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diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/1-ijime-yosan-kyohi-sityou-kyouikuchou-sekinin.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/1-ijime-yosan-kyohi-sityou-kyouikuchou-sekinin.mdx new file mode 100644 index 0000000..39b5d52 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/1-ijime-yosan-kyohi-sityou-kyouikuchou-sekinin.mdx @@ -0,0 +1,349 @@ +--- +first: 2024-11-29 +description: 令和6年度12月定例会における一般質問1件目のまとめ。いじめ重大事態調査報告書作成の予算要望を市長が拒否した問題を追及。 +title: "(1)いじめ対応の予算を拒否、市長と教育長の責任を問う" +tags: + - 一般質問 + - いじめ + - 予算編成 + - 公文書管理 +--- + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1501&schedule_id=5&minute_id=101&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=39&schedule_id=4&playlist_id=3&speaker_id=37&target_year=2024" /> + +## まとめ + +令和6年11月29日に行った2件の一般質問のうちの1件目です。 + +市教育委員会が、いじめ重大事態の調査報告書作成を第三者委員会へ委託するために本年度予算に40万円を要望していたにもかかわらず、市長がこれを承認しなかった問題を追及しました。公文書公開請求により、予算要望は市長部局の企画政策部査定の中で拒否されていたこと、また査定時の会議録が存在せず小平市公文書等の管理に関する条例違反の疑いがあることが判明しています。予算編成の透明性や市長・教育長の責任について、予算編成過程の詳細を確認しました。 + +[🏷️タグ「いじめ」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/いじめ) + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| +| ① 当初予算編成の流れを明文化したものはあるか。 | [市ホームページの図表のみ。小平市予算事務規則に一定の規定はあるが、詳細な流れは図表が最も分かりやすい。](#-当初予算編成の流れを明文化したものはあるか) | +| ② 補正予算編成も当初予算と同様の流れか。 | [限られた期間での編成だが、企画政策部によるヒアリングと査定、市長・副市長による査定の流れはおおむね同様。](#-補正予算編成の流れ) | +| ③ 査定の場に担当部職員や教育長は出席するか。 | [通常、出席していない。](#-査定の場への担当部職員や教育長の出席) | +| ④ 副市長査定の欄が空欄なのはなぜか。 | [当該資料は企画政策部としての査定結果を記載した資料であるため。](#-副市長査定欄が空欄の理由) | +| ⑤ 墨塗りの決定過程に市長や副市長は関わっているか。 | [所管課で非公開情報該当性を検討し、総務課長へ合議の上、所管課長が決裁。市長・副市長は関与しない。](#-墨塗りの決定過程) | +| ⑥ 会議録不作成は公文書管理条例違反ではないか。 | [査定事項一覧等を作成しており、条例に違反していないと認識。](#-会議録不作成は公文書管理条例違反か) | +| ⑦ 予算措置に至らないと決定した経緯は。 | [企画政策部ヒアリングで教育委員会と調整する中で課題が判明。第三者性は確保されているとの共通認識の下、予算措置に至らなかった。](#-予算措置に至らないと決定した経緯) | +| ⑧ 「総合的に考えての判断」とは何をどう考えたのか。 | [実施時期や支払方法、第三者性の確保状況などを含めて事業化の判断をした。](#-総合的に考えての判断の具体的内容) | +| ⑨ 教育長はなぜ市長部局を擁護する答弁をしたのか。 | [市長部局を擁護する意図や保身を最優先に考えたものではない。](#-教育長の答弁姿勢) | + +## 通告書 + +<embed src="/pdf/20241129-ippan-situmon-yasutake-1p.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +### 質問する理由 +#### 予算要望拒否の経緯 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +本年9月定例会の一般質問で、市教委がいじめ重大事態の調査報告書作成を第三者委員会へ委託するため、本年度予算に40万円を要望していたことを示した。この要望をなぜ市長が承認しなかったのか問うたところ、教育長は「第三者性は確保されているとの認識から予算措置に至らなかった」と答弁した。 + +予算要望の尽力には感謝している。本年6月には請願第7号が全会一致で採択されたため、予算要望時の計画を基に対応が進められていると思う。 + +一方で、市長の態度は強く糾弾されなければならない。市長には直接、被害者家族から真摯な訴えが何度もなされ、議会でも指摘され続けてきた。市教委は裏で訴えを受け止め、対応改善の予算要望をしたのに、市長はこれを承認しなかった。市長は全て市教委に任せているかのような態度と発言をしてきたため、市教委が何も対応していないように見える状況ができていた。議会で市教委職員が内情を伝えられず矢面に立たされる様子を傍観していた。信じ難く、長として失格だ。教育長もそのような市長に追随していたなら同罪だ。 + +公文書公開請求により、予算要望は市長部局の査定の中で拒否されていたことが判明した。また、査定時の会議録がなく、小平市公文書等の管理に関する条例違反の疑いもある。市長及び教育長の責任は重い。自らの進退も含めて考えていただきたく、以下質問する。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ① 当初予算編成の流れを明文化したものはあるか + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +部内での査定に副市長査定を経るなどの詳細部分も分かるような、当初予算編成の流れを明文化したものはあるか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +市ホームページに掲載している当初予算編成までの流れの図表が、実際の事務の流れを市民に分かりやすく示したものである。この図表は、政策的経費とそれ以外の経費に分けて、各課からの中期実行プラン提案事業調書や予算見積書の提出、企画政策部によるヒアリングと査定、市長・副市長による査定を行うとの流れや時期を明示しており、事務の詳細な流れを示すものである。 + +</MessageBubble> + +#### 図しかないのか + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +図しかないのか。内部では流れを明文化したものはないのか。副市長査定などを経ることはどこにも書かれていないのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="財務担当部長(相澤 良子)" align="left"> + +小平市予算事務規則に一定の記載はあるが、査定などの事務の流れが一番分かりやすく細かく書いてあるのは市ホームページの図表である。規則の中では、財務担当部長は査定の結果について副市長の調整を経て市長に報告し決定を受けなければならないと規定されている。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +その規則は一般公開されていないのではないか。予算編成過程の透明化をうたっている中で、市民の知る権利がある。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="財務担当部長(相澤 良子)" align="left"> + +小平市予算事務規則は例規集の中で公表している。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ② 補正予算編成の流れ + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +補正予算編成も当初予算編成と同様の流れをたどるのか。主な違いは。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +補正予算は限られた期間での編成作業となるので政策的経費とそれ以外の経費の区分はないが、各課が予算見積書を提出し、企画政策部によるヒアリングと査定、市長・副市長による査定を行う基本的な流れはおおむね同様である。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ③ 査定の場への担当部職員や教育長の出席 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +企画政策部及び市長、副市長による査定の場に、通常、担当部職員や教育長は出席するか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +通常、担当部職員や教育長は出席していない。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ④ 副市長査定欄が空欄の理由 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +本年度当初予算編成における査定の表で、副市長査定の欄が空欄なのはなぜか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +当該資料は、副市長との調整に当たり、企画政策部としての査定結果を記載した資料であるため。 + +</MessageBubble> + +#### 副市長査定の記録 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +副市長査定の内容はどこかに記録されているのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="財務担当部長(相澤 良子)" align="left"> + +査定に参加した職員が個人的なメモ欄として利用することはあるが、組織的な文書としての共用はない。企画政策部査定後の内容については、予算案という形で最終的に意思決定している。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +公文書管理運用ガイドラインには、メモの内容を基に別途起案がされず、意思決定の内容や経過の記録に関する重要な事項が記載されているメモは公文書として保存しなければならないとある。副市長査定のメモは公文書に該当するのではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="財務担当部長(相澤 良子)" align="left"> + +組織的な共用はしていない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +副市長の査定は意思決定の中心なのに、なぜ公文書として残らないのか。予算にのらなかった部分は意思決定ではないのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="財務担当部長(相澤 良子)" align="left"> + +予算案にのらなかったということが意思決定である。中期実行プラン査定一覧表や査定事項一覧によって意思決定に向けた跡づけは可能と捉えている。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑤ 墨塗りの決定過程 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +文書公開に向けて墨塗りはどういう過程を経て決まるか。墨塗りすると決定した過程に市長や副市長は関わっているか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +小平市情報公開条例第7条に基づき、当該公文書の所管課において非公開情報に該当するかどうかを検討し、必要に応じて関係課に協議するとともに総務部総務課長へ合議を行い、所管課長が決裁している。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑥ 会議録不作成は公文書管理条例違反か + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +予算編成の流れの中で、部長職や副市長、市長が出席することもある査定の会議録が作成されていない。意思決定の跡づけができないことも含め、小平市公文書等の管理に関する条例に違反していると考えるが、見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +意思決定に至る過程等を跡づけることが可能な文書として、予算編成に係る査定事項一覧及び中期実行プラン査定一覧表を作成しており、条例には違反していないものと認識している。 + +</MessageBubble> + +#### ヒアリングで意思決定したのではないか + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +企画政策部によるヒアリングで予算措置に至らないことが決定したと言うが、公文書で追えるか。ヒアリングの資料は一つも残っていない。公文書管理運用ガイドラインには、市としての意思決定が行われる会議については会議録の作成が必要と書いてある。ヒアリングで予算措置に至らないことを決めたのなら、それは意思決定ではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="財務担当部長(相澤 良子)" align="left"> + +ヒアリングは意思決定の場ではない。意思決定はあくまでも予算案についてが意思決定である。ヒアリングは情報共有・情報交換をする場である。