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@@ -0,0 +1,519 @@
+---
+first: 2024-09-06
+description: 令和6年度9月定例会における一般質問1件目のまとめ。児童虐待の誤認保護・過剰保護による親子分離の問題を追及。
+title: "(1)児童虐待の誤認保護・過剰保護による親子分離を防ぐために"
+tags:
+ - 一般質問
+ - 児童虐待
+ - 児童相談所
+ - 一時保護
+---
+
+import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro';
+import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro';
+import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro';
+
+<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1488&schedule_id=5&minute_id=112&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=38&schedule_id=4&playlist_id=3&speaker_id=37&target_year=2024" />
+
+## まとめ
+
+令和6年9月6日に行った3件の一般質問のうちの1件目です。
+
+児童相談所虐待対応ダイヤルの無料化や児童虐待の周知拡大とともに虐待通報件数が増加する一方、虐待の事実がない、もしくは虐待と言えないことをもとに、ある日突然こどもが強制的に一時保護されてしまう「誤認保護・過剰保護」のケースがあります。明石市の事例(生後50日で一時保護→1年3か月分離)や大阪地裁で違法判決が出た事例などを紹介しつつ、小平市の状況や児童相談所との連携、市の認識を問いました。
+
+[🏷️タグ「児童虐待」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/児童虐待)
+
+| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) |
+|---|---|
+| ① 直近3年間の虐待種別ごとの通告・相談件数推移は。 | [身体的113→105件、心理的177→210件と増加傾向。通報経路は児相からが最多。](#-直近3年間の虐待種別ごとの通告相談件数推移) |
+| ② 心理的虐待の主な内容と直近10年間の変化は。 | [大声や脅し、無視・拒否的態度、DVの目撃など。H30年度から心理的虐待が身体的虐待を上回る。](#-心理的虐待の主な内容の傾向) |
+| ③ こどもの発言の信憑性はどう判断しているか。 | [臨床心理士等の専門資格者が対応。発達段階や生育歴を踏まえ、多角的に分析・検討。](#-発達過程にあるこどもの発言の信憑性) |
+| ④ 市・子家セン・児相の関係性は。 | [子家センは通告窓口・調査指導、児相は相談・一時保護・措置機能。市は要保護児童対策地域協議会を組織し連携。](#-市と子家セン小平児童相談所の関係性) |
+| ⑤ 児相から子家センへ送致されるケースと件数は。 | [初期調査や安全確認が適しているもの等。R3/80件、R4/104件、R5/93件。](#-児相から子家センへ送致されるケースと件数) |
+| ⑥ 小平児相の直近3年間の一時保護関連件数は。 | [管轄9市全体の委託件数で回答。新規委託107~128件、2か月超延長48~72件、入所26~40件。28条申立て・家庭復帰は公表なし。](#-小平児相の直近3年間の一時保護関連件数) |
+| ⑦ 一時保護中の学校出席と学習サポートは。 | [国が出席扱いの判断目安を示す。一時保護所に学習指導職員を配置。](#-一時保護されたこどもの学校への出席状況と学習サポート) |
+| ⑧ 一時保護解除後の不登校割合は。 | [小平児相では公表していない。](#-一時保護解除後に不登校になっているこどもの割合) |
+| ⑨ 障害等があるこどもの一時保護時のケアは。 | [児童養護施設、里親、障害児施設、病院などに委託し必要なケアを実施。](#-障害や発達上の課題があるこどもの一時保護時のケア) |
+| ⑩ 市は誤認保護・過剰保護を認識しているか。 | [児相が適切に調査の上所長が決定。市は児相が適切に対応していると認識。](#-市は誤認保護過剰保護の問題を認識しているか) |
+| ⑪ 虐待したとされる親への一時保護中のサポートは。 | [児相が定期的に面談・家庭訪問を実施。](#-虐待したとされる親への一時保護中のサポート) |
+| ⑫ 一時保護解除後の家族サポートは。 | [児相が主担当となり6か月間程度、児童福祉司が家庭訪問等で養育状況を把握。子家センも連携。](#-一時保護解除後の家族へのサポート) |
+
+## 通告書
+
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+
+## 主な質疑
+
+import Partial from './../../_partial.mdx';
+
+<Partial />
+
+<div id="situgi">
+
+### 質問する理由
+#### 誤認保護・過剰保護の問題
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+児童相談所虐待対応ダイヤルの無料化や児童虐待の周知拡大とともに、虐待通報件数が増加している。一方で、虐待の事実がない、もしくは虐待と言えないことをもとに、ある日突然こどもが強制的に一時保護されてしまう誤認保護・過剰保護のケースがある。保護された後に誤認がすぐ認められ、こどもが帰れるならまだよいが、児相の問題と絡んで、親子分離されたまま長期にわたってこどもが帰れず、法で保障された面会すらろくにさせてもらえない事例がある。SNSの広がりとともに近年報道されるようになってきている。児相については、にわかには信じられないひどい話をたくさん聞いている。東京都の小平児童相談所もその一つだ。報道は氷山の一角と感じる。
+
+児童虐待をしてはならないのは当然だ。同時に、こどもの幼少期を家族で一緒に過ごすことも至極当然のことだ。親子の意思に反して突然の分離が起きれば、親は命がけでこどもを取り戻そうとするし、子は親と離れないよう必死でしがみつく。強制的な親子分離は、共にいたいと願う親子にとって、命にも関わる心理的虐待であるとも言える。誤認保護・過剰保護は決して起きてはならないことだ。しかし、法や国の手引はなぜかこの視点が著しく欠落している。
+
+虐待を見過ごさないよう間口を広くする政策は、誤認保護・過剰保護をなくす政策とセットで進める必要がある。児相は小平市の管轄ではないが、市には子ども家庭支援センター(以下、子家セン)や各機関を通じて児童虐待の情報が集まっている。児童福祉法や児童虐待の防止等に関する法律、子ども虐待対応の手引きにも市町村の役割が明記されている。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 市町村の役割の大きさ
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+資料提示:厚生労働省「児童相談所の運営方針について」の市町村・児童相談所における相談援助活動系統図。虐待の相談・通告は児相だけでなく市町村も受けることになっている。今は市の子家センに集中しているかもしれないが、市内の一般住民や民間団体、保育所、幼稚園、学校、警察などからの通告も市町村が受ける。
