、また、巡回相談を通して学校から読み書きに困難さがあると報告のあった児童・生徒が8人。 +文部科学省の調査結果の示すとおり一定数あると認識している。ディスレクシアと診断を受けた児童・生徒の実人数は把握していないが、読み書きに困難さを抱えている児童・生徒数としては、特別支援教室の利用児童が48人。また巡回相談を通して学校から読み書きに困難さがあると報告のあった児童・生徒が8人。 </MessageBubble> @@ -323,7 +323,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -はっきりした診断が出ていることではなく正確な数は言えないが、一定数あると認識している。 +はっきりした診断が出ていることではなく、正確な数は言えないが、一定数あると認識している。 </MessageBubble> @@ -349,7 +349,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -それぞれの割合は手持ちの数がないためここでは回答できない。言語聴覚士については、学校の要請に応じて行っており、昨年度は巡回した。ディスレクシアについては言語聴覚士が一番専門性が高く、アセスメントに近いことやコンサルテーションができると考えている。 +それぞれの割合は手持ちの数がないためここでは回答できない。言語聴覚士については、学校の要請に応じて行っており、昨年度は巡回した。ディスレクシアについては言語聴覚士の専門性が一番高く、アセスメントに近いことやコンサルテーションができると考えている。 </MessageBubble> @@ -363,7 +363,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -平均での時間は、今回答できない。実際に授業を見て、子どもの状態像をつかみ、そのうえで、この子どもにはこういう支援が必要だというコンサルテーションも含めるので、1時間や2時間ではないと認識している。 +平均での時間は今回答できない。実際に授業を見て子どもの状態像をつかみ、そのうえで「この子どもにはこういう支援が必要だ」というコンサルテーションも含めるので1時間や2時間ではないと認識している。 </MessageBubble> @@ -409,7 +409,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -子どもをサポートするプレイヤーは、例えば次のような方々だ。 +子どもをサポートするプレイヤーは、たとえば次のような方々だ。 - 巡回相談員 - 臨床心理士 @@ -423,13 +423,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; - 特別支援教育コーディネーター - 医師 -こういうプレーヤーがどれだけいるか、それぞれの役割は何で、誰に報告され、その結果どうなる、といったことを保護者にわかりやすく示す必要がある。 +こういうプレイヤーがどれだけいるか、それぞれの役割は何で、誰に報告され、その結果どうなるといったことを保護者にわかりやすく示す必要がある。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -先週行われた[小平市特別支援教育専門家委員会](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/075/075755.html)でも、「保護者にコーディネーターのことが伝わっていない」という意見が相談員から出ていた。「校長先生に相談しているとき、隣に先生が来たが、この人が一体何の役割をしているのかわからなかった」と。これは一歩間違えれば、不信感を招いたり威圧的に感じられたりする可能性がある。 +先週行われた[小平市特別支援教育専門家委員会](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/075/075755.html)でも、「保護者にコーディネーターのことが伝わっていない」という意見が相談員から出ていた。「校長先生に相談しているとき、隣に先生が来たがこの人が一体何の役割をしているのかわからなかった」と。これは一歩間違えれば、不信感を招いたり威圧的な印象を与えたりする可能性がある。 </MessageBubble> @@ -437,7 +437,11 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)" id="guideline"> -そこで提案だが、対象となる保護者の方々にワーキングチームに参加していただき、「市は子どもにどういったサポートを提供しているのか」についてわかりやすい冊子を作成したり、校長先生と相談している場面でコーディネーターの方がきたら、「この人はどういう人ですよ」「この人がいることで、情報はどういうふうに回っていきますよ」といったことをちゃんと説明するようなこと(気を付けるべきこと)が記載されたガイドラインを作成してはどうか。 +そこで提案だが、対象となる保護者の方々にワーキングチームへ参加していただき、 +- 「市は子どもにどういったサポートを提供しているのか」わかりやすい冊子 +- 校長先生と相談している場面でコーディネーターの方へ「この人はどういう人か」「この人がいることで情報はどういうふうに回っていくか」等を説明するなど(気を付けるべきこと)が記載されたガイドライン + +を作成してはどうか。 </MessageBubble> @@ -449,7 +453,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -ぜひお願いする。職員の方々は日々の仕事で手いっぱいだろう。保護者の立場に立って資料を作成するのも、想像力を使う難しい作業だ。