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +公文書管理運用ガイドラインでは、市長をはじめ特別職を構成員に含む会議や部長級以上の職員を主たる構成員とする会議は会議録の作成が必要とある。企画政策部及び市長、副市長による査定の場はこれに該当すると思うが。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川 知樹)" align="left"> + +予算編成の過程におけるヒアリングや査定の場は、会議録を作成するべき会議には当たらないと認識している。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +公文書に残っていなければ、裁判になったときに事実として起きなかったと判断される可能性があるのではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川 知樹)" align="left"> + +一般論で即答はできない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +一番重要な意思決定がなされる場の公文書が残っていないのは異常な事態だ。言った者勝ちではないか。ヒアリングで教育長と企画政策部が話し合って取り下げたということも、実際はなかったかもしれない。検証できない。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑦ 予算措置に至らないと決定した経緯 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +9月定例会で教育長は「市長部局及び教育委員会としては第三者性が確保されているとの認識から予算措置に至らなかった」と答弁した。しかし実際は、企画政策部査定の中で市教委職員や教育長不在のまま決定したのではないか。そうでないなら具体的に示せ。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +教育委員会から予算要望があったが、企画政策部のヒアリングにおいて教育委員会と調整を行う中で整理するべき課題があることが分かった。また、小平市いじめ防止基本方針に反して拒否したのではなく、現行の方式においても対策委員会が報告書の原案を作成していることから、第三者性は確保されているとの共通認識の下、予算措置には至らなかった。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑧ 「総合的に考えての判断」の具体的内容 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +市長は10月の決算特別委員会で、予算要望を拒否した理由を「総合的に考えての判断」と答弁した。何をどう総合的に考えたのか。いじめ防止基本方針の「市は必要な財政上の措置を講じる」に反してまで拒否した理由を具体的に示せ。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +(⑦の答弁に含めて回答) + +</MessageBubble> + +#### 正直な答弁を + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +総合的な判断に至る際に、具体的にどのような要素を検討したのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川 知樹)" align="left"> + +この提案を実施するに当たって、どの時期から始めるか、どのような支払方法にするかなど、これまで第三者性は確保されているという認識も踏まえ、どのように事業化したらいいかを含めて判断した。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +そうやって正直に答えればよかったのではないか。教育長からは「第三者性は満たされている」という話しかなかった。なぜ片方の情報を言わなかったのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎 奈緒子)" align="left"> + +答弁の内容はそのときの判断としか申し上げようがない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +正直に答えればいいだけだ。総合的な判断と言われると、いじめ防止基本方針に書いてあることが絵に描いた餅になってしまう。きちんと答弁してほしい。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑨ 教育長の答弁姿勢 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +教育長は、いじめ被害を受けたこどもたちや家族のため、また裏で尽力してくれた市教委職員のためにも、正直に「訴えを受けて予算要望したが、市長部局の査定を通らなかった」と答弁するか、市長部局に答弁させるべきだった。なぜ市長部局を擁護するような答弁をしたのか。保身が最優先なら教育長として失格と考えるが、見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +9月定例会で答弁したとおり、教育委員会としても、対策委員会が作成し事務局が補佐しているものであり第三者性は確保されているとの認識から予算措置に至らなかったものと捉えている。市長部局を擁護する意図や自らの保身を最優先に考えて答弁したものではない。 + +</MessageBubble> + +</div> diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/2-kyouiku-iinkai-husei-taiou-zijyou-kinou.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/2-kyouiku-iinkai-husei-taiou-zijyou-kinou.mdx new file mode 100644 index 0000000..722167b --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/2-kyouiku-iinkai-husei-taiou-zijyou-kinou.mdx @@ -0,0 +1,252 @@ +--- +first: 2024-11-29 +description: 令和6年度12月定例会における一般質問2件目のまとめ。市教育委員会の不正対応と市組織の自浄機能の必要性を追及。 +title: "(2)教育委員会の不正対応と、市組織としての自浄機能の必要性" +tags: + - 一般質問 + - 教育委員会 + - コンプライアンス + - 自浄機能 +--- + +import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro'; +import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro'; +import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro'; + +<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1501&schedule_id=5&minute_id=101&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=39&schedule_id=4&playlist_id=3&speaker_id=37&target_year=2024" /> + +## まとめ + +令和6年11月29日に行った2件の一般質問のうちの2件目です。 + +市立花小金井小学校の教員もしくは市教委による事実の捏造が起き、それがそのまま市民へ報告された問題について、6月定例会での教育長答弁が事実に反していたことを追及しました。市民はおわびを受けておらず、担当職員の個人的判断で対応が半年間放置されていたことも判明しています。市組織の自浄機能を担保し、市民からのコンプライアンス違反の訴えに対応する自律した機関の必要性を訴えました。 + +[🏷️タグ「教育委員会」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/教育委員会) + +| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) | +|---|---| +| ① 教育長は虚偽答弁をしたのではないか。 | [おわびしたのは認識のそごについてであり、虚偽答弁の認識はない。](#-教育長は虚偽答弁をしたのではないか) | +| ② 議会答弁が事実ではなかった場合の対応は。 | [その場での訂正・取消し、後に判明した場合は状況に応じた対応を検討。](#-議会答弁が事実ではなかった場合の対応) | +| ③ 組織的対応と言えない状況への見解は。 | [対応に時間を要し申し訳ない。基本的には複数職員で組織的対応を図っている。](#-組織的対応と言えない状況への見解) | +| ④ 市教委自ら調査することは適切か。 | [当該事案を所管する部署が権限と責任の中で組織として対応すべき。](#-市教委自ら調査することの問題) | +| ⑤ 教師用指導書購入議決漏れ問題の調査方法は。 | [人事を所掌している教育委員会で調査を進めていく。](#-教師用指導書購入議決漏れ問題の調査) | +| ⑥ 自律した機関を設ける必要性は。 | [各部署で対応すべき問題であり、新たに機関を設置する考えはない。](#-自律した機関の必要性) | + +## 通告書 + +<embed src="/pdf/20241129-ippan-situmon-yasutake-2p.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" /> + +## 主な質疑 + +import Partial from './../../_partial.mdx'; + +<Partial /> + +<div id="situgi"> + +### 質問する理由 +#### 事実捏造と虚偽答弁 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +本年6月定例会の一般質問で、市教委が市民から不正の訴えを受けて昨年10月から実施している調査について質問した。不正とは、市立花小金井小学校の教員もしくは市教委による事実の捏造が起き、それがそのまま市民へ報告されたというものだ。 + +対する教育長の答弁は「認識のそごがあったことにより事実に反する報告があったと認識されている。そごを認識した後すぐにおわびしており、意図をもって事実を捏造した事実はない」「対応は組織として行っており、担当者不在をもって対応が滞ることはない」というものだった。 + +しかし、不正の訴えをした市民は、この答弁も事実に反し問題は解決していないとして、本年9月末に新たに文書により不正の訴えをした。訴えのやり取りの中で、不正への対応が終結していないことや、担当職員の個人的な判断で対応が半年間放置されていたことも判明した。 + +この事例には小平市の抱える大きな問題が複数現れている。市民だけではなく、真面目に働く職員の福祉増進のためにも、組織として自浄作用を働かせる仕組みを構築しなければならないと考え、以下質問する。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ① 教育長は虚偽答弁をしたのではないか + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +教育長は市民におわびをしたと答弁した。しかし市民はおわびを受けておらず、そもそも謝罪に当たるやり取りは一切なかった。教育長は捏造された事実に基づく虚偽答弁をしたことになるが、見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +6月定例会で答弁したのは、令和4年11月に学校のコロナ対応に関する要望を保護者からいただいたことについて、当該保護者と学校及び教育委員会の間で認識にそごがあったことを把握したため、そのことについておわびしたものであり、虚偽の答弁をしたという認識はない。 + +</MessageBubble> + +#### おわびの日時は + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +教育長答弁をもっておわびをしたという意味か。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎 奈緒子)" align="left"> + +教育長答弁をもっておわびをしたという認識ではない。当該の保護者と指導課とのやり取りの中でおわびを申し上げた。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +おわびをした日時は分かっているはずだ。市民に伝えてほしい。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ② 議会答弁が事実ではなかった場合の対応 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +議会での答弁が事実ではなかったと判明した場合、一般的に市及び市教委はどう対応するか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +その場で対応できるときは発言の訂正または取消しの手続を行うことが考えられる。後に誤りが明らかになった場合には、案件の状況に応じた対応を検討する必要がある。 + +</MessageBubble> + +#### 過去の訂正事例とルール化 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +過去にそういったことはあったか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川 知樹)" align="left"> + +過去について全て把握しているわけではないが、記憶の中ではない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +間違いが判明したらホームページに訂正文を掲載するなど、対応をルール化すべきではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="総務部長(篠宮 智己)" align="left"> + +そのようなことがあった場合、相手の方におわびすることは想定される。