+
+虐待防止のための家庭へのサポート、一時保護や施設入所中の教育も含めた支援、家庭復帰後の家庭支援も市町村の担当。市と子家セン、児相、各種機関との情報連携のために要保護児童対策地域協議会も設けられている。
+
+このように児童虐待に関しては市町村の役割もかなり大きい。本来、様々な細かい支援は密着したケアが必要なので、市区町村が全て担うべきではないかと感じるところもある。小平市は児相と密接に連携しなければならないので、小平市の一般質問ではあるが児相のことを問題なく問うことができる。
+
+ただ、児相しか把握していない情報については一般質問で問いにくいと思うが、密接に連携すべき関係性にあるので、児相しか握っていない情報があり得ないのではないか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+資料提示:東京都福祉局の東京都児童福祉審議会の資料「虐待相談の対応の流れ」。虐待通告がなされたら緊急受理会議を開き、原則48時間以内に目視確認。状況に応じて一時保護。場合によっては児相から家庭裁判所に申立てがなされて施設入所、その後に家庭復帰。
+
+これが実際の虐待ではなく誤認保護・過剰保護のケースだった場合を考えると、とても恐ろしいことになる。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 報道事例:明石市と大阪地裁
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+報道事例を2つ紹介する。
+
+**明石市の事例**:生後50日の乳児に腕の骨折があり、兵庫県の児相が虐待を疑って一時保護。児童福祉法では一時保護は2か月までだが、児相が家庭裁判所に申し立てて延長が続けられ、結局1年3か月にわたって一時保護され続けた。生後約2か月から1歳5か月になるまで母親と一緒にいることができなかった。面会は月にたった一、二回。母乳の差し入れも拒否された。その後、高等裁判所で虐待はなかったという判決が出て、やっと家に帰れることになった。明石市は非を認め慰謝料130万円を支払った。この問題を受けて令和3年に「子どものための第三者委員会」を創設している。
+
+**大阪地裁の事例(令和4年)**:母親が生後1か月の赤ちゃんを抱っこしたままコップを取ろうとしたときに誤って床に落とし、頭の両側が骨折。病院から通報を受けた大阪府の児相が「落下で同時に2か所骨折はおかしい」と虐待認定し、8か月間一時保護し続けた。家庭裁判所からはセカンドオピニオンを取るよう忠告があったが児相はそれを怠り、面会を制限し続けた。その後児相が突如申立てを取り下げ、赤ちゃんは帰れることになったが、大阪地裁は「母親に虐待を疑うべき事情は一切判明していない」として大阪府に100万円の損害賠償を命じた。
+
+まだまだこういう事例がたくさんある。報道されているのは氷山の一角だ。当事者はこどもが返してもらえなくなると思って声を上げにくい。家庭復帰後も声を上げるとまた一時保護されるかもしれない。世間の流れも虐待死を止めなければならないという中で、なかなか関心を持ってもらえない。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+資料提示:約半年間にわたって一時保護されていた女の子が、保護されている間に家族へ出した手紙。「パパ大好きだよ」「一緒にプール行きたいよ」「なんでずっとここにいなきゃいけないの」「早く帰りたいよ」「悲しいよ」と書かれている。
+
+帰りたいと泣いている子でも、国の手引を読むと帰すわけにはいかないとされている。児相で働いている人たちも通常の精神ではいられないのではないか。国の手引は児相職員にメンタル的にかなりタフな対応を求めている。児相職員がすぐ辞めてしまう問題もこれに原因があるのではないか。
+
+児童虐待の対応は国として一時保護を強化する方向だが、そういったことに全力を注ぐのではなく、家族へのサポートを手厚くするほうにエネルギーを注いだほうがいいのではないかと感じる。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+### ① 直近3年間の虐待種別ごとの通告・相談件数推移
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+直近3年間の市内での虐待種別(身体、ネグレクト、性的、心理的)ごとの通告と相談それぞれの件数推移、虐待者の年齢傾向、独り親家庭の割合、通報経路の傾向は。また、市の見解は。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+通告と相談それぞれの件数は把握していないが、通告も含めた相談件数は以下のとおり。
+
+| 虐待種別 | R3年度 | R4年度 | R5年度 |
+|---|---|---|---|
+| 身体的虐待 | 113件 | 87件 | 105件 |
+| ネグレクト | 115件 | 67件 | 61件 |
+| 性的虐待 | 3件 | 1件 | 2件 |
+| 心理的虐待 | 177件 | 162件 | 210件 |
+
+虐待者の年齢は20代から50代まで分散。独り親家庭の割合は未把握。通報経路は児童相談所からが最も多く、次に学校。
+
+**市の見解**:コロナ禍で一時増加したがR4年度以降は減少傾向。心理的虐待は増加傾向。H28年度の児童福祉法改正により児相から市に送致できることとなり、R2年度以降は児相経由の相談が増加。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 安全確認の件数
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+いただいたデータは児相の相談件数と通告も含む件数ということでいいか。市内でのということで確認させてほしい。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left">
+
+直近3年の市内で起きました虐待種別ごとの通告、相談ということで答弁した。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+このうち、安全確認に至った件数は教えていただけるか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left">
+
+安全確認の件数は把握していない。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+安全確認の数を児相に言えばもらえるような数字なのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left">
+
+個別事案になるので、個々に児相に確認してお答えできるものかどうか確認する必要がある。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+こういった重要な数値がホームページ等で公開されていない。これでは状況が把握できない。児童虐待を防ぐ施策を行っても効果検証ができない。一時保護が進んでも虐待死が減っていないという話も聞いている。一時保護が強化されると、問題を抱えている家庭もこどもが連れ去られることを恐れて相談しなかったり、医療機関にかかっても通告されてしまう。結局それで虐待死に至ることもある。