だからこそ、なるべく、市の製作物を作る際には、外部の、(事情をよく知っている)方々に主体的に参加してもらう(のがよい)。「市民との協働」と市長はよく言うが、働き方改革も含め、そういう(実効的な)ことをしていかなければならないと思う。 +ぜひお願いする。職員の方々は日々の仕事で手いっぱいだろう。保護者の立場に立って資料を作成するのも、想像力を使う難しい作業だ。だからこそなるべく、市の製作物をつくる際には、外部の(事情をよく知っている)方々に主体的に参加してもらう(のがよい)。「市民との協働」と市長はよく言うが、働き方改革も含め、そういう(実効的な)ことをしていかなければならないと思う。 </MessageBubble> @@ -461,7 +465,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -学校教育では、会議等もそうだが、専門家や公募市民の方に入っていただいている。こういう機会をより広く行うことも重要と考える。現在は専門家に入っていただくことで、施策等についての評価や改善方法などを提言してもらっている。市民の方にどのような機会に入ってもらうかや、入っていただいてどういったことが今後のよりよい特別支援教育につながるのかは、研究していきたい。 +学校教育では、会議等もそうだが、専門家や公募市民の方に入っていただいている。こういう機会をより広く行うことも重要と考える。現在は専門家に入っていただくことで、施策等についての評価や改善方法などを提言してもらっている。市民の方に、どのような機会に入ってもらうかや、入っていただいてどういったことが今後のよりよい特別支援教育につながるのかは研究していきたい。 </MessageBubble> @@ -473,7 +477,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; ::: -### ③アセスメントはどう行っているか?{#bold-assessment} +### ②アセスメントはどう行っているか?{#bold-assessment} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -483,13 +487,18 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育長(古川 正之)" align="left"> -現在、市で全児童・生徒を対象とした統一したアセスメントは行っていないが、学校を定期的に訪問する言語聴覚士を含む巡回相談員の行動観察等や、特別支援教室および通級指導での指導を申し込んだ際に受ける就学・転学相談における発達検査や行動観察等で、児童・生徒の抱えている読み書きの困難さを把握している。 +現在市で全児童・生徒を対象とした統一したアセスメントは行っていない。 + +- 学校を定期的に訪問する言語聴覚士を含む巡回相談員の行動観察等 +- 特別支援教室と通級指導での指導を申し込んだ際に受ける就学・転学相談における発達検査や行動観察 + +等で、児童・生徒が抱えている読み書きの困難さを把握している。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="教育長(古川 正之)" align="left"> -成果としては、把握した困難さについて、さらにアセスメントを進めるために、各種検査の実施や支援体制を検討できるとともに、実際に個別指導に活用できること。 +成果としては、把握した困難さについて、さらにアセスメントを進めるために、各種検査の実施や支援体制を検討できるとともに実際に個別指導に活用できること。 </MessageBubble> @@ -497,7 +506,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -アセスメントの材料は豊富に提供されている。例えば東京都教育委員会は、DVDつきで小・中学校向けの丁寧で網羅的なアセスメントマニュアルを提供している。 +アセスメントの材料は豊富に提供されている。たとえば東京都教育委員会は、DVDつきで小・中学校向けの丁寧で網羅的なアセスメントマニュアルを提供している。 </MessageBubble> @@ -521,13 +530,19 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -私どもが捉えているアセスメントは、評価、診断等々、中身をより具体的に詳細に深く見ていくというところ。 +私どもが捉えているアセスメントは、評価、診断等々中身をより具体的に、詳細に深く見ていくというところ。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -子どもたちの困り感に気付いていくことに関しては東京都教育委員会の資料もそうだし、私ども教育委員会から「通常の学級における特別支援教育の推進」ということで、環境調整における「こだいらこれだけは」というふうなあり方、それから、気付きの中で、学習面や行動について、文字をよく聞き間違える等々のチェックリストがあり、こういったことから気付いていき、その後、巡回相談につないでいく、といったことは取り組んでいる。 +子どもたちの困り感に気付いていくことに関しては + +- 東京都教育委員会の資料 +- 私ども教育委員会から「通常の学級における特別支援教育の推進」ということで環境調整における「こだいらこれだけは」というふうなあり方 +- 気付きの中で、学習面や行動について、文字をよく聞き間違える等々のチェックリスト + +があり、こういったことから気付いていき、その後巡回相談につないでいくといったことは取り組んでいる。 </MessageBubble> @@ -608,8 +623,12 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </tbody> </table> +{/* <!