ただ、想定できておらず今御答弁することはできない。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ③ 組織的対応と言えない状況への見解 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +前担当職員は体調不良により調査が滞り、現担当職員へ適切な引継ぎもなされていない。現担当職員は本年4月着任後、9月末に市民から新たな訴えがあるまで対応を放置していた。誰が見ても属人的理由により対応が滞っている。教育長答弁のように組織として対応しているとは言えない状況だが、見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left"> + +基本的には、各事業を所管する部署等において複数の職員が関わるとともに、必要に応じて関係部署等に相談することで組織的な対応を図っている。しかし、御指摘の案件については対応に時間を要してしまい、大変申し訳なく存じる。 + +</MessageBubble> + +#### 答弁のそごを認める + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +組織的に対応しているなら、教育長の事実に反する答弁には至らなかったはずだ。調査中であることを正直に答弁すべきだったのではないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育部長(白倉 克彦)" align="left"> + +6月定例会の通告書の内容から読み取って答弁していたが、現在行っている調査についての内容と把握がうまく理解できていなかったため、答弁にそごが生じた。議員の今回の質問で具体的に書かれていたので、前回の答弁が食い違ってしまったことは大変申し訳ない。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ④ 市教委自ら調査することの問題 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +不正の訴えを、不正の生じている市教委自らが調査・検証し、最終的対処まで決めようとしている。しかも実際は長期間放置という不正を生じさせた本人である職員個人がその任を負わされている。これは事実捏造や虚偽答弁といった市教委のコンプライアンス姿勢に重大な欠陥があることを示す事案であり、少なくとも他の自立した部署が調査・検証を担うべきだ。現状では根本的問題が解決せず、当該職員にも余計な心理的負担を強いている。市の見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +当該事案を所管する部署がその権限と責任の中で組織として対応すべきものと考えている。 + +</MessageBubble> + +#### 職員に判断を任せている状況 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +なぜ教員の処分に至るような判断を1人の職員に任せている状況に見えるのか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎 奈緒子)" align="left"> + +教員の処分について1人の職員が判断することはない。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +いろいろ話を伺う中では、1人の職員が最終的な判断も担われているように見受けられた。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑤ 教師用指導書購入議決漏れ問題の調査 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +教師用指導書購入の議決漏れ問題についても、教育部長、教育指導担当部長の人事的な調査をコンプライアンス意識が共通する市教委自らが行っている。このやり方では根本的問題の解決に至らない。市の見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +人事を所掌している教育委員会で調査を進めていくものと認識している。 + +</MessageBubble> + +--- + +### ⑥ 自律した機関の必要性 + +<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)"> + +不正を訴えた市民は2年にわたり本件を問い合わせている。市長への手紙を含め様々な方法で訴えてきたが対応されなかった。監査事務局や内部統制の取組へ訴えても反応が鈍い。市には各部署のコンプライアンス違反を訴える先が存在しない。市民からのコンプライアンス違反の訴えを受けて真摯に対応する自律した機関を設ける必要があると考えるが、見解は。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left"> + +各部署で対応していくべき問題と考えていることから、新たに自律した機関を設置する考えはない。 + +</MessageBubble> + +#### コンプライアンス通報窓口の提案 + +<MessageBubble speaker="安竹(再質問)"> + +コンプライアンス違反もきちんと早めに対処することで、それぞれの職員も苦しい思いをしなくて済むし、市民も害を受けない。自浄作用のためのコンプライアンス違反を通報して是正に導く仕組みは、市長が言わなくても職員の発案だけで設けることができる。総務課でも何でもよいので、コンプライアンス違反の通報窓口をまず設けていただけないか。 + +</MessageBubble> + +<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川 知樹)" align="left"> + +事実関係は把握していないが、早めに対処する必要性はあると考える。ただ、第一義的には担当している権限と責任の中で当該組織が対応するべきものと考えている。 + +</MessageBubble> + +</div> diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/index.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/index.mdx new file mode 100644 index 0000000..8731426 --- /dev/null +++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/12gatu/index.mdx @@ -0,0 +1,6 @@ +--- +title: 12月定例会 +--- + +- [(1)いじめ対応の予算を拒否、市長と教育長の責任を問う](./1-ijime-yosan-kyohi-sityou-kyouikuchou-sekinin/) +- [(2)教育委員会の不正対応と、市組織としての自浄機能の必要性](./2-kyouiku-iinkai-husei-taiou-zijyou-kinou/) |