+
+児相と各自治体にトータルでどれぐらいの数、市内で通告があって安全確認になって一時保護になったかなどの数値上の解析をどこかの場でしているか。例えば要保護児童対策地域協議会等で全体を把握できる数値が示されて話合いはされているか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left">
+
+総体的には児相において解析、分析がなされるものと考えている。要保護児童対策地域協議会では個々のケースについての確認はしているが、分析等は行っていない。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+要保護児童対策地域協議会等で数値は特に示されないのか。安全確認に至った数値などは示されないということでいいか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left">
+
+協議の中での統計的な情報交換、資料の提供などは行っていない。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+分かった。そういうのは本当に問題だと思う。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+### ② 心理的虐待の主な内容の傾向
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+市内での心理的虐待の主な内容(内訳)の傾向と、直近10年間でその内訳に変化があったか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+心理的虐待は、大声や脅しなどで恐怖に陥れる、無視や拒否的な態度を取る、著しく兄弟間の差別をする、子どもがDVを目撃するなどが主な内容。平成30年度から心理的虐待の相談件数が身体的虐待の相談件数を上回り、以降、内容に大きな変化はない。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 夫婦げんか(面前DV)
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+心理的虐待の内容として、こどもの目の前で夫婦げんかをするという状況がある。こどもの目の前で夫婦げんかをしていると心理的虐待と認められることがある。「けんかするほど仲がいい」と言っていたものの、こどもの目の前でやって通報されると虐待になってしまう。しかも、こどもの目の前じゃなくても虐待として通報されて一時保護になるケースもある。
+
+実際にあるケースでは、母親とおじいちゃんがこどもから見えないところでけんかしていたら通報されて長期の一時保護になり、最終的に施設入所になった。こども自身も虐待とは思えないと言っていたが、結局施設から逃げ出して帰ることになった(小平児相の話ではない)。
+
+夫婦げんかについてはどれぐらいの件数あるか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left">
+
+市で把握しているものとしては、全体の6割程度。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+それは過剰なことがあるのではないか。確かに目の前でかなり激しいけんかをされたらだが、ささいなけんかだったら過剰ではないか。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+### ③ 発達過程にあるこどもの発言の信憑性
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+こどもは発達の過程で、幼少期には意図せずうそをつくことがあったり、学童期には意識的にうそをついたりすることがある。周囲の大人が喜ぶと思って事実と異なる発言をしてしまい、結果として家族から引き離されてしまうこともある。発達過程にあるこどもの発言の信憑性はどう判断しているか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+児相では、臨床心理士や社会福祉士などの専門資格者が対応し、発達段階や生育歴、家庭環境等を踏まえ、こどもの発した言葉だけでなくしぐさや表情からも気持ちを酌み取り、心身をケアしながら慎重に聞き取りをしている。保護者や兄弟、同居人及び保育園や学校、医療機関等に対しても調査・情報収集し、多角的な視点で分析・検討した上で判断している。
+
+</MessageBubble>
+
+#### こどもの発言と施設での状況
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+こどもが最初に一時保護されるときは、こどもが言ったことを信じてもらえる。しかし施設に入って帰りたいと言ってもすぐ帰れない状況だ。一時保護所や施設では担当者の意向に従わないと何をされるか分からないという。職員から「親はばかだ」といった発言もあり、担当者は親と敵対してしまっているから、意向に従わない発言をすると何をされるか分からないという恐怖心があると、なかなか本当のことは言えなくなる。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+### ④ 市と子家セン、小平児童相談所の関係性
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+市と市の子家セン、小平児童相談所とはどういう関係性にあるか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+子家センはこどもと家庭に関する様々な相談に対応し、虐待相談についても通告窓口となり、必要な調査及び指導等の業務を行っている。児相は児童福祉法に基づき、相談機能、一時保護機能及び措置機能を果たすことに加え、子家センをバックアップすることが求められている。市では小平市要保護児童対策地域協議会を組織し、子家センとの連携により会を運営するとともに、小平児相には委員になっていただき、その他の関係機関とも連携している。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 市の役割と児相のチェック機能
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+国の手引を読むと、市町村の役割はかなりある。虐待防止のためのサポート、一時保護されているとき、施設に入ったとき、家庭復帰したとき、それぞれで市町村の役割が定められている。それはそうだというのを確認したい。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left">
+
+市の役割としては、要保護児童対策地域協議会の中で、こどもが一時保護が解除された後のサポートなども担当しているので、役割としては広いものと認識している。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+国の手引はかなり偏った形で書いてある。児相はそういう偏った手引に基づいて運営されていて、所長の判断で親子の強制分離ができるなど権限が非常に強いのに、その行為をチェックする第三者がいない。市区町村の役割が大きいからこそ、過剰保護ではないかと意見を言える立場にあるのは市区町村しかない。ぜひ毅然とした態度で協議会等で意見を言ってもらいたい。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+### ⑤ 児相から子家センへ送致されるケースと件数