-- textlint-disable --> */} + <img src={require('./images/gakkou-seikatu-sien-sheet.png').default} alt="学校生活支援シート" /> +{/* <!-- textlint-enable --> */} + ###### (通常学級での対応) [特別支援教育に関わるリーフレットより](https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/025/025897.html) @@ -670,7 +689,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -アセスメントという言葉の解釈の問題もあるかもしれない。アセスメントという形ではないが、子どもたちの困り感について気付くことについては、教育委員会もそうだが、学校の中で校内研修等を通し、教員に気付きの分析コードを持(たせる)ということは取り組んでいる。 +アセスメントという言葉の、解釈の問題もあるかもしれない。アセスメントという形ではないものの、子どもたちの困り感について気付くことについては、教育委員会もそうだが、学校の中で校内研修等を通して教員に気付きの分析コードを持(たせる)ということは取り組んでいる。 </MessageBubble> @@ -701,7 +720,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -読み書きの困難さを把握するのは、特別支援教室および通級指導での指導を申し込んだ際の「就学・転学相談」における発達検査や行動観察等で行っているという答弁だった。 +読み書きの困難さを把握するのは、特別支援教室及び通級指導での指導を申し込んだ際の「就学・転学相談」における発達検査や行動観察等で行っているという答弁だった。 </MessageBubble> @@ -710,7 +729,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; つまり - 保護者が子どもに障害があることをなんとなくでも認識していて -- かつ保護者が、自分の子どもを特別支援教室や通級の指導に通わせるために申し込むことを決心した +- かつ保護者が、自分の子どもを特別支援教室や通級の指導へ通わせるために申し込むことを決心した その際に初めて検査を行い把握しているということ。 @@ -718,7 +737,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -これはひとつ必要なことだが、この方法だけでは対象者は限定的にならざるを得ない。 +これはひとつ必要なことだが、この方法だけでは、対象者は限定的にならざるを得ない。 </MessageBubble> @@ -766,7 +785,7 @@ flowchart <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -申し込みのタイミングまで待つやり方は時間的な問題も大きい。申し込みに至るまでは本人も保護者も苦しい時間を過ごす。その間に子どもが学校に行かなくなってしまうケースもある。 +申し込みのタイミングまで待つやり方は時間的な問題も大きい。申し込みに至るまでは本人も、保護者も苦しい時間を過ごす。その間に子どもが学校に行かなくなってしまうケースもある。 </MessageBubble> @@ -778,7 +797,7 @@ flowchart <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -発達検査等の知的テストを通したアセスメントという意味では、たしかにならないと考えている。ただ、気付きということに関しては、日常的にかかわっている学校現場の者が気付くことが重要。その気付きの分析コードや質を高めるということは、私ども推進していかなければならない。 +発達検査等の知的テストを通したアセスメントという意味では、たしかにならないと考えている。ただ、気付きということに関しては、日常的にかかわっている学校現場の者が、気付くことが重要。その気付きの分析コードや質を高めるということは、私ども推進していかなければならない。 </MessageBubble> @@ -792,7 +811,7 @@ flowchart <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -ひとつの提案として、小平市の国立精神・神経医療研究センターに稲垣真澄先生というディスレクシアの第一人者がいらっしゃる(注・令和元年度末で退任され、鳥取に移住されました)。発達障害の研究部長をされており、厚労省や文科省の主任研究員も務められた方。ディスレクシアを含めた学習障害のアセスメントに関し具体的な提言を行ってらっしゃる。非常にさまざまな方面で活躍されている。 +ひとつの提案として、小平市の国立精神・神経医療研究センターに稲垣真澄先生というディスレクシアの第一人者がいらっしゃる(注・令和元年度末で退任され、鳥取に移住されました)。発達障害の研究部長をされており、厚労省や文科省の主任研究員も務められた方。ディスレクシアを含めた学習障害のアセスメントに関し具体的な提言をしてらっしゃる。非常にさまざまな方面で活躍されている。 </MessageBubble> @@ -820,7 +839,7 @@ flowchart </MessageBubble> -### ④ディスレクシアの周知徹底をどうしているか? {#bold-syuchi} +### ③ディスレクシアの周知徹底をどうしているか? {#bold-syuchi} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -830,7 +849,7 @@ flowchart <MessageBubble speaker="教育長(古川 正之)" align="left"> -読み書き障害を含む発達障害や学習障害についての研修を行っている。