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author | 安竹洋平 <61961825+yasutakeyohei@users.noreply.github.com> | 2024-01-14 00:53:26 +0900 |
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committer | 安竹洋平 <61961825+yasutakeyohei@users.noreply.github.com> | 2024-01-14 00:53:26 +0900 |
commit | 2dc5881a0a45f2c47f5f73087e0a64e0e808ff68 (patch) | |
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-rw-r--r-- | docs/ippan-situmon/r2d/12gatu/1-kodaira-first.mdx | 23 |
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diff --git a/docs/ippan-situmon/r2d/12gatu/1-kodaira-first.mdx b/docs/ippan-situmon/r2d/12gatu/1-kodaira-first.mdx index c7375f8f..c25df22e 100644 --- a/docs/ippan-situmon/r2d/12gatu/1-kodaira-first.mdx +++ b/docs/ippan-situmon/r2d/12gatu/1-kodaira-first.mdx @@ -1,6 +1,9 @@ --- first: 2020-12-28 description: 小平市議会議員 安竹洋平の令和2年度12月定例会における一般質問の1件目についてまとめています。 +tags: + - 財政 + - 経済活性化 --- # (1)小平市内の事業者でできることを第一に考えよ @@ -57,7 +60,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> -理想的には、たとえば事業計画を策定する際、総費用を見積る時、将来に渡って市内でどれだけの利益循環が見込めるかを考慮した計算することが望ましいと考える。 +理想的には、例えば事業計画を策定する際、総費用を見積る時、将来に渡って市内でどれだけの利益循環が見込めるかを考慮した計算することが望ましいと考える。 </MessageBubble> @@ -98,7 +101,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -もうひとつ重要なプレイヤーは、地方政府。これは自治体の領域内にあって、外に出ることはない。地方政府としてのたとえば小平市は、小平市内において、個人市民税、固定資産税・都市計画税、法人市民税といった税金を徴収し、また、領域外である国や都から交付金等を得る。それらを原資にすることで、市内の福祉を充実させるというのが、地方政府である小平市のひとつ重要な役割。 +もうひとつ重要なプレイヤーは、地方政府。これは自治体の領域内にあって、外に出ることはない。地方政府としての例えば小平市は、小平市内において、個人市民税、固定資産税・都市計画税、法人市民税といった税金を徴収し、また、領域外である国や都から交付金等を得る。それらを原資にすることで、市内の福祉を充実させるというのが、地方政府である小平市のひとつ重要な役割。 ![税金、行政、福祉の流れ](./images/zeikin-gyousei-fukusi.jpg) (税金や交付金によって福祉の充実を行うことが行政のひとつ重要な役割です) @@ -147,7 +150,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -また、市内事業者が強くなれば、多くの人が市内で働くことができる。たとえば子どものいる市民が領域の外に出て働く必要がなくなり、通勤時間が短縮され長時間保育の必要性が下がる。障害者や高齢者も身近な場所で働く機会が増える。朝・昼・夕食を食べ、飲み会をするのも市内になる。日常生活にかかるお金が市内に落ちる。働く場所が地域にあれば、地域のコミュニティ活動も促進される。よいことずくめだ。 +また、市内事業者が強くなれば、多くの人が市内で働くことができる。例えば子どものいる市民が領域の外に出て働く必要がなくなり、通勤時間が短縮され長時間保育の必要性が下がる。障害者や高齢者も身近な場所で働く機会が増える。朝・昼・夕食を食べ、飲み会をするのも市内になる。日常生活にかかるお金が市内に落ちる。働く場所が地域にあれば、地域のコミュニティ活動も促進される。よいことずくめだ。 </MessageBubble> @@ -195,7 +198,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; 外部の事業者に委託する際、支店が市内にある事業者であっても、本店が市外にあれば状況は同じです。なぜなら、法人住民税の法人税割の部分が、法人全体の所得を分割基準(主に従業員数)により按分した分にかかる、という方法になっているからです。 -たとえば、市内の支店に従業員が1人、本店に99人いる場合を考えてみると、市内で利益を上げ、100万円の法人住民税が発生したとしても、市に入るのはそのうち約1万円程度になります。 +例えば、市内の支店に従業員が1人、本店に99人いる場合を考えてみると、市内で利益を上げ、100万円の法人住民税が発生したとしても、市に入るのはそのうち約1万円程度になります。 ::: @@ -203,7 +206,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; (今回のキャッシュレスキャンペーンのように、ほかの自治体でもポイント分が使えるとなれば、市の税金がそれだけ外部に流れ出すこととなる) -理想的には、市内でのみ有効な流通通貨があるとよいように思う。自治体の領域外に出ていかない通貨。地域商品券はそのひとつ。もっと考え方を進め、たとえば市が行う事業の支払いの一部を市内の流通通貨にしてみるなどの社会実験をしてもよいと思う。 +理想的には、市内でのみ有効な流通通貨があるとよいように思う。自治体の領域外に出ていかない通貨。地域商品券はそのひとつ。もっと考え方を進め、例えば市が行う事業の支払いの一部を市内の流通通貨にしてみるなどの社会実験をしてもよいと思う。 </MessageBubble> @@ -246,7 +249,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -たとえば、事業計画策定の際、AプランとBプランが発想できたとする。単純な計算で、Aプランは100万円、Bプランは150万円のコストがかかるとする。特に考えなければAプランで行こうとなる。しかし市内還元分まで考えると、Aプランは20万円戻ってくる、Bプランは100万円戻ってくるとなった場合、実質的にはそれぞれは80万円50万円のコストになる。だったらBプランの方で計画を策定しましょう、そういういう風に、小さなつづらを選ぶための検討をする必要はないのか。 +例えば、事業計画策定の際、AプランとBプランが発想できたとする。単純な計算で、Aプランは100万円、Bプランは150万円のコストがかかるとする。特に考えなければAプランで行こうとなる。しかし市内還元分まで考えると、Aプランは20万円戻ってくる、Bプランは100万円戻ってくるとなった場合、実質的にはそれぞれは80万円50万円のコストになる。だったらBプランの方で計画を策定しましょう、そういういう風に、小さなつづらを選ぶための検討をする必要はないのか。 <table> <tr><th>プラン</th><th>単純費用</th><th>市内還元</th><th>実質的コスト</th><th>つづら</th></tr> @@ -283,7 +286,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; > 地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。 -これは「単に一番安いものを選べ」という意味ではありません。しかし条文解釈の問題から、職員には「一番安いものを選んでおけば大丈夫」というバイアスが働いてしまいます。この問題は、たとえば[こちらの論文](https://www.jstage.jst.go.jp/article/uhs/2019/104/2019_111/_pdf)などでも、入札に絡んだ問題として指摘されています。 +これは「単に一番安いものを選べ」という意味ではありません。しかし条文解釈の問題から、職員には「一番安いものを選んでおけば大丈夫」というバイアスが働いてしまいます。この問題は、例えば[こちらの論文](https://www.jstage.jst.go.jp/article/uhs/2019/104/2019_111/_pdf)などでも、入札に絡んだ問題として指摘されています。 私はさらに一歩進んで、「入札より前の計画策定の段階」で、「市内に還元する利益を最大化する」仕組みを作れ、という趣旨にて質問しています。入札の時点と違い、計画の時点ではブラックボックスが許されるところもあるからです。具体的にはどうするかを、給食センターの例を挙げて説明しています。 @@ -380,7 +383,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -なぜビシッと言えないのか分からないが。誰も「予算消化率、新規需要率を正確に出せる」とは思っていない。ただ、ある程度の推測はできる。たとえば次のように。 +なぜビシッと言えないのか分からないが。誰も「予算消化率、新規需要率を正確に出せる」とは思っていない。ただ、ある程度の推測はできる。例えば次のように。 - 現時点で得られるリアルタイムな情報から「予算消化率」を推定 - 昼間人口、夜間人口、小平市内の滞在割合から「小平市内での使用率」を推定 @@ -477,7 +480,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; <MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> -計画策定の段階で複数プランがでることは重要。職員の方は自分で事業をした経験がある人は少ない。事業を行い、まちで稼いでいる人たちはアイデアが豊富。たとえば、次のようなアイデアもある。 +計画策定の段階で複数プランがでることは重要。職員の方は自分で事業をした経験がある人は少ない。事業を行い、まちで稼いでいる人たちはアイデアが豊富。例えば、次のようなアイデアもある。 </MessageBubble> @@ -485,7 +488,7 @@ import Partial from './../../_partial.mdx'; > 小平駅の南口にある自転車駐車場が撤去される。その跡地に、アーケードのようなものを作り、小平駅から西友までつながるような、雨が降っても傘を差さず歩いていける屋根を作り、そこに期間限定的にでも小規模店舗を入れることで活性化していってはどうか。北口の再開発が行われることにより、南口が元気をなくしていく状況も緩和できるのではないか。 -> 小平駅の中、改札を入ったところにちょっとしたスペースがある。西武鉄道と協議し、市民の方々で、たとえばクッキーを焼くのが上手な方などが、安く試験的に出店できるような場を設ける。 +> 小平駅の中、改札を入ったところにちょっとしたスペースがある。西武鉄道と協議し、市民の方々で、例えばクッキーを焼くのが上手な方などが、安く試験的に出店できるような場を設ける。 </MessageBubble> |