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+児相が受理した事案のうち、地域の市町村の子家センでまず対応していくことがふさわしいとされる、いわゆる児相から子家センへ送致されるのはどういうケースか。また、直近3年間の市の子家センへの送致件数は。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+子家センによる初期調査や安全確認が適しているもの、身近な地域での支援が適しているもの等が送致に該当する。直近3年間の送致件数:令和3年度80件、令和4年度104件、昨年度93件。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+### ⑥ 小平児相の直近3年間の一時保護関連件数
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+市内在住のこどもについて、小平児童相談所に限定し、直近3年間の次の件数を伺う。
+
+1. 一時保護となった件数
+2. 一時保護が解除された件数
+3. 2のうち2か月以内に一時保護解除された件数
+4. 児童福祉法第33条第5項の申立てにより2か月を超えて一時保護が延長されている件数
+5. 一時保護後、児童福祉施設等への入所となった件数
+6. 5のうち、児童福祉法第28条第1項の申立てにより入所となっている件数
+7. 入所した児童福祉施設等から家庭復帰した件数
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+小平児相に確認したところ、一時保護全体の件数は公表していないとのこと。小平児相が管轄する9市全体の児童養護施設等に一時的に保護を委託した件数で回答する。
+
+| 項目 | R2年度 | R3年度 | R4年度 |
+|---|---|---|---|
+| 新規一時保護委託 | 107件 | 159件 | 128件 |
+| 解除 | 118件 | 151件 | 136件 |
+| 2か月以内解除 | 118件 | 151件 | 64件 |
+| 2か月超延長 | 48件 | 57件 | 72件 |
+| 入所 | 26件 | 37件 | 40件 |
+
+※28条申立てによる入所件数、家庭復帰件数は小平児相では公表していない。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 件数非公表について
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+委託先しか数値をいただけないということで、それ以外は公表していない。なぜ児相にある一時保護の件数は公表していないのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left">
+
+児相において本件については公表していないという回答を受けている。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+理由は知らないが公表していない。その理由を確認する気も市としてはないということでよいか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left">
+
+その資料の主体は児相になるので、そちらの判断に従うことになる。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+これは本当に重要な情報だ。小平市の中でどれぐらい保護されていて、どれぐらい2か月以上延長されて、結局施設入所になってしまったか。施設入所になった数も公表していない、家庭復帰している数も公表していない。これは異常ではないか。児相は最終的に家庭復帰を目指す機関だと思っていたが、家庭復帰を目指す機関なら家庭復帰した数は公表しなければいけない。なぜ公表していないのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left">
+
+個々の資料に関する出す出さないの理由までは伺っていない。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+国の手引にも、東京都の児相と市区町村の両方で通告を受けたり対応していく状況で、片方に丸投げするのはやめてくださいと書いてある。今の話で状況が分かった。結局、市としても状況を把握する姿勢がないということがよく分かった。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+### ⑦ 一時保護されたこどもの学校への出席状況と学習サポート
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+一時保護されたこどもの学校への出席・欠席状況は。また、学習サポートはどうなっているか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+国において一時保護が行われているこどもについて出席扱いとして認めることができる判断の目安が示されている。校長は児相を通じて、こどもの状況に適した学習環境の整備や一定の教育指導の時間が確保されていることなどが確認できた場合に出席扱いとすることができる。一時保護所では日課に学習の時間を設け、学習指導職員を配置している。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+### ⑧ 一時保護解除後に不登校になっているこどもの割合
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+一時保護解除後に不登校になっているこどもの割合は。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+小平児相では公表していない。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 不登校の割合
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+不登校になっているこどもの割合も公表していない。なぜか。かなり多いということか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="こども家庭センター担当部長(川上)" align="left">
+
+児相では公表していないので、こちらでは分かりかねる。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+攻撃的に言えば、不登校の数は知らないが気にしないよということだ。今の答弁でかなり問題がいろいろあると感じたので、今後も質問していきたい。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+### ⑨ 障害や発達上の課題があるこどもの一時保護時のケア