また支援が必要な対象児童・生徒がいる学校では、ディスレクシアに特化した研修も行った例がある。 +読み書き障害を含む発達障害や学習障害について研修をしている。また支援の必要な対象児童・生徒がいる学校では、ディスレクシアに特化した研修も行った例がある。 </MessageBubble> @@ -857,19 +876,21 @@ flowchart <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -ディスレクシアに特化した研修というのは、校長先生が非常に理解のある方で1学年すべての児童・生徒に対してパワーポイントで講義をされたこと。そういう先生がいらっしゃるのは非常にすばらしいこと。1回限りの講演で終わるのはもったいない。例えばその講演を動画で残し市のホームページに公開したりパワーポイントの資料を公開したりすれば、ほかの学校でもお知らせにQRコードで印刷したりができる。 +ディスレクシアに特化した研修というのは、校長先生が非常に理解のある方で1学年すべての児童・生徒に対してパワーポイントで講義をされたこと。そういう先生がいらっしゃるのは非常にすばらしいこと。1回限りの講演で終わるのはもったいない。たとえばその講演を動画で残し市のホームページに公開したりパワーポイントの資料を公開したりすれば、ほかの学校でもお知らせにQRコードで印刷したりができる。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -研修したものはすべて記録として残し、インターネットで共有できるようにし、例えば新任の先生には必ずすき間の時間に目を通してもらう。理解度の簡単なチェックをしてもよい。それなら重複した研修で先生の時間を奪うこともない。質問するコーナーを作ってもよい。既存の市のサイトの仕組みの中でも十分対応できると考えるが、どうか。 +研修したものはすべて記録として残し、インターネットで共有できるようにし、たとえば新任の先生には必ずすき間の時間に目を通してもらう。理解度の簡単なチェックをしてもよい。それなら重複した研修で先生の時間を奪うこともない。質問するコーナーを作ってもよい。既存の市のサイトの仕組みの中でも十分対応できると考えるが、どうか。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="教育指導担当部長(国冨)" align="left"> -市内の校長のものをやるかどうかは、まだ研究は進んでいない。今、学校の校長等に示しているものとしては、独立行政法人教職員支援機構というところでやっているeラーニングのシステムがある。これはなかなかすばらしいもので、特別支援教育にかかわらず、あらゆる教育課題についての研修がある。こういったものを活用し、学校の中で教員が分析コード等を深めていくという促しはしている。こういったことをより進めていきたい。 +市内の校長のものをやるかどうかはまだ研究は進んでいない。 + +今、学校の校長等に示しているものとしては、(独)教職員支援機構というところでやっているeラーニングのシステムがある。これはなかなかすばらしいもので、特別支援教育にかかわらず、あらゆる教育課題についての研修がある。こういったものを活用し、学校の中で教員が分析コード等を深めていくという促しはしている。こういったことをより進めていきたい。 </MessageBubble> @@ -892,7 +913,7 @@ flowchart </MessageBubble> -### ⑤普段の授業における合理的配慮の現状と課題は?{#bold-gouritekihairyo-gakkou} +### ④普段の授業における合理的配慮の現状と課題は?{#bold-gouritekihairyo-gakkou} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -902,19 +923,19 @@ flowchart <MessageBubble speaker="教育長(古川 正之)" align="left"> -書くことが困難な児童・生徒には、書くスペースを大きくしたワークシートを利用したり、書く量を減らしたりするなどの配慮を行っている。 +書くことが困難な児童・生徒には、書くスペースを大きくしたワークシートを利用したり、書く量を減らしたりするなどの配慮をしている。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="教育長(古川 正之)" align="left"> -読むことが困難な児童・生徒には、プリントの文字を大きくしたり、行間を広げ、ルビを振るなど、読みやすいプリントを作成したりする工夫をしている。 +読むことが困難な児童・生徒には、プリントの文字を大きくしたり、行間を広げ、ルビを振るなど読みやすいプリントを作成したりする工夫をしている。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="教育長(古川 正之)" align="left"> -また教科書を読むことが困難な児童・生徒には、個々のニーズによりタブレット端末を用いて、音声による補助を行うなどの配慮を行う学校もある。 +また教科書を読むことが困難な児童・生徒には、個々のニーズによりタブレット端末を用いて音声による補助をするなどの配慮をする学校もある。 </MessageBubble> @@ -930,7 +951,9 @@ flowchart :::info ##### 🤝 合理的配慮とは -障害者差別解消法の第七条と第八条に規定されているもので「障害のある人が自分の権利利益を侵害しているような状況を見つけてそれを改善してくださいと求めてきたら、負担が過重にならない範囲で、行政機関はその障壁を取り除かなければならず、民間事業者はその障壁を取り除くよう努めなければならない」というものです。 +合理的配慮は障害者差別解消法の第七条と第八条に規定されています。 +障害のある人が自分の権利利益を侵害しているような状況を見つけて改善を求めたら、行政機関は負担が過重にならない範囲で、その障壁を取り除かなければならない。 +また民間事業者はその障壁を取り除くよう努めなければならない、というものです。 > [障害者差別解消法](https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=425AC0000000065) > @@ -960,7 +983,7 @@ flowchart <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -書くスペースを大きくしたりの工夫をされていることはとても大事。ただ、まだ網羅的ではない。まずすべての必要な子どもが見つかっていない。潜在数からすると270人ぐらい見つかっていない。そういう子どもたちにどういう合理的配慮が必要なのかが把握できていない。テストをどうするか、板書をノートに写すのはどうするかといった問題もある。 +書くスペースを大きくするなどの工夫をされていることはとても大事。ただ、まだ網羅的ではない。まずすべての必要な子どもが見つかっていない。潜在数からすると270人ぐらい見つかっていない。そういう子どもたちにどういう合理的配慮が必要なのか把握できていない。テストをどうするか、板書をノートに写すのはどうするかといった問題もある。 </MessageBubble> @@ -1045,7 +1068,7 @@ flowchart <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -現在見つかっている合計56人の方に関しては(デイジー教科書の有効性を確認してからだと思うが)、タブレットをすぐ支給するぐらいのことをしてほしいが、どうか。1台4万円弱程度で、最大でも200万円ぐらい。ふるさと納税の損失額に比べたらずいぶん微々たるものだと思うが。 +現在見つかっている合計56人の方に関しては(デイジー教科書の有効性を確認してからとは思うが)、タブレットをすぐ支給するぐらいのことをしてほしい。どうか。1台4万円弱程度で、最大でも200万円ぐらい。ふるさと納税の損失額に比べたらずいぶん微々たるものだと思うが。 </MessageBubble> @@ -1068,7 +1091,7 @@ flowchart </MessageBubble> -### ⑥市のサービスを利用する上での合理的配慮の現状と課題は?{#bold-gouritekihairyo-gakkou-igai} +### ⑤市のサービスを利用する上での合理的配慮の現状と課題は?{#bold-gouritekihairyo-gakkou-igai} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -1078,13 +1101,21 @@ flowchart <MessageBubble speaker="市長(小林 正則)" align="left"> -市役所や公共施設の窓口等において、障害のある方への対応の向上を図るため、小平市職員の障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応要綱に基づき、不当な差別的取り扱いの禁止や合理的配慮の提供を柱として市職員への研修を実施し、理解や啓発に努めている。 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +市役所や公共施設の窓口等において障害のある方への対応の向上を図るため、小平市職員の障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応要綱に基づき、不当な差別的取り扱いの禁止や合理的配慮の提供を柱として市職員への研修を実施し理解や啓発に努めている。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林 正則)" align="left"> -発達障害の特性には、さまざまなものがあることから、今後、研修の際に使用する資料等の見直しを行い、ディスレクシアを含めた発達障害の特性の理解を職員に啓発し、障害のある方への窓口対応がさらに向上するよう努めていく。 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +発達障害の特性にはさまざまなものがあることから、今後研修の際に使用する資料等の見直しを行い、ディスレクシアを含めた発達障害の特性の理解を職員に啓発し、障害のある方への窓口対応がさらに向上するよう努めていく。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> @@ -1099,13 +1130,13 @@ flowchart <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -市職員への研修資料も見たがディスレクシアは「学習障害」でひとくくりにされている。それでは(私もそうだったが)実感がなく、記憶に残らない。具体的な例や困難さについて生の声をしっかり提示していただき、ここでも実際にそういうお子さんがいらっしゃる保護者や本人に来ていただいて、一緒に研修資料を作成するとかそういったワーキングチームを作って進めてはどうか。 +市職員への研修資料も見たがディスレクシアは「学習障害」でひとくくりにされている。それでは(私もそうだったが)実感がなく、記憶に残らない。