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+身体障害や知的障害、発達上の課題があるこどもたちが一時保護された場合、特別なケアはされるか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+児相からは、こどもの状況に応じて児童養護施設や乳児院のほか、里親や障害児施設、病院など適切な場所に一時保護を委託し必要なケアをしていると伺っている。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+### ⑩ 市は誤認保護・過剰保護の問題を認識しているか
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+市は誤認保護・過剰保護の問題を認識しているか。また、これを防ぐための取組をしているか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+一時保護の決定に当たり、児相が児童の心身の状況や家庭環境等を適切に把握・調査した上で所長が決定しており、市としては児相が適切に対応しているものと認識している。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+### ⑪ 虐待したとされる親への一時保護中のサポート
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+虐待したとされる親へのサポートは、こどもの一時保護中にはどうなっているか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+こどもの一時保護中は、児相が定期的に面談や家庭訪問を行うなど、退所後にこどもが安全に安心して生活できるようサポートや支援をしている。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+### ⑫ 一時保護解除後の家族へのサポート
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+一時保護解除後の家族へのサポートはどうなっているか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+家庭復帰後は、児相が主担当機関として支援方針を決定し、少なくとも6か月間程度は児童福祉司の指導による家庭訪問や通所等を通じて養育状況を把握するとともに必要な支援を実施。子家センは児相の支援方針に沿い、適宜連携を図りながら対応している。
+
+</MessageBubble>
+
+</div>
diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/2-ijime-yosan-yobo-sityou-syonin.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/2-ijime-yosan-yobo-sityou-syonin.mdx
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--- /dev/null
+++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/2-ijime-yosan-yobo-sityou-syonin.mdx
@@ -0,0 +1,227 @@
+---
+first: 2024-09-06
+description: 令和6年度9月定例会における一般質問2件目のまとめ。公文書公開請求により判明した、いじめ重大事態調査報告書作成の予算要望が市長に承認されなかった問題を追及。
+title: "(2)いじめ対応改善の予算要望を市長が承認しなかったのか"
+tags:
+ - 一般質問
+ - いじめ重大事態
+ - 教育委員会
+ - 予算
+---
+
+import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro';
+import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro';
+import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro';
+
+<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1488&schedule_id=5&minute_id=112&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=38&schedule_id=4&playlist_id=3&speaker_id=37&target_year=2024" />
+
+## まとめ
+
+令和6年9月6日に行った3件の一般質問のうちの2件目です。
+
+公文書の公開請求により、市教育委員会が令和6年度予算に向けて、いじめ重大事態調査報告書の作成を対策委員会の委員へ委託するための謝礼40万円の予算要望書類を作成していたにもかかわらず、当初予算に一切計上されていなかったことが判明しました。市教委が裏では計画を立て予算要望の書類を作っていたのに、なぜそれが予算化されなかったのか。市長が問題の深刻さを理解せず、市教委が提案した改善策を握り潰したのではないかと追及しました。
+
+[🏷️タグ「いじめ重大事態」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/いじめ重大事態)
+
+| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) |
+|---|---|
+| ① 市教委は予算要望したのか。 | [本年度予算には要望済。昨年度は資料作成のみで要望に至らず。](#-予算要望の有無) |
+| ② 市長はなぜ40万円の予算要望を承認しなかったのか。 | [第三者性は確保されているとの認識から予算措置に至らず。](#-予算要望を市長が承認しなかった理由) |
+| ③ 請願第7号を市長はどう受け止めているか。 | [第三者性は確保されていると認識しつつ、請願の採択は重く受け止めている。](#-請願第7号の受け止め) |
+| ④ 請願第7号の対応進捗状況は。 | [教育委員会で対応等を検討中。予算措置等の課題整理が必要で調整中。](#-請願第7号の対応進捗状況) |
+
+## 通告書
+
+<embed src="/pdf/20240906-ippan-situmon-yasutake-2p.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" />
+
+## 主な質疑
+
+import Partial from './../../_partial.mdx';
+
+<Partial />
+
+<div id="situgi">
+
+### 質問する理由
+#### 公文書公開請求で判明した予算要望書類
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+公文書の公開請求により驚くべきことが判明した。令和6年度予算に向けて市教育委員会は、いじめ重大事態調査報告書の作成を対策委員会の委員へ委託するための計画を立て、その謝礼として40万円の予算を要望する書類を作成していた。しかし、令和6年度当初予算にはこれが一切計上されていない。次の二つの可能性が考えられる。
+