具体的な例や困難さについて生の声をしっかり提示し、実際にそういうお子さんがいらっしゃる保護者や本人に来ていただき、一緒に研修資料を作成する等のワーキングチームを作って進めてはどうか。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="健康福祉部長(柳瀬)" align="left"> -現在、職員向けの研修資料としてあるものについては、今お話のあったとおり、内容については、障害の特性としては、さまざまなものがある中で、ディスレクシアについてはちょっと内容が薄いということがあるのかもしれない。今後機会を捉え、内容等見直しをしていく際にはさまざまな声を聞いて見直しを行っていく。 +現在職員向けの研修資料としてあるものについては、今お話のあったとおり、内容については障害の特性としてさまざまなものがある中で、ディスレクシアについてはちょっと内容が薄いということがあるのかもしれない。今後機会を捉え、内容等見直しをしていく際にはさまざまな声を聞いて見直しを行っていく。 </MessageBubble> diff --git a/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/2-jinkou-suikei-kagaku.mdx b/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/2-jinkou-suikei-kagaku.mdx index 8caf6032..a81beb21 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/2-jinkou-suikei-kagaku.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r1d/3gatu/2-jinkou-suikei-kagaku.mdx @@ -9,7 +9,7 @@ tags: # (2)人口推計のひとり歩きを防ぐため、より科学的な提示を -<a id="kaigiroku" href="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1116&schedule_id=4&minute_id=211&is_search=true">📄会議録</a> +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1116&schedule_id=4&minute_id=211&is_search=true" dougaHref=""></KaigirokuDougaLink> ## まとめ @@ -36,7 +36,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <div id="situgi"> -### ①質問する理由{#bold-riyu} +### 質問する理由{#bold-riyu} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -46,7 +46,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -一方、人口が5年後から減少に転じ、そのまま減り続けるという推計に疑問の声もある。なぜなら今後は地方の過疎化が加速し、環境の整った都市へ移り住む人が多くなることが予想されているため、 +一方、人口が5年後から減少に転じ、そのまま減り続けるという推計に疑問の声もある。なぜなら今後は地方の過疎化が加速し、環境の整った都市へ移り住む人が多くなると予想されているため、 - 都心から適度な距離にある - 交通の便もよい @@ -66,13 +66,13 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -小平市が人口推計に用いているコーホート要因法では、5年間のデータをもとに次の5年間の数値を推計し、さらに、その推計で出た5年間の数値を次の5年間の推計で用いるとしており、将来的な数値がどこまで意味をもつのか不明。 +小平市が人口推計に用いているコーホート要因法では、5年間のデータをもとに次の5年間の数値を推計し、さらにその推計で出た5年間の数値を次の5年間の推計で用いるとしている。将来的な数値がどこまで意味をもつのか不明。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -また通常、科学的な推計を行う場合、将来的な数値はその算出に用いるパラメータの変動などから、幅(上限値、下限値等)や確率をもって示される。しかし小平市が通常提示している人口推計は、転入、転出数といったパラメータの変動が大きいにもかかわらず、1本の線で示され単純化され過ぎている。 +また通常、科学的な推計をする場合、将来的な数値はその算出に用いるパラメータの変動などから、幅(上限値、下限値等)や確率をもって示される。しかし小平市が通常提示している人口推計は、転入、転出数といったパラメータの変動が大きいにもかかわらず、1本の線で示され単純化され過ぎている。 </MessageBubble> @@ -88,7 +88,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; </MessageBubble> -### ②市の人口ピークはこれまで何度、どう修正されたか{#bold-nando-syusei} +### ①市の人口ピークはこれまで何度、どう修正されたか{#bold-nando-syusei} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> @@ -119,41 +119,49 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; ::: -### ③人口推計に幅を持たせないのは抑制的政策を進めるため?