+1. 最終的に市教委が予算要望しなかった
+2. 予算要望したものの市長が承認しなかった
+
+なお令和5年度予算に向けても市教委は同内容で提案事業調書を作っていたが、反映されていない。
+
+公開された令和6年度の第1期中期実行プラン提案事業調書Aには、「いじめ重大事態調査報告書作成」という事業名で、提案事業の概要欄に調査報告に係る委員謝礼を措置するとある。事業効果の欄には「対策委員会委員が自ら作成することで透明性、公平性を示すことができる」とある。同提案事業調書Bには「報告書執筆10,000円×20ページ×2件=400,000」の事業費が示されている。歳出予算総括表(事業別)には報償費の中にいじめ重大事態調査報告書作成の項が追加され、40万円が計上されている。
+
+一方、令和5年度の同調書Aには事業名としては「いじめ重大事態の対応拡充」となっているものの、概要欄には令和6年度と全く同じ内容が書かれている。同調書Bにも「報告書執筆10,000円×20ページ×2件=400,000」と書かれているが、歳出予算総括表にはこの40万円の記載がない。
+
+</MessageBubble>
+
+#### 市長が握り潰したのではないか
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+これまで、いじめ重大事態の調査報告書を第三者に書いてもらうよう要望しても市教委は一切対応しないと考えていた。本年6月に請願第7号も全会一致で採択していただいた。しかし実は市教委は裏では計画を立て予算要望の書類を作っていた。その予算要望に対し、もし上記(2)の状況であれば市長が予算要望を拒んでいたことになる。市長は問題の深刻さを全く理解せず、市教委が矢面に立っている状況を目の当たりにしながら、市教委が提案した改善の手だてを市民に見えないところで握り潰すような非道なことをしていたのではないか。
+
+</MessageBubble>
+
+### ① 予算要望の有無
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+公開された公文書に示されたとおり市教委は予算要望したのか。それとも書類は作ったが要望しなかったのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left">
+
+本年度予算には要望を出している。昨年度予算には、要望に向けて資料を作成していたが、最終的には予算要望には至らなかった。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+#### 予算要望を公表しなかった理由
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+令和5年度提案書は書いたが結局出さなかったということで分かった。予算要望したことを市民に伝えればよかったのではないか。なぜ予算要望していたと伝えなかったのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left">
+
+まだ決定に至る前の過程の段階の話なので、答弁することは控えていた。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+予算要望はしたのに、なぜそれを言わなかったかと聞いている。予算要望自体はしたのだから「予算要望はしました」と言えばいいのではないか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left">
+
+予算要望したということも、予算が固まるまでの過程ということなので公表は控えていた。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+「予算要望はしました、まだ予算が固まる前の状況です」と素直に保護者に説明すれば「教育委員会はやってくれているんですね」という話になる。なぜそれをしなかったのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川)" align="left">
+
+一般論として、一つの物事が決まる意思決定の過程における情報については、必ずしも全てについて公表や外部に説明していることはないと認識している。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+これだけ問題になっていることで、教育委員会はずっと矢面に立っていた。裏ではちゃんと提案を作っているのに、提案を作っていると言えばいいだけだ。それでコミュニケーションは劇的に改善する。それをしない理由を考えてみると、結局教育委員会は組織のほうを向いている。組織内で何か問題になるかもしれない、財政課や市長から何か言われるかもしれないと考えているから言えないのだ。市民のほうを向いていればそういったコミュニケーションを深く取れると思う。「私たちはちゃんと提案書を作りました」と、教育部長まで判こを押しているのだから。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+### ② 予算要望を市長が承認しなかった理由
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+予算要望がなされていたとすると、市長はなぜ40万円の予算要望を承認しなかったのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left">
+
+本年度予算の予算要望は出していたが、予算編成の過程において、市長部局及び教育委員会としては、いじめ重大事態に関する調査報告書の原案については対策委員会が作成するに当たり教育委員会が補佐しているものであり第三者性については確保されているとの認識から、予算措置に至らなかった。
+
+</MessageBubble>
+
+#### なぜ予算化されなかったのか
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+予算編成の過程で市と市教委が検討して予算化しなくてもいいとなったという答弁だが、これはおかしい。市教委が提案して予算要望しているのに、なぜ予算審議の過程で「要りませんね」となったのか。教育委員会が主導して要らないとなったのか、市長部局から「やめてほしい」となったのか、確認する。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="教育指導担当部長(岡崎)" align="left">
+
+教育委員会としては、現行の方式においても第三者性は確保できていると認識していた。ただ、市議会での一般質問なども踏まえてよりよい方法を検討する中で予算要望を行った。予算要望と併せて他の自治体の状況なども調査を進めたが、現行の小平市と同様の事例が多かったことや、費用の算出の根拠や支払方法など整理すべき課題があることも分かったので、市長部局と情報共有の上、本年度の予算化は見送った。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+予算要望を出した後にそういった審議をするのか。出した後にいろいろな過程があるから取り下げるという過程がふだんあるのか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川)" align="left">
+
+予算の要望と査定の流れだが、常に事業主管課と予算の査定側が対峙しているわけではない。要望の内容や時期について、適否が決まらなくても取りあえず煮詰まっていないものについても要望を出すことは頻繁にある。ヒアリングや査定のプロセスで内容に変更を加えたり、断念したりすることがあり、その結果として取下げあるいは不採択ということもある。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+令和5年度から2年かけて検討してきている。令和6年度にそういう状況になったとしても、既に提案も出ているし検討も進んでいるのだから補正予算としても出せるはずだ。市長、予算をつけてもらえるのか。請願第7号に沿った予算をつけてもらえるか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="企画政策部長(有川)" align="left">
+
+請願が6月定例会で全会一致で採択ということがあるので重く受け止め、教育委員会でどんな方法で実現が可能か検討していると伺っている。それを受けての検討ということになる。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="安竹(再質問)">
+
+補正予算でもできると思うので、ぜひ前向きに検討してほしい。
+
+</MessageBubble>
+
+---
+
+### ③ 請願第7号の受け止め
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+本年6月に全会一致採択された請願第7号を市長はどう受け止めているか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+調査報告書の原案については対策委員会が作成するに当たり教育委員会が補佐しているもので第三者性は確保されていると認識しているが、請願が提出され採択されたことは重く受け止めている。
+
+</MessageBubble>
+
+### ④ 請願第7号の対応進捗状況
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+請願第7号の対応進捗状況と、それに対する市長の考えは。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="教育長(青木 由美子)" align="left">
+
+請願が提出され採択されたことは重く受け止めており、現在対応等について検討している。請願事項の中には予算措置等を含め課題の整理が必要な点があることから、対応方法について調整を進めている。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+提出された請願事項に対して、教育委員会において課題の整理等を行っているものと認識している。
+
+</MessageBubble>
+
+</div>
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--- /dev/null
+++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/3-gyousei-huhuku-sinsakai.mdx
@@ -0,0 +1,173 @@
+---
+first: 2024-09-06
+description: 令和6年度9月定例会における一般質問3件目のまとめ。新体制の行政不服審査会の第三者性や審査状況等について問うた。
+title: "(3)新体制の行政不服審査会と、これまでの審査状況等について"
+tags:
+ - 一般質問
+ - 行政不服審査会
+ - 情報公開
+---
+
+import MessageBubble from '@/components/MessageBubble.astro';
+import ExternalLink from '@/components/ExternalLink.astro';
+import KaigirokuDougaLink from '@/components/KaigirokuDougaLink.astro';
+
+<KaigirokuDougaLink kaigirokuHref="https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kodaira/SpMinuteView.html?council_id=1488&schedule_id=5&minute_id=112&is_search=true" dougaHref="https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=38&schedule_id=4&playlist_id=3&speaker_id=37&target_year=2024" />
+
+## まとめ
+
+令和6年9月6日に行った3件の一般質問のうちの3件目です。
+
+市の行政不服審査会の委員が本年4月に交代しました。これまで会長と副会長は市の顧問弁護士であったため利益相反で公平中立な審査ができないと指摘してきましたが、改められることになると捉えています。新委員の第三者性、審査会の開催状況、審査状況の長期化、附属機関等の委員名簿公開について問いました。
+
+> **⚠️ 注:** 本件については初回の質問・答弁のみで、再質問には至りませんでした(時間の都合によるものと思われます)。想定問答集に用意されていた質問項目については実施されませんでした。
+
+[🏷️タグ「行政不服審査会」のついた記事](https://yasutakeyohei.com/tags/行政不服審査会)
+
+| 質問 | 答弁概要(クリックで詳細) |
+|---|---|
+| ① 委員氏名と第三者性は。 | [氏名は非公表。弁護士3、行政書士1、元市職員1の5人。市との兼務はなく第三者性あり。](#-現在の行政不服審査会の委員氏名と第三者性) |
+| ② 委員の選任方法は。 | [東京弁護士会・行政書士会の推薦や見識・能力を踏まえ市長が委嘱。](#-委員の選任方法) |
+| ③ 開催タイミングと明文化の有無は。 | [諮問後、争点整理が整った段階で開催。明文化はなくH28年4月以降変更なし。](#-開催のタイミング) |
+| ④ 審議長期化の理由は。 | [審理員手続のない開示請求の争点整理に時間。口頭意見陳述や請求人の提出遅延も要因。](#-審議が長期化している理由) |
+| ⑤ 答申件数等の実績は。 | [答申8件、処分変更1件、請求全部充足0件。回答期間は最短49日〜最長1,055日。](#-答申件数等の実績) |
+| ⑥ 審査中の最長事例は。 | [審査請求から4年3か月経過。](#-現在審査中の最長事例) |
+| ⑦ 委員名簿の公表状況は。 | [各課判断に委ねているが、情報公開の観点から公表を検討中。](#-附属機関等の委員名簿の公表状況) |
+
+## 通告書
+
+<embed src="/pdf/20240906-ippan-situmon-yasutake-3p.pdf" class="tukokusyo" type="application/pdf" />
+
+## 主な質疑
+
+import Partial from './../../_partial.mdx';
+
+<Partial />
+
+<div id="situgi">
+
+### 質問する理由