{#bold-yokusei} +### ②人口推計に幅を持たせないのは抑制的政策を進めるため?{#bold-yokusei} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -市は、変動が大きく、一定の確率内でしか予測できないはずの人口推計を、さも確定しているかのように1本の線で示し、その人口ピークと急激に人口が減少する様子を印象づけることで、抑制的な施策が進めやすいように世論を誘導しようとする意図はないか、市の見解を伺う。 +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +市は、変動が大きく一定の確率内でしか予測できないはずの人口推計を、さも確定しているかのように1本線で示し、その人口ピークと急激に人口が減少する様子を印象づけることで抑制的な施策が進めやすいよう世論を誘導する意図はないか。市の見解を伺う。 + +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林 正則)" align="left"> -昨年8月に補足版を公表したのは、近年の人口増加の動向が、前回平成27年国勢調査をもとに示した推計人口のピークを上回り、なお増加の傾向が続いていることから一定の手法に基づき新たに推計を行ったもので、世論を誘導しようとするものではない。 +昨年8月に補足版を公表したのは、近年の人口増加の動向が前回平成27年国勢調査をもとに示した推計人口のピークを上回り、なお増加の傾向が続いていることから一定の手法に基づき新たに推計したもの。世論を誘導しようとするものではない。 </MessageBubble> -### ④人口推計に幅を持たせては?{#bold-haba} +### ③人口推計に幅を持たせては?{#bold-haba} <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -複数の推計方法の結果も合わせて、少なくとも幅を持たせたより科学的に正確な人口推計情報の提示を行うことで、上記のような経済活動抑制につながる懸念を減らせると思うが。 +複数の推計方法の結果も合わせて、少なくとも幅を持たせたより科学的に正確な人口推計情報を提示することで、上記のような経済活動抑制につながる懸念を減らせると思うが。 </MessageBubble> <MessageBubble speaker="市長(小林 正則)" align="left"> -推計にあたっては、直近で観察されている出生、死亡、人口移動の状況が今後も継続すると仮定して、過去から現在に至る人口動態の傾向を将来に投影するもので、将来起こり得る社会的、経済的な変化や政策に起因する人口の動きの変化などは推計の要素として盛り込んでいない。 +推計に当たっては、直近で観察されている出生・死亡・人口移動の状況が今後も継続すると仮定し、過去から現在に至る人口動態の傾向を将来に投影するもの。将来起こり得る社会的、経済的な変化や政策に起因する人口の動きの変化などは推計の要素として盛り込んでいない。 + +{/* <!-- textlint-disable --> */} + +現時点では複数の仮定を想定して複数の結果を示していくことは考えていない。しかし令和2年国勢調査の結果を受け実施予定の次回人口推計に向けては、国立社会保障・人口問題研究所における日本の将来推計人口や、東京都における推計の手法なども参考にしながら引き続き推計のあり方を研究していく。 -現時点では複数の仮定を想定して複数の結果を示していくことは考えていないが、令和2年国勢調査の結果を受け実施する予定の次回の人口推計に向けては、国立社会保障・人口問題研究所における日本の将来推計人口や東京都における推計の手法なども参考にしながら、引き続き推計のあり方を研究していく。 +{/* <!-- textlint-enable --> */} </MessageBubble> -### ⑤外れ続ける推計に政策が依存することに見解は?{#bold-hazure-tudukeru} +### ④外れ続ける推計に政策が依存することに見解は?{#bold-hazure-tudukeru} <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -これまで国勢調査の結果が示される5年ごとのタイミングで実施してきた小平市の人口推計が2回分すべて人口ピークの予想が外れていて、毎回5年ずつ後ろにシフトし、ピークの時期も約9年から10年後ろにずれて、人数は約1万人増える。 +これまで国勢調査の結果が示される5年ごとのタイミングで実施してきた小平市の人口推計が2回分すべて人口ピークの予想が外れている。毎回5年ずつ後ろにシフトし、ピークの時期も約9年から10年後ろにずれて、人数は約1万人増える。 結局いまだピークは来ていない。さらに今回推計値と実数の乖離がずいぶん大きくなったので、国勢調査の結果が出る5年目を待たずに4年目で後ろにずらした。 @@ -169,7 +177,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; 国勢調査をもとに、これまで合計3回ということでやってきた。一定の手法に基づいてやっているということで、結果的に流入する人口が予想より多かったと、端的に言うとそういう結果として現れている。 -今後、令和2年の国勢調査をもとに推計を予定しているので、その際は、議員が言うような、より科学的なというところで、どういうことが可能なのかを今後研究していく。 +令和2年の国勢調査をもとに推計を予定しているので、その際は、議員が言うような、より科学的なというところでどういうことが可能なのかを今後研究していく。 </MessageBubble> |