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+市の行政不服審査会の委員が本年4月に交代した。これまで行政不服審査会の会長と副会長は市の顧問弁護士であったため、利益相反で公平中立な審査ができないとの趣旨で指摘してきたが、改められることになると捉えている。新委員の第三者性、行政不服審査会の状況、市の附属機関や類似機関の委員名簿の公開について問う。
+
+</MessageBubble>
+
+### ① 現在の行政不服審査会の委員氏名と第三者性
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+現在の行政不服審査会の委員氏名は。またそれぞれどういう方か。第三者性は満たされているか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+氏名については現在公表していないため答弁を差し控えるが、構成は委員5人のうち3人が弁護士、1人が行政書士、1人が元市職員。5人とも他の職務で市に関与しておらず、個別の事例に関して利害関係を有することになった場合には当該事例の調査審議に関与しないため、第三者性は満たされていると認識している。
+
+</MessageBubble>
+
+### ② 委員の選任方法
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+行政不服審査会の委員はどう選任しているか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+東京弁護士会や東京都行政書士会からの推薦のほか、法律または行政に関して有する見識や能力を踏まえ、私が委嘱している。
+
+</MessageBubble>
+
+### ③ 開催のタイミング
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+行政不服審査会は不定期に開催されるとしているが、現在、開催のタイミングはどのように決まるか。明文化されているか。また、以前はどのようなタイミングで開催していたか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+審査会に諮問された後、弁明書及び反論書による主張書面のやり取りや、証拠書類の提出などの手続により事実関係や争点が整理され、審議の準備が整った段階で開催している。開催時期に関しては明文化したものはなく、平成28年4月の行政不服審査会の発足以降、運用に変更はない。
+
+</MessageBubble>
+
+### ④ 審議が長期化している理由
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+令和5年9月定例会での答弁で「令和4年度までの5年間で諮問した審査請求は全て審議中」とあった。令和2年度に審査請求がなされて2年以上審議中であった事例もあるのではないか。審議が延びた理由は。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+事例に応じて理由は異なるが、審理員手続のない公文書の公開請求及び保有個人情報の開示請求の事例で争点整理に時間がかかる場合や、口頭意見陳述を実施した場合に調査審議期間が長くなることがある。また審査請求人の事情により反論書や証拠の提出が遅れている事例もある。
+
+</MessageBubble>
+
+### ⑤ 答申件数等の実績
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+平成25年5月以降、行政不服審査法に基づく審査請求が行われてから答申が返ったものについて、次の4点を伺う。
+
+1. 答申件数
+2. 答申を受けて処分が変わった件数
+3. 請求が全て満たされた件数
+4. 請求から回答までの日数の傾向
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+平成28年の行政不服審査法改正前の不服申立てに係るものを含めて答弁する。
+
+1. 答申を行った件数は **8件**
+2. 答申を受けて処分が変わった件数は **1件**
+3. 請求者の請求が全て満たされた件数は **0件**
+4. 最短 **49日**、最長 **1,055日**。審理員手続のない開示請求で対象文書が多い場合に期間が長くなる傾向。
+
+</MessageBubble>
+
+### ⑥ 現在審査中の最長事例
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+現在審査中で最長のものはどれぐらいの時間が過ぎているか。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+審査請求がされてから4年3か月が経過しているものがある。
+
+</MessageBubble>
+
+### ⑦ 附属機関等の委員名簿の公表状況
+
+<MessageBubble speaker="安竹(初回質問)">
+
+市の附属機関や類似機関(審議会等)の委員名簿のうち、今は積極的に公開していないものについても公開を検討していると耳に挟んだが、現在どのような状況か。
+
+</MessageBubble>
+
+<MessageBubble speaker="市長(小林 洋子)" align="left">
+
+現在、委員名簿については公表・非公表の取決めはなく、公表するかどうかは各課の判断に委ねている。しかし情報公開の総合的な推進の観点から委員名簿の公表について検討を進めており、事務上支障のあるものを事前公表の対象から外すなど一定の線引きが必要。引き続き検討を進めてまいる。
+
+</MessageBubble>
+
+<div style="margin:1rem 0;padding:1rem;background:var(--sl-color-gray-7);border-radius:8px;font-size:0.9rem">
+
+**⏱️ 時間切れにより再質問なし**
+
+本件については、2件目の質疑が長引いたため、再質問には至りませんでした。想定問答集に用意されていた質問項目は実施されていません。
+
+</div>
+
+</div>
diff --git a/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/index.mdx b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/index.mdx
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index 0000000..f1811ba
--- /dev/null
+++ b/src/content/docs/ippan-situmon/r6d/9gatu/index.mdx
@@ -0,0 +1,7 @@
+---
+title: 9月定例会
+---
+
+- [(1)児童虐待の誤認保護・過剰保護による親子分離を防ぐために](./1-gyakutaigosoku-hogosya-bunri/)
+- [(2)いじめ対応改善の予算要望を市長が承認しなかったのか](./2-ijime-yosan-yobo-sityou-syonin/)
+- [(3)新体制の行政不服審査会と、これまでの審査状況等について](./3-gyousei-huhuku-